センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

センター事業等

幼稚園保育実践講座「幼児の発達を促す遊びを通しての総合的な指導 ~幼児期の育ちを小学校につなぐ連携の在り方~」

 10月7日に文部科学省初等中等教育局幼児教育調査官の小久保篤子氏をお招きして、幼稚園保育実践講座を行いました。小久保先生からは、幼児教育と小学校教育の接続に向けた教育課程や指導方法の工夫について、幼稚園教育要領や実践例に基づいた具体的なお話を伺うことができました。幼稚園、小学校、それぞれの教員が「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を意識して教育をつないでいくことの大切さを確認することができました。

 - 参加者の声 -

◇連携だけにとどまらず接続していくためにも、小学校のことを知りたいと思いました。参観や公開等を通して、小学校の先生方と一歩踏み込んだ情報交換ができるような関係を築いていきたいです。
◇資質・能力を育むための様々な経験や体験が「10の姿」につながり、さらには小学校へとつながっていくというお話を伺って、入園したときからの積み重ねが大切であり、そこから小学校への接続は始まっていると意識することができました。
◇幼稚園と小学校の子どもたちが、日常的に交流できる体制をつくることが必要であると感じました。また、日々の保育を振り返り言語化することを積み重ねていくことが、保育の質を高めることにつながると感じました。
◇幼児と児童が交流する姿を小学校の先生方と一緒に参観し、10の姿について意見交換を行う等、共有するための手立てを考えていくことが必要だと思いました。
◇小学校に入学してきた子どもたちを前にすると、どうしても1から教えなければならないと思ってしまうのですが、幼稚園教育の様子を参観する中で「子どもたちは幼稚園でここまで成長しているのだ」という驚きを数多く感じました。円滑な接続をすることで、子どもたちにとってよりよい教育を引き継ぐことができるようにしたいと思います。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(9月9日~9月28日)

 小学校6校、中学校4校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・立子山小学校            9月 9日(水)
    ・飯野中学校     9月10日(木)
    ・西信中学校     9月11日(金)   
    ・福島第一中学校   9月14日(月)
    ・吉井田小学校    9月15日(火)
    ・鳥川小学校     9月16日(水)
    ・渡利中学校     9月17日(木)
    ・御山小学校     9月18日(金)
    ・瀬上小学校     9月23日(水)
    ・飯野小学校     9月28日(月)

 研修の様子

 

 

  - 参加者の声 -
・デジタル教科書の有用性やすばらしさについて改めて知ることができた。
・初めて知る内容ばかりで大変勉強になった。特にMY教科書エディタについては活用次第でいろいろなことができると感じた。自分のクラスでどのように活用していけるか考えていきたい。
・デジタル教科書のペン機能は使っていたが、今回の研修で「MY教科書エディタ」の機能を知ったので、今後使用してみたい。
・授業の中でどのように活用するかを考え、計画的に活用できるようにしたいと思った。国語では、詩や短歌、俳句の単元で特に本文を準備することに時間をとられてしまうため、デジタル教科書があれば、その時間を短縮でき、より見やすく表示できると感じた。
・今回の研修で、今まで知らなかったデジタル教科書の機能について詳しく知ることができた。MY教科書エディタの機能は、まだ使用したことがなかったので、これから挑戦してみたいと思った。
・今後はICTを活用した指導に前向きにチャレンジしていきたい。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(8月25日~9月8日)

 小学校3校、中学校4校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・渡利小学校    8月25日(火)
    ・平野小学校    8月27日(木)
    ・信夫中学校    9月 1日(火)   
    ・岳陽中学校    9月 2日(水)
    ・平野中学校    9月 3日(木)
    ・余目小学校    9月 7日(月)
    ・蓬莱中学校    9月 8日(火)
 

    研修の様子

 - 参加者の声 -  

・デジタル教科書の基本的な使い方を教わることができ、とても勉強になった。自分自身がまず使い方に慣れ、活用していきたい。
・すでに、算数や国語の授業でデジタル教科書を利用していたが、今回の研修でまだまだたくさんの機能があることが分かった。有効に活用していきたい。
・映像や資料を見せると、とても興味を示す生徒が多くみられるので、大変効果的だと思った。
・算数科・理科・社会科では図形や資料を活用しながら授業を進めることができたり、児童の理解を手助けする構成になっていたりとメリットがたくさんあると感じた。大いに活用したい。
・動画資料の提示などを通して生徒の興味・関心を高め、授業づくりに役立てたいと思った。
・デジタル教科書は以前から使用していたが、今回の研修で、新しい使い方を知ることができ、とてもよかった。

