杉妻小学校日誌

2021年9月の記事一覧

お知らせ

お知らせに、学校施設開放事業の停止延長、令和4年度入学生向け就学時健康診断の案内、第2回・第3回のオンライン授業(試行)についてを掲載しました。

 

試行オンライン授業 そのあと

9月3日(金)に全校一斉のオンライン授業を試行した後に、保護者の皆様にアンケート調査を実施しました。

任意による記入式でしたが、たくさんの声が寄せられました。

その中から小学校1年生から6年生までの幅広い年齢層に、オンライン授業をする場合の課題がみえます。

次の機会に行うとき、もしくは本当に臨時休校となった場合の小学校としての対処を考えておかなければならないと思った次第です。

保護者の声については、下記をクリックするとご覧いただけます。

(掲載期間が過ぎました)

 

学校からの現時点の成果と課題、児童と教員の声も一部紹介します。

オンライン授業試行へのお礼.pdf

 

 

試行オンライン授業 杉妻小 ものがたり・・・

杉妻小は25の学級があります。

その学級が、同じ時間に一斉にオンラインで家庭を結んで学習活動ができるのか・・・

そして、担任はどんな授業を組み立てるのか、今日に至るまでいろいろな段階を踏んできました。

 

児童一人一台のiPadが配備され、まずはその起動や終了などの操作を指導する・・・

基本的なアプリの使い方を指導する・・・

リアル授業支援アプリの使い方を指導する・・・

Web上のビデオ会議アプリの使い方を指導する・・・

 

 言葉にするととても短くなりますが、1年生から6年生と年齢幅の広い小学校で取り組むとなると、正直、指導者の労力は非常に大きいものです。指導の裏には、教師もスキルを身に付けなければなりません。一日に複数の教科を授業する小学校教員にとって、その手間と時間をつくることは容易ではありません。

 そして、保護者の皆様に様々なご協力を依頼することも重要です。持ち帰り一つとっても小さい小学生には、その習慣付けも時間がかかります。また、モノがあっても、担任の先生たちへのサポート体制がないと、実行に至るまでは容易に進みません。 

「コロナ禍にあっても、学校と自宅を結び、児童の学びを支えることができるようにする」

 今日のオンライン授業試行に至るまでには、杉妻小の物語が綴られます・・・

 

 課題点は、色々とあります。でも、杉妻小の25の学級は、ようやく第一歩を踏み出しました。

 今回の試行を振り返り、改善を進めていきます。

 保護者の皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。

 

 

試行 オンライン授業「朝の会」

「先生がみえていますかー? 」

PCの画面に向かって手を振っている先生

「はーい」「はーい」「はーい」・・・ニヒヒ

スピーカーから児童の声が重なって返事が返ってきました。

今朝は、8時10分からオンライン授業の試行を実施しました。写真は1年生生の学級です。

自宅で参加した児童、教室で参加した児童とどちらもいますが、みんな画面にうつるの先生の呼びかけにこたえていました。

接続が確認されると、まずは点呼から始まりました。オンラインの朝の会です。

「〇〇さーん」

苦笑いはーい、元気です!!」

「〇〇さーん」

笑うはい、元気モリモリ!!」

ふだんの教室とはちがう風景ですが、クラス仲間と「つながっている」

そんな感覚になる風景でした。

 

朝の会の後は、第1校時の学習です。学年ごと、クラスごと、それぞれ担任が考えた内容で進みました。

次のブログで紹介していきます。

 

いよいよ明日は、オンライン授業の試行

いよいよ明日は、オンライン授業が試行が実施されます。

事前調査により、75%が自宅で、残り25%が試行に参加することが分かりました。

試行ですので、うまく参加できないことも予想されますが、それもまた原因をつきとめ、次の機会に生かしたいと思います。

さて、本校では1学期からiPadを積極的に使い始め、授業中や家庭での利用を進めてきました。児童は、大人が思う以上にいろいろな方法で利用します。教室を回ると、6年生が図画工作科でも利用していました。自分のデザインの参考資料を探したり、出来上がった作品を録画したりしていました。