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卒業式合同練習より
2月8日木曜日、全学年合同で第1回の卒業式練習を行いました。
はじめに、3年生の代表生徒が卒業式への思いや願いを話し、それぞれの感謝の気持ちを所作や歌に込めて、
感動的な卒業式をみんなでつくりあげましょうと呼びかけました。次に、卒業式の次第にしたがって、所作を
確認するとともに、式歌の練習をしました。練習にもかかわらず、真剣に取り組む生徒の姿からは、凛とした
雰囲気と感謝の気持ちが伝わってきました。3月13日の卒業式が今からとても楽しみです。
【卒業式練習の様子】
第2学年 道徳科研究授業より
2月8日木曜日、本校2年生が道徳科の研究授業を行いました。
「感謝の気持ちを表現する」という主題のもと、「多くの人々の善意や支えにより、日々の生活や現在の自分がある
ことに感謝し、それに応えようとする態度を育てる」ことを目標とする授業でした。
前時に学習した「家路」(ふくしま道徳教育資料集 第Ⅱ集)は、東日本大震災時に出張先の東京で被災した主人公
が、他者からの善意によって郡山へたどり着くことができたという内容の読み物資料でした。本時の授業では、始め
にタブレットを使い、クイズ形式で物語のあらすじを確認するとともに、各自が書いた感想をみんなで共有しました。
次に、「善意に報いる(恩返しをする)ためには、どうしたらよいのか」という学習目標をもとに自分の考えもち、
グループで話し合いながら考えのよさを共有し、さらに新たな視点を加えて、全体で考えをねりあげました。その後、
個人の考えをまとめ、発表し、それぞれの考えを全体で共有しました。飯野小学校の先生や本校の先生方も参観する
中で、生徒たちは仲間とともに主体的・協働的に学びをすすめ、一人一人の考えを広げ、深め合っていました。
【研究授業の様子】
第2学年 家庭科 調理実習より
2月6日火曜日、第2学年の生徒が家庭科の調理実習を行いました。作ったのは、「ジャガイモのガレット」です。
はじめに、ジャガイモの皮をむき、細い短冊に切ります(ここまでは、実技テストとして実施)。その後、塩を混ぜ
て水分を絞り取り、コショウとチーズを入れ、かき混ぜてから焼きます。表と裏をこんがり焼けばできあがりです。
男子と女子に分かれてのグループ編成で、ジャガイモの皮むきと短冊切りは、圧倒的に女子のグループが早くできま
した。日ごろから家で料理のお手伝いをしているからなのでしょうか。ガレットができあがるまでには、グループ間
の時間差はありましたが、時間内にすべてのグループがお互いに協力し、調理と後片付けを完了できました。校長室
にもお裾分けがあり、バターとチーズ、ジャガイモのこうばしい香りが漂い、サクサクとした食感とほどよい塩味の
ジャガイモがとてもおいしく、見た目にもきれいで、オシャレな一品に大満足、自分でも作ってみようと思いました。
2年生の皆さんは、家庭でもガレットづくりに挑戦し、ご家族にも是非食べてもらいましょうね。
【調理実習の様子】
第3回PTA授業参観・学年懇談会、各専門委員会より
1月31日水曜日、第3回PTA授業参観・学年懇談会、各専門委員会を開催しました。
授業参観では、第1学年が国語科「漢文:今に生きることば」の単元で「矛盾」という言葉の意味や成り立ちに
ついて学びました。また、第2学年は、保健体育科の「ダンス」と「武道:剣道」を行い、ウォーム・アップを
兼ねて「ライジング・サン」の曲に合わせてダンスを披露するとともに、剣道の基本打突のかかり稽古を行いま
した。第3学年は、数学科の「適用問題」に取り組み、既習内容を活用しながらグループ内で話し合いを行い、
粘り強く考え、答えを探究しました。
その後、学年懇談会では、第1学年は2年後の修学旅行や次年度の職場体験学習等について、第2学年は4月に
迫った修学旅行や3年生の諸活動等について、第3学年は高校入試や卒業式等について話し合われました。
また、教養、広報、環境の各専門委員会が開催され、今年度の活動の反省と次年度への引継ぎ事項について協議
しました。さらに、PTA役員選考委員会が開催され、次年度のPTA役員候補者の人選が行われました。
保護者の皆様におかれましては、大変お忙しい中、多数ご出席をいただきありがとうございました。
【授業参観の様子】
《第1学年》
《第2学年》
《第3学年》
【学年懇談会と各委員会の様子】
確かな学力の育成に向けた英語科授業研究会より
1月29日月曜日、福島市教育委員会主催の「確かな学力の育成に向けた英語科授業研究会」が本校において
開催されました。
本校教諭による3年1・2組の授業を市内18校の先生方及び福島市教育委員会の先生方が参観されました。
授業は、東日本大震災で津波の被害を受けた岩手県陸前高田市において、震災後に開催されたコンサートで
演奏された「Tsunamiバイオリン」の記事(英文)をもとに、様々な学習活動を通して記事の概要を理解し、
なぜ「Tsunamiバイオリン」と名づけられたのかを考える内容でした。
授業前に「We are the World 」を歌い、緊張をほぐしました。授業のはじめは、自分一人で7つの質問の答え
を探しながら概要をとらえました。その後、読み取った内容や未習語をペアやグループで確認し合いました。
次に、黒板に提示された絵にあったキーワードを見つけ、概要についての理解を深め合いました。最後になぜ
「Tsunamiバイオリン」と名づけられたのかを考え、英語で表現し、発表しました。教師からの指示はすべて
英語で、生徒たちも英語を聞き取り、英語で書いたり、話したりしながら授業のGoalにたどり着きました。
授業後は、先生方による研究協議会が行われ、授業者の自評の後に「授業で印象に残った生徒の姿と教師の働
きかけ」「学力向上につながる授業改善の手立て」についてグループ協議を行い、情報を交換し共有しました。
参観された先生方からは、本校の授業づくりと生徒の取組について、とてもよい評価をいただきました。
【研究授業と研究協議会の様子】