鳥川小学校日誌

2024年2月の記事一覧

5・6年生総合  情報モラル講座

 今日、私たちが生きる社会は、情報化社会といわれます。
 たくさんの情報があふれ、とても速いスピードで行き交っています。
 そんな世の中を生き抜くためには、「送り手は、どんな考えでこの情報を送ってきたのか、その意図を踏まえて、情報を読み解く力」や 逆に、情報を発信するときには、「どんな影響力があるのかを意識して、情報を発信できる力」など、「メディア・リテラシー」を身につけることが大事だといわれています。

 そこで今日2月2日(金)の5校時、5・6年生を対象として、「教育のための科学研究所」上席研究員の目黒朋子先生を講師にお招きし、インターネットやソーシャルメディアにどう、正しく向き合っていけばいいのか、具体的な事例を元にお話を聞く機会を設けました。

 私たちがインターネットを利用するときに陥りがちな「エコーチェンバー現象」や「フィルターバブル」「デジタル・タトゥ」のことなど、専門的な内容も、具体的な事例に基づき、わかりやすく教えていただきました。

 「『きっと私は大丈夫』なんて、油断している場合じゃない。」
 「『面白そう』なんて、軽い気持ちでクリックしたら大変なことになるかも…。」
 「個人情報、趣味・趣向、好き嫌いの傾向などなど、いつの間にか収集されちゃって、ちゃっかり企業の戦略に飲み込まれているのかも?」
 
 わかっているつもり、できているつもりになっている私たちに、「ほんとに大丈夫?」と危機感を芽生えさせ、知らずに巻き込まれてしまうかもしれないトラブルを未然に防ぐためのヒントをいただくことができました。 

 今や子どもたちも容易にスマートフォンやインターネットに触れる環境となり、便利なコミュニケーションツールとして利用しています。もう、この流れは、止められないでしょう。
 一方で、インターネットがもたらす「影」の部分は、確実に子どもたちのすぐ近くにまで迫ってきている、これもまた、否めない事実です。

 だからこそ、有効に使って、リスクを最小にするような正しい付き合い方を身につけていく必要があります。
 引き続き、家庭と学校とが連携して、子どもが正しい活用ができるように育てていきましょう。

         

4年生 給食のお盆洗いデビュー

 鳥川小学校では、毎日、給食ではお盆を使っています。
 そのお盆は、毎日、5・6年生の各クラスから1名ずつ輪番で担当した上級生が、全校生分を手分けして洗って乾かしてくれます。
「全校生のお盆を、輪番で手分けして洗って乾かすこと」これが、鳥川小学校高学年の仕事の一つです。

 学年末が近づいてきた今日2月1日(木)。
 この日は、来年度、高学年の仲間入りをする現4年生の子どもたちが、いよいよ、この仕事を引き継ぐ初日です。

 給食が終わって、各クラスからお盆が給食室に集まるころ、給食室へ行ってみると、すでにトップバッターとなった4年生が、丁寧にお盆洗いを行っていました。

 1枚ずつ、表裏をお湯を使って手洗いしています。

 これまでの4年間は、先輩たちが、自分の分を洗ってくれていました。今日からは、その分、恩返しのつもりでがんばらなくちゃ!

 みんなのため(特に、お盆洗いが上手にできない下級生のため)に、一生懸命にお盆を洗う4年生の背中が、とても頼もしく感じられました。

 4年生にも、鳥川小学校の伝統のバトンが、しっかりと引き継がれています。

3年生理科 音を出してしらべよう

 今日2月1日(木)の3校時、3年1組の教室では、理科「音を出してしらべよう」の授業に取り組んでいました。

「音が出るとき,物はふるえているのか調べよう」をめあてに、トライアングルを使って、音が出ているときの震え方について調べていました。
 お隣さんとペアになり、交代しながら音を鳴らし、トライアングルが震えているのを手で触って確認します。

「大きい音を鳴らすと、震え方はどうかな?」
「小さい音の時は?」

大きい音と小さい音の振動の違いを比較しながら、楽しく学習に取り組んでいました。

        

4年生理科 空気のあたたまり方

4年生の理科は現在、「もののあたまり方」を学習しています。
これまでの学習で、金属(固体)、水(液体)の温まり方を調べてきた4年2組の子どもたち。
 今日2月1日(木)の2校時は、空気(気体)のあたたまり方を調べます。

 多くの子どもたちが、「あたためられた空気は、上方に昇って、上から温まっていく」と予想。
 そこで、グループで手分けをしながら、暖房している部屋の低いところと高いところの温度を計測しました。

 結果、天井に近いところの温度は25℃前後で、床に近いところの温度は20℃以下と、5℃くらいの違いがあることがわかりました。

 では、あたためられた空気の動きはどうでしょう? 予想のとおり、上へと昇っていくのでしょうか?
 今日は理科の時間が1時間だったので、あたためられた空気の動き方は、実験動画で確認することに。

 空気の温度がわかる、特殊なカメラで撮影した動画を見ながら、みんなで確認しました。

「あたためられた空気は、上に上がって、上の空気が下に降りてきて・・・。」
「部屋の空気がぐるぐる回りながら・・・。」
「水とおんなじ・・・。」

 いいつぶやきが聞こえてきました。

 空気は、水と同じように、熱してあたためられた空気が上の方に動いて、上から順にあたたまり、やがて、全体があたたまる。

 まとめもしっかり書けましたね。