センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

センター事業等

鉛筆 カウンセリングの技法【初任者研修 市内研修 カウンセリング研修②】

 令和元年10月16日(水)、令和元年度小・中学校初任者研修市内研修カウンセリング研修②を開催しました。研修者は、事例研究や構成的グループエンカウンターの演習を通して、カウンセリングの基本概念、児童生徒理解の方法について学びを深めました。

情報処理・パソコン 第7回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

    令和元年10月10日(木)に第7回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。

   
   
   
   

〔研修者の声〕

◇電子黒板ユニットやデジタル教科書の基本操作を基礎から学ぶことができた。My教科書エディタやスカイメニュークラスなど、教材作りや授業での振り返りに活用できると思った。追っかけ再生機能なども使ってみたい。
◇デジタル教科書やスカイメニューは、大変便利で魅力的であると思った。有効に活用するためには、操作に慣れる必要があると感じた。
◇デジタル教科書の使い方について詳しく知ることができて良かった。
◇子どもの興味や関心、意欲などを高める効果が十分にあり、教師がスムーズに授業の準備ができるところに魅力を感じた。

鉛筆 道徳授業のPDCA【道徳科授業力向上講座】

 令和元年10月11日(金)、秋田公立美術大学副学長の毛内嘉威氏を講師にお迎えして、演習も交えながら道徳科の指導と評価について熱心にご指導いただきました。研修者は、道徳教育の要となる道徳科の授業を充実させ、子どもたち自らの「いかに生きるべきかを考え続ける姿勢や道徳的実践」につなげていきたいと決意を新たにしました。

〔研修者の声〕

◇模擬授業を通して、子どもが道徳的価値について理解し、これに基づいて自己を振り返るということを体感することができました。また、評価についても大変勉強なりました。

◇毛内先生の巧みな話術に引き込まれ、とても楽しく研修させていただきました。周りの方の考えや根拠等をたくさん伺うことで、自分の考えの輪郭をはっきりさせることができました。それは子どもにとっても同じことなのだなと感じました。今日の研修を生かして、子どもが「自分事として考える授業」を構築していきたいと思います。

◇模擬授業では心が揺さぶられ、本当に考えさせられる授業で、このような授業をぜひ自分もやってみたいと思いました。学習指導要領のポイントを踏まえ、生徒の実態に合わせて授業を行い、生徒の良いところを見取っていくことが大事であることを感じました。

◇今まで自分が行ってきた授業は、価値を押し付けるようなものであったと改めて実感した。もっと多面的に捉えた教材研究を行い、授業を行っていきたい。問題解決型の模擬授業はとてもわかりやすく、自分も授業の中で使いたいスキルにあふれていた。

鉛筆 放射線ってなんだろう…平田小学校【放射線教育推進校授業研究会】

 令和元年10月9日(水)、平田小学校を会場に令和元年度防災・放射線教育推進事業 放射線教育推進校授業研究会を開催しました。1年学級活動「すききらいしないで なんでもたべよう」、2年学級活動「ほうしゃせんから みをまもろう」、3・4年総合的な学習の時間「放射線ってなんだろう」、5年総合的な学習の時間「平田の米づくりと風評」、6年総合的な学習の時間「平田の今を伝えよう」の授業を公開しました。分科会において、立子山小学校教頭 柳澤香里氏、渡利小学校長 伏見珠美氏、福島第四小学校教諭 山倉直紀氏、佐原小学校長 坂本眞理氏、鳥取大学助教 北実氏から指導助言をいただき、参加者(168名)は、福島で生まれ福島で学ぶ子どもたちにとって、放射線に対する正しい知識・理解のもと主体的に判断し情報発信する力は不可欠であることを確認し、自校においても指導の充実を図っていくことを誓い合っていました。

〔参観者の声〕

◇大変落ち着いた雰囲気の中で、子供たちが調べたり教えたりしたことをもとに「風評被害をなくすためにどうするか」ということについて、真剣に考えていることが伝わってきました。大勢の参観者の中で堂々と発表する子供たちの姿がすばらしいと思いました。「地域と共にある学校」という素晴らしさを感じました。

◇児童が自ら考えて活動する時間、話し合う時間、発表する時間が十分に確保されていて、子どもが主役となった素晴らしい授業でした。子どもたちも自分の意見を積極的に表現していました。これまで子どもたちがこのような活動を数多く経験している様子が感じられました。今日の授業を参考に、自分も放射線教育に取り組んでいきたいと思います。

