2023年9月の記事一覧
4年生社会科 災害が発生したら・・・避難所シュミレーション
4年生の社会科ではこれまで、災害からくらしを守るための仕組みについて、学習を進めてきました。
今日9月7日(木)5校時、1組では、「もしも、地震が起きたら…」というシュミレーションを行い、自分ならどうするかを考え、話し合う授業をしていました。
「避難所となった体育館には、300人が避難している。しかし、200人分しかお弁当が届いていない。あなたが、避難所の職員だったら、このお弁当をすぐに配るか?」
「避難所に避難しなければならなくなった。ペットの大型犬は、連れて行く?」
「自宅にひとりでいる時に大きな地震が発生し、机の下に避難した。まだ、余震が続いている。そのまま自宅にいる?それとも外に出る?」
「真冬の朝、大地震が発生。避難所までは20分かかる。5分の距離に公民館がある。まずは公民館に行く?」
どれも、判断に迷う内容です。
子どもたちは、「はい」「いいえ」のどちらかを判断し、理由を考え、発表し合います。
「ペットは家族の一員だよ。命は大切。だから、つれていく。」
「避難所には、犬が苦手な人やアレルギーの人もいるよ。迷惑になるんじゃないかな。」等々・・・
実際に避難しなければならないような災害は、発生しないことが一番です。
しかし実際に起こってしまったら、少ない情報のなかで、できるだけ早く判断しなければならない状況が生まれます。
この日の授業が、いざというときどのように行動し、自分は何ができるか、考えるきっかけになりました。
また、避難所では、みんなで助け合うこと(共助)が大切だということにも気づくことができました。
3年生理科 めざせ、こん虫マスター
今日9月7日(木)の4校時、3年1組の子どもたちが、理科の学習で昆虫探しをしていました。
どこに、どんな昆虫がいるのか(いそうなのか)・・・・?
教えてしまえば簡単ですが、子どもたちの発見から課題解決につなげていきます。
とはいえ、子どもたちは、普段の遊び経験から分かっている様子です。
昆虫が隠れていそうな草むらに近づき・・・
「あっ、コオロギだ!」
「こっちは、ショウリョウバッタだ!」
「キリギリスもいる!」と夢中になって、昆虫を捕まえていました。
子どもたちはこのあと、昆虫の体のつくりや特徴を詳しく学習していきます。
捕まえた昆虫のお世話もしっかりしてあげましょうね。
めざせ、こん虫マスター!
2年生算数科 計算のくふう
2年生の算数科は、現在、「計算のくふう」の学習をしています。
今日9月6日(水)の2校時、各クラスで、3口のたし算に( )を付けて能率的に計算したり、( )をつけた意図を読み取ったりする学習に取り組んでいました。
2組の今日の課題は「17+29+1」。
( )をつけて、「(17+29)+1」と「17+(29+1)」を比べ、計算の仕方を説明することがめあてです。
左から順序良く計算しても答えは「47」。
「29+1」を先に計算し、あとから17を足しても答えは「47」。
どちらも答えは同じことを確認した後、「29+1」を先に計算して「30」とし、「10」という、扱いやすい数にすると計算しやすいことを導き出していました。
たし算は、計算の順序を変えても答えは変わらないこと
( )を使って「10」でまとめると速く簡単に計算できること
「工夫をしました」という証拠の( )も忘れないこと
しっかりノートにまとめていました。
数をよく見て、くふうして計算するよさに気づくことができましたね。 グッジョブ!
