平野中学校日誌

2020年6月の記事一覧

変わる…学校再開へ・プールへ・学習へ・LEDへ・そして…

Ⅰ 長期休業から学校再開へ

 この区切りとなったのが、6月1日です。

 この日のために、児童生徒の皆さんを思い、何かできることはないかと考えてくださった給食関係の方々がいらっしゃいます。

 6月12日付けの保護者の皆様宛の次の文書でも、お知らせをしていました。

学校給食における「さくらんぼ」の提供について.pdf

 それが、きょう提供された「さくらんぼ」です。

 天候の影響もあって、6月1日には間に合いませんでしたが、ようやくその「さくらんぼ」が生徒に届きました。

 「さくらんぼ」を提供していただいた福島市内の農家の皆さん、そして、準備していただいた給食関係の皆さん、本当にありがとうございました。

〈1年1組にて〉

Ⅱ 校庭からプールへ

 体育の授業は、おとといの土曜授業の日から、水泳に移りました。

 これまでは、校庭でサーキットトレーニングを行い、体力の向上に努めてきました。

 このところ気温が低めだったこともあって、プールの水温はもう少し上昇してほしいところですが、生徒たちは、校庭で培ってきた体力で水泳に懸命に取り組んでいます。

 長期休業中は思うように体を動かせなかったと思いますが、プールで体を動かすことの気持ちよさを存分に満喫してほしいところです。

〈3年1組・3年2組の授業〉

Ⅲ 運動部の活動から教室での学習へ

 3年生は、平日の運動部の活動は、原則先週で終了しました。

 これからは、今まで以上に学習中心の生活にシフトしていきます。

 そこで、3年では、きょうから放課後に学習をしたい生徒に教室を開放することにしました。

 3つの学級で、扇風機が回っている中で、真剣に鉛筆を走らせている姿がありました。

 中には、廊下で、個別に先生に質問をして問題を解決している姿も見られました。

 自己実現に向けて、3年生の皆さんを応援します。

〈3年1組〉         〈3年2組〉         〈3年3組〉

Ⅳ 蛍光灯からLEDへ

 コンピュータ室について、蛍光灯が点灯せず、十分な明るさが得られていないところがありました。

 きょうは、その部分について、蛍光灯から蛍光灯型LEDに変える工事が行われました。

 工事で新しくなった照明は、コンピュータ室全体の約3分の1にあたります。

 当然ながら、この工事により、だいぶ明るさが増しました。

 このコンピュータ室で、生徒たちが、先日入れ替えられたタブレットをどんどん活用することを期待します。

Ⅴ 体育館脇からコンピュータ室前へ

 屋内運動場耐震補強等工事に伴い、運動部等の体育関係の用具を入れていたロッカーが、きょう、工事業者の方たちによって移動されました。

 工事が終了するまでの間になりますが、使用する分には特に支障はないものと考えています。

 工事の乗り込みから、まだ、一週間もたってはいませんが、着々とその準備が進められています。

 工事の安全な進行を願うばかりです。

建設的に話し合う大切な時間…生徒総会

 今朝の福島市は、周りを低く垂れ込めた雲に囲まれていました。

(北)

(西)(東)

 未明には90%前後あった湿度が、明け方には70%前後までに下がりましたが、その影響もあったのでしょうか。


 さて、本日は、今年度1回目の土曜授業の日です。

 1校時と2校時に教科の授業を行い、3校時は生徒総会を開催しました。

 体育館での密集、密接を避けて、放送により生徒総会を実施しました。

 まず、生徒会長が「お互いの取組を確認し、建設的に話し合う大切な時間であることを自覚して参加しましょう」「今年の、そして、これからの平野中学校を築いていくのは私たちです」と、力強くあいさつをしました。〈写真A〉

 廊下には、目標や年間活動計画を発表するために、生徒会各委員長が控えています。〈写真B〉

 そして、二人の議長により、議事はスムーズに進行していきました。〈写真C〉

 B C

 また、教室には、発表された内容を真剣にメモする生徒の姿がありました。〈右写真〉

 下に、各学年の教室内の様子を紹介します。

〈1年2組〉         〈2年2組〉         〈3年2組〉  

 第2回生徒総会は、来年2月19日(金)の予定です。

 そのときには、体育館にそろって、校歌から始められる総会であることを願っています。

 今後の生徒会活動に、乞うご期待!

