鳥川小学校日誌

2024年10月の記事一覧

5年生算数科 分数の学習を振り返ろう

 今日10月21日(月)の5校時、5年1組の教室では、算数科「分数の学習を振り返ろう」に取り組んでいました。
 これまでに学んできた、
 
・分数を小数で、小数を分数で表すこと
・大きさの等しい分数
・分母の等しい分数同士のたし算、ひき算

といった内容の復習です。
 
 次の時間から、「分母の異なる分数のたし算・ひき算」、「分母の異なる分数の大小」について学習する子どもたち。
 分数の「約分・通分」の元となる考え方を、事前にしっかりと確認します。
 ポイントが明確になるように、数直線の示された学習カードを使用して同じ大きさの分数を確認させたり、子どもたちからの意見を視覚的に黒板に整理したりしながら、授業がすすめられていました。

 算数科は、積み上げが大切な教科と言われます。
 「これまでに学習したことを生かす」ためには、その前提として、生かせるように「定着して」おかねばなりません。

 学習内容が抽象度を増して、グンと難しくなってくる5年生の算数科。
 授業ではできるだけ、手指を使い、目を使い、子どもたちが具体的に「分かる」「できる」「気付く」「実感する」という経験が積み重ねられるようにしています。

 具体的な操作活動を通して、実感を伴いながら理解すること。
 高学年であっても、高学年だからこそ、大切にしたい学習活動です。

         

3年生算数科 わり算

 3年生の算数科は現在、「わり算」の学習を進めています。
 子どもたちはこれまで、九九でできるわり算(例:27÷3)、答えが何十になるようなわり算(例:60÷3)と学習してきました。

 今日10月21日(月)の2校時、1組の教室では、「69÷3」の問題に取り組んでいました。
 答えが何十何になるようなわり算の問題です。

 これまでは、わられる数が60や40など、何十ときりのよい数でした。
 今日は、わられる数が何十から何十何になっています。
 これまでの時間に学習した、60÷3や9÷3が使えるかな?

 多くの子どもたちが、図に表して、わり算の場面がよく分かるようにして考えていました。
 その結果、答えが「23」になることがわかりました。

 では、これを言葉で説明するには、どう言い表したらいいものか・・・

 「69を、60と9にわけて考えて・・・」
 「6÷3は、2で。6は、本当は60だから・・・」
 「10の位の6を3でわって・・・」

 途中まではうまく説明できるんだけど、みんなに分かるように、順序良く話すのって難しいんだよなぁ・・・。
 もやもやするけど、それをクラスみんなで考えます。

 「〇〇さんは~と言ったけど、△△さんはどう? 続けて。」
 「途中まででいいから発表できる? 後は、誰かが助けてくれるから。」
 「〇〇さんの代わりに、誰かつなげて。」

 図・式・言葉を関連付けて、繰り返し、繰り返し。
 ひとりの力では、うまく表現できなかった「考え」も、みんなで言葉をつなげて、続けて、「考え」をよりよいものにしていきます。

 根気強く、がんばって説明しようとする子どもたち、たいしたもんだ。
 いいね、3年生。その調子!!

     

1年生算数科 たしざん

 1年生の算数科は現在、「たしざん」(1位数どうしの繰り上がりのあるたし算)の学習をしています。
 今日10月21日(月)2校時に、それぞれの教室で、「8+4」や「7+4」といった、足される数が大きい場合のたし算の仕方について考えました。

 「どうやって計算しようかな?」

 ただ単に足し算して、答えを出して終わるのではなく、10のまとまりを作ることに着目して計算の仕方を考え、説明することがねらいです。
 子どもたちは、「10 のまとまりをつくればいい。」との見通しをもとに、さくらんぼ計算式で表したり、ブロックや絵図をつかったりしながら、ノートやワークシートに自分の考えを記入します。
 そして、繰り返し、計算の説明を声に出しながら計算していました。

 例えば、8+4では、

 「8は、あと2で10。」
 「4を2と2に分けます。」
 「8と2で10。」
 「10と2で12です。」
 
 と、言葉と結びつけ、順序立てて計算します。
 これまでの学習の様子が書かれた掲示物を参考にしながら、順序よく説明できました。たいしたもんだ。
 
 机の上に余計なものがなくすっきりしているところ、足す数と足される数を区別しながら算数ブロックを並べるところ、書くスピードも上がっていること等々、これまでの学習の積み重ねを感じました。
 4月入学してきたばかりの頃と比べ、ずいぶとみんな、お兄さん・お姉さんになりましたねぇ~。
 1年生、いいね!

           

吾妻山で初冠雪

 今朝10月21日(月)、「20日に吾妻山が初冠雪」とのニュースを目にしました。
 昨年より1日、平年より6日早かったのだそうです。

 下の写真は、校庭から撮影した今朝の吾妻小富士。

 向かって右側の山肌には、白いもの(雪かな?)が見えました。
 上空は、雲ひとつない青空が広がっていました。月も見えました。
 
 20日の県内は寒冷前線の通過後に入り込んだ寒気の影響で冷え込み、10月下旬~11月中旬並みの気温となったとのこと。
 秋が深まってきたのを感じます。
 
 寒さによる体調不良とともに、先週からの手足口病の流行も気になるところです。
 お子さんの体調管理、よろしくお願いいたします。

 

 

5年生家庭科 めざせ、ミシンマスター!

 第5学年では、手縫いの知識や技能を学習した後、ミシン縫いを学習します。
 今日10月18日(金)の1・2校時、5年2組の子どもたちが、家庭科の学習で、ティッシュケースを製作していました。
 ミシン縫いはもちろん、ここまで身につけた技術を使って作ります。

 布地を切って、組み合わせて、縫い合わせたり、ボタンをつけたり・・・。

 まだまだ慣れない面もありますが、子どもたちはみんな真剣な、そして楽し気な表情で取り組んでいます。
 ときには友だちや先生に助けてもらいながら。
 めざせ、ミシンマスター!