◇ポスターセッションにおいて、質問されたことに堂々と答えたり、写真を利用して説明したり、難しい言葉は解説したり、とても工夫されていました。自分事として放射線について考えていくことの大切さを学びました。

◇平田地区について理解を深め郷土愛を育む学習は継続しつつ、震災後はその影響や状況を踏まえて、たくましく生きるための学習が加わったのだと理解しました。放射線教育についての今後の取組の参考になりました。ありがとうございました。

鉛筆 平田オリザ~コミュニケーション教育を語る。【学校経営講座】

令和元年10月8日(火)、劇作家・演出家の平田オリザ氏を講師にお迎えして学校経営講座を開催しました。

 

〔研修者の声〕 

◇演じることを楽しむ、しなやかでたくましい子供を育てる、平田先生のお話に感銘を受けました。コミュニケーション能力が低下しているのではなく、求められる水準や環境が変化しているとの話にも勇気づけられました。これからの時代を見据え、小学校でできることを考え、日々実践していこうと思いました。素晴らしい内容でした。やはり一流の方のお話は良いですね。ありがとうございました。

◇教師として、人として、自分自身を振り返ることができました。自分には何ができるのか… たくさんのことはできませんが、残りの教員人生を頑張りたいと思いました。今回は大変勉強になりました。ありがとうございました。

◇これまでの教育観を180度転換するくらい衝撃的な内容でした。アクティブ・ラーニングが大切であることがわかっていても、知識を入れるばかりの授業をしていたことを反省しました。自分の授業を大きく変えていきたいと思います。

◇今の子供たちに何が必要か、深い話であり感動の一言です。私ももっと学び、私なりに想いや考えを伝えることができる人間になりたいと思いました。身体的文化資本を、学校現場でも子育てでも大切にしたいです。学力は「学ぶ力」、このことを私も心して先生方へ子供たちへ語りかけ、教育にあたりたいと思いました。大きな力を得ました。ありがとうございました。

◇本物に触れることが子供を育てるためにとても大切なことを改めて実感しました。小学校だからこそ「非認知スキル」を育てることを大切にしたいと感じました。興味深い話題に次々と惹きつけられ、「なるほど」と胸がスッキリとする時間でした。今日のお話を生かして主体的な子供を育てる学校づくりを模索していきたいと思います。

◇今後の教育のあり方についてグローバルな視点から日本の課題等についても考える機会となりました。幼稚園でもコミュニケーション能力を高める保育が課題となっています。子供たちが伝えたいと思える体験活動、また、本物に触れる機会をつくることが大切だと思いました。

◇時間を忘れる位興味深く講話をお聞きすることができました。これからの子供たちに求められる力、そして今後の学校教育に求められることなどエピソードを踏まえながら教えていただき、とても勉強になりました。「学ぶ力」を身に付けさせるためにさらに、多様な他者とよりよく関わることができる子供を育てるために、本校職員と心を一つに取り組んでいきたいと思います。

◇人と折り合いをつけるということをより深く考えるきっかけをいただきました。すべて手を貸すのではなく、発想を変えて自らの偏見にこだわらず柔軟に人と関わる力を子供たちに育てていきたいと思いました。貴重なお話有り難うございました。大変充実した時間でした。本日は受講させていただきよかったです。

◇これからの社会を生きる子供を育成するために、教師自身も多様な見方・考え方で社会を見つめていかなければならないと感じました。 

鉛筆 「みんな」の学級経営【特別活動実践講座】

 令和元年10月7日(月)、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官の安部恭子氏を講師に、特別活動実践講座を開催しました。研修者は、「学級経営に役立つ・学力向上につながる・キャリア教育の要・生徒指導上の問題を未然防止する・道徳的実践に結びつく」特別活動について丁寧にご指導いただき、特別活動の充実に努め、よりよい学級・学校生活をつくっていきたいと決意新たにしました。

鉛筆 中野小学校・四十二の瞳【初任者研修小規模校参観研修】

 令和元年9月30日(月)、福島市立中野小学校を会場に初任者研修小規模校参観研修を行いました。研修者28名は、講義及び1・2年算数科、3・4年国語科、5・6年算数科の授業参観から「複式学級における学習指導方法」を理解し、講話「小規模校の特色及び学校教育上の諸問題」等から “個に応じた指導” について学びを深めました。

