鳥川小学校日誌

2024年2月の記事一覧

6年生国語科  話し方・朗読教室

 今日2月14日(水)の3校時、6年生で「話し方・朗読教室」を実施しました。
 講師は、福島テレビの大久保薫子アナウンサーです。

 アナウンサーの仕事について紹介していただいたり、日ごろ行っている発声練習を教えていただいて一緒に実践したり。

 滑舌練習で早口言葉にチャレンジする場面では、はじめは言いにくそうにしていた子どもたちでしたが、次第に上達していました。素晴らしい!

 最後は、教室のまとめとして、「ぼく にげちゃうよ」(作: マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵: クレメント・ハード 訳: 岩田 みみ)を朗読してくださいました。

 テレビで見る本物のアナウンサーの方からの講義・演習は、子どもたちに大きな刺激となったことでしょう。
 今日のこの教室が、未来のアナウンサー誕生のきっかけになったら素敵なことですね。

      

3年生社会科 鳥川のじまん ~矢吹邸見学~

 今日2月14日(木)の2・3校時、3年生が社会科の「古い道具と昔のくらし 鳥川のじまん」の学習の一環で、学区内にある「矢吹邸」へ校外学習に行きました。
 地域の方からは「成友屋敷」とも呼ばれています。

 矢吹邸では、奥様の矢吹弘子さんと郷土史家の半沢文江さんから、矢吹家の歴史やお屋敷のつくりなどについて、くわしく教えていただき、子どもたちは、聞き取ったことや気付いたことを、熱心にメモしていきました。
 母屋が建てられたのは、明治40年ごろで、築110年余の大変貴重な建築物だそうです。国登録有形文化財に指定されています。
 これからも大事にしたい、地元“鳥川のじまん”の文化財です。
 こんなにも素晴らしい文化的な建物があることを知り、自分たちの住む郷土に対し、ますます愛着と誇りを感じたことでしょう。
 子どもたちにとって、とても貴重な学習となりました。子どもたちのために、お屋敷を公開していただき、感謝申し上げます。ありがとうございました。

        

 

1年生生活科 できるようになったこと

 今日2月13日(火)の4校時、1年生が生活科の学習で、この1年間を振り返り、1年生でできるようになったことや心に残っていることをみんなで話し合っていました。

「漢字が書けるようになった。」
「ひき算ができるようになった。」
「タブレットの操作ができるようになった。」
「鍵盤ハーモニカも弾けるよ。」などなど。

 小学校に入学してから早1年。
 あっという間の1年間でしたが、振り返ってみると、できるようになったことが、たくさんたくさんありますね。

           

 

4年生理科 すがたをかえる水

 今日2月9日(金)2校時、4年1組の子ども達が、理科「すがたをかえる水」で、水が沸騰するときに出てくるあわの正体をつきとめるという実験をしていました。

 授業の初めの予想では、あわの正体は、「空気」「水」との意見が出されました。はたして・・・?

 ビーカー内の水が沸騰しはじめると、あわがポコポコと出てきます。それをロートとビニル袋を使って集め調べます。

 子どもたちは、真剣な表情でビーカーをながめ、少しの変化も見逃しません。
 実験の様子を観察しつつ、ワークシートにも気づいたことをメモしています。

 実験の結果、ビニル袋には水がたまっていました。
 1組の子どもたちは、あわの正体をどう考えたのでしょうか?

 理科の学習の仕方がしっかりと身についてきていますね。実験も安全に、しかも友だちと協力しながらできました。

 もうすぐ、5年生です。

        

3年生算数科 三角形と角 円を使った正三角形の作図

 今日2月9日(金)の2校時、3年1組の子どもたちは、算数科「円と三角形」の学習をしていました。
 この時間は、円の中心から円周に向かって直線を引き、その線をつないで、二等辺三角形や正三角形を書き、その作図のしかたを、円の性質を用いて考え、説明しようという内容でした。

 円の中心から円周の2点に直線を引き、三角形をつくっています。(これは二等辺三角形。)
 二等辺三角形になる理由も「2本の線(辺)が半径で等しいから。」 (うんうん、これは簡単、簡単。)

 では、正三角形はどうだろう?
 二等辺三角形を書くときは、2本の適当な半径を底辺で結ぶだけで完成しましたが、正三角形では??? 

 どうする?

「正三角形ってどんな形?」
「3つの辺が同じ長さ」
「じゃあ、どことどこが同じ長さになればいいかなぁ?」
「そことそこの長さ(中心から書いた2本線が、それぞれ円周と交わった2つの点を結んだ長さ)を同じにすれば・・・」

 担任の先生とのやり取りをヒントに、子どもたちは、友だちと相談したり、定規やコンパスを当てながら自分であれこれ試したり・・・

 やがて、1本半径を書いてから、半径が円周に接した点にコンパスをさして、半径(正三角形の1辺になる)と同じ長さの点を円周上にみつけます。
 みつけた点を、さきほどコンパスをさした点と、円の中心と、線(辺)で結んで、正三角形を完成させました。

 教師がひとつひとつ手順を説明すれば、短時間にきれいな正三角形はかけるかもしれません。
 でもこの時間は、きれいにかくこと(「結果」)が目的ではなく、その作図のしかたを円の性質を用いて考え、説明することがねらい。

 子どもたちが書き上げた正三角形は、少し歪かもしれませんが、「なぜ、そう作図していいのか」を分かってかいた「正三角形」。納得感が違います。

 教師から言われたことを記憶し、それを正確に再生することも、もちろん大切ですが、 「どうして、そうになるのか?」 と問いかけ、考える力や説明する力を高める学習も大切にしています。