杉妻小学校日誌

2022年1月の記事一覧

・・・が響いている♬ 

「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」
「国内外のお友達に“愛の鐘”を鳴り響かせよう」
そんな願いをこめて1960年に開始されたベルマーク運動。
学校の設備や教材をそろえたり、ハンディを背負いながら学んでいる子どもたちに援助したりするボランティア活動です。

手作業による煩雑な仕分けや集計の作業が必要で運動をやめている学校も目立ってきたと聞きます。しかし、写真のように本校では児童会とPTAに支えられ続いています。


この活動の様子をみて「市民性(シティズンシップ)」という言葉を思い出しました。
よりよい社会の実現のために周りの人と積極的にかかわろうとする意欲や行動力のことです。

杉妻小の児童も保護者も一緒になって取り組む姿に
「押しつけ」でもなく「おまかせ」でもなく、当事者としての意欲や行動力を響かせよう♪♬ 

そんなベルの音が響いているように感じました。

今日は『大寒』

今日は『大寒』二十四節季で一年で一番寒い季節と言われます。福島市も低温注意報が出ていました。

エアコンの室外機から出る蒸気が、白く激しく吹いてみえます。

校門から見える吾妻山も白く、月も輝いています。

足元を見ると、氷が張っています。子どもたちは、見つけると真っ先に割るのが楽しみのようで・・・( ^ω^)

そういえば、薄氷(はくひょう)・・・ではなく、これを『うすらひ』と呼ぶことを思い出しました。美しい日本語の風景が周りにありました。

今朝は、雪がなく静かな朝を迎えられたような気がします。

 

昨日のお昼に撮影したパンジーです。

この寒さに耐えるたくましさが本校の子どもたちにも育つようにと願っています。

 

没頭する、熱中する時間をつくる

子どもが学ぶとは、それを知ろう、あれをやってみようと夢中になることですね・・・

そのため、先生たちは「児童らが没頭する、熱中する時間をつくること」に力を注ぎます。

今日の午前中、教室を回っていたら多くの教室で図画工作科に取り組んでいました。

没頭している児童の顔や作品を見ていると、子どもって面白いなぁと思います。

1年生はオニを描いていました。

2年生は材料をヒントにして絵をつくりだしていました。

3年生は、ハサミやカッターを使って紙を切り抜いています。

 

5年教室を回ると・・・Σ(・ω・ノ)ノ!

モデルをおいて何やらデッサンのよう・・・担任の先生も一緒になって描いていました。

児童は柔軟で正直です。心の深いところが動いていると、目や顔、手の動きにもそれが現れます。

図画工作だけでなく、国語科や社会科・・総合的な学習・・いろいろな場面で、児童が没頭する、熱中する時間をつくってあげたいなあ・・・( ^ω^)と思いました。

 

 

 

思い出やめあてを言葉にする価値

『ふゆやすみ たのしかったことは、おんせんにかぞくとじいじとばあばといったことです・・・おんせんのいろは白で、いおうのにおいがしました。すごくゆきがふっていました。ろてんぶろがさいこうでした。・・・』

『・・・3学期が終われば、4年生になります。4年生は学校の中でもお姉さんの立場になります。勉強が得意で、みんなにやさしくできる4年生になりたいです。そのために3年生のうちから心がけて過ごしていきたいです。』

『3学期がんばりたいことは2つあります。1つ目は勉強です・・・ドリルを見直したり自主勉強は復習を中心にやったりしたいです。2つ目は縄跳び運動です・・・今年こそは20分間跳び続けたいと思います・・・』

全校放送による発表です。低・中・高学年から代表3名の児童が堂々と発表してくれました。

多くの小学校では、学期の初めには思い出や新たなめあてを書き、発表するといった活動に取り組みます。当たり前にあるので、改めてその意味や価値をふと考えたら・・・

 

子どもは、体験をしながら五感を働かせ、喜びだけでなく時にはつらい思いも経て、できる自分を知っていきます。

思い出を書く、めあてを書くといった活動に取り組ませる価値。それは体験する世界にていねいに言葉を添えてあげることで、子どもが体験を自分なりの意味で考えることにある (/・ω・)/ ・・かもしれないですね #^.^#)