センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

センター事業等

ルーキーズカフェ

 3月4日(土)、福島市総合教育センターの土曜開館日に、教員経験年数1~2年の先生を対象とした『ルーキーズカフェ』を開催しました。 

 

 今回は、正しい電話応対の仕方を学んだり、皆さんで黒板にシャボン玉の書き方を練習したりしました。また、フリートークをしながら、「ITO」というゲームで盛り上がりました。
 参加者の先生からは「体験的な内容だったので、具体的な場面を思い浮かべながら参加することができました。少ない人数だからこそできたことかもしれませんが、とても大切なことだと思います。」「同じ年代で教職経験も同じ程度の先生方との交流は、とても気持ちが軽くなる気がします。内容についても重く捉えすぎずに、それでもしっかりと勉強することができ、嬉しかったです。」との感想をいただきました。
 次年度は、「ルーキーズカフェ」本格的に、開店したいと思います!

タブレット活用訪問研修

 第3回タブレット活用訪問研修を各学校、各先生のニーズに応じて、授業支援、個別・グループ研修を中心に行いました。先生方はそれぞれのスキルを高め、新たな授業展開に向かってチャレンジしていました。先生方のICTを活用した授業力のさらなる向上が、必ずや児童・生徒の学びに対する興味・関心、意欲を高め、何より理解を深めさせることでしょう。「すべては、子どものために」今後も頑張ってください。今年度も1年間ありがとうございました。

  

  12月 7日 福一中  12月  9日 大笹生小  12月13日 南向台小 福三中
 12月14日 三河台小  鎌田小  12月19日 野田中  12月20日 松川小
 12月21日 杉妻小   12月23日 岳陽中    1月  6日 松陵中
   1月11日  金谷川小    1月12日 余目小     1月13日 中野小 
   1月16日 吉井田小  庭坂小    1月18日 清水小  野田小     1月19日 庭塚小
   1月20日 西根中    1月23日 清明小  福四中     1月24日 蓬莱中 
   1月30日 福三小     1月31日 大鳥中     2月  1日 立子山小 
  2月 2日 佐倉小     2月  3日 福二小     2月  6日 矢野目小 
  2月 7日 ふくしま支援     2月  8日 渡利中     2月10日 福四小    御山小
   2月13日 平田小     2月15日 下川崎小     2月16日 信夫中
   2月20日 笹谷小    2月21日 吾妻中    2月22日 鳥川小
   2月24日 蓬莱東小    2月27日 佐原小  月輪小    3月  3日 平石小
   3月  6日 森合小        

   ※44校(小31校、中12校、特支1)

【感想】

 ・MetaMoJiについて一対一で丁寧に教えていただいてよく分かりました。基本が分かっていない私でも授業で使える教材を用意してくださり、具体的な活用方法がよく分かりました。今日教えていただいたレイヤーをさっそく使いたいと思います。 

・新しい機能を覚えたのでぜひ使いたい。宿題などにアンケートをつけると、その子がどんな風に解いたかなどにも使えそうです。レイヤーを上手に使いながら、考えを共有したりノートを作り上げたりしたいと思う。MetaMoJiのよさを生かしながら作品作りをしていきたい。

・MetaMoJiとデジタル教科書を併用することの便利さ効率の良さが分かりました。

・FCSアカウントについてよく分かりました。MetaMoJiとの違いやGoogle Workspace for Educationの良さが分かってきました。ありがとうございました。授業での活用の仕方を考えて、取り組んでいきたいと思います。

・Googleでできることが分かった。基本的な操作が分かったので使っていこうと思う。Googleのよさをどこで生かせるか、いろいろと試していくことで、使い方を覚えていきたい。

 ・Qubenaについて、出来ることを中心に具体的にお話ししてくださったので、どんなふうに活用できるか良く分かりました。

 ・授業や日々の連絡等で使っている中で、よく分からずにいたことや新しい活用方法などが分かりました。ICTを活用することで、授業への興味等は増すが、内容の深まり等、紙媒体、手書きの方が効果が大きい面もあり、どうすればよいか考えていきたいです。

