杉妻小学校日誌

2022年7月の記事一覧

笑 え

「なかよく」「協力」「顔」「チャレンジ」のキーワードは、26学級ある杉妻小の学級目標にたくさん掲げられています。校長先生も第1学期の終業式で「挑戦」「顔」のお話。次の社会を育てる学校という場で、本校が大事にする価値観はこれらの言葉から伝わると思います。

 
 1学期の終わり頃、教師1年目の先生が道徳科の研究授業をしました。ねらいは、自分の長所に気付き、自分のよさを伸ばしていこうとする心情を育てること。学習活動の中で、友達に自分のよいところを聞いて、どんな気持ちになったか考える場面がありました。その活動のやり方を理解させるために、この先生は例として、

「先生のよいところを教えてくれますか?」

と子どもたちに問いかけました。すると、たくさんの手が挙がり、心が温まる言葉がいろいろ返ってきました。

その中には、

「先生は怒ってもかわいい。」

と、言葉尻だけとらえると誤解されそうですが、真っ直ぐなまなざしで素直な子どもの発言がありました。

そのとき、周りで見ていた数人の先生たちも思わず顔があふれました(๑>◡<๑)・・・幸せな学校を感じた瞬間でした。

冒頭の「なかよく」「協力」「顔」「チャレンジ」・・・

自分たちができていないのに子どもたちができるはずありませんし:*+.\(( °ω° ))/.:+ 2学期、また先生たちも仲良く働き、顔でチャレンジできる杉妻小にしたいと思います。

 

分 わからない

1年生と図画工作科の授業をするときの感覚は・・・

「なんかよくからないけど、おもしろそうだよ」

「みんなで、あの原っぱに行ってみない?」と誘うような感じです٩( 'ω' )و

 


紙や粘土は、原っぱで何かをはじめるためのきっかけ

なんだかよくからないけど、原っぱには子どもたちの想いがあふれている・・・でもここは「教室」

 
わくわくするようなエネルギーが充満してるけど、たしかな形にはなってない。

たしかな形になっていなくても、まわりとちがう方が面白い。

 


「なんだかよくからないけど、こうしよう」

「ワタシは、こうしよう」

「ボクは、こうしよう」

こうしようこうしようこうしようこうしようこうしようこうしようこうしようこうしようこうしようこうしようこうしようこうしようしこうりょくしこうりょくこうしようしこうりょくしこうりょくこうしようしこうりょくしこうりょくしこうりょくしこうりょくしこうりょくしこうりょくしこうりょく・・・

・・:*+.\(( °ω° ))/.:+あれっ??「しこうりょく」になっちゃった・・・(๑>◡<๑)

楽 たのしむ

」第2弾

パラリンピック競技種目の「ボッチャ」。イタリア語で「ボール」の意味。古代ギリシアの球投げに起源をもち、ボールを交互に投げて点数を競い合います。四肢に障害のある方から、性別や年齢を問わず楽しめるスポーツとしても知られています。

的の動くカーリングのような戦略も必要で楽しく競技できます。上の世代は、子供時代に広場でビー玉あてをして遊んだ経験もよみがえるかも・・・(#^.^#)


昨日は、専門の方の指導を受けながら5年生が体験しました。

「ひとりでやるよりもみんなで協力するといいという気持ちになりました。」
「しょうがいがあってもなくても人と人がつながれる感じがわかりました。」
「みんなと協力して楽しくやったらうまく投げられました。」

子供たちの感想からはボッチャの楽しさだけでなく、競技を通して互いの存在を認め合い、支え合うことについて考えたことが伝わってきます。

実は杉妻小の教員チームもできました。先月ある大会で第1位を受賞しました。次は、10月の福島市長杯に挑戦するとのことです。( ^^) _U~~


ふと思い浮かんだのは、
「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれをしむ者に如かず。」
という有名なことば。

学びの「知る」「好む」「しむ」という三段階で表しています。

しむ」ことが最も上。

先生たちは子供たちが「知りたい、できるようになりたい・・」と学ばずにはいられないと心躍るような授業をしてみたいと思ってます。しかし、それは容易にできません。ですから授業改善の自己研修が大切です。

「まずは先生たちがしむ。」

先生自身が学びを楽しむことは、子供たちの心躍る学びにつながる~゜・_・゜~と思います(^^♪

葵 あおい

(タチアオイ)の花が上の先まで開きました。
今シーズンは、同じような位置から時折、撮影してみました。

下の写真は6月3日

下の写真は6月16日


6月20日

そして、今日7月5日

下から花が咲き、上に向かって立の花が開いていく様子が伝わると思います。
一番上が開くと、梅雨も終わり・・・

杉妻小の周りに咲き誇るたくさんの立

子供たちも、まっすぐと空に向かって伸びて、色あざやかに咲き誇ってほしい・・・との願いにあふれていると思いました。

背 せ

朝早くからプールの水質を確かめたり、放課後に掃除用具を整えたりしている先生をみかけることがあります。
子供にはほとんど見せない姿です。
先生たちも授業以外に業務を分担しているので、その仕事といえばそのとおりなのですが・・・

杉妻小の先生たちは、業務の進め方を自ら考えて取り組んでいます。その姿勢にいつも感謝しています。

今回は、写真を撮りながら「大人の中のもつ意味」をふと考えました。

子供は大人が口にする言葉をまっすぐ聞くのでもなければ、ただ真似をするわけではありません。
大人の動きやたたずまいを後ろから見つめています。そして、次第に真似ながら自分の所作に取り入れていきます。

時に中のもつ意味の大きさを思い返す・・・それは大人の務め・・・ですね (;^ω^)