飯野中学校日誌

2020年3月の記事一覧

登校日・新年度に向けた職員作業中です

臨時休業開始から3週間、本来は今日が修了式の予定でした。先週までに在校生全員が登校し、家庭での様子や学習の進捗状況、また今後の予定等について、担任と一人ひとりが確認をして、学年末・始めの休業に入ることとなりました。

例年であれば生徒と一緒に1年間お世話になった教室を清掃し、ワックスがけを一気にやるところですが、今年度は、担任を中心に、先生方でのワックスがけ作業となりました。

金曜日の登校日、そして4月からの新学期に向けた準備が進んでいます。生徒の皆さんも、この休み中に、生活面・学習面、そして心の面でもしっかりと今年度のまとめ・しめくくりと新年度の計画・自身の目標を明確にして、4月を迎えられるようにしてください。

 

春の日差しの中、47名が出発ちました。

朝から、春のあたたかな日差しがあふれる一日となり、47名の卒業式が挙行されました。3月4日からの臨時休業により、歌や式の練習が途中でなくなってしまい、保護者が直接体育館会場への入場となったため、2年生だけの出席となった在校生も、発声練習もしないまま、ぶっつけ本番での式となりました。

 そんな状況にもかかわらず、厳粛な雰囲気にあふれ式が始まり、立派な返事と態度で証書を受け取り、先輩への思いのこもった送辞、そして感動あふれる答辞が述べられました。

 ついに式歌「仰げば尊し」では、ソロの生徒の素晴らしい歌声に続き、3年生のきれいなハーモニーが重なり、思いが伝わるメロディーが響き渡りました。そして、全校合唱「旅立ちの日に」では、3年生の豊かな響きに加え、2年生の成長した声がその響きに厚みを加えて、合唱コンクールの時よりもさらに美しいハーモニーが会場全体を包み込みました。改めて、本校の生徒のすばらしさ、底力を見せつけられた感がありました。

3年生の皆さん、卒業おめでとう!保護者の皆様、9年間本当にありがとうございました。これからも、47名の無限の可能性を信じて、応援していきましょう!

この写真は、本日、生徒を通じて卒業生47名に配布したものです。これは、本校PTAの松本様から、卒業記念として47名全員にいただきました。ありがとうございました。

卒業式会場準備ができました!

 例年であれば、2年生が全員で一致団結し、式前日に卒業生のために会場作成をし、1年生は校舎のいたるところをチリ一つないほどキレイに掃除して卒業式を待つのですが、今年は、学校がシーンと静まり返っている異様な毎日を過ごしています。

 卒業式まであと4日となった9日(月)の午前中、職員全員で卒業式会場を作成しました。

 感染予防策の徹底のため、卒業生はもとより、在校生代表として出席する2年生、そして保護者席も、前後左右の間隔を十分に空け、体育館を広々と使った席の配置としました。また、例年保護者が卒業生と在校生の間に着席するのですが、今年度に限り2年生席の後ろに配置することとしました。大変申し訳ありませんが、今年度についてはこの配置でお願いいたします。

 なお、証書授与の際の卒業生の顔が見えるよう、保護者席の両サイドには大型プロジェクターを、ステージにはスポットライトを準備し、保護者席のどちらからでものお子さんの顔が見えるように設置しました。

 当日は、

 卒業生は9:00~9:20に、マスク着用の上 3年教室へ。

 2年生は8:50~9:00に、マスク着用の上、2年教室へ。

 1年生は各自自宅にて、お世話になった卒業生のことを思って、心安らかに学習に励んでください。

 保護者の皆様には、9:20~9:45に、マスク着用の上、直接体育館入口の受付へおいでください。(受付にて、臨時休業期間中の給食費の返金をしますので、印鑑をご持参ください ※シャチハタ簡易印ではなく、ハンコをお持ちください)

 また、参加者は全員、必ず、入口で手指の消毒を行ってください。

 感染予防策の徹底という厳戒態勢での式となり、握手やハイタッチ、熱いハグが予想される見送りも実施を見送らざるを得ない状況です。でもこうした限られた条件下であっても、在校生代表として参加する2年生、保護者、職員全員で、そして参加できない1年生と地域の皆様の思いも込めて、心から3年生の前途を祝福する素晴らしい卒業式にしていきたいと思います。

 参加する皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

令和元年度を締めくくる生徒総会

2月27日 今年度の生徒会活動を締めくくる生徒総会が開催されました。

2年生にとっては、主役となり会のすべてを進める初めての機会となりました。緊張感あふれる空気の中でしたが、生徒会長をはじめとする生徒会本部役員、そして議長、委員長、部活動の部長等も含め、しっかりとした態度で総会に臨み、報告や質疑応答にも内容を確認しながらスムーズに話し合いを進めることができました。

質疑応答では、多くの会員から様々な質問が出されたり、また卒業を間近に控えた3年生からは、今後の生徒会活動に対する改善案や、次年度に向けたよりよい飯野中のためのアドバイスや要望事項など、とても建設的な意見が出されました。ヤジや居眠りをするような生徒はなく、全員がしっかりと自分たちの自治活動の在り方と向き合い、よりよい飯野中づくりに向けた真摯な話し合いが展開されました。

本校でも生徒数の減少が毎年続き、委員会活動の分担や構成人数も厳しくなることを受け、次年度に向けて、学習委員会と図書委員会の合併が承認されました。今後の活動内容の検討や委員会名をどうするか等、真剣な話し合いがなされました。

「学校が自分たちに何をしてくれるのかを問うのではなく、自分たちが学校のため・みんなのために何ができるのかを問うことが大切」という思いを持ち、自分たちのことは自分たちで、義務と責任をしっかりと自覚しながら実践できる生徒たちだと感じることができた生徒総会となりました。