杉妻小学校日誌

2021年1月の記事一覧

今日の「もくもくタイム」

・・・りっちゃんはお母さんが病気になってしまったので、なにかいいことをしてあげたいと考えます。そこで、美味しいサラダを作ることにしました。きゅうり、きゃべつ、とまと、をお皿に乗せたところで、ねこ、いぬ、すずめ、あり、うまが次々とやってきて、サラダ作りのアドバイス。北極からは白熊の電報が届き、最後にはぞうが飛行機に乗って登場します。みんなが手伝ってくれたおかげで、美味しいサラダの出来上がり。りっちゃんのお母さんはそのサラダを食べてたちまち元気になりました。(福音館書店「サラダでげんき」から)

今日の「もくもくタイム」は、りっちゃんサラダ、サツマイモカレー、ミニトマト、牛乳

多くの児童がとても楽しみにしていたメニューでした。

児童の食べている様子を見ていると

とっても美味しそうにたくさんほおばっていたり、周囲より早く食べ終わってもっと食べたそうにしたりと、今日のメニューに対する思いが伝わってきました。

そういえば・・・今日は金曜日、カレーの日でもありましたね。

サツマイモの入ったカレーは辛さと甘さがまじって、とてもおいしかったです。

 

 

 

児童も教師も目と耳を傾けて・・・

水曜日の給食の時間は、読み聞かせです。
「もくもく(黙々)タイム」に、児童は黒板の上にあるスピーカーから流れてくるお話に耳を傾けています。
今日のお話には、鬼が出できました・・・そういえば来週は節分( ,,`・ω・´)ンンン?

さて、職員室でも先生たちがPC画面に向かって何やらしています・・・


実は、例年は会場に集まって、優れた研究実践を見たり聞いたりする研修会があるのですが、今年度はオンライン開催です。Web上で発表する先生の説明に、先生たちもメモを取りながら聞いています。
他校の先生方の優れた手法を取り入れ、それぞれ自分の指導技術の向上につなげることを目指しています。

学び続けようとする教師の姿が、学ぼうとする子供の心にも映るといいなぁ( ^ω^)・・・と思いました。

 

心の栄養もつく給食

「読み聞かせ」とは、絵本や物語を声に出して読んであげることです。

本の世界の楽しさを伝え、児童と本を結びつける、最もシンプルで効果的な方法が「読み聞かせ」ですね。

 昨日のことになりますが、図書ボランティアが、給食の時間に全校放送による、読み聞かせをしてくださいました。干支の動物にまつわるお話です。ここずっと給食は感染予防のため「黙々(もくもく)タイム」

そんな中で、放送から聞こえてくるお話は、児童の心にもよく届いたようです。

 来週の水曜日も予定されています。心の栄養もつく給食の時間になるなぁ( ^ω^)・・・と思いました。

 

教育活動の思索・・・

『危機の時代、先の見えない時代において、ほんとうに必要とされ、ほんとうに信じられる知性・教養とはなにか?それは、視界の悪い濃霧の中でも道を見失われずにいる「方向感覚」のこと。複雑性の増大に耐える知力体力をもち、迷ってもそこに根を下ろしなおすことのできる言葉と出会う・・・』

せんだいメディアパーク館長で、哲学者の鷲田清一氏の著書からの引用です。

唐突に冒頭に書くことではないかな・・・とは、思いましたが、我々教員も含めた今の大人がほんとうに求められていることは、これかもしれないと考えて載せました。

現在、新型コロナウィルス感染拡大が止まらず、学校でも感染リスクを限りなく少なくするということから、児童が近距離で活動したり、接触を伴ったりする学習は停止しています。

我々教員は、保護者の皆様から大切な児童をあずかっています。それを常に意識して、学びを止めないこと。そして、できる限りの教育活動をどのように取り組むか思索が続いています。

視界の悪い濃霧の中でも方向を見失わずに進めていきたいと思います。

 

再び動き出しました

火曜日から学校が再開しました。
マスク姿ですが、元気な声で「おはようございます」と校舎に入ってくる児童の姿で
やはり「学校は子供が主役」という思いが強く戻ってきます。

児童が、教室に入ると、真っ先に目にする担任の先生からの黒板メッセージ。


すでに時間が過ぎて、消えてしまいましたが、担任の先生方から児童に向けての期待や喜び、励ましと勇気を奮い起こすメッセージが記されていました。
そして、言葉の脇には挿絵のある教室もありました。
オリジナルの芸術性のある絵
かわいらしく親しみのある絵
漫画の主人公をモチーフにした絵

それぞれ、担任の個性を発揮していると感じました。
言葉に加えて挿絵があると、より児童の意欲を高めたり、リラックス効果をもたらしたりするようです。

 校舎北面4Fには、校長先生の絵も( ^ω^)・・・

上の写真は、第3学期、2日目の教室です・・・

これからも、担任の思いのごとく、児童一人一人の学校生活が充実してほしいと願っています。