・次々とチャレンジしたいが、実践できない。研修時間が欲しい。

・このような訪問研修をこれからも受けたい。基本の基本がまだまだ理解し使いこなせないので研修を続けたい。ただ一人では、思い出せない。(習ったことが。)

・管理職の立場で、会議等でのICT活用も考えていきたい。(本校教務主任は、会議でのICT活用をすでに行っている。)

・単学級のため、どの単元でICTが活用できるか具体的な活用の場面について、他学年の先生方としか情報交換ができない。同学年の先生同士の活用のアイディアを共有できる機会があればありがたい。

・分からない時に、すぐ聞けるシステムがあるとありがたい。子供たちに教えた方が、自分が理解するより早いので、センターの指導員の方を授業の派遣申請をしても良いのでしょうか。よろしくお願いします。

・MetaMoJi、Qubena、FCSと、いろいろなものが次々と入ってきて、先生方は大変なのではないかと思います。ICTを家庭学習等にの課題にも活用する機会が多くなり、充電不足になることがあります。

・使用しているアプリが自治体によって異なる(GoogleやMetaMoJiなど)ので、活用方法を理解しても、異動により使えなくなってしまう可能性があるのが気になります。

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市立渡利中学校)

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市立渡利中学校)

 11月4日(金)に初任者研修 市内研修 他校種参観研修(小学校教諭)として、初任者(小学校教諭)32名が、福島市教育委員会研究委託校(福島市立渡利中学校)の公開に参加しました。


***************** 研修者の感想***************


○中学校の授業を参観するのは初めての経験であった。授業の進め方は、小学校と同じであったが、小学校の授業が、その後の中学校での授業の基礎になるものであるため、小学校の段階から授業の流れや自力解決の仕方、友達との交流や共有の仕方を確実に抑えておく必要があると気付くことができた。また、根拠をもちながら説明、答えを出すことが当たり前になるため、発達段階に合わせながらポイントをおさえて説明するなど明日の授業から少しずつ実践していきたいと思った。今回、中学校の授業を参観したことで、小学校段階の学びとのつながりに改めて気付くことができた。

○今回の研修を通して、小学校と中学校が連携することの重要性を学ぶことができた。同じ中学校区で義務教育9年間を見通した指導体制が求められると感じた。地域では何が問題になっているのか、何に力を入れて指導していく必要があるのかを小学校と中学校の教員が一緒に話し合っていく必要がある。また、教科の指導においても小学校で何を身に付けさせなければならないのか、小学校での学習を中学校ではどのように生かすのかを把握しておく必要があると感じた。

○ICT活用には、学習の効率化や情報活用能力の向上など、様々なメリットがあると感じた。しかし、ICTの活用ばかりに目が向き、その活用場面を詰め込みすぎると、肝心のねらいが達成できないことがある。ICTの活用場面を精選することで、生徒が授業の中で自然にICTを活用し、よりよいものにしていくことが大切であると思った。タブレット等を活用することで、意見交換を行う協働学習や生徒の理解度に合わせた個別学習が可能となるので、上手に組み合わせていきたい。

タブレット活用訪問研修

第2回タブレット活用訪問研修を行いました。

 

 

 8月25日 松川小    渡利中  8月26日 三河台小  佐原小   8月29日 西根中
 8月31日 渡利小    飯野小  9月  1日 平野小  9月  2日 水原小  平石小   
 9月  9日 清水小    矢野目小   9月12日 蓬莱東小  庭坂小  9月13日 平野中
 9月14日 御山小    福四中  9月15日 瀬上小  9月20日 福一小    余目小
 9月26日 金谷川小 9月28日 吉井田小 10月  3日 吾妻中   
10月  7日 杉妻小    鎌田小    10月14日 湯野小 10月17日 笹谷小 
10月19日 水保小    福三中  10月21日 庭塚小 10月24日 森合小
10月25日 大森小 10月26日 下川埼小 10月31日 福二小    岡山小
11月  2日 北沢又小 清水中     11月  4日 福四中  信陵中 11月  8日 荒井小
11月  9日 岳陽中 11月10日 清明小    立子山小 11月11日 蓬莱中
11月14日 月輪小    鳥川小 11月16日 野田小    佐倉小 11月24日 ふくしま支援
 11月25日 平田小   11月29日 松陵中    