教育課題講座②~豊かな心の育成~「いじめ・不登校の未然防止につながる学級・学校づくり」

 8月28日に日本大学文理学部教授 藤平敦氏をお招きして、教育課題講座を行いました。藤平先生からは、子どもの「自己有用感」を育むことがいじめ・不登校の未然防止につながるという切り口で、日々の教育活動に子どもの自己有用感を育む視点を入れることの大切さについて、具体的なお話を伺うことができました。

 -  参加者の声  -

◇日々の授業づくりで大切にしていることは、子どもの自己有用感を高めるためにも大切なことなのだと分かりました。子ども同士のかかわりを積極的に取り入れ、子どもたちがお互いに認め合える雰囲気づくりを大切にしたいと感じました。
◇特に印象に残ったのは、認めてあげられる、声をかけてあげられるような聴く側の子どもたちを育てていくということです。生徒指導の三機能である共感的理解とつながる部分なのかなと思いました。中学校における体育祭の映像、子どもたちの姿に心を打たれました。誰もがもっているはずの肯定的な感情を、素直に表出できる姿がとても素敵でした。
◇いじめ・不登校をなくすために学級・学校づくりをするのではなく、充実した学級・学校づくりをすることで子どもが育ち、いじめや不登校がなくなっていくという話を聞いて納得しました。そして、日々の教育活動の中に自分で工夫できることがたくさんあることに気付くことができました。 
◇誰もが安心できる集団を目指し、子どもたち一人ひとりとしっかり向き合い、かかわっていきたいと思います。

情報教育研修 情報モラル教育講座

 今年度は、医療分野よりネット依存の治療において先駆的立場にある独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター インターネット依存症治療部門 主任心理療法士 三原聡子氏を講師としてお迎えし、情報モラル教育講座を開催しました。「ネット・ゲーム依存の理解と学校教育現場で必要なネット・ゲーム依存予防について」の演題で講話をいただきました。「ネットゲームの仕組み」「依存のメカニズム」「依存時の脳の状態」「発生してくる問題」「ネット依存治療」「予防対策」について、データをもとに詳しく学ぶ機会となり、たいへん充実した講座となりました。

- 参加者の声 -

◇知らなかったことをたくさん知ることができました。データをもとに、どのようなことが今問題になっているのか分かりました。教師として、現実世界でのコミュニティやコミュニケーションを充実させることが大切だと思い、改めて意識していこうと思います。
◇報酬欠乏症等、依存に陥るメカニズムや発症要因に加え、具体的な対応まで細やかに示していただきよく理解できました。今後は、根拠をもった指導ができます。
◇これからは避けてはとおれない問題であると思います。どうしていけば良いのか指針を得たくて参加しましたが、とても多くのことを学び、考えることができました。今後は自校において、早期解決や未然防止に役立てるため、指導することやチェックすること、児童・保護者に伝えることなどを具体化していきたいと思います。
◇ネット(ゲーム)依存の最新の研究について学ぶことができました。具体的なゲーム名だけでなく、なぜ子どもたちが夢中になるかの理由も含め、わかりやすい資料をまじえて豊富な知識と科学的な裏付け、実際の調査結果をうかがうことができたので、今後の学校での指導場面で生かしやすい講座でした。
◇本講座で確認できたことは、「自分の意思で行動を変えていく」援助が治療の基本であるということです。特に印象に残ったことは、母親が本気で向き合ったことが子どもを変えたという事例でした。子どもの様子(顔色)を見ながら言いたいことが言えない親がいます。子どもを救うために周囲の大人たちが協力して支援していくことが必要だと思います。

小・中学校2年次教員フォローアップ研修 企業等体験研修

 8月6日に小・中学校2年次教員フォローアップ研修 企業等体験研修が行われました。湯野共選場における選果作業では、桃農家の方の苦労や地場産業への理解を深めるとともに、消費者においしい桃を届けたいという思いをもちながら、丁寧に作業を進める姿が見られました。