情報処理・パソコン 第5回・第6回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 令和元年9月10日(火)に第5回タブレットPC研修、9月12日(木)に第6回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、スカイメニューの操作について、研修を行いました。

 〈第5回タブレットPC研修〉

 

 〈第6回タブレットPC研修〉

 

〔研修者の声〕
〈第5回タブレット研修会〉
◇具体的な活用方法や操作の仕方が分かった。タブレットを使うことで、児童の興味・関心・意欲を高めることができると感じた。
◇電子黒板の使い方を覚えることができた。デジタル教科書を授業で有効に使いたいと思った。
◇デジタル教科書やスカイメニュークラスの使い方がとてもよく分かった。授業で役立てていきたい。
◇デジタル教科書の便利さがよく分かり、ぜひ活用してみたいと思った。児童にも分かりやすく、楽しく学べると思った。


〈第6回タブレットPC研修〉
◇MY教科書エディタやマッピングなど、普段使わない使い方を知ることができた。
◇初めてタブレットに触れた。少し分かったのでタブレットに慣れていきたい。
◇デジタル教科書の使い方や長所を知ることができた。タブレットを使用することで学習が広がると思った。
◇スカイメニューやデジタル教科書について、よく理解できた。今後、タブレットが導入されたら、早速使用してみたい。
◇理科を担当しており、現在は実物投影機で教科書を見せているが、デジタル教科書はより使いやすいと感じた。

鉛筆 学び合うアクティブ・ラーナーとしての教員へ【小・中学校教諭初任者研修】

 令和元年9月17日(火)、小・中学校教諭初任者研修校外研修②を開催しました。講義・演習「通常学級で特別な支援を要する児童生徒への関わり方」「福島市における効果的なICTの活用のために」やグループ協議「これまでの取組から」から、研修者は “教師として幅を広げるための大切な視点” を獲得し、本日の学びを自校における自身の教育活動に生かしていきたいと目を輝かせていました。

 

鉛筆 授業を創るということ【ふくしま教師塾】

令和元年度ふくしま教師塾「第2回授業研究会」が行われています。

 ◇いっしょに暮らしている教師ですから、さまざまあることに驚かない目で子どもたちをじっと見ていますと、ほんとうにひとりひとり、個人個人別の人であることがいまさらのように思われます。能力の育つ機会のとらえ方なども詳しくわかってきます。そういうふうに子どもをこまかく観察するというのでしょうか、こまかい気持ちの動きをよく捉えるということが、平凡ですけれどもまず第一です。授業といえば教えることに夢中になるのは当然ですけれども、自分の教えていることの反応といいますか、そういうことを細かくとらえることを授業と並んで仕事にしないと、なかなかとらえられないと思います。( 「大村はまの国語教室2」から)

◇教室には、非常に引き締まった気分を作る工夫をしないといけないと思っています。引き締まっているということ、固いのでも怖いのでもないのですけれども、きりっと引き締まっている、そういう気分をつくりたいと思いました。(大村はま著「教室を生き生きと1」から)

鉛筆 放射線と私たち…福島第三中学校【防災・放射線教育推進事業】

 令和元年度9月11日(水)福島市立福島第三中学校を会場に「放射線教育推進校授業研究会」を開催しました。1学年学級活動「放射線と私たち」、2学年学級活動「食品による内部被ばく」、3学年理科「放射線の性質と利用」の授業をもとにした分科会があり、100名を超える参加者による熱心な協議が行われました。さらに、環境再生プラザアドバイザー 安藤宏氏、元香川大学教務職員 須田博文氏、福島市立西信中学校長 阿部孝寿氏から指導助言をいただき、充実した研修会となりました。

鉛筆 一歩前進【ふくしま教師塾】

令和元年度 ふくしま教師塾「第2回授業研究会」が始まりました。

 