  ※51校(小38校、中12校、特支1校)

【感想】

◇WebexとMetaMoJiを両方使うことは今後たくさんあると思いますので、今日学んだことを生かしていきたいと思います。ありがとうございました。                                                                      ◇ICTの活用が苦手な先生には個別に指導していただくのが一番だと思いました。操作しながら教えていただけて助かりました。                                                                 ◇生徒がタッチペンで細かい字が書けない。(数学では数式などを文字入力ではできないため、「書く」を使用する。)i ペンシルなど使用できるようになれば、通常のノートのように生徒も書けると思います。                           ◇定期的にこのような研修があるとタブレットを更に活用すると思うので、また開催してください。             ◇生徒からのアンケートなどで集めたデータをどう分析し、評価へつなげるかが今の困っている部分です。ICTを活用すればするほど、沢山のデータが集まるので、その効果的な活用が課題です。                                         ◇具体的な場面を想定して体験することができ、イメージがとても膨らみました。今後、いろいろ試して還元していきたいと思います。                                                               ◇Webexのアンケート機能よりMetaMoJiのアンケート機能のほうが使いやすいと感じました。早速、活用したいです。                                                                                       ◇レイヤーの意味が少し分かった。FCSポータルサイトがもう少し使えるようになれば、白パソからデータを家に持ち出さなくとも仕事ができるのがいいなと思った。アカウントは持っているので、開いてみたい。                      ◇コース別で研修していただけたことで、自分の知りたいことを知ることができる研修となりました。短い時間設定だったのですが、大変学びになったと思います。ありがとうございました。                                    ◇「ICTでこんなことができたらいいのに」と思った時、すぐに聞けるところがあるといいと思う。大きい学校では得意な方がいれば聞けるが、小規模学校では難しいです。                                                                                                                       ◇仮想教育委員会学校のサイトに、各学年、各教科の授業ノートのデータをできるだけ多く、ダウンロードできるようにしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

初任者研修 市内研修 授業研修②

初任者研修 市内研修 授業研修②

 10月26日(水)に福島市立吉井田小学校において、初任者研修 市内研修 授業研修②(小学校教諭)が行われました。講話や授業参観、協議を通して、初任者は、授業を行う上での悩みや疑問に向き合うことができたようです。校長先生より、「学校は、なりたい自分になるための貯金をするところ」という話があり、研修者は改めて、学校教育の在り方を捉えなおしていました。

*********************** 研修者の感想***********************


○授業を参観させていただき、子どもたちの書く力がとてもついていると思った。それは、これまでの授業で学習訓練や個別支援があったからだと学んだ。特に、書けない子に対していくつかの選択肢を与え、理由を考えさせるという支援が参考になった。また「聴写」の訓練も必要だと学び、次の日に実践してみた。めあてを書く際に、見て書くのに時間がかかる子がすぐに書いていて、支援になる方法だと学んだ。

○校長の講話から、今自分が就いている教員という仕事は、各家庭から、大切な子どもの命を預かっているのだということを再確認した。「空振りは許されるが、見逃しは許されない」という言葉を心に置きながら、児童の変化を見逃さず、対応を怠らないようにしたい。教師として、児童の可能性や才能を見つけて育てることができるよう「気付く感性」を大切にして児童と関わっていきたいと思う。

○自分たちが実践している指導方法や、課題についてのグループ協議では、同じような悩みを抱えていることや、参考にしてみたい実践があり、多様な視点から考えることができた。特に、ICTについては、ただ使えばいいというわけではなく、どの場面で活用したら効果的なのかを考えながら使う必要があると感じた。

初任者研修・新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修


初任者研修・新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修


 11月16日(水)に初任者研修 新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修が福島市立ふくしま支援学校で行われました。研修者は、この研修を通じて小学校低学年の段階から、将来の進学、社会的自立を目指して指導計画を立てていくことの大切さやどの学校においても子どもたちにわかりやすく「伝わる」ように話していく大切さを学んでいました.。

 