 -  参加者の感想  -

◇桃の選果を通して、食べ物が消費者の手に渡るまでの工程を間近で理解したことで農業への知見が広がりました。今回の研修を単なる自分の体験で終わらせるのではなく、生徒の夢を広げるキャリア教育の一助にしたいと思います。
◇桃を出荷するという目的に向けて、様々な作業があることを改めて知りました。一人一人が行う作業に責任をもち、繋いでいくことでチームとして大きな成果になるのだと感じました。チームとして取り組むからこそ、思いを形にできる、この点は、学校教育も同じであると感じました。
◇共選場で働くお一人お一人が、農家の方々が丹精込めて育てた果物一つ一つを丁寧に扱うとともに、消費者に美味しい果物が届くように、様々な工夫をしながらお仕事をされている姿が印象に残りました。私たち教員も、児童一人一人の性格や発達段階を見極め、どんな支援や指導が必要なのかを考えながら、児童が安心して生活できる学級づくりに努めていきたいと思います。

国語科授業力向上講座 「資質・能力を高める国語の授業-読みの方略の獲得と物語の法則の発見-」

 8月4日に福島大学人間発達文化学類教授の佐藤佐敏氏をお招きして、国語科授業力向上講座を開催しました。先生からは、テクストの内容を子どもたちが正確に受信できるように指導するための実践や、「思考力・判断力・表現力」の育成を意識した、授業前のウォーミングアップ等を紹介していただきました。また、「授業を通して子どもたちに育成する資質・能力とは、実社会に応じた学びでなければならない」「国語科では、根拠のない思い込みを話しても学びは深まらない」というお話もありました。

 - 参加者の感想 -

◇国語科の授業で大切にしなければならないこと(根拠を明らかにした読み、テクストを正確に読む力を養うこと)を、実践事例で分かりやすく教えていただきとても勉強になりました。早速実践したい気持ちになりました。
◇佐藤先生の講座を受講して、改めて読みの面白さ、深さを感じました。自分の考えと友達の考えを比較したり、新しい発見をしたり、新たな自分の思考の高まりに喜びを見出せるような授業を行ってみたいと思いました。
◇毎年講座を楽しみにして受講しています。受講する度に刺激を受け、授業について振り返り、受講した内容をどう取り入れようかと考える機会になっています。「読み」で終わるのではなく、実生活に結び付けていくことの大切さを感じました。
◇佐藤先生は「 」にまでこだわっておられ、まず何より先生がじっくり教材と向き合っていることを感じました。改めて、教材をしっかり言葉にこだわって読まなければならないと感じましたし、国語科の楽しさ、面白さに気付かせていただいたように思います。

特別活動実践講座「よりよい学級・学校生活をつくる特別活動」

 8月3日に文部科学省初等中等教育局教科調査官の安部恭子氏をお招きして、特別活動実践講座を行いました。キャリアパスポートや学級活動(1)、(3)の進め方、評価について、学習指導要領に基づいた具体的なお話を伺うことができました。また、特別活動の基盤であり、学級経営の基盤でもある学級活動(1)を大切にしたいというお話がありました。

   - 参加者の感想 -

◇「キャリアパスポート」は、まだまだ手探りでいるところはあるが、子どもたちの成長の振り返りを一つ一つ大切にしながら、記録を残していきたいと思いました。学級大好き、学校大好き、学活大好き、という子を育てていきたいです。
◇話合い活動では、具体的な実践例をもとに説明していただいたので、とても参考になりました。早速実践するために、2学期に向けて準備していきたいと思いました。
◇自分たちのよりよい生活のために、なりたい自分に向けて「何のために話し合うのか」「何のための活動なのか」を明確にして、子ども達が主体的に活動し、それが今後に活きるためのものにしていきたいと思いました。
◇新学習指導要領の下、特別活動の果たす役割がますます大きくなっていることを、具体的事例で学ぶことができたことは、とても有意義でした。教師自身が学級経営のビジョンをもち、子どもとともに「よりよい学級をつくる」ということを大事にしていきたいです。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(7月15日~16日)

 小学校1校、中学校1校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・松陵中学校    7月15日(水)
   ・飯坂小学校    7月16日(木)

