センター事業等
小学校外国語教育授業力向上講座「小学校外国語活動・外国語科の実施に向けて」
7月14日に文部科学省初等中等教育局視学官の直山木綿子氏をお招きして、小学校外国語教育授業力向上講座を行いました。小学校における「外国語活動・外国語科」の実施に伴い、評価の捉え方や方法、評価するための授業構想等について、学習指導要領に基づいたより具体的なお話を伺うことができました。
- 参加者の感想 -
◇「来て良かった」と思いました。学習指導要領やハンドブックの読み方が変わりました。表面だけでなく、具体的な姿、活動として捉えられそうです。「外国語は楽しい」「教師自身が学び続けなければならない」ということを感じました。
◇直山先生の話し方、ペースに引き込まれ、あっという間の時間でした。子ども達が、目的に応じて言語材料を選んで表現できるようにするためには、教師が目的を本物に近付けることが大切だと学びました。
◇「指導者にとって指導改善につながるもの」「学習者にとって学習改善につながるもの」が「学習評価」であることを思い出しました。直山先生の引き付け方、考えさせ方、やる気を出させる指導の仕方等、良い授業を受けた気持ちになりました。
◇具体的な場面や例等を取り上げながら説明していただけたので、とても分かり易かったです。知識・技能と思考・判断・表現を行きつ戻りつしながら主体的に学習に取り組む態度を育てることが大切だと学びました。
タブレットPC導入校研修会を開催(7月6日~10日)
小学校4校、中学校1校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。
・湯野小学校 7月 6日(月)
・大森小学校 7月 7日(火)
・福島第一小学校 7月 8日(水)
・松川小学校 7月 9日(木)
・福島第二中学校 7月10日(金)
研修の様子
- 参加者の声 -
・ICT活用は、児童の興味・関心を高め、学習内容の理解・定着に有効な手段だと感じた。
・今回の研修で、今まで知らなかった機能が分かった。ぜひ授業で使ってみたい。
・授業の必要な場面でICT機器を有効に活用できるようになりたいと思った。
・国語や社会のデジタル教科書の活用の仕方も知ることができた。早速活用してみたい。
・研修を受け、早速算数の授業で使ってみた。電子黒板を使うなどすればより楽しく活用できそうである。
タブレットPC導入校研修会を開催(7月1日~3日)
小学校3校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。
・庭坂小学校 7月1日(水)
・大笹生小学校 7月2日(木)
・蓬莱東小学校 7月3日(金)
研修の様子
- 参加者の声 -
・学年の学習活動に応じて、短時間かつ多様に表示できるので、デジタル教科書の活用は大変効果があると感じた。
・今回の研修で、デジタル教科書の使い方について新しいことがわかったので、さらに使っていきたい。
・タブレット端末を実際に操作しながら説明・演習が進んだので、わかりやすかった。
・ICT機器を使うことの意義を再確認し、効果的に指導に活用していきたい。
・タブレット端末を使ってデジタル教科書を操作し、電子黒板等の環境も利用しながら、有効活用していきたい。
タブレットPC導入校研修会を開催(6月22日、24日~26日)
小学校2校、中学校2校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。
・岡山小学校 6月22日(月)
・立子山中学校 6月24日(水)
・庭塚小学校 6月25日(木)
・西根中学校 6月26日(金)
研修の様子
- 参加者の声 -
・デジタル教科書の活用によって学習効果が高くなることが期待される。積極的に活用していきたい。
・教科書を拡大コピーして使用している教科では、デジタル教科書を有効に活用できると思った。
・生徒への習熟度や理解力を伸ばすには、私自身が使いこなせるように努力しなければならないと感じた。
・タブレット端末を使い、デジタル教科書を活用して学習を進めることで、児童の興味・関心を高めることができると思った。
・デジタル教科書の具体的な使い方が分かったので、授業で活用できると感じた。
・デジタル教科書を使った授業について、活用の仕方を学んでいきたい。
学級経営ブラッシュアップ講座「Q-Uを生かした学級づくり」
6月18日に学級経営ブラッシュアップ講座が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3密を避け、入替え制で実施しました。講師の福島県教育センター遠藤寛之指導主事からは、Q-Uの分析の仕方や分析結果を生かした学級づくり、構成的グループエンカウンターによる人間関係づくりについて、より具体的なお話を伺うことができました。
