ふくしましりつ すぎのめ ようちえん
福島市立杉妻幼稚園
ふくしましりつ すぎのめ ようちえん
福島市立杉妻幼稚園
先週行われましたフリー参観について、たくさんのご感想を頂きありがとうございました。多くの方が安心されたり感心されたりしたようです。その中で、T君のお母さんの感想を一部ご紹介させていただきます。
「・・教える側になっていて驚きました。・・一歩成長したなと感じました。家でほめたら、かっこつけて『普通だよ』と言ってました。・・」
実はこういう姿こそ、私たちが目指している姿です。幼稚園の2年間は、その子の人生を支える「心の基礎」を作る時期です。「困っている人がいたら助け合う」このことをT君は「普通」のことと言っています。学級の中では誰もが同じ行動をする。それが当たり前だ。そういう意味です。これが、彼の行動の基準になっています。人格の一部として定着した姿です。
本園卒園の子はこのような「心の基礎」がしっかりしているからこそ、小学校に行ってからも困っている友達を助け合う姿が見られるのです。これから先、この基礎の上にさらに豊かな人生が築かれることでしょう。がんばれ、T君!がんばれ、みんな!!
今週、フリー参観へのご参加ありがとうございました。普段通りの子どもの姿をご覧いただき、ご安心いただけたことと思います。ご心配な点がありましたら何なりと申していただければ幸いです。
さて、りす組のMちゃんは「強いハート」をつくるため「弱い涙は流さない」というめあてを立て、できたらシールを貼ることができます。お帰りの時間に先生が「今日は出来たかな?」とみんなに聞くと「涙出てないから、泣いてないよ。」と答えてくれました。この日、Mちゃんは嬉しそうにシールを貼ることができました。
実はこの日、先生に注意されたMちゃんは、泣きそうになりましたが涙を必死にこらえていました。子どもはそれをよく見ています。がんばった姿をちゃんと認めてくれます。先生が決めるのではなく、子どもに決めさせると、子どもはとっても優しくしてくれます。みんな、ありがとう。
今週は子どもたちの協力し合う姿がたくさん見られました。りす組の「陣取り」では、ジャンケンに負けたら次の人に教えるため「まけた!」と言ったり、後ろの人が押してあげたりするなどチームで協力して取り組む様子が見られました。
また、きりん組ではサツマイモのつるを使ってクリスマスリースを作るため、友達同士で協力して作りました。こうして仲間意識を高めることで、人間関係の作り方を学んだり、個の能力を高め合ったりできています。
金曜日は誕生会とカレー会食。サイエンスショーは「水に浮くもの沈むもの」鉄は沈んで木は浮いて・・ペットボトルのストローは中の空気の量(体積)によって浮いたり沈んだり・・。科学は本当に面白いね。
今週、火曜日は絶好の秋晴れの中の親子遠足。本園では子どもの成長を考慮し秋に親子遠足を実施します。公園にはたくさんの遊具がありますが、中には「怖くてできない。」と尻込みをしてしまう遊具も・・。
でも、運動会を通して最後まであきらめないことを学んだ子どもたちは違います。お父さんお母さんや先生の励ましで再び挑戦します。そして、一度できたら嬉しくなって何回もやる。そういった姿がたくさん見られました。おかげ様でまた自信がつきました。保護者の皆様、誠にありがとうございました。
今週水曜日、ふと気づくと雑草まみれの園庭。「ここは誰の幼稚園?」先生が問いかけると「みんなの幼稚園!」と・・。そこで、みんなで園庭をきれいにするため、桃組×黄組の草むしり対決をすることに。すると子どもたちは本当に良く働きます。「みんな、負けてるよ」「運ぶの手伝うよ」みんなで声を掛け合いながら協力してがんばります。
結局、対決は引き分けに終わったのですが、1時間足らずでごみ袋15袋にもなりました。それにしても一番驚いたのは、一人も遊び出す子がいなかったことです。1時間もの間、全員の集中力が途切れることなく、ほとんどの子が終わってからも「もっとやりたい!」と意欲を持続していることは驚異的です。へたな小中学生より働き者です。どんなことでも全力で取り組む。目標に向かって最後まであきらめない。これらのことは、運動会を通して得られた成果なのだなと改めて実感しました。
また、金曜日は未就園児保育。ここでも小さい子に優しさを発揮してくれました。本園の子はみんな、本当に素晴らしい子どもたちです。
住所:〒960-8154
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