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どうしてだろう

校長室の入口には,メッセージの掲示と「なぜ,どうしてコーナー(仮)」を設けています。
「メッセージ掲示」は全校集会で子どもたちに強調して伝えた言葉と使った写真が中心です。
「やる気,勇気,根気」にかかわるものが貼ってあります。
「なぜ,どうしてコーナー」は朝の交通指導や地区内巡視の折に撮った写真を貼って,「どうしてこうなるの?」と子どもたちに考えさせるようにしています。
様子を見ていると「う~ん,わかんないや~」と一度は関心をもつ子もいますが,だいたいは通り過ぎてしまいます。
そこで,掲示の間隔を短くして,気付かせたい写真,言葉を替えたところ,子どもたちは,やや関心をもつようになりました。
たまに,「こうだよ~」「いやこうだと思うよ」と子どもたちが群がっていることもあり,そんなときはしめたと思って出て解説をします。
子どもたちの興味関心をどう高めるか。子どもが真剣に考えようとする質問(発問)をいかに入れるか。授業にも通ずる考えですが,子どもたちが「なぜ,どうして」と自然や身の回りのことに目を向けるように,これからも工夫していきたいと思います。
  
明日の今年度最終授業参観。各担任がどんな手立てで授業を行うかお楽しみに。

どうしてこうなるの?

掃除の時間,校庭から北方面を見たら,空が虹色にぼ~っと霞んでいました。
これは虹!かな?と屋上に行ってみたら何と低い位置に虹がかかっているではありませんか。
さっそく写真を撮り,いつものように校長室前にタイトル入りで掲示しました。
さて,子どもたちは気付くでしょうか?
  

でこぼこを探せ

2日(水)4校時,1年生が廊下で「でこぼこはどれ?」「これこれ」「あったよこっちだよ」などと言ってあちこちに紙をかぶせて色鉛筆でなぞっていました。
「でこぼこ探しやっているの?」「算数?」と言うと
「図工の時間で探して写しているんだよ」と返事が返ってきました。
1年生の3月の図工計画を見てみると,確かに「うつしたかたち」となっていました。
校舎内で飾ってあるものや壊れやすいものを除いて,でこぼこなところを見つけて,色鉛筆でなぞる活動をしていたようです。
壁のでこぼこや昇降口のタイル,手洗い場の台……,さまざまなでこぼこを見つけてはなぞっていました。結構きれいな模様ができました。

    

もうすぐ旅立ちます

2日(水),下校指導で子どもたちについて行き,地域の様子を確認してきました。
学校近くの神社の敷地にある南向きの梅は結構咲いていますが,北西部の畑にある白梅は少しだけほころび始めたところです。しかし,紅梅のつぼみは固いままでした。
白鳥が群れていたところにいってみたところ,いましたいました。十数羽の白鳥が羽を休めて,田んぼの水を飲んだり,何かをついばんでいました。
旅立つまでの小休止といった様子にも見えました。
  

3月3日

今日は3月3日。ひな祭りの日,耳の日,金魚の日…。いろいろな記念日になっています。また,5月5日の端午の節句にたいして桃の節句とも言われます。なぜひな祭りなのか,よく調べてみると大陸との交流,時代の変遷とともに内容も取り扱われ方も変わってきているようです。
しかしながら,女の子の健やかな成長を願う伝統行事であることは確かです。
さて,市内の小中学校では冷暖房をエアコンでまかなうように工事が施され先行実施している学校もあります。水保小学校では,この夏からエアコンが稼働するようになり,今使っているストーブもこの冬で使用が終わります。
私の小学・中学校時代は石炭ストーブでしたが,このストーブと煙突もこれでおしまいかと思うと寂しくもなります。
ただ,今,在籍している子どもたちにとっては,教室にストーブがあった時代に生きることができたというだけでも思い出の1ページになりそうです。
 
民家園のひなかざり           職員室のストーブ(教室も同じ型)