- 参加者の声 -
◇明日から学級で取り組もうと感じる具体例を教えて頂き勉強になった。互いに助け合う、許し合う、認め合う方法、そこに向かう仕組みづくりが必要なのだと改めて感じた。
◇分析後の具体的な取り組みや、生徒の傾向について理解が深まりました。具体例も提示していただき、今後どのような場面で、どのように生徒や学級と関わっていけばよいかが明確になりました。
◇これまでQ-Uの結果が出た際は、学級全体がどんな傾向なのかを中心に見ていたところがありますが、個人を理解することに時間をかけて分析していきたいと感じました。今どんなことに困り感を抱えているのかを知り、教育相談や生徒指導につなげていくことができればと思います。安心できる集団で学校生活が送れるような学級経営の一つの手段としてQ-Uを生かしていきます。
小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修
6月19日に小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修が行われました。講義では、学校教育課の車田敦子指導主事と遠藤義武指導主事から、国語科と算数科の「本質に迫る授業づくり」について、分かり易くお話していただきました。小グループに分かれての模擬授業による演習では、より良い授業にするための協議が活発に行われました。
- 研修者の感想 -
◇教材文を教えるのではなく,教材文を通して言葉の力をつけるということを念頭におき、「ねらい」をはっきりともって授業を展開していきたいと思いました。1時間の授業だけでなく、単元を通して身に付けさせたい力が付くようにしていきたいです。
◇数学的な見方を表す「~に着目し」や、数学的な活動は過程が大切であることを確認することができました。授業づくりで単元をつくることについて詳しく学んだので、今年度は単元づくりに力を入れたいです。
◇自分一人では気が付かなかった問題点や、ねらいを達成するための様々なアイディアが出てきたことから、授業を見てもらうことの大切さを実感することができた。今後は、学校の先輩方にも積極的に授業を見ていただけるようにしたい。
◇自分の日々の授業が、子どもに「的の中心を射抜かせる」授業になっているかと考えると、そうではないことがほとんどであると感じる。その上、自分でも的の中心がどこにあるのか、分かっていないこともある。これから授業を考えるときは、学習指導要領解説をよく読み、的の中心を見据えて構想できるようにしたい。
タブレットPC導入校研修会を開催(6月15日~17日)
小学校3校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。
・北沢又小学校 6月15日(月)
・福島第三小学校 6月16日(火)
・南向台小学校 6月17日(水)
研修の様子
- 参加者の声 -
・デジタル教科書には、とても便利な機能があることが分かったので、授業で活用したい。
・デジタル教科書を利用すれば、これまでのように拡大コピーなどを用意する必要がなく、便利だと思った。ICT活用は、効果的である。
・大きい画面でデジタル教科書を見せたり、動画を見せたりすることができるので便利であると思った。
・デジタル教科書にある豊富な資料をぜひ利用したい。
・デジタル教科書にある資料をMY教科書エディタで編集することができることが分かったので、今後の資料作成に役立てていきたい。
・とても便利なツールだということがわかった。ツールとして活用するためには、使い慣れることが必要だと思った。
タブレットPC導入校研修会を開催(6月8日~10日、12日)
タブレットPC導入校研修会の開催がスタートしての第2週目は、小学校4校において「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」について研修会を実施しました。
6月 8日(月) 清水小学校
6月 9日(火) 福島第四小学校
6月10日(水) 佐倉小学校
6月12日(金) 月輪小学校
研修の様子
- 参加者の声 -
・デジタル教科書の活用方法やいろいろな機能を知ることができたので、授業で活用できるように理解を深め、実践していきたい。
・ICT機器の活用は、学習意欲の向上や内容の理解、定着のためにとても有効であると思われた。