アマビエ現る

 本校昇降口に、この横断幕が掲げられました。

 作成したのは、文化部です。

 「コロナに負けないように頑張ろう…」と、文化部の部長からその思いを聞くことができました。

 はじめは、中央のアマビエのみのポスターにする予定でいたそうですが、アイディアがいろいろと出てきて、最終的にこの横断幕ができあがったということです。

 また、文化部からは、全校生徒と教職員一人一人にこのアマビエも配られています。

 文化部の皆さんのあたたかい気持ち、本当にありがとうございました。

運動部3年生 平日の活動 本日が最終日

 今週6月22日(月)、県北地区中学校体育大会が中止となり、3年生の運動部活動の終了についてお知らせしていたところですが、本日6月26日(金)、いよいよ平日の活動の最終を迎えました。

 放課後、校庭ではソフトボール部が、体育館ではバレーボール部とバスケットボール部女子及び卓球部が、いつもと同じように活動しています。

 ▶ソフトボール部 ▶バレーボール部

 ▶バスケットボール部女子 ▶卓球部

 今後、それぞれの運動部が土曜日あるいは日曜日に、他校との練習試合や練習会を企画し、これにより実質的に2年生と1年生にバトンを渡すことになります。

 これまで、中体連の大会を目指し練習に励んできた3年生には大きな拍手をおくります。

 また、活動を支えご支援をいただいた保護者の皆様、そして、体育後援会等で後押ししていただいた地域の皆様に感謝を申し上げます。

 来週から、運動部を離れる3年生は、多くが放課後に自主的に教室で学習に励むことになっています。

 新たな「進路」の目標を目指す3年生に、心から声援をおくります。


 ところで、福島県警察本部から「学校・警察児童生徒安全だより」が学校に届きました。

 声かけ事案が後を絶たないことやSNSの危険性について、その注意を促す内容が掲載されていましたので、その一部を紹介します。

 くれぐれも、ご注意願います。

◇◇◇ 学校関係者、保護者の皆様へ ◇◇◇

 

屋内運動場耐震補強等工事乗り込み

 平成28年に体育館の耐震診断の現場調査が行われ、平成30年からの耐震設計業務を経て、いよいよ本日より耐震補強等工事の作業が始まりました。

 本Blogでも、今月16日(火)に工事の概要にふれています。

 

 〈仮囲い〉           〈柔道場出入口変更〉     〈畳を移動し柔道場に用具の置き場所を確保〉

 本日は、給食時の放送で、生徒に工事作業の始まりを通知するとともに、体育館の安心・安全を高めるための作業に当たる方々を目にして何かを感じ取ってもらえれば…と伝えています。

 また、保護者の皆様宛に、次の文書を配付しましたので、よろしくお願いいたします。

屋内運動場耐震補強等工事について(お知らせ).pdf

 ところで、この工事に合わせた形で、中庭のテニスコートの近くに立つトチノキの剪定作業が行われました。

 飯坂方部小・中学校の福島市職員の皆様にお手伝いをいただいての作業でした。

 かなり風通しがよくなりましたが、今回はそのほかにも病害虫の予防としての意味合いも剪定の大きな理由です。

 作業に当たられた皆さん、本当にありがとうございました。

 おつかれさまでした。

 