 研修の様子

 - 参加者の声 -

・デジタル教科書を実際に使用してみて、そのすばらしさの一端がわかった。ぜひ活用していきたい。
・研修を通して、タブレットの操作やデジタル教科書の活用について、興味・関心をもちながら理解を深めることができ、有意義な時間となった。
・今回の研修を受講し、デジタル教科書を使用してみたいと思った。
・デジタル教科書を使用することで、知識や技能を習得したり、子どもたちの考えを共有したりして授業を進めることができると感じた。
・これからの授業で、子どもたちの理解・習熟のための手段として有効にICT機器を活用できるようにしたいと思った。

小学校外国語教育授業力向上講座「小学校外国語活動・外国語科の実施に向けて」

 7月14日に文部科学省初等中等教育局視学官の直山木綿子氏をお招きして、小学校外国語教育授業力向上講座を行いました。小学校における「外国語活動・外国語科」の実施に伴い、評価の捉え方や方法、評価するための授業構想等について、学習指導要領に基づいたより具体的なお話を伺うことができました。

 - 参加者の感想 -
◇「来て良かった」と思いました。学習指導要領やハンドブックの読み方が変わりました。表面だけでなく、具体的な姿、活動として捉えられそうです。「外国語は楽しい」「教師自身が学び続けなければならない」ということを感じました。
◇直山先生の話し方、ペースに引き込まれ、あっという間の時間でした。子ども達が、目的に応じて言語材料を選んで表現できるようにするためには、教師が目的を本物に近付けることが大切だと学びました。
◇「指導者にとって指導改善につながるもの」「学習者にとって学習改善につながるもの」が「学習評価」であることを思い出しました。直山先生の引き付け方、考えさせ方、やる気を出させる指導の仕方等、良い授業を受けた気持ちになりました。
◇具体的な場面や例等を取り上げながら説明していただけたので、とても分かり易かったです。知識・技能と思考・判断・表現を行きつ戻りつしながら主体的に学習に取り組む態度を育てることが大切だと学びました。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(7月6日~10日)

 小学校4校、中学校1校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・湯野小学校    7月 6日(月)
   ・大森小学校    7月 7日(火)
   ・福島第一小学校  7月 8日(水)
   ・松川小学校    7月 9日(木)
   ・福島第二中学校  7月10日(金)

 研修の様子

 - 参加者の声 -

・ICT活用は、児童の興味・関心を高め、学習内容の理解・定着に有効な手段だと感じた。
・今回の研修で、今まで知らなかった機能が分かった。ぜひ授業で使ってみたい。
・授業の必要な場面でICT機器を有効に活用できるようになりたいと思った。
・国語や社会のデジタル教科書の活用の仕方も知ることができた。早速活用してみたい。
・研修を受け、早速算数の授業で使ってみた。電子黒板を使うなどすればより楽しく活用できそうである。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(7月1日~3日)

 小学校3校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・庭坂小学校    7月1日(水)
   ・大笹生小学校   7月2日(木)
   ・蓬莱東小学校   7月3日(金)

 研修の様子

 
   

 - 参加者の声 -

・学年の学習活動に応じて、短時間かつ多様に表示できるので、デジタル教科書の活用は大変効果があると感じた。
・今回の研修で、デジタル教科書の使い方について新しいことがわかったので、さらに使っていきたい。
・タブレット端末を実際に操作しながら説明・演習が進んだので、わかりやすかった。
・ICT機器を使うことの意義を再確認し、効果的に指導に活用していきたい。
・タブレット端末を使ってデジタル教科書を操作し、電子黒板等の環境も利用しながら、有効活用していきたい。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(6月22日、24日~26日)

 

 小学校2校、中学校2校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・岡山小学校    6月22日(月)
   ・立子山中学校   6月24日(水)
   ・庭塚小学校    6月25日(木)
   ・西根中学校    6月26日(金)

 研修の様子

     
 

 - 参加者の声 -
・デジタル教科書の活用によって学習効果が高くなることが期待される。積極的に活用していきたい。
・教科書を拡大コピーして使用している教科では、デジタル教科書を有効に活用できると思った。
・生徒への習熟度や理解力を伸ばすには、私自身が使いこなせるように努力しなければならないと感じた。
・タブレット端末を使い、デジタル教科書を活用して学習を進めることで、児童の興味・関心を高めることができると思った。
・デジタル教科書の具体的な使い方が分かったので、授業で活用できると感じた。
・デジタル教科書を使った授業について、活用の仕方を学んでいきたい。