・デジタル教科書をただ見せるのではなく、何のために使用するのか、目的をしっかりもった上で、効果的に活用していきたい。
・デジタル教科書を活用することで、児童の興味・関心を高めたり、理解を深めたりできることを実感できた。
タブレットPC導入校研修会がスタート
6月1日から、タブレットPC導入校研修会を開催しています。
この研修会は、ICT指導員3名と指導主事が各学校を訪問し、「デジタル教科書」の有効な活用法について、市内全ての先生方に習得していただくことを目的としています。
一人でも多くの先生方が、ICTを活用した授業に取り組めるよう、授業の実際を想定した実践に役立つ研修を行っています。
短時間でしたが、下川崎小学校と矢野目小学校,青木小学校では、指導主事によるリモート講義を実施しました。
6月1日(月) 福島第二小学校
6月2日(火) 下川崎小学校
6月3日(水) 平田小学校
6月4日(木) 矢野目小学校
6月5日(金) 青木小学校
研修の様子
- 参加者の声 -
・デジタル教科書について研修し、今まで使用していなかったツールの使用方法が分かり、とても参考になった。
・教科や内容によって、工夫してデジタル教科書を活用することで、児童の興味関心を高めることができると感じた。
・教科書の写真資料を拡大コピーして見せたり、教科書をデジタルカメラで撮影してテレビにつなぎ提示したりすることがあったが、デジタル教科書を使用すると便利になると思った。ぜひ利用したい。
・MY教科書エディタをうまく使用することができれば、教材作成の時間が大幅に削減できると思った。
・子どもたちが興味をもって学習に臨み、「できた」「わかった」と実感できるように、ICT機器が活用できるよう今後も研修していきたい。
学び続ける教師【令和2年度教職員研修事業案内】
令和2年度実施予定の「教職員研修事業」をご案内します。
令和2年度 教職員研修事業案内 リーフレット.pdf ←クリックしてください。
※令和2年度も県内外から素晴らしい講師をお迎えします。奮ってご参加ください。(福島市教育振興基本計画において、市内小・中・特別支援学校の教職員が、専門研修「希望講座」に、年間、一人1回以上参加することを目標として掲げています。)
学び続ける教師【リーディングスキルテスト体験】
令和2年3月11日(水)、RST体験最終日でした。
〔体験者の声〕
◇あっという間に時間が経っていました。自分自身、頭を働かせて「読むこと」を一日にどのくらいしているだろうと考えさせられました。今まで捉えていた読解力はそれでよかったのか、この体験をどのように活かしていけば良いのか、例えば評価の低かった問題のタイプについて、その評価を高めるためにどんな手立てを講じていけば良いのか等、ご指導いただき学校でも有効に活用していきたいと思います。
◇個人のペースでテストを受験できる点が良い。またパソコンで問題を解いていくのはある意味ゲーム感覚で取り組めると思われるので、受験のハードルはそれほど高くないと感じた。評価とアドバイスが直ちに表示され、結果がすぐにわかると言う点も魅力である。ただ、この結果をどのように指導に生かすかは、なかなかイメージできなかった。5月の講座でこのもやもやとした気持ちが晴れると良いと思う。目の前の子供たちに、これからの時代に求められるリーディングスキルをどのように育んでいけば良いか、さらに研修に励みたい。
◇子供たちがリーディングスキルテストを解く際、知識がなくても「よく読めばわかる」と言うことが理解できるだろうか、疑問に思った。いくら、よく読めばわかると言われても、何度も繰り返し読む根気強さや、一つ一つの情報を整理していく力があるだろうかと思った。また、子供たちがリーディングスキルを身に付け、高めていくためには国語科を中心に学校の教育活動全てにおいて指導・支援を行っていく必要を感じた。読書や新聞などで活字に慣れ、対応させながら読んだり論理的に判断したりすることを日常的に行っていくことができればと思った。
◇リーディングスキルテストの結果としては、その時の体調や覚醒の状態によっても差が出てくるだろうとは思うが、スピードが求められているわけでは無いとの事なので、被験者が慌てず取り組むことが重要なのだと思う。リーディングスキルテストは、ややこしい何かをどれだけ正確に捉えられるテストとすれば、ややこしいものを適切に処理する能力を高めるとともに、ややこしいことから逃げ出さないことや、放り出さずにチャレンジする気持ちや意欲の部分も重要であると感じた。リーディングスキルテストは一つの指標であるから、それを具体的な材料にしながら読解力を含めた生きる力全体の底上げを図っていくことが大切だと感じた。
