杉妻小学校日誌

2022年4月の記事一覧

動 どう

学校をまわると

先生がどれだけ楽しんでいるか・・・

大人の「楽しみ」は子どもに伝わると感じる場面を目にすることがあります。

4階で6年生が先生と運会スローガン掲示を作っていました。

枠取った文字を黒く塗っているだけですが、とても楽しそうでした。

 

5月14日に予定されている「運会」

子どもが自らやりたいと心を駆る働きかけは、教師の重要な役目です。

ゆとりをもって先生も楽しむ。先生の楽しみが子どもに伝わる。そんな雰囲気で実施できることを願ってます。

 

このスローガン、これから杉妻小の4階の窓に掲示される予定です。

去年は、前校長先生が描いた鬼滅の刃があったところです。

そういえば、竈門炭治郎も「人は心が原力だから」と言った場面があったような・・・

シモーヌ・ヴェイユも「教育の本分は原力を生まれさせることにある」と・・・

先生たちのゆとりと笑顔は、子どもの原力につながりますよお・・ (๑>◡<๑)・・

 

本 ほん

図書館を回ると、児童に注目してもらいたいが書架の上に置かれたり、整然と分かりやすく並べられています。
学校司書のお力があってこそと、いつも感謝の気持ちが湧いてきます。

今日の午後、出張の先生の代わりに教室に入りました( ^ω^)・・・
算数科のテストが終わったら、残りの時間は読書にしました。
児童は日ごろから、好きなを机の中に置いておきます。
しぜんとと対話するかのように向き合う児童の姿はとてもいいなぁ・・とうれしくなります。

さて、授業のおしまいに、児童にクイズを出しました。

Q:人のカラダは何でできているでしょう? ズバリ、〇〇と答えてください?

すると、一斉に手が上がりました。

A:みず(水)→ はずれ! ('◇')ゞ
A:にく(肉)→ はずれ! ('◇')ゞ
A:ほね(骨)→ はずれ! ('◇')ゞ
A:かわ(皮)ひふ → はずれ! ('◇')ゞ
(+_+)???
( `ー´)ノ??
( ゚Д゚)?
?(?_?)

「ズバリ当てる人は、なかなかいないんだよな~( ^ω^)」

「では、答え・・・」























人のカラダは、「ほん()」でできています。

「体」

漢字を板書すると、児童は理解し、笑って納得してくれました・・・( ^ω^)

連休は、ぜひたくさん読書を!!

をたくさん読んで、をつくろう ('◇')ゞ

六 ろく

日の出が早くなりましたね。朝の6(ろく)時、ゆうあい広場の草花は生き生きとして輝いています。

杉妻小学校のシンボル「メタセコイア」も新緑の装いが増してきました。


児童が登校始めると、今年も自主的に年生が正門前で、おはよう運動を始めています。

 4月12日 火曜日

4月18日 月曜日

4月19日火曜日

4月22日 金曜日

上の写真のように、はじめは二,三人ほどでしたが、日に日に六年生児童の数が増しています。

そして、4月27日 水曜日 午前7時3分、また並び始めました。

 

あいさつは、その人の存在を認める合図のようなもの・・・とある哲学者の著書にありました。
存在を認めるためには、受け入れる心のすきや間も必要です。しなやかな心も必要です。

すすんで「おはようございます」と元気な声をかける年生の心は豊かに、そして、しなやかに育っているなぁ・・・とうれしく思いました( ^ω^)

五 ご

心地よく、伸び伸びとして、自然にうきうきとするのが「春(はる)」ですね・・・(`・ω・´)
冬の重い服を脱いで軽やかな装いとなる「春衣(はるろも)」
枯れたかと思えた枝から青々とした葉をつける「孫生え(ひこばえ)」
桜の季節が過ぎたお返しに咲きほこる「花水木(はなみずき)」

はる、はるろも、ひこばえ、はなみずき・・・

風景と伴に美しい日本語(にほん)を探す楽しさがあるこの季節です。

22日の金曜日、年生教室では、図画工作科の学習で絵を描いていました。

 

絵具を水でとき、薄く淡い色を生かす「水彩(すいさい)」

はる、はるごろも、ひこばえ、はなみずき・・・すいさい

これも、美しい響きの言葉


「もの」を「こころ」でとらえられる日本の感覚・・・

日本から美しさを感じる感覚・・・感を超えるものかもしれません

ふだんの国語(こく)の授業を超えて学ぶと楽しいなぁと思いました・・・( ^ω^)

 

四 よん

一いち 二に 三さん・・・ときて、(よん)

年生教室を訪れると、社会科の学習をしていました。日本地図を広げて日本の都道府県の名前と場所、県の形や特色を調べています。

・・・そういえば、地図は 「見る?」「()む?」
「見る」は視覚的でとらえる。
読む」は解釈し推し量る。
地図は、複雑な土地の情報を文字や記号を使って平面上に表したものです。色付けもデザインも縮尺も違い様々な使い方ができます。
単に視覚的にとらえるのではなく、想像を自由に広げることができるので「地図を読む」という言葉があるのでしょうか・・・(・・?

読ん(よん)・・・調べてみると、(よん)の漢字の字源は象形文字で、口を開け、歯と下が見えている状態を表すとのことです。
コロナ禍の今は、みんなマスク状態。
人の顔から(よん)はほとんど見えず、眼から人の思いを(よん)でいますね・・・