***************** 研修者の感想****************


○普段見ることができない、特別支援学校の授業や教室環境について多くの発見があった。中学部や高等部の授業で、子どもたちが真剣に作業に取り組んでいたり、教師の言葉かけを受けて自分で作業を進めたりしている姿を見て、日頃から将来を見据えた授業をしていることを知ることができた。また、どの先生も穏やかにゆっくりと子どもに伝わる言葉で話していた。今回の参観で、先生方の子どもへの関わりの中に多くの学びがあると実感した。今後、子どもの進級後の姿をイメージしながら授業を行ったり、周りの先生方の言葉かけを観察したりすることを意識し、さらに子どもに寄り添った指導・支援を実現して行きたい。

○就労に向けて、小学部の時から、身辺処理や身支度などを意識させることが大切だと分かった。特別支援学校だけではなく、小学校でも社会生活に向けて、子どもたちが困ることのないように、教師が先を見据えて指導していくことが大切だと学んだ。
 
○「特別支援教育は、特別な教育ではない」という言葉が印象に残った。「一人一人と じっくり関わる」「実態把握」「良さを伸ばす」などのキーワードが話の中にあったが、これらが大切であることは特別支援教育に限られた話ではないと強く感じた。今の学級でも、一人一人に応じた丁寧な教育をしたい。また特別支援教育について、支援学級の 先生方や教育書から積極的に学んでいきたい。

初任者研修 市内研修 授業研修② (福島市立野田中学校)

初任者研修 市内研修 授業研修② (福島市立野田中学校)
 

11月1日(火)に初任者研修 市内研修 授業研修②(中学校教諭)が福島市立野田中学校にて行われました。 

 

【 研修者の感想】


○ 職能発達上の変化は経験3年目までに生起する。そのためにはスタートダッシュが重要なので、自分の授 業を撮影し、自分で振り返ってみる。研究授業のたびにビデオを残したり、本をたくさん読んだり、先生方の優れているところを吸収したりする。目指す授業像は、「優れた教師の周到に準備された授業」である。
高澤校長先生の講話を聴き、自身の日々の授業に対する思いや準備は、まだまだ伸びしろがあると感じた。先生がおすすめしていた、大村はま先生の教育書を早速読み始めたので、学ぶのが楽しみである。

○ 授業参観をして、考えを共有する際のメタモジの活用方法が効率的で、学びの蓄積にもつながるよい方法だと感じた。自分の授業でも実践してみたい。また、一人も取り残さない「わかる」授業を行うために様々な手立てがあり、生徒も意欲的に授業に取り組んでいると感じた。

○ 数学は、自分の担当教科の社会とは縁遠いものだと思っていた。しかし、工藤先生の授業を参観させていただき、その認識は間違っていたと分かった。ICT機器と板書の使い分けが勉強になった。こちらに注目させたい時にICTを機器を使い、生徒にじっくりと考えさせたい時には板書を使っていた。また、誰一人おいていかない授業の展開を行っており、支援が必要な生徒に対する丁寧なフォローなど、勉強になることばかりだった。工藤先生が机間指導の際に活用していた座席表も、生徒の様子を把握するために有効であり、すぐにでもまねをしようと思った。

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市松川小学校 福島市野田小学校)

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市松川小学校 福島市野田小学校)

 10月28日(金)に初任者研修 市内研修 他校種参観研修(中学校教諭)として、初任者(中学校教諭)6名が、福島市教育委員会研究委託校(福島市立松川小学校 福島市立野田小学校)の公開に参加しました。


        ***************** 研修者の感想***************


【 福島市立松川小学校 参加者】
〇ICTの活用については、葛藤など目に見えないものを可視化する手段として効果的である。しかしICTはすぐに表示できるが、すぐに消えてしまう。その面では構造的な板書をつくることは難しい。このようなデジタルとアナログのよさを理解することが大切だと学んだ。


〇ICTの活用は手段であって、目的になってはならない。授業のねらいを達成するために、ICTの活用が効果的かどうかは使って見ないと分からないので積極的に挑戦したい。また、効果的なICTの活用方法を探るために、教員同士の研修意識が重要である。


