杉妻小学校日誌

2021年11月の記事一覧

EV車 出前授業 5年社会科

現在の日本において「EVの普及はこれから…」という状況です。我が国のカーボンニュートラル達成のためにEV車の普及は重要な目標です。


5年生の社会科学習では、電気自動車の普及における課題やメーカーの開発・努力を学習しました。

先週の26日金曜日には、福島日産自動車の皆様のご協力による出前授業を体験できました。


この経験を通して児童は、EV車は移動手段だけでなく、災害時の電気も補填できること。自動運転機能との親和性も高いこと。また、何よりも排気ガスを一切出さない利点があることを理解したようです。 

そして、価格、走行距離、充電時間などの課題も解決しようと努力するメーカーの人々の努力と工夫についても考えることができました。

当日は、3台のEV車と福祉車両、そしてたくさんの電動のモデルカーを用意していただきました。福島日産自動車の皆様に厚く感謝申し上げます。<(_ _)>

こころの授業

 「ふくしま子どもの心のケアセンター」は福島県より事業委託を受けた「一般社団法人 福島県精神保健福祉協会」が設置・運営する機関です。 福島学院大学、福島県立医科大学と連携しながら、東日本大震災後の福島の子どもたちへの支援活動を行うことを目的として、2021年4月に開設されたとのことです。

 先日、その講師の先生による「こころの授業」が6年生で実施されました。

相手が受けとめる思いを想像して言葉を発する。また、同じ言葉でも人によって受けとめ方が違う・・・

児童は、言葉と気持ちについてじっくりと考えてしました。

落ち葉アート

美術と音楽・・・人と全く違うことで称賛されるものですね。

一つ一つが個性の輝きに心動かされるからかもしれません・・・

そんな哲学的な話を抜きにして、日常の中に「おやっ??」とした面白いものを見つけることができます。

 

いま2階の北校舎と南校舎をつなぐ廊下に児童会の緑化委員会が企画した掲示があります。

本校の正門付近は大きな木が多くあります。

この時期、落ち葉履きがひと苦労なのですが、その落ち葉を使って「落ち葉アート作品」を募集していました。

できた作品が下の写真

素朴でユニークな作品がたくさんあります。

中には、スクールキャラクターの「メタちゃん」を表現したものもありました。

銀杏の葉を重ねてメタセコイアがダンス♪♫しているかのように描いています。

ほかにも「かいじゅう大あばれ」のタイトルでつくったのは1年生。

葉の形が組み合わされて、たしかに「かいじゅう」のように見えるから不思議です・・・( ^ω^)

価値の遠近法

近頃読んだ書籍に「価値の遠近法」という言葉がありました。

著者によると

絶対に見失ってはならないものと、
あってもよいけどなくてもよいものと、
端的になくてよいもの、
そして絶対にあってはならないもの

この4つをどんな状況にあってもその都度、その価値を見極めることのようでした。

この「価値の遠近法」で学校を見ると、絶対に見失ってならないのは
子どもの学びの質であり、指導者による授業の質です。
この質を高めるために、何度も授業研究会を繰り返します。
質のゴールも山の頂も濃霧の中に隠れて見えませんが、そこに向かうための羅針盤が授業研究会を通して培われることは確かです。

今日は、6年生の国語科の授業研究会が行われました。

作者の伝えたかった「いのち」とは何か・・・二つの作品を読み比べて考えたり話し合ったりしていました。

コロナ禍で学習発表会などのこれまでの行事は実施できていませんが、よい授業を求める本校の教育活動の価値を見ていただきたいと思いました。

 

深まりゆく秋 花壇から

昨日の写真です。1年生が校舎南側の花壇でなにか活動をしていました。

晩秋の抜けるような青空の下で夢中になっています。

1年生は、花壇に残っていた花々や作物の残りを抜き取っていました。

根もしっかりとるように力を込めて・・・

そして、自分の背丈より大きいコスモスも引き抜いていました。

 

整地した花壇はこれからどう使うのかな、何が植えられるのかな・・・( ^ω^)

深まりゆく秋の季節から冬の始まりが感じられる活動でした。