AIに負けない子供を育てる【リーディングスキルテスト体験】
令和2年3月10日(火)、RST体験(4日目)を行いました。
〔体験者の声〕
◇率直に「なるほど!」と感じた。自分の能力が明らかにされるのは年齢的に厳しいものがあるが、素直に何がどう間違ったのかを知りたい欲求にかられている。ある種、クイズを解く感覚、ゲームをしている感覚と似ているかもしれない。
◇話題になっているリーディングスキルをどのようにしてテストするのか、とても関心があったので体験できてよかった。実際にやってみると、自分は、文章を読み取る力に偏りがあることがわかった。では、この苦手を克服するのにはどうしたらいいのか。このテストを生かして読解力を向上させようとした時、うまい手立てが思い浮かばない。傾向はわかっても、どう生かすかが難しいテストだと感じた。
◇大切な事はPDCAのCとA、つまり結果をどのように伝え、どのように生かし、どのように指導を再構築できるかであろう。そのような意味において、今後の教員研修が必要だと感じた。今回、この体験に参加できて本当に良かったと感じている。
◇本市の課題である「読解力」について、客観的なデータをもとに指導できるツールであると感じた。読解力はすべての教科に必要な力であり、我々教員が学級や学年の集団としての傾向や個人の能力をしっかりと捉えて授業を行うことで、それぞれの教科が目指す育てたい力の育成につながっていくのだと思う。5月の講座でどのように活用していけばいいのか、本市の子供たちの学力向上につながるようによく研修したい。
◇本気になって文章を読んでみるとかなりのエネルギーが必要でした。読解力の高い人だとそんなに苦労せずに読めるのでしょうか。テストを受けてみて普段あまり本気で文章を読んでおらず、読み飛ばしていることを反省しました。今後、自分の診断結果を参考に、生活や仕事に役立てていきたいと思いました。さらに、子供たちにこのような力をつけさせるにはどうしたら良いのかということを考えるきっかけになりました。授業改善が必要だと痛感しています。
読解力とは【リーディングスキルテスト体験】
令和2年3月9日(月)、RST(リーディングスキルテスト)体験を再開しました。
〔体験者の声〕
◇このテストで、どのようなことがわかるのかが気になります。「テストを受けて終わりになってしまわないか」と思いました。大人の自分でさえ、結果を開示されても、ではどうすればいいのか…となってしまいました。
◇正確さが大切だとわかっていても、つい急いで答えを出してしまう自分がいました。性格的なことも結果に現れるのかなと思いました。日頃、仕事以外であまり活字を読まないので、読書などの機会を増やしたいと思いました。
◇県学力テストや全国学力学習状況調査のように、情報を関連付けたり整理したりしながら答えを導き出すテストのように感じた。そのような課題に対応する力を身に付けさせるのは「授業である」と、分かってはいる。では、どのようにしたらよいのか、考えていかなければならないと改めて思った。4月から本格実施される新学習指導要領のねらいを、なんとなく味わうことができた。
◇時間が経つにつれて集中力が欠けていくのがわかり、いかに集中力を保てるのかが大切だと思いました。受検して、クイズを解いている感じがあったので面白さも感じました。自分自身の得意・苦手分野が分かり、日常生活の会話や対話の中で、しっかり最後まで言うこと・聞くことが大切になると感じました。
PDCAサイクルを生かして【福島市総合教育センター運営委員会】
令和2年2月25日(火)、運営委員の皆様(9名)にお集りいただき、令和元年度第2回福島市総合教育センター運営委員会を開催しました。千葉養伍委員長(福島大学教授)の進行により、令和元年度事業実施概要及び令和2年度の事業計画(案)について熱心な協議がなされました。
※当Webサイトへのアクセス数が100,000件を超えました。今後も教育研修課の《支援》と《研修》に関する情報を発信してまいります。どうぞよろしくお願いします。
体験に勝るものなし【学校経営講座】
令和2年度の学校経営講座に向けてRST(リーディングスキルテスト)の体験が始まりました。市内全ての小・中・特別支援学校の管理職もしくは研修主任等の先生(各校1名)が受検します。AI時代に求められるリーディングスキルとは…、本市児童生徒の読解力・活用力を向上させるには…、福島市の教職員が一丸となって学んでいきます。
〔体験者の声〕
◇設問内容をしっかりと捉えることや落ち着いて考えることが大事だと感じた。こういった問題を解くにあたり、時間制限が加わると、さらにプレッシャーがかかるように思った。久々に受験生の気持ちを味わった。結果を見ると、自分の傾向がよく表れていて感心した。良い機会だった。
