鳥川小学校日誌

2024年10月の記事一覧

3年生図画工作科 いろいろうつして

 3年生の図画工作科は現在、紙版画に挑戦しています。
 題材名は「いろいろ うつして」。
 画用紙をベースに作った型紙で、自分で考えた物語の一場面を表現します。
 今日10月18日(金)の1・2校時、1組の教室ては、子どもたちが真剣な表情で画用紙を切り取って糊付けしながら、たくさんの「型」を完成させていました。
 実際に刷るのが楽しみですね。

     

全校集会

 今日10月17日(木)の昼の時間、全校集会(表彰集会)がありました。
 今回は、次の各種コンクール等の賞状伝達を行いました。

【今回の表彰】
(1)第43回福島市小学校体育大会陸上競技大会 
(2)令和6年度地区児童作文コンクール
 
 入賞した皆さん、おめでとうございます。

 また、表彰式につづいて、23日(水)の研究公開日の午後の過ごし方や日々の校内生活・学習時のきまり等について、生徒指導の先生からお話がありました。

   

 

6年生国語科  模型のまち

 今日10月17日(木)の2校時、6年2組の子どもたちが、国語科「模型のまち」を読んで、印象に残った表現をもとに心に残ったこと、みんなで読み深めたいことをまとめていました。

 目で文章を追いながら、静かに考える子。
 手に鉛筆やマーカーを持って線を引きながら考える子。
 教科書のページをいきつ、もどりつ・・・。

「かっちゃんて、誰なのかなぁ。」
「圭太はなぜ、模型のまちを白くつくったのか。」
「真由は、なんで、転校生に興味を持ったのだろう。」
「なぜ、かっちゃんたちと遊んだときは、色がついた?」
「かっちゃんたちとのできごとは、夢なのか? それとも現実なのか?」
「亮が、かっちゃんに会えたのはなぜ。」 などなど

 自分の感想や疑問は、デジタルで作成された一覧表にある、自分の記入欄にタブレットで入力します。
 そしてこの一覧表は、他の友だちが何を書いたのかすぐに共有しあえるようにもなっています。
 じつに多様な観点、多様なレベルで記述されているのがわかります。

 リアルタイムで友だちの考えを知ることができるので、うまく言葉にできなかった自分の思いを、友だちの記述を参考にしながら入力する子もいました。
 また、自分一人では気づかなかった点も、友だちの記述によって、「ほんとにそうだな。」と共感したり、「私はこう思った。」と新たな視点で考えなおしたり、「なんだ、そういうことか。」と読みの不足したことから生じる誤解が解決されたりする子もいました。

 リアルタイムで交流することで、一人一人が「この物語から、××のことを読み進めようかな。」「〇〇について、読み進めてみたいな。」と、読みの方向性を見出すことがてきたようです。

 次の時間にあらためて、個の「問い」を交流しあい、クラス全員で学ぶ「問い」にします。
 きっと、この時間には、まだ輪郭がはっきりとしなかった「問い」が、よりはっきりとしてくることでしょう。

 自分たちが作った「問い」。
 一人一人が課題意識をもち、意欲的に読みあじわうことができそうです。

           

1年生図画工作科 いっぱい使って何をしよう

 今日10月16日(水)の3・4校時、1年2組教室の前を通りかかると、「イェーイ!」「やったぁ!」と、何やらとても、楽しそうな声が教室から聞こえてきます。

 のぞいてみると、子どもたちはグループになって、図画工作科「いっぱい使って何をしよう」の学習です。
 たくさん集めて持ってきた箱を使っての、造形遊びで盛り上がっていました。

 バランスよく組み合わせたり、自分の作りたい形に近づくように配置を変えたり・・・。

「タワーを作ろう。」
「私の身長より高く!」
「もっと高く、もっと高く。」

「お城を作ろうよ。」
「こっちは塔ね。」
「ここには門を作ろう。」

 活動しながら、どんどん発想が広がっていきます。
 机を移動させ、広くなった教室のスペースにたくさんの箱を広げて、子どもたちは楽しく活動に取り組んでいました。
 保護者の皆様、空き箱等の材料集めに協力していただき、ありがとうございました。

           

5年生総合 東日本大震災について

 5年生の総合的な学習の時間は、「防災・減災」をテーマに設定して、学習を展開しています。
 今日10月15日(火)の2校時は、1・2組合同で、東日本大震災時の被災状況についての調べ学習に取り組んでいました。

 被災状況といっても、面積の広い福島県では、「浜・中・会津」それぞれの地域によって状況が異なります。
 そこで、5年生では「浜・中・会津」の3地域ごとにグループ分けをして、それぞれの被災状況について、調べ学習をすすめていました。

 特に、浜通りの「津波災害」や「原子力災害」については、1学期に実施した宿泊学習で訪れた「いわき震災伝承みらい館」での学びが役に立ちそうです。
 また、そのほかの地域を選択したグループでは、10月下旬に訪問する予定の「コミュタン福島」の見学からも、何かしら、新たな学びができそうです。

 5年生は、現在10~11歳。震災後に生まれた子どもたちです。
 直接、東日本大震災を経験したわけではありませんが、東日本大震災で大きく被災した福島に生き、今年1月の能登半島での地震や8月の南海トラフ巨大地震注意のニュースにも接しています。
 子どもたちが、震災や原発事故のことを知り、自分たちに何ができるかを考え行動することは、とても大切なこと。

 今後、学びを進めていく中で、何を感じ、何を思うのか・・・。
 子どもたちの学習のまとめを見聞きするのが楽しみです。