「Sクラブ」助成

 本校生徒会と国際ソロプチミスト福島の皆様とは、平成20(2008)年1月18日(金)に、平野中学校Sクラブ認証式が執り行われて以来の関係です。

 「Sクラブ」とは、ソロプチミストが母体となる中学生や高校生の奉仕団体で、助成金などの活動支援を受けます。

 これまで、福島ソロプチミスト福島の皆様からは、本校生徒会で行っているエコキャップ回収や本校PTAで企画・運営しているバザーに、多くのご協力をいただいています。

 また、本校の文化祭にもご出席を賜るなど、直接生徒とふれあう機会も設けていただいています。

 本日は「Sクラブ」助成金交付式が行われました。

 生徒会を代表して出席した生徒会長が「(助成金は)生徒会の活動に役立てさせていただきます」「ありがとうございました」とお礼の言葉を述べてきました。

 国際ソロプチミスト福島の皆様には、重ねて御礼を申し上げます。

 

 〈会長様のごあいさつ〉     〈助成金交付〉        〈記念撮影〉

「想定外」への備え

 きょうは避難訓練…「地震により火災が発生した」という想定で行いました。

 避難訓練は、はじめは先週19日(金)に実施を予定していましたが、雨天のため、きのう22日(月)に延期し、さらに、きょうに順延してようやく実施に至りました。

 生徒は、あらかじめ分かっていた避難でしたが、危機意識をもって取り組む姿を示し、3分をやや超える時間で全員が避難を完了することができました。

 

 (避難場所へ)         (避難場所で)        (全体指導で)

 避難訓練は、生徒だけが対象ではありません。

 教職員も、地震によって生じた火災発生の確認やその報告、初期消火等の分担をして、実際にそのタイミングをはかりながら動いたり、避難直後の異常や取り残された生徒がいないかなどの現場確認をしたりしました。

 全体指導では、校長先生が講評を述べました。

   〇 命を守るためにはしなければならない行事であること

   〇 新型コロナウイルス感染症の件があったから、ほかの災害が起こらないわけではないこと

   〇 どのような場所にいても避難できるようにシミュレートしておくこと

 思い起こされるのが、2011年、東北地方太平洋沖地震の発生です。

 地震の規模を示すマグニチュードが9.0、岩手県を襲った津波の高さは15m級で、沿岸部では海面との差が30mを超える高さの内陸奥深くまで海水が浸入し、その影響は北から南まで広範囲に及びました。

 さらに、福島県の原子力発電所が大きく損傷したことは皆さんが知ってのとおりです。

 これらのことについて、報道がなされた際によく耳にしたのが「想定外」という言葉です。

 今年の新型コロナウイルス感染症により多大な影響が出ていることなども、この「想定外」に当たることだと言えるかもしれません。

 こうした避難訓練を機に考えたいこと、それは「想定に制限を設けないこと、普段からそれを心得ておくこと」があげられます。

 そう心得ておくことで、避難が必要な事態が実際に発生した際に、想定に基づく行動を基本としながらも、その想定だけにとらわれない判断で自分の身を守ることにつながると考えられるからです。

 校長先生の講評に通じます。

 想定の枠にとらわれず、災害に備える意味からも、火災発生を想定してこうした避難訓練を行っておくことの重要性が改めて認識していただけるのではないでしょうか。

 さて、あなたの危機意識はいかがですか……

3年生の思いに寄り添って

 令和2年4月30日(木)、「【重要】感染症対策に伴う臨時休業の延長等について」と題したメール配信並びに当Blogにおいて「行事計画等の変更」の記述の中に、県北地区中学校体育大会の延期と6月下旬までの開催の有無の最終判断についてお知らせしていたところですが、本日、県北地区中体連から、県北地区中学校体育大会の開催中止の通知がありました。

 このことを受けて、本校では、校長先生が給食の時間に大会の開催中止の決定について、放送を通して全校生に伝えるとともに、3年生の運動部活動終了のあり方にふれた、次の保護者の皆様宛の文書を配付しました。