◇読解力について子供の課題として示されることが多いが、実は大人も「理解したつもりになっていないか」振り返る機会となった。文章をさらっと眺めただけで、勘違いしていることが多いのかもしれない。特に指示語について、思い込みで捉えてしまい、情報を誤って理解しがちだと気付いた。
◇子供の読む力を “なんとなく” で捉えてしまうと、子供はわからないままに時間を過ごしてしまう。熱心に学習に取り組んでいるようで、実は力が付かない授業で終わってしまうことのないように、授業をどう改善していけばよいのかを考えていきたい。
◇自分の能力の傾向を理解することで、それを補う方法がわかる。このテストの利点を学校の教育にどう活かすか、そこが今後の課題であると思う。このような機会が多くの教員にあれば、と感じた。
◇結果がわかっただけでは、今の自分の実力のなさを実感するだけだと思います。この結果を基にどうすれば良いかが大切なのだと思いました。AI時代に求められるリーディングスキルって本当にこういうことなのか、というギャップを感じました。今後どう対応したらよいか、考えていきたいです。
鉄は熱いうちに打て【ふくしま教師塾修了式】
令和2年2月18日(火)、ふくしま教師塾8期生3名の修了式があり、課長から “教師として熱い鉄であり続けること、その鉄を打ち続けること” との激励がありました。また、9期生3名を含めた6名の塾生が、社会科 渡辺康弘師範、国語科 鈴木義男師範、算数・数学科 佐藤浩昭塾長のご指導のもと、1年間学んできた成果を報告しました。さらに、「努力して結果が出ると自信になる。努力せず結果が出ると傲りになる。努力せず結果も出ないと後悔が残る。努力して結果が出ないとしても経験が残る。」との塾長講話があり、塾生たちは、ふくしま教師塾という機会(CANCE)に、共に挑戦(CHALLENGE)し、変わった(CHANGE)ことを互いに認め合い、今後も謙虚に学び続けることを誓い合いました。
※令和元年度ふくしま教師塾研修報告書PDFデータは、デジタル職員室>授業>資料室>01教育研修課(福島市総合教育センター)にあります。ご活用ください。(福島市立小・中・特別支援学校教職員のみ閲覧可能)
みんなで育てよう!未来のたから ふくしまっ子【調査研究報告会】
令和2年2月14日(金)、「令和元年度研究報告会」を開催しました。83名の参加者は、研究協力校(福島市立北信中学校)の不登校支援教室「ふれあい学習室」の取組、全国学力・学習状況調査に関する調査研究~解答類型から見える福島市の傾向と課題~、児童生徒の生活状況に関する調査研究~子どものインターネットをめぐる現状と課題~に関する報告を熱心に聞き、グループ協議において活発な意見交換を行いました。
〔参加者の声〕
◇北信中学校の発表の中で「居場所づくり」「関わり続ける」「できることを見つける」と言う3つのキーワードが心に残りました。少しでも多くの子供が、『学校』という場所で自分を高めることができる環境をつくっていく必要があることを再認識しました。
◇教科ごとの分析ではあるものの、問題内容を改めて確認すると、他教科・他領域との関わりがあるのだと思いました。学校としての取組にも生かしていこうと思います。
◇「問題を読む力」と「使える力」がないと、課題は解けないと言うことがよくわかりました。また、子供の中には活用型の問題に対し、初めから戦意喪失してしまう子供もいます。“よく考えれば解ける” という自信と誇りを持たせたいと思いました。
◇今日お話いただいた福島市の現状を保護者に伝えたいと思いました。また、グループ協議で中学校の現状を知ることができ、とても参考になりました。メディアの使い方を自分でコントロールできるように指導していくことを見据えて、対策を講じていかなければならないと感じました。
◇多忙な中、子供たちの生活状況についての調査研究をありがとうございました。世間一般に話題となっている現状が、福島市の子供たちにおいても同様だと感じました。今後ますますネット依存は増加することが考えられ、保護者も巻き込んだ対策が必要だと感じました。
◇研究協力員の先生方が調査研究のためにご尽力してくださった背景を考えると、報告書の価値もぐんと上がると思いました。大変ありがたいです。今回伺ったことについて、自校に生かせるよう情報を発信しなければならないと思いました。様々な考えを持つ先生方も「子供を良くしたい」と思う根っこの部分は同じだと思います。自分も含め、そのアプローチはその子供に合っているのか、その発問は考えを深めるものになっているのか、いつでも問い直していかなければならないと思いました。柔軟性を持って指導力を向上させていきたいです。
