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初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修

〇 4月27日開催 初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が開催されました。 

 4月27日(水)初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が行われました。本年度市内の小・中・特別支援学校に着任した初任者・新規採用養護教諭39名の研修の始まりです。
 午前中は、教育長講話と教育研修課長講義を行いました。先生方も、緊張気味ではありましたが、自己紹介で「生徒とともに育っていきたい」と教職に対する熱い思いを語る姿がたいへん印象的でした。
午後からは、福島で教育をするものとして「福島ファン」になっていただきたいと考え、初任地である福島市について知り、地域学習に生かせるよう、福島市内施設・観光名所の紹介を行いました。多方面で活躍する7名の皆様に福島の魅力について新任の先生方にご紹介いただきました。

ご協力いただいた皆様
○ 安斎果樹園         安斎忠作 様
○ 土湯温泉観光協会      池田和也 様
  こけし工人        阿部国敏 様
○ 高湯温泉観光協会      永山博昭 様
○ ふくしま花案内人    菅野紀子 様
○ 工房 おりをり     鈴木美佐子 様
○ NPO法人0073   永井康統 様
○ 浄土平ビジターセンター 西村真一 様

 受講者の感想
○養蚕の仕方や絹織物のよさを知識としてだけでなく、実際に真綿に触れることで品質の上質さや丈夫さなどを学ぶことができた。また、福島県の地域循環型の養蚕のあり方についても面白く、当時の福島市が潤沢で先進的な地域であったことは古関裕而の生きた時代背景と重なると感じた。このことから、地域学習や児童の身近な生活の中で農業やもの作り、または、歴史や文化など関連性があり、そこに気づかせることの重要性を感じた。

○福島がこのように恵まれた環境・土地であるこということを子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。また、土湯や高湯などの観光地、花見山や浄土平などの自然、こけしや繭などの伝統的なものと、多くの素晴らしいものが福島市にはあるということを忘れてはならないと強く感じました。話を聞く中で、「歴史を大切にするところには未来があり、未来があるところには歴史がある。」という言葉がありました。どんなものにも必ずある歴史を、教員として子どもたちに伝えて行くことで未来に残していくことができると考えます。福島の魅力を私自身がもっと知り、自分の言葉で教えてあげたいです。

特別支援教育実践講座

 

 特別支援教育実践講座「子どもの問題行動への対応」長澤正樹先生の講演会を行いました。 

 5月26日(木)こむこむ館わいわいホールにおいて、新潟大学教職大学院教授・長澤正樹先生をお招きし、特別支援教育実践講座を実施しました。

 今年度は、「子どもの問題行動への対応」という演題で講演いただきました。ユニバーサルプログラムによる学級経営や、子どもが教師と一緒に話し合って決めた約束を子ども自らがチェックするセルフモニタリング、応用行動分析による問題行動への介入など様々な方法を紹介いただくとともに、問題行動分析ツールを活用しての個別の行動支援計画の作成の仕方など参加者体験型で教えていただきました。参加者からは、「自分自身の指導・支援について振り返ると共に、教えていただいたことを今後取り組んでみようと思った研修だった。」など、自分の実践に参考にしたいとの感想が聞かれました。

 講演後の質疑応答では、保護者との連携についてもお話しいただきました。

 長澤先生の実践的な講演は、参加者の課題解決に向けての方向性につながったようです。

 

 

道徳科授業力向上講座

道徳科授業力向上講座「『深い学び』のある道徳科の授業づくり」 

   5月27日に秋田公立美術大学 副学長の毛内嘉威氏をお招きして、道徳科授業力向上講座を行いました。講演では、たくさんの教材に触れながら、中心発問について考える演習も取り入れていただきました。演習を通して「教師が指導の明確な意図をもつこと」が子どもの深い学びにつながることを再確認することができました。演習でお互いの考えを交流したり、毛内先生に多くの発問例を紹介していただいたりしたことで、参加された先生方の授業づくりに対する意欲が高まりました。

参加者の感想

◇教材とじっくり向き合い、子ども達が生き生きと考えを伝え合い、深めることができるような中心発問を設定し、授業構想を工夫したいと思います。毛内先生の話をうかがって、授業に対して前向きな気持ちになりました。

◇何を理解させ、何を考えさせるのかを明確にすることの大切さを改めて考えることができ、とても充実した時間となりました。同じ教材であっても、ねらいとする内容項目を何にするかで、考えさせることが全く別のことになるので、教師が指導の明確な意図をもつことが大切だと思いました。

◇演習を通して、ねらいを明確にもって教材研究や授業をすることの大切さを実感することができました。教材文に引っ張られてしまうのではなく、まずはねらいを明確にして、子どもが45分間、そしてその後も考え続けることができる発問を練りたいです。あっという間の充実した2時間でした。

 

 

教育課題講座①

教育課題講座①「確かな学力の育成」澤井陽介先生講演会を行いました。

 5月20日(金)本年度最初の教育課題講座は、大妻女子大学教授(前・文部科学省視学官)澤井 陽介先生をお招きし、こむこむ館わいわいホールにて実施しました。

各地でご講演をされている澤井先生ならではの、今まさに多くの現場の先生方が直面している迷いや悩みに具体的な方向性を示してくださるご講話をいただき、参加者からは、「学習指導要領完全実施も2年目を迎え、授業を変えなくては、と日々悩んでいる私たちの中に光が射してくるようなお話だった。」「子どもたちが、課題意識・目的意識をもって、自分の問いとして解決していく授業を考えていくことが重要だとわかった。」「ICTを活用することで、子どもの考えが見える化でき、協働的な学びにつながることがわかった。」などの感想が聞かれました。

 講演後の質疑でも、多くの受講者が挙手して発言する場面が見られ、それぞれにアドバイスをいただきました。澤井先生のテンポのよい話に引き込まれ、あっという間の2時間となりました。

令和4年度 第1回タブレット活用訪問研修

 令和4年度タブレット活用訪問(第1回)が、タブレット端末及び授業支援アプリ、指導者用デジタル教科書を授業でよりよく活用し、教育効果を高めるために、福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して始まりました。                     

5月2日(月) 清水小  湯野小    5月9日(月) 蓬莱中

5月13日(金) 信夫中  西根中    5月16日(月) 清明小  平石小

5月17日(火) ふくしま支援学校    5月18日(水) 御山小  松川小

5月19日(木) 福島二小        5月20日(金) 杉妻小  北信中

5月23日(月) 水原小         5月24日(火) 佐倉小  福島四中

5月25日(水) 福島三小 福島一中   5月26日(木) 余目小

5月27日(金) 蓬莱小          5月30日(月) 渡利小

5月31日(火) 松陵中

※5月は以上の24校(小14校、中9校、特別支援学校1校)で実施しました。

 

 

【研修の様子】 

         
         

 【研修者の感想等】

・教えていただいたことを、忘れずに(忘れる前に)使いたい。

・生徒たちに興味・関心を引けそうな要素がたくさんあるので、がんばります。

・とても温かい雰囲気の中で実施していただきありがたかったです。

・実際に授業形式で練習できるともう少し上達すると思います。

・基本操作についての紙のマニュアルがあると昭和生まれの私にはとってもありがたいです。

・また、タブレットの活用訪問をお願い致します。

・ノート作りに生かしていけるように便利な機能を身につけていきたいと思います。次の研修 が楽しみです。

・まだまだ分からないことがたくさんあるので、もっといろいろな機能を知って、使いこなしたいと思いました。

・いろおいろな質問に答えていただきありがとうございました。