グループ 学級経営ブラッシュアップ講座「Q-Uを生かした学級づくり」

 6月18日に学級経営ブラッシュアップ講座が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3密を避け、入替え制で実施しました。講師の福島県教育センター遠藤寛之指導主事からは、Q-Uの分析の仕方や分析結果を生かした学級づくり、構成的グループエンカウンターによる人間関係づくりについて、より具体的なお話を伺うことができました。

  - 参加者の声 -  

◇明日から学級で取り組もうと感じる具体例を教えて頂き勉強になった。互いに助け合う、許し合う、認め合う方法、そこに向かう仕組みづくりが必要なのだと改めて感じた。

◇分析後の具体的な取り組みや、生徒の傾向について理解が深まりました。具体例も提示していただき、今後どのような場面で、どのように生徒や学級と関わっていけばよいかが明確になりました。

◇これまでQ-Uの結果が出た際は、学級全体がどんな傾向なのかを中心に見ていたところがありますが、個人を理解することに時間をかけて分析していきたいと感じました。今どんなことに困り感を抱えているのかを知り、教育相談や生徒指導につなげていくことができればと思います。安心できる集団で学校生活が送れるような学級経営の一つの手段としてQ-Uを生かしていきます。

ピース 小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修

 6月19日に小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修が行われました。講義では、学校教育課の車田敦子指導主事と遠藤義武指導主事から、国語科と算数科の「本質に迫る授業づくり」について、分かり易くお話していただきました。小グループに分かれての模擬授業による演習では、より良い授業にするための協議が活発に行われました。

   

 - 研修者の感想 -

◇教材文を教えるのではなく,教材文を通して言葉の力をつけるということを念頭におき、「ねらい」をはっきりともって授業を展開していきたいと思いました。1時間の授業だけでなく、単元を通して身に付けさせたい力が付くようにしていきたいです。

◇数学的な見方を表す「~に着目し」や、数学的な活動は過程が大切であることを確認することができました。授業づくりで単元をつくることについて詳しく学んだので、今年度は単元づくりに力を入れたいです。

◇自分一人では気が付かなかった問題点や、ねらいを達成するための様々なアイディアが出てきたことから、授業を見てもらうことの大切さを実感することができた。今後は、学校の先輩方にも積極的に授業を見ていただけるようにしたい。

◇自分の日々の授業が、子どもに「的の中心を射抜かせる」授業になっているかと考えると、そうではないことがほとんどであると感じる。その上、自分でも的の中心がどこにあるのか、分かっていないこともある。これから授業を考えるときは、学習指導要領解説をよく読み、的の中心を見据えて構想できるようにしたい。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(6月15日~17日)

 小学校3校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

 
           ・北沢又小学校    6月15日(月)
   ・福島第三小学校           6月16日(火)
   ・南向台小学校    6月17日(水)

 

 研修の様子

  
   

 - 参加者の声 -

・デジタル教科書には、とても便利な機能があることが分かったので、授業で活用したい。
・デジタル教科書を利用すれば、これまでのように拡大コピーなどを用意する必要がなく、便利だと思った。ICT活用は、効果的である。
・大きい画面でデジタル教科書を見せたり、動画を見せたりすることができるので便利であると思った。
・デジタル教科書にある豊富な資料をぜひ利用したい。
・デジタル教科書にある資料をMY教科書エディタで編集することができることが分かったので、今後の資料作成に役立てていきたい。
・とても便利なツールだということがわかった。ツールとして活用するためには、使い慣れることが必要だと思った。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(6月8日~10日、12日)

 タブレットPC導入校研修会の開催がスタートしての第2週目は、小学校4校において「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」について研修会を実施しました。


   6月 8日(月) 清水小学校
   6月 9日(火) 福島第四小学校
   6月10日(水) 佐倉小学校
   6月12日(金) 月輪小学校

 

 研修の様子

   
   


 - 参加者の声 -
・デジタル教科書の活用方法やいろいろな機能を知ることができたので、授業で活用できるように理解を深め、実践していきたい。
・ICT機器の活用は、学習意欲の向上や内容の理解、定着のためにとても有効であると思われた。
・デジタル教科書をただ見せるのではなく、何のために使用するのか、目的をしっかりもった上で、効果的に活用していきたい。
・デジタル教科書を活用することで、児童の興味・関心を高めたり、理解を深めたりできることを実感できた。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会がスタート