◇各教科における本市の課題を焦点化し、その解決に向けた指導のあり方について全国学力・学習状況調査の実際や、教科書での位置づけを示しながらお話しいただけたことで、すぐに教職員に伝達できる内容でありがたかったです。
◇子供のインターネットをめぐる状況は、日々深刻化していることを肌で感じていましたが、数値的な裏付けにより、より危機感を持ちました。まず、子供に自らの状況を客観的に把握させ、改善への具体策について家庭と連携して考えていかなければならないと強く感じました。ネット依存実態把握のための調査を本校でも行ってみたいです。
◇報告会の持ち方(参加型、グループ協議など)に工夫があったり、報告の仕方(PowerPointの有効活用など)が工夫されたりしてよく伝わってきました。何より、報告の内容の濃さが際立っていました。素晴らしい報告会であったと思います。調査研究に携わった皆様、ありがとうございました。
◇多忙化解消、働き方改革と言われる時代に、本当に我々がやらなければならないことを再認識した気がします。子供たちが「学校で学びたい」「学校が楽しい」と思える学校づくりのヒントがたくさんありました。何事も前向きに考え取り組んでいきたいと思いました。ありがとうございました。
第10回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】
令和2年2月4日(火)に第10回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。
〔研修者の声〕
◇電子黒板やデジタル教科書の具体的な使い方を知ることができ、実際に活用してみたいという意欲がわいてきた。ぜひ、使ってみたい。
◇電子黒板の使い方が分かったので、活用したい。
◇実際に操作しながらの演習を行ったので、デジタル教科書の便利さがよく分かった。子どもたちは興味をもって取り組めると思った。
◇デジタル教科書はこれまでも活用していたが、知らなかった機能もあった。今回の研修を受講して、デジタル教科書のいろいろな機能を知ることができたので、今後使っていきたい。
◇授業に生かせる有意義な研修だった。タブレットPCを活用したい。
第9回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】
令和2年1月21日(火)に第9回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。
〔研修者の声〕
◇タブレットPCやデジタル教科書は、「意外と簡単、分かりやすい」ということが研修を受講して分かった。授業で活用していきたい。
◇電子黒板やデジタル教科書など、自分でも授業で使えると思った。授業での活用や教材作成に取り組みたい。
◇電子黒板を使用することで、子どもたちの学習意欲がより高まるのではないかと思った。これからの授業の中で使っていきたい。
◇デジタル教科書は活用していたが、さらに、My教科書エディタの機能について分かったので、今後使ってみたい。
◇デジタル教科書やMy教科書エディタを使うと、授業の資料準備がしやすくなると感じた。
特別支援学級担任スキルアップ研修会【土曜自主セミナー】
令和2年1月18日(土)福島市総合教育センターに於いて、教育研修課相談員の塚野薫氏を講師に、土曜自主セミナー「特別支援学級担任スキルアップ研修会」を開催しました。市内の小中学校で特別支援学級の担任をする先生方が、学習指導要領改訂の趣旨を生かした教育課程の編成や「学びの履歴」シートの活用等について学びを深めました。
〔研修者の声〕
◇教育課程編成にあたって「学びの履歴」シートで個々の実態を把握した上で、カリキュラム・マネジメントしていく必要があることを学びました。学年差や実態差が大きくても、一人一人の良さを生かしていくという指導例などが参考になりました。生活単元の中でも教科の目標を狙っていくというところも必要だということがわかりました。ありがとうございました。
◇実態に応じた教育課程の編成をする上で、子供たちを担当する前までに「どの程度の内容を習得しているのか」を把握しておくことが大切であると学びました。そのために学校全体で考えられるようフットワークを軽くして、いろいろな立場の先生の視点も取り入れることが大切なのだと思いました。3回の自主研修会に参加させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。