【 福島市立野田小学校 参加者】
〇現在、クラスの3分の1(もしくは半分)の小学生が教科書を読めていないまたは理解していないという話がとても衝撃的だった。教師がこの事実をしっかりと受け止め、誰一人取り残すことのない授業を考えていくことが大切だと思った。そのためには、RS(リーディングスキル)を意識した授業を日々行い、曖昧な言葉で表現するのではなく、子供に伝わる適切な言葉を精選して授業を進めていきたい。


〇 授業の中で取り組まれていた「聴写」について、「聴写」を行うと聴く態度の育成にもつながるということだった。私の授業では「聞く」が主となってしまっているように思う。子供たちが「聴く」態度を身に付けられるようにできることから取り組んでいきたい。意味調べについて、「生活経験がなく知らないものは理解できない。」というお話を聞き、まさにそのとおりだと思った。担当する英語の授業でも、生徒が意味を理解していない単語や表現の内容は理解が難しいように感じる。親密度の低い言葉や理解度の低い言葉について確認しながら授業を行っていく必要があると学んだ。

初任者研修 市内研修 小規模校研修

10月7日(金)に福島市立佐原小学校において、初任者研修 市内研修 小規模校研修が行われました。

          

       ***************** 研修者の感想***************


〇「授業を行う上での現状と課題」の演習では、自分のできていることと、今後の課題についてあげることができた。図式化 したことで、教材研究の大切さを改めて実感し、今後の教材研究をより徹底していきたいと思った。また、他の班のシートを見て、活動の明確化や興味関心をもたせるための工夫など参考になる意見を見つけることができた。


〇小規模校の特性を生かし、縦割り班や異学年での活動で交流を深めている。同一学級に2学年の児童がいるので、上の学年が下の学年の面倒を見たり、お手本になっていたりと自然と自分の役割が学校生活の中で身に付いていると感じた。学年別指導では、各学年の学習過程を「直接指導」「間接指導」を組み合わせ、ずらして学習を進めていくことを知った。「間接指導」における学習の進め方を充実させることが、主体的に学ぶことへもつながっていると感じた。


〇複式学級の授業を初めて参観させていただき、2つの学級の学習指導を同時に行うことの難しさを学ぶことができた。学習リーダーが教師の役割を代わりに行いながら、子供たちがめあてやまとめを自分たちで考え、学習を進めていた。主体的に学習に取り組む姿がとても立派であり、自分のクラスの子供たちにも自分で考える力を身に付けさせたいと思った。

 

 

研修主任研修会②

11月18日に第2回研修主任研修会を行いました。教育研修課が主催する調査研究事業「読解力の向上に関する調査研究」の協力員である先生方を中心に、「読解力を意識した授業改善」について模擬授業を交えながら紹介していただきました。オンラインによる開催でしたが、講師の問いかけについて考えたり答えたりしていただく場面もあり、参加者の先生方には子どもの立場で授業を体感していただくこともできました。

参加者の感想

◇国語科の要約の授業を通して、子どもが何をどうすればよいのかを理解するために、焦点化を図った発問をすることが大切であるということがわかりました。これまで「大切だと思うところに線を引きましょう。」という言葉を多用していたことを振り返り、子どもたちに対して不親切だったと反省しました。
◇文の構造を明らかにしていくことで、内容理解が深まったり、算数の立式にスムーズにつなげられたりすることは、子どもたちの「わかった」という学ぶ喜びにもつながると思いました。授業の中で、意識して子どもたちに問いかけていきたいと思います。
◇歴史の教科書の内容が思った以上に難解で驚きました。教師が内容をかみ砕いてわかりやすく教えるのではなく、場面によっては音読をさせ、内容を箇条書きさせるなどして、子ども自身に読み取らせるということを意識することが大切だと感じました。また、図や表、グラフ等と関連させることで、教科書の内容をより深く理解することができるということを体感することができました。
◇理科の説明の中にあった「直接体験+RSの視点で教科書を読む→科学的な概念」という部分に大変納得できました。子どもたちに、教科書を丁寧に読む時間をつくっていなかったことが、今の自分の授業に足りないものであるということを実感しました。