◇研究する、研修するということには、私たちがそうした力をみがくということだけでなく、もう一つ、たいせつな意味があります。それは、私たちが子どもたちと同じ天地にいるためのくふうの一つでもあります。研修はつらいし、やってもやっても急には効果が上がらないし、わかったような、わからないような、・・・さまざまな苦労があります。そしてまた、少しの喜びのあるものです。・・・自分を見つめたり、自分の至らないところを伸ばそうとしたり、それから高いものに憧れたり、一歩でも前進しようとしたりするということ、それはそのまま少年という育ち盛りの人たちのもった自然の姿なのです。子どもというのは、身のほども忘れて、伸びようとしたり、伸びたいと思っている人間です。・・・その子どもたちと同じ気持ちになることが、まず大事でしょう。(大村はま『教えるということ』から抜粋)

鉛筆 母子分離の難しさと支援【子どもハートサポート事業】

 令和元年8月30日(金)、令和元年度子どもハートサポート事業 第2回相談員研修会を開催しました。「母子分離不安型」の特徴・状態、その対応等を切り口に、教育相談の現状について相馬智子スクールカウンセラーからご講話いただきました。また、2学期のハートサポート相談員による相談活動がより充実したものとなるよう、協議・情報交換を行いました。

鉛筆 チームで育てる教師力【初任者研修 指導教員等研修会】

 令和元年8月29日(木)、小・中学校教諭初任者研修拠点校指導教員、校内指導教員、研修コーディネーター、研修リーダーの方々にお集まりいただき研修会を開催しました。初任者研修実施上の課題や2学期以降の研修内容等について協議し、新任教員の実践的指導力を養うため、初任者の実態に応じて研修の充実を図っていくことを確認しました。

鉛筆 学習障害(LD)とは【通級指導教室担当研修会】

 令和元年8月27日(火)、第2回通級指導教室担当研修会を開催しました。福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター・災害こころの医学講座 特命准教授 後藤紗織氏から、LD(学習障害)児の理解・アセスメント・個別指導等について丁寧にご指導いただき、理解を深めました。

◇学習障害(Learning Disabilities):読字障害は、文字が読めないのではなく文章を読むのが極端に遅く、読み間違えることがよくあります。書字障害は文字を書いたり文章を綴ったりするのが難しく、読字障害があると書字障害も伴いやすいです。算数障害は計算や推論することが難しいです。学習障害は、本格的な学習に入る小学生頃まで判断が難しい障害であり特定の分野でできないことを除けば発達の遅れは見られないため、「がんばればできる」「努力が足りない」「勉強不足」と見過ごされることが多いです。支援の必要性が認知されにくく、結果的に子どもの自信の低下につながりやすいので注意が必要です。

※通級による指導は、小・中学校の通常の学級に在籍している障がいのある子どもが、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、障がいの状態等に応じた特別の指導を特別な場(通級指導教室)で受ける指導形態です。福島市の場合、通級の対象は、言語障がい、自閉症・情緒障がい、学習障がい(LD)、注意欠陥多動性障がい(ADHD)などです。

鉛筆 読みの方略の獲得と物語の法則の発見【国語科授業力向上講座】

 令和元年8月6日(火)、福島大学人間発達分科学類教授 佐藤佐敏氏をお迎えして、国語科授業力向上講座(81名参加)を行いました。昨年度の本市学力・学習状況調査における課題をもとに、具体的な教材を通して、資質・能力を高める国語の授業のあり方について熱心にご指導いただきました。

〔研修者の声〕

◇新聞投書の比較から、自分自身でも脳がバグっていたことに気付きました。子供たちに正確な読みをさせるために、自分自身が注意深く、そして真摯に文章と向き合っていきたいと思います。国語の授業を行う際には、「証拠はどこ?」「どこから分かるの?」と積極的に聞き、読みを深めていきたいと思います。

◇社会生活や日常の子供の疑問から、国語科が身に付けなければならない課題と授業をどのようにつなげるのかを分かりやすく説明してくださるので、いつもおもしろく聞かせていただいている。国語に限らずテキスト、文章を正確に読むことは大切だと思う。その当たり前のことを再認識するよい機会となった。

◇国語科の授業をするときに大切にしなければいけないことを、具体的な例を挙げながらたくさんお聞きすることができ、大変よかったです。「証拠はどこ?」といった問い返しの言葉や教材研究の視点など、自身の授業改善に生かしていきたいと思いました。

◇「ニャーゴ」や「名前を見てちょうだい」など、これまで自分の指導した教材を様々な角度から深く読む実践を紹介していただき、驚きや新たな発見の連続でした。一つ一つの作品についての教材分析や研究の面白さを感じることができました。豊かな文学体験としてオマージュという言語活動も教えていただき、指導に生かしていきたいと思いました。