 6月1日から、タブレットPC導入校研修会を開催しています。
 この研修会は、ICT指導員3名と指導主事が各学校を訪問し、「デジタル教科書」の有効な活用法について、市内全ての先生方に習得していただくことを目的としています。
 一人でも多くの先生方が、ICTを活用した授業に取り組めるよう、授業の実際を想定した実践に役立つ研修を行っています。
 短時間でしたが、下川崎小学校と矢野目小学校,青木小学校では、指導主事によるリモート講義を実施しました。
 

 6月1日(月) 福島第二小学校
 6月2日(火) 下川崎小学校
 6月3日(水) 平田小学校
 6月4日(木) 矢野目小学校
 6月5日(金) 青木小学校

 

研修の様子

     
     
     

 

- 参加者の声 -

・デジタル教科書について研修し、今まで使用していなかったツールの使用方法が分かり、とても参考になった。
・教科や内容によって、工夫してデジタル教科書を活用することで、児童の興味関心を高めることができると感じた。
・教科書の写真資料を拡大コピーして見せたり、教科書をデジタルカメラで撮影してテレビにつなぎ提示したりすることがあったが、デジタル教科書を使用すると便利になると思った。ぜひ利用したい。
・MY教科書エディタをうまく使用することができれば、教材作成の時間が大幅に削減できると思った。
・子どもたちが興味をもって学習に臨み、「できた」「わかった」と実感できるように、ICT機器が活用できるよう今後も研修していきたい。

鉛筆 学び続ける教師【令和2年度教職員研修事業案内】

 令和2年度実施予定の「教職員研修事業」をご案内します。


令和2年度 教職員研修事業案内 リーフレット.pdf ←クリックしてください。

※令和2年度も県内外から素晴らしい講師をお迎えします。奮ってご参加ください。(福島市教育振興基本計画において、市内小・中・特別支援学校の教職員が、専門研修「希望講座」に、年間、一人1回以上参加することを目標として掲げています。)

鉛筆 学び続ける教師【リーディングスキルテスト体験】

 令和2年3月11日(水)、RST体験最終日でした。

〔体験者の声〕 

◇あっという間に時間が経っていました。自分自身、頭を働かせて「読むこと」を一日にどのくらいしているだろうと考えさせられました。今まで捉えていた読解力はそれでよかったのか、この体験をどのように活かしていけば良いのか、例えば評価の低かった問題のタイプについて、その評価を高めるためにどんな手立てを講じていけば良いのか等、ご指導いただき学校でも有効に活用していきたいと思います。

◇個人のペースでテストを受験できる点が良い。またパソコンで問題を解いていくのはある意味ゲーム感覚で取り組めると思われるので、受験のハードルはそれほど高くないと感じた。評価とアドバイスが直ちに表示され、結果がすぐにわかると言う点も魅力である。ただ、この結果をどのように指導に生かすかは、なかなかイメージできなかった。5月の講座でこのもやもやとした気持ちが晴れると良いと思う。目の前の子供たちに、これからの時代に求められるリーディングスキルをどのように育んでいけば良いか、さらに研修に励みたい。

◇子供たちがリーディングスキルテストを解く際、知識がなくても「よく読めばわかる」と言うことが理解できるだろうか、疑問に思った。いくら、よく読めばわかると言われても、何度も繰り返し読む根気強さや、一つ一つの情報を整理していく力があるだろうかと思った。また、子供たちがリーディングスキルを身に付け、高めていくためには国語科を中心に学校の教育活動全てにおいて指導・支援を行っていく必要を感じた。読書や新聞などで活字に慣れ、対応させながら読んだり論理的に判断したりすることを日常的に行っていくことができればと思った。

◇リーディングスキルテストの結果としては、その時の体調や覚醒の状態によっても差が出てくるだろうとは思うが、スピードが求められているわけでは無いとの事なので、被験者が慌てず取り組むことが重要なのだと思う。リーディングスキルテストは、ややこしい何かをどれだけ正確に捉えられるテストとすれば、ややこしいものを適切に処理する能力を高めるとともに、ややこしいことから逃げ出さないことや、放り出さずにチャレンジする気持ちや意欲の部分も重要であると感じた。リーディングスキルテストは一つの指標であるから、それを具体的な材料にしながら読解力を含めた生きる力全体の底上げを図っていくことが大切だと感じた。