鳥川小学校日誌

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5年生国語科 心が動いたことを三十一音で表そう ~短歌づくり~

 5年生の国語科は現在、心が動いたことを三十一音で表す、すなわち「短歌」で表現をすることに挑戦しています。
 今日9月2日(月)の1校時、1組の教室では、比較的思い出しやすい「夏休みの思い出」をテーマに、短歌で表現したいことの題材集めをしていました。
 夏休みの思い出を短い文に書き、その時の様子を五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を使って感じたことから思い出し、メモしていきます。

 暑い日差しの下で食べた、かき氷の冷たさ
 宿題が思うようにすすまない、イライラ感
 おなかに響く、打ち上げ花火の音
 バーベキューの焦げたにおい
 入道雲が見える、田んぼの景色と蝉の声
 ひまわりの花びらに止まるトンボ  などなど

 特別な出来事はもちろん、特に気に留めていなかった日常の何でもない出来事や、知らぬ間に過ぎ去ってしまう季節の移り変わりの中にも、「短歌の種」があることに気付きます。

 書きたいこと、書けそうなことが見つかったら、そっそく「五・七・五・七・七」にあてはめようとする子の姿も・・・

 どんな言葉をあてはめようか?
 もっと別な言葉はないか?
 どんな順序で書き表そうか?

 これがなかなか難しいんだよなぁ。言葉を紡ぐセンスが磨かれますね。

 次の時間からは、実際に短歌を完成させ、友だちと短歌を読み合います。
 自分以外の感性に触れ、自身のものの見方や感じ方、考え方、言葉への感性を養うことにつなげていけるといいですね。

        

1年生発育測定 こんなに大きくなったよ!

 2学期が始まり、23日から学年順に発育測定がおこなわれています。
 今日8月30日(金)の1・2校時は、1年生の発育測定を行いました。
 夏休み明けの登校初日に感じたとおり、多くの子どもたちの身長が、大きく伸びていました。
 また、自分の順番が来るまでの待ち方も上手になっており、身長だけでなく、気持ち(心)の成長も感じられました。

     

4年生社会科 災害にそなえるまちづくり

 4年生の社会科は現在、「災害にそなえるまちづくり」の学習に入りました。
 今日8月29日(木)の3校時、1組の教室では、近年の福島県で発生した自然災害の種類、被害状況、発生時期を調べる学習に取り組んでいました。
 タブレットを活用し、インターネットにアクセスして、被害状況がまとめられたサイトを見たり、写真や動画資料を見たり・・・。

 特に、東日本大震災のニュース映像や被災者のインタビュー映像などを真剣な表情で見入る、多くの子どもたちの姿が印象的でした。
 4年生にとっては、自分たちが生まれる前の出来事ではあるものの、未だにその影響が続いていていることをテレビ等で見聞きしているからでしょう、関心の高さがうかがえました。

 次の時間から子どもたちは、資料から分かったことを基に、自然災害への備えについて疑問に思ったことなどを話し合い、自然災害に遭わないための地域の人々の取り組みや県・市の対策などについて調べていきます。
 学習を通して、いつ起こるか分からない災害に対する意識を高め、日頃から必要な備えをするなど自分達にできることも考えていきましょう。

     

6年生特別授業 中学校の先生からのお話 ~信夫中学校区小中連接事業~ 

 今日8月28日(水)は、信夫中学校区小中連接事業の一環として、信夫中学校の先生に来校していただき、丸1日、鳥川小学校で過ごしていただきました。
 6年生を中心に授業の様子を参観していただいたり、中学校の様子や中学生になるための心構えについて話をしていただく特別授業を実施したり。
 特に、2校時に実施した特別授業では、中学校生活について説明していただいたり、質問に答えていただいたりしました。
 子どもたちは、中学校の先生のユーモアを交えた話に、時折笑顔を見せながらも、真剣なまなざしで傾聴し、進学への期待感を高めていました。
 小学校と中学校との違いをより具体的にイメージできたのではないでしようか。

 中学校生活は、来年の4月。
 まだまだ先の話なので、ピンとこない人もいるかもしれません。
 またなかには、期待と同時に不安もあるという人もいるとは思います。
 
 例年2学期後半には、実際に中学校を訪問し、先輩からお話を聞いたり授業や部活動の様子を見たりする機会もあります。
 その時に、新たな疑問や不安に思ったことを解消することもできるでしょうし、今よりもはっきりと中学校への見通しが持てるようになるでしょう。

 中学校入学を楽しみにしつつ、まずは、これから残りの小学校生活をしっかり過ごし、中学校でさらに活躍するための気力、体力、学力を十分に蓄えることが肝心です。
 今回、お話があったことを胸に、残り7ヶ月の小学校生活を充実させましょう!

 放課後は、先生方と小・中連接について、懇談する機会を設けました。
 子どもたちの実態や指導のあり方などについて、情報を交換し合い、理解を深めることは、それぞれの学校段階の役割の基本を再確認することになるとともに、小学校にとっては、中学校へつなぐことを意識し、見通しをもって教育活動を改善していく上できわめて有意義なことです。
 小学校卒業がゴールではなく、中学校との連携を意識し、9年間を見据えた指導をこれからも心がけてまいります。

        

1年生図画工作科 せんせいあのね

 今日8月28日(水)の3・4校時、1年1組の教室では、図画工作科「せんせいあのね」に取り組んでいました。
 夏休みを振り返って、思い出に残っている出来事をクレヨンを使って絵に表します。
 
 キャンプに出かけたこと
 花火を見に行ったこと
 バーベキューをしたこと
 おじいちゃん・おばあちゃんの家で過ごしたこと
 海に行ったこと などなど

 楽しかった夏の思い出を、思い思いに描いていました。
 見ているこちらも、思わずにっこりしてしまう絵の数々。
 楽しさが伝わってきます。
 真似して描こうと思っても、大人になると描けないんだよなぁ。