鉛筆 心のキャッチボール【初任者研修 社会奉仕体験活動研修】

 令和元年8月20・21日に社会福祉法人陽光会特別養護老人ホーム陽光園様のご協力をいただき、令和元年度福島市立小・中学校初任者研修 市内研修 社会奉仕体験活動研修を行いました。29名の初任者は、陽光園介護支援センター・障害者支援施設 清心荘・大萱荘・地域密着型介護事業所 森の風の各事業所において、積極的に利用者の皆様と関わり、介護体験等を通して幅広い知見を得るとともに、教員としての資質の向上につながる得がたい体験をすることができました。

鉛筆 笑顔があふれる学級づくり【学級経営ブラッシュアップ講座②】

 令和元年7月31日(水)、温かな人間関係を育む学級経営の充実に向けて、福島県教育センター教育相談チーム遠藤寛之指導主事を講師にお迎えして、ソーシャルスキルトレーニングや構成的グループエンカウンター等について実践的に学びました。不登校やいじめ防止対応としても学級経営に取り入れていくことができる内容であり、笑顔があふれる研修会となりました。

 〔研修者の声〕

◇実技を交えた研修で、とても分かりやすかった。実際に体験したので、留意点・指示の仕方・効果などがよく分かり、自分の指導に取り入れることができると感じた。時と場に応じて、どのように言っていいのか分からない子どもが増えている。アサーショントレーニングは、これからの子どもに必要だと思った。

◇学級経営におけるルールとリレーションの確立を目指すために、効果的な手法を実践的に教えていただいてよかった。2学期の学級開きや学活、朝の活動の時間などに取り入れてみたい。特に、よい言動について、シールやカードではなく、目に見える物で取り組んでみたいと思った。

◇子供たちが対人関係のトラブルで困っているのは社会性を育むことが難しい環境にあること、それを学校で意図的に教える必要があるということに、日ごろの子供たちを見ていて納得しました。ソーシャルスキルトレーニング、アサーショントレーニングを通して、相手の気持ちを考えて行動することを学び、学級での満足感を高められるよう指導していきたいと思います。

◇この講座に参加して話を聞いているうちに安心感を覚えました。遠藤先生の優しい語りかけるような話し方が良かったのだと感じています。私も授業を行うにあたり、大切にしなければならないことだと感じることができました。

鉛筆 カウンセリングの技法【初任者研修 市内研修 カウンセリング研修①】

 令和元年8月9日(金)、小・中学校新任教職員に対象に、カウンセリングの基本概念・技術等に関する研修を行いました。29名の研修者は、講義・演習「教育相談の基礎」(講師:岩下聡清明小学校長)、「相談面接の基礎」(講師:相馬智子SC)から、児童生徒の内的変化を促進するカウンセリングのプロセスについて学びを深めました。

 

◇スクールカウンセリングは、開発的カウンセリング・予防的カウンセリング・問題解決的カウンセリングの援助段階に分けて考えることができます。(文部科学省HPより)
1) 開発的カウンセリング
 将来、児童生徒が自立して豊かな社会生活が送られるように、児童生徒の心身の発達を促進し、社会生活で必要なライフスキルを育てるなどの人間教育活動を行う。全ての児童生徒を対象とし、教科学習や特別活動、総合的な学習など、学級、学校全体の教育活動を通して、児童生徒の成長を促進する。
2 )予防的カウンセリング
 児童生徒一人ひとりについて、性格、現在の状況、ストレス、悩み、問題などを把握し、問題が発生しそうな児童生徒に予防的に働きかけ、本人が主体的に自らの力で解決できるよう支援する活動を行う。
3 )問題解決的カウンセリング
 問題の発生は、開発的、予防的カウンセリングを行うことで低減されることになるが、人生を生きていく上では、様々な問題に直面する。このような問題については、カウンセリング的アプローチにより問題の解決や不適応状態からの回復を援助する。 

鉛筆 アクティブ・ラーナーに【中学校2年次教員フォローアップ研修】

 令和元年8月8日(木)、中学校教員2年次フォローアップ研修教科等指導研修を行いました。4人の研修者は、国語科・社会科・数学科・英語科の本質について、学校教育課指導主事・教育研修課指導主事からマンツーマンの指導を受け、学びを深めました。