中体連県北大会の開催中止と運動部3年生の活動について(お知らせ).pdf

 県北地区中体連からの通知の中には、開催中止の理由として、次のような記載があります。

1 競技会場並びに生徒の会場への移動等も含めた新型コロナウイルス感染症対策を十分行うことが難しく、リスクは払拭できない

2 大会期間中並びに大会までの部活動での練習において、段階的な指導を行ったとしても熱中症のリスクが払拭できない

3 部活動の活動内容に感染症対策による練習方法の制限等があるなど、体力の回復や技能の向上のための練習が十分に行われていないことで怪我等のリスクが払拭できない

4 保健体育科の授業等において、感染リスクを軽減するために様々な配慮が必要となっている

 つきましては、今後も3年生の思いに寄り添いながら、一日一日の中学校生活を支援していきますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

学校の通常化に向けた歩み~校庭への山砂搬入~

 次は、雨上がりの校庭の状況です。

 

          (校庭西側)          (校庭中央)          (校庭東側)

 この広範囲の水たまりが、校庭の凹凸の状況をよく示しています。

 当然、体育の授業や野球部、ソフトボール部の活動に影響が生じてきます。

 こうした状況を受けて、福島市教育委員会に要望したところ、本日、山砂の搬入となりました。

 

          (校庭西側)       (校庭東側1回目)       (校庭東側2回目)

 今月下旬からは、体育館の耐震補強等工事に入るため、体育館がしばらく使用できなくなり、校庭の使用頻度が増えることが考えられます。

 また、学校施設開放事業において、自粛が解除されることから、地域の方々の使用も再開します。

 山砂が搬入されたことで、校庭の整備が進み、授業、昼休み、部活動等における生徒の活動や、早朝、夜間の地域の方々の活動について、安全が増してより活動がしやすくなることと期待しています。


 お知らせです。

 現在、福島市立図書館内の福島教科書センターにおいて、教科書展示会が開かれています。

 今年度使用している教科書や次年度見本等その他の教科書が展示されていて、教職員や一般の方々についても教科書に対する理解を深めていただく機会とするために、この展示会が設けられています。

 今後の予定は、次のようになっていますので、ぜひこの機会に教科書にふれてみてはいかがかとお知らせします。

   1 閲覧日   6月20日(土)・21日(日)・22日(月)・24日(水)・25日(木)

   2 閲覧時間  9時30分~19時00分(ただし、日曜日は17時30分まで)

   3 対象方部  6月22日(月)は、信陵・飯坂方部が指定されています。

           それ以外の日は、自由に閲覧ができます。

 なお、お出かけの際は、マスクの着用など、感染症対策にご協力ください。

学校の通常化に向けた歩み~学校施設開放の再開~

 本日の給食メニュー、主はゆかりごはん、手巻きのりを自由に使っていただきます。

  その手巻きのりのパッケージがこちらです。

 教室で、生徒が一方向を向き、会話をせず給食をいただいていますが、そういう状況にあって、このイラストはほっとできるようなプレゼントになったのではないでしょうか。

 特に、1年では、3か月前を思い起こした生徒もいたことでしょう。


 さて、学校施設開放事業に関して、令和2年3月2日(月)の福島市教育委員会からの通知をいただいて以来、登録団体の皆様には学校施設使用の自粛をお願いし、協力をいただいてきた次第ですが、今週、自粛解除の通知が届き、次週6月22日(月)から学校施設使用を再開することにいたしました。

 本日、管理運営委員会委員長と本校校長の連名で、登録団体の代表者の皆様宛に、そのお知らせとお願いの文書を発送いたしました。

 今後も、感染リスクに備え、感染症防止対策を講じていく必要があり、そうした対応をしていただくことがさらに学校の通常化へとつながるものととらえています。

 登録団体の皆様には、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

     学校施設開放事業における施設開放の再開について.pdf

     【別添資料】 学校施設開放事業における使用自粛解除について(通知).pdf

            学校施設開放事業における感染防止策チェックリスト(利用者向け).pdf