鳥川小学校日誌

2023年10月の記事一覧

かがやき・わかば学級  福島地区なかよし交流会

 今日10月6日(金)の午前中、福島トヨタクラウンアリーナ(国体記念体育館)を会場として、福島地区にある小学校の特別支援学級と特別支援学校小学部合同の「なかよし交流会」が開催され、本校のかがやき学級、わかば学級の子どもたち(5.6年生)が参加しました。

 ちょっぴり緊張もありましたが、同じグループのお友だちがやさしくかかわってくれたので一安心。

 開会行事のあと、「バルーンで遊ぼう」や「まねっこ遊び」、「ハンカチ落とし」などの活動を楽しみました。
 活動の最中は、ゲームをするペアと自己紹介しあったり、協力してうまくできたことを喜び合ったりするなど、他校の友だちとよく関わることができました。

 あっという間の楽しい時間。帰る頃には、最初の緊張はどこへやら。
 みんなでおしゃべりしたり、笑いあったりする姿が見られました。
 子どもたちは、学校の壁を越え、みんなで楽しみながら交流を深めることができました。

 また、会場との往き帰りは、公共の交通手段(バス乗車)を利用しました。マナーを守って、安全に行き来できたことも、自身の成長が実感でき、自信につながったことでしょう。

     

 

2年生生活科  鳥川の町たんけん

 心配された雨も上がり、絶好の探検日和となった今日10月6日(金)の午前中、2年生は、生活科の学習「鳥川の町たんけん」で、自分たちの住んでいる鳥川地区を探検しました。
 今回は、自分たちで詳しく調べてみたいお店・施設を決め、そこで働く人々の様子を見たり、仕事の内容などについてインタビューしたりすることに挑戦です。
 
 行ってみたいお店・施設ごとにグループに分かれての活動となることから、それぞれのグループに保護者の見守り協力をいただいての実施となりました。
 ご協力をいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 子どもたちは、事前の生活科の時間に、質問の内容を決めたり、インタビューの仕方を練習したりして準備万端です!

 お店・施設の人も温かく笑顔で迎えていただき、子どもたちは楽しく学ぶことができました。

 探検中、とても感心したのは、お店・施設の方々に「おはようございます!」「よろしくお願いします。」「ありがとうございました。」など、あいさつがしっかりできたところ、さらに、お店・施設の中では、他のお客さんの迷惑にならないように振る舞えたことです。

 校外学習は、校内で学んだマナーやルールを実践する場です。
 そういった意味でも、今回の探検では2年生の確かな成長を感じました。

        

3年生社会科  壁新聞づくり スーパーマーケット見学 

 3年生の社会科は現在、「店ではたらく人びとの仕事」の学習をしています。
 今日10月5日(木)の3・4校時、2組の教室では、先日社会見学に行ったスーパーマーケットについて、見たり、聞いたり、自分たちで調べたことをまとめた壁新聞を作っていました。
 グループで、一人一人記事を書き、それを貼り合わせて1枚の新聞にします。
 たくさん売るための工夫や、お客さんにとって便利なこと、見学時の感想やスーパーに関するクイズなど、色ペンを使いレイアウトもカラフルに・・・。
 グループごとに工夫された、面白い新聞ができそうです。

     

6年生 市陸上競技大会

 今日10月4日(水)、第42回福島市小学校体育大会陸上競技大会が、誠電社WINDYスタジアム(信夫ヶ丘陸上競技場)で開催され、本校の6年生選手22名が参加しました。

 大会は、100m走、80mハードル走、持久走、走り高跳び、走り幅跳び、ソフトボール投げ、4×100mリレーの7種目で競われ、子どもたちは、「全・力・輝・楽」のスローガンのもと、応援の気持ちが詰まった「ミサンガ」をカバンに取り付け、それぞれの競技で自己ベストを目指して頑張りました。