一方、お隣の1組と3組は、一足先に、2組が学習していた内容の次の時間。
問題文は、「15円のアメと40円の消しゴムを買い、あとから30円の鉛筆を買いました。全部でいくら?」というもの。
これまで3口のたし算を学習してきた子どもたちは、すぐに式を「15+40+30」とし、答えの「85円」を求めることができました。
しかも、多くの子どもたちが、前の時間に学習した「( )を使って「10」でまとめると速く簡単に計算できること」をふまえて「15+(40+30)」で計算していました。すばらしい。
ですが、この時間は、それでは終わりません。
めあては「(15+40)+30 と 15+(40+30)を比べ、式があらわす意味の違いをみつける」というもの。
つまり、問題文と( )をつけた式を見た上で、「どうしてそこに( )をつけているのか」ということを読み取り、( )をつけた意図を見つけだします。
前の時間の内容から、レベルアップです。
授業では、担任の先生とやり取りをしながら、問題文に立ち返って「( )の計算が意味するもの」をみんなで考え、「(15+40)は、先に買ったもの値段を表し、(40+30)は、文房具の値段を表している」という、式があらわす意味を導き出すことができました。
今年度の全国学力学習状況調査の結果分析によると、本校の算数科の課題として、「長い文章(たくさんの情報量)の中から、必要な情報を選び取る力」や「複数の情報から、特徴や傾向を読み取る力」があげられました。(「鳥川小だより第10号」全国学力学習状況調査の結果分析 R5.9.6 参照)
算数科ですから、正しく計算することも大切にしつつ、「問題文から必要な情報を読み取ること」や「式や図などの情報から、特徴や傾向を読み取ること」も日々の授業のなかで大切に扱って、子どもたちの考える力、説明する力を鍛えています。
久しぶりの外遊び & 6年生体育科 走り高跳び
先週までは、気温、湿度共に高く、WBGT(熱中症指数)が高かったために体育の授業や休み時間の外遊びができませんでした。
しかし今週に入ってからは、雨が降ったり、少し曇ったりしているせいか、久しぶりにWBGTが30度を下回り、体育や外遊びを許可することができました。
今日9月5日(火)の休み時間には、校庭で思いっきり体を動かす子どもたちの姿が見られました。
また、3校時には6年1組の子どもたちが、体育館で「走り高跳び」の学習に取り組んでいました。
ゴムの高さを変えて「はさみ跳び」の練習です。
引っかかっても痛くないので思い切って跳べますね。
リズミカルな助走から、振り上げ足を高く上げてジャンプ!
目指せ! 自己ベスト更新。
6年生理科 水中の小さな生物
6年生の理科は現在、小川や池など、水の中での「食べる」「食べられる」の関係(食物連鎖)について学んでいます。
今日9月5日(火)の2校時、2組の子どもたちが、メダカの水槽や近所の川の水の中にいる微生物を顕微鏡を使って探していました。昨日の記事のとおり、5年生で顕微鏡を扱った学習経験がある6年生。プレパラートの作り方も手際よく、操作の仕方を確認して、さっそく、グループでの観察スタートです。
いったいどんな微生物がいたのでしょうか?
肉眼では見えない不思議な世界です。
「これなんだろう。」
「ミドリムシじゃね。」
「アオミドロかなぁ?」などなど。
興味をもって観察している声があちらこちらで聞かれました。
今は、インターネットで検索すると、きれいな微生物の画像データがいくらでも手に入ります。
でも、実際に自分の目で見つけ出す喜び、実物を目にする感動、自分から対象にかかわろうとするわくわく感・・・。
そういったものが、いかに大事かということを、6年生の学びの姿から感じることができました。
結果として、微生物を見つけることができずに「がっかり感」を味わったとしても(実際、この時間に微生物を見つけ出すことができないグループがありました)、それも含めて、貴重な学び(経験)です。
「観察」というものは、もともと地味で、根気のいることだということを知ることにもなります。そして、「じゃあ、どうすれば見つけられるのか?」という、次の課題につなげることもできます。
そうやって、根気よく、試行錯誤しながら取り組んだ結果、自分の力で見つけ出すことができたなら・・・。
頑張ったからこそ味わえる達成感は、次への「やる気」の高まりや自分に対する「自信」にもつながることでしょう。
【鳥川小教職員勤務時間】
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~留守番電話の運用について~
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