鳥川小学校日誌

2024年11月の記事一覧

4年生総合 出前教室「聞こえにくさ」の疑似体験 & 聴覚障がいに関する研修会

 今日11月26日(水)の5校時、4年生を対象に福祉体験学習を行いました。
 今回の内容は、「聞こえにくさ」の疑似体験を通して、耳に聞こえにくさを感じている方が、日常どのような不便を感じているか、また、どのようにかかわっていけばいいのか「自分にもできるサポート」についても考え、実践しようとする気持ちを高めることがねらいです。
 講師は、「地域支援センターみみらんど・福島(福島県立聴覚支援学校)」の先生にお願いしました。

 授業では、特定の周波数が聞き取りづらい状況や周囲のいろいろな音がして、聞きたい話が聞き取れない状態を疑似体験したり、グループになって補聴器をつけた状態で音がどのように聞こえるのか体験したりしました。

「うぁ、周りの音がうるさいと聞こえない。」
「いろんな音が聞こえて、聞き取りづらいね。本当に大変。」
「体験ができて、耳の聞こえない人の気持ちが分かった。」

などの感想が、子どもたちから聞かれました。

 また、「なんちょうなんなん」という「難聴の子を持つ家族会」が作詞・作曲した歌を、じっと耳を澄まし、真剣な表情で聴く子どもたちの姿も印象的でした。

 今回の出前教室を通して、聞こえない人の気持ちや大変さを知り、サポートの重要性や必要性を感じることができたことでしょう。

           

 放課後は、先生方を対象として、聴覚障がいについての理解を深めるための研修会を実施しました。

 聞こえの仕組みや「聞こえにくさ」とはどのような状態なのかの疑似体験、その子に対して直接心がける配慮や集団の中で心がける支援の在り方、教室環境で心がけること、などなど。

 子どもが日常どのような不便を感じているか、また、教員としてどのような環境を整えるか、配慮をするのか、今後の支援の在り方を考える、価値ある研修ができました。

 「地域支援センターみみらんど・福島(福島県立聴覚支援学校)」の先生方、貴重な経験、そしてご指導、本当にありがとうございました。

     

6年生家庭科 「ジャーマンポテト」と「ラタトゥイユ」

 昨日に引き続き、今日11月27日(水)の1・2校時は、6年1組が家庭科の調理実習に取り組みました。
 メニューは、「ジャーマンポテト」と「ラタトゥイユ」に挑戦です。
 班ごとに話し合ってどちらかのメニューを選択して調理します。

 材料を洗ったり、皮をむいたり、切ったり、炒めたり・・・
 調理から盛り付け、片付けまで、とても手際よく進めることができました。さすがは6年生ですね。

 自宅で料理をしたことがある子でも、学校で作る料理はひと味違ったようです。
 そりゃそうだよね。
 だって「友だちと一緒に作る」っていう調味料が加わるんだもの。
 一味も二味もおいしく感じることでしょう。

 授業で学んだことを生かして、家族にもごちそうしてあげてくださいね。

              

3年生クラブ活動見学 ~来年は何クラブにしようかな~

 クラブ活動は、4年生以上で行っています。
 今日11月26日(火)のクラブ活動は、来年からクラブ活動に参加することになる3年生が見学をしました。
 それぞれのクラブが、どのような活動をしているのかを見て、自分が入るクラブを決める参考にします。

 クラブのリーダーが活動内容を説明してくれます。
 3年生は、その話をしっかり聞いて、活動の様子を熱心に見つめます。
 なかには、「一緒に活動しよう。」と誘ってくれる上級生の姿も。

 「ぼくもやってみたいなあ。」
 「早くクラブ活動やりたいな!」

 来年度のクラブ活動に向けて、楽しみがふくらんだ様子の3年生でした。

                   

「お・か・し・も」 予告なしの避難訓練

  今日11月26日(火)の2時間目の休み時間から3校時、子どもたちへの事前連絡なしで、火災想定の避難訓練を実施しました。
 突然、避難訓練の放送があり、驚いた子どもたちが多かったのですが、しっかりと放送を聞き、友だち同士、声をかけ合いながら落ち着いて校庭に避難しました。

 また、火災想定の避難訓練のあとは、教室に戻り、引き続いて、浸水を想定した「垂直避難」の訓練も実施しました。
 1階に教室のある学年・学級の子どもたちが、校内放送と担任の先生の指示に従って、上層階へと避難する訓練です。
 1年生とかがやき学級の子どもたちが、3階の特別教室へと上手に避難することができました。

 火事も地震も水害も、いつ起こるか分かりません。
 そのときどきにあわせ、どのように行動すればよいのか、自分で考えて行動してほしいと思います。
 自分の身は自分で守るのが災害の時の基本だそうです。

 また、命にかかわることは、100点満点のできでないといけません。
 一番大切な命を守るためにも今日の避難訓練の内容をよく覚えて、もしもの時(実際には、そんなことはない方がいいのですが)に備えてほしいと思います。

 避難行動の後それぞれ教室に戻り、真剣な表情で、担任の先生のお話を聞いたり、避難訓練を振り返って反省カードに記入したりする子どもたちの姿が印象的でした。

               

♡ 避難訓練でのちょっといい話 ♡

 今回は、事前連絡なしの訓練でしたので、図書室は、いつもの休み時間と同じように、本を借りたり返却したりするために、いろんな学年の子どもたちが大勢、訪れていました。
 そんな中、突然の緊急放送。
 当然びっくりして、誰でも気が動転してしまうところ・・・
 しかし、その場にいた6年生の図書委員は立派でした。
 下級生を落ち着かせ、放送に耳を傾けるように呼び掛けるとともに、図書室近くにある6年生昇降口から、速やかに校庭へ避難するよう誘導してくれたそうです。素晴らしい!!

 緊急時に落ち着いて、正しく判断ができるところ、自分のことだけでなく、他人のことも考えて行動できるところ、素晴らしいなぁ。

 本当に頼りになる、優しい6年生です。
 どうもありがとう。

3年生総合 収穫したリンゴのおすそ分け

 先週、3年生が収穫したリンゴ。
 準備が整ったので、今日11月26日(火)、全校児童におすそ分けしました。
 担当の子たちが、大きなケースに入れられたリンゴを各教室へ運んでくれました。

 受け取った子どもたちは、みんな大喜び!!
 もちろん「ありがとうございました。」のお礼の言葉も忘れずに言えました。

 ぜひ、ご家庭でお召し上がりください。