鳥川小学校日誌

2024年10月の記事一覧

6年生理科 水溶液を調べよう

 今日10月3日(木)は、理科のサポートティーチャーの先生がいらっしゃる日です。
 そこで、6年生の理科「水溶液を調べよう」の授業に、担任とのT・Tで参加していただきました。

 2校時は1組です。
 アンモニア水、重曹水、塩酸をうすめたもの、炭酸水、食塩水の5種類の水溶液の性質を赤と青のリトマス紙を使って調べる実験に取り組みました。
 リトマス紙の性質(酸性:青→赤 アルカリ性:赤→青 中性:変化なし)を確認した後、グループで協力して実 験を進めています。

「おっ、青くなった!」
「ん~ かわらないなぁ。」
「青が赤くなったから、酸性だね。」

 リトマス紙を使って、5つの水溶液を、酸性・中性・アルカリ性に仲間分けすることができました。
 使用するガラス棒を一回ごと、きちんと水で洗ってから、次の水溶液につけるという、正確に実験するための約束事も守れましたね。

        

 4校時は2組です。
 2組は、炭酸水に溶けているものの正体を見つける実験に取り組みました。

 子どもたちの予想は、酸素、窒素、二酸化炭素。

 では、どうすれば、それが確かめられるのか?

「酸素だったら、火が盛んに燃えるはず。」
「火が消えるのは、二酸化炭素。」
「窒素も火が消えるよ。」
「二酸化炭素だったら、石灰水が白く濁るはず。」

 どうやったら、確かめられるか分かったところで、ではさっそく、何の気体が溶けているのか調べてみましょう!

 炭酸水に溶けている気体を取り出す方法は、水上置換という方法で泡を集めます。
 このやり方も、サポートティーチャーの先生から教えていただきました。

 その後、グループで手分けしながら、集まった気体の中に石灰水を入れたり、火のついた線香を入れたりして確かめます。

 その結果、気体を入れた試験管に火のついた線香を入れるとたちまち消えました。また、同じく気体を集めた試験管に石灰水を入れると白く濁りました。

 この2つ結果から、子どもたちは、「炭酸水に溶けている気体は二酸化炭素である。」とまとめました。

 しかし・・・、本当に二酸化炭素は水に溶けるものなのでしょうか?

 そこで、ペットボトルに水と二酸化炭素をそれぞれ半分入れ、しっかりと栓をして、シェイクする実験にとりかかることに。すると・・・あら不思議、ペットボトルがペコっと凹みました。

 ペットボトルの側面がへこんだのは、二酸化炭素が、水に溶けたためだからであることが確認できました。

 今日は、サポートティーチャーの先生と一緒に実験したおかげで、いつも以上に専門的で手際よく、かつ正確に実験することができましたね。

         

第43回福島市小学校体育大会陸上競技大会

 今日10月2日(水)、夏を思わせるような日差しの下、第43回福島市小学校体育大会陸上競技大会が、誠電社WINDYスタジアム(信夫ヶ丘陸上競技場)で開催され、本校の6年生選手23名が参加しました。
 大会は、100m走、80mハードル走、持久走、走り高跳び、走り幅跳び、ソフトボール投げ、4×100mリレーの7種目で競われ、子どもたちは、「心を一つに一致団結」のスローガンのもと、それぞれの競技で自己ベストを目指して頑張りました。 
 ライトグリーンのユニフォームで、全力で競技する姿、とてもかっこよかったです。

 スタンドから、仲間のことを精一杯応援する姿にも、感動しました。
 選手には、その思いが届き、大きな力になったのではないでしょうか。

 今大会で、本校から入賞者が1名あったことに加え、多くの子どもが、自己ベストを更新できたことは、本人自身の努力はもちろんですが、仲間たちや家族の方々の応援のおかげなのではないかと思います。
 子どもたちの活躍と成長を見ることができた大会でした。
 
 「夢は、叶うかどうかは分からない。たとえ叶わなかったとしても、感謝の気持ちを忘れずにさえいれば、必ず素敵な出会いに恵まれる。」

 上の言葉は、以前、元Jリーガーの安永聡太郎さんの講演会で聞いた言葉です。

 今回、すべての子どもが入賞できた(夢が叶った、努力が報われた、自己ベスト更新した)わけではありません。
 でも、参加した全員が、自分の目標に向かって一生懸命に練習してきたことにより、自分の周りには、支え、励ましてくれる仲間や先生、家族がいることに気づいたことでしょう。

 また、「『目標』を持って取り組むことが成長に繋がること」や「スタートラインに立ったときの落ち着き具合は、『練習の質と量』に比例すること」など、経験したからこそ気づけたことがあったでしょう。
 是非子どもたちには、そういった「素晴らしい人々」や「貴重な経験」、「価値のあることがら」との「出会い」に感謝する気持ちを忘れずに、今後の学校生活を送ってほしいと思いました。

 本大会を迎えるにあたり、お子さんの体調を整え、今朝、元気に会場に送り出してくださった保護者の皆様、お忙しい中、応援に駆けつけていただいた保護者の皆様にも、感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

<入賞者>

女子100m走 第8位 菅野 琴芭さん  おめでとうございます。

                   

☆ちょっといいお話☆
 大会から戻ってきた選手たちを迎えたのは、大会に参加しなかった子どもたちから、選手たちに向けて「お疲れ様でした!」のメッセージの数々…。

 たくさんのカードが、6年生昇降口におかれたホワイトボードに飾られていました。
 選手たち、うれしかったでしょうね。きっと、疲れも吹き飛んだことでしょう。

 仲間思いの優しい6年生だなぁ。

    

2年生生活科 町たんけんにむけて

 生活科の学習で、10/4に町たんけんに出かける2年生。

 今日10月1日(火)の3校時、1組・2組それぞれの教室では、「たんけん計画書」をもとに、探検する場所やそこまでの道順、安全に気を付けて探検するためのルールやマナーなどを確認しあっていました。

 子どもたちが特に楽しみにしているのは、たんけん場所で出会う人へのインタビューです。
 グループで話し合い、「どんなこと」を「誰」がインタビューするのかを決め、インタビューの練習にも取り組んでいました。

「ここには1日、何人ぐらいお客さんが来るのですか。」
「お仕事をするとき、気を付けていることは何ですか。」
「この場所は、いつからあるのですか。」 などなど

 たとえ、ふだんよく行く場所やよく遊ぶ場所であっても、友だちとたんけんするとなると、そこは「特別な場所」になります。
 新たな発見に出会えるかもしれませんね。
 素敵な町たんけんになりそうです。
 楽しみですね。

        

 

4年生図画工作科 おもしろだんボールボックス

 今日10月1日(火)の3・4校時、4年2組の子どもたちが、図画工作科「おもしろだんボールボックス」に取り組んでいました。
 段ボールの形や特徴を生かして、生活で使える入れ物を作ります。

 段ボール箱に何を入れようか・・・
 どんな形にしようか・・・・

「中に仕切りをつけたらいいかな。」
「扉や棚、引き出しをつけてクローゼットのようにしようかな。」
「かわいらしいキャラクターをデザインしようかな。」
「折り紙やビーズで飾りつけしよう。」

 自分なりの工夫をたっぷり盛り込んだ作品を作っていました。
 素敵な小物入れができそうです。