 ライトグリーンのユニフォームで、全力で競技する姿、とてもかっこよかったです。

 スポーツ、とりわけ陸上競技は、様々なことをわたしたちに教えてくれます。

 〇自分の限界より、少し上の努力で「できなかったことができるようになる」喜び。

 〇「継続」が何より大切であること。

 〇「応援」が不可能を可能にしてくれること。

 〇互いの健闘をたたえ合うことの清々しさ・・・

 今大会にむけての練習を通じて、これらの価値のあることを、素晴らしいことを、選手だけに限らず、6年生全員が経験できたことと思います。

 是非、この経験を、これからの学校生活に活かしてください。

 本大会を迎えるにあたり、お子さんの体調を整え、今朝、元気に会場に送り出してくださった保護者の皆様、お忙しい中、応援に駆けつけていただいた保護者の皆様にも、感謝申し上げます。ありがとうございました。

<入賞者>

女子ソフトボール投げ 第1位 高野 莉子さん  おめでとうございます。

        

4年生算数科  計算のきまり

 4年生の算数科は現在、「計算のきまり」を学習しています。
 今日10月3日(火)の2校時、2組の教室では、並んだドットの数を数えるために、1つの式に表して答えを導き出す課題に取り組んでいました。
 ご覧のような図です。


多様な考え方ができそうです。

 1つ1つかぞえていくというやり方もありますが、「どのように考えれば、1つの式にできそうかな?」との担任の先生からの問いかけに、

「まとまりで考えればいいんじゃない?」とのつぶやきが聞こえました。

「どういうこと? 別の言葉で言える人?」

「何個分か、数を決めてかぞえれば・・・」
「同じ数でまとまりを見つけて数えれば、求められそう。」

 同じ考えでも、何人かの子どもが説明すれば、すべて違う表現になります。
 聞く側も、しっくりくる表現、ピンとくる言葉は違うもの。
 自分の言葉を使って、いろんな人が説明することで、その考えが、クラスのみんなに共有されていきます。

 また、子どもたちの発言から、「数のまとまり」に着目するという、数学的な見方が培われていることもわかります。素晴らしいなぁ!

 話し合いの結果、「まとまりをつくって、それがいくつあるかをもとに考えれば求められそう」との見通しをもとに、さっそくタブレットを使って自力解決です。

 〇を3つずつ囲んでまとまりを作り、3×8+1と立式する子
 4つずつ数えて印をつけ、4×6+1と立式した子

   

 一つのやり方で解決したら、また別なやり方でも考えてみます。
 図の見方が広がっている証拠ですね。
 タブレットを使っているので、繰り返し、試すことができます。

  

 子どもたちの考えがまとまってきたところで、全体発表です。
 スクリーンに全員の考えが映し出され、見比べることができます。これも、タブレットを使った時のよさですね。

 何人かの子どもが、順番に、大型スクリーンを使って説明していきました。

「ぼくは、3のまとまりを作って考えました。式は・・・。」
「私も、3のまとまりで考えました。式は同じですが、まとまりの作り方は違っていて・・・」
 同じ式でも、友だちと見比べると、まとまりの作り方が違うことに気づきます。

  

 なかには、同じ5×5という式であっても、「図の形はそのまま、5こずつまとまりを作るやり方」と「〇印を移動し、正方形に形を変えて数えるやり方」の発表がありました。

   

 たとえ同じ式だとしても、自分の言葉で、自分なり表現で発表したからこそ、新たな気づきに出会うことができるんですね。

 授業の後半には、担任の先生から「まとまりの書かれたドット図から式を考えてみよう。」「式から、どんなまとまりで考えたのかを図に書き表してみよう。」という投げかけがあり、みんなで考えました。

 こうすると、「式」と「図」と「言葉」が往還され、式は計算の結果を求めるための手段としてだけではなく、「どうやって考えたのか」その道筋を表す手段として用いられることにも気づくことができました。

 式は「算数の言語」であるといわれます。
 計算し答えを出すことで満足するばかりでなく、 「どうしてその式になるのか?」 と問いかけ、考える力や説明する力を高める学習も大切にしています。

     

 今日の放課後も、参観した先生方を中心に、算数の授業について研修を深めました。

  
 先生方も日々学んでいます。