福島第四中学校日誌

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健康であらねばならない

後半は、創立70周年記念式典です。教育長さんと同窓会長さんの祝辞の後で、生徒会長から70周年ロゴマークの発表が行われました。
記念講演は、本校二期の卒業生でいらっしゃる、高橋薫先生のお話でした。高橋先生は、本校の校訓である「自主自立」の碑の揮毫者でもあります。
高橋先生は、四中の歴史をユーモアたっぷりにお話くださいました。そのなかで、「生きているだけではだめ。健康であらねばならない。」「感謝の気持ちを忘れないこと。学校は君たちを大人にしてくれる。」「あきらめないでほしい。継続は力なり。」と、三つのことを特に本校生徒に伝えてくださいました。
高橋先生は本校の校長先生も教えたことがあるとのことで、全校生徒、しっかりとした態度でお話を聞くことができました。
生徒会長のすばらしいお礼のことばの後で、校歌を斉唱しましたが、いつもより声がすばらしかったと思います。全員で撮った記念写真もにこやかでした。
式典ではありましたが、生徒が参加する、血の通ったあたたかいものでありました。
明日から、71年目のスタートです。みんなで新しい歴史を刻んでいきましょう。

あきらめないで続けよう

11月26日(土)、土曜授業の日に、かしのは教育講演会並びに創立70周年記念式典を開催しました。
まず、かしのは教育講演会では、本校41期卒業のソックス奏者、加藤雄一郎さんがサックスで校歌を演奏しながらステージに上がりました。そのパフォーマンスで全校生徒はすっかり魅了されました。
加藤さんは、ご自分の体験を基にしたわかりやすい話をしてくださいました。「出会いとはとても大切なものだ。」「あきらめずに続けることで夢はかなう。」そして、「自分のやりたいことを何でもいいからとことんがんばって、今まで知らなかったたくさんの知らない景色を見て、充実した生活を送ってほしい。」としめくくられました。
その後で、吹奏楽部とのコラボレーションで三曲を披露。吹奏楽部の多くの楽器に負けない響き渡る音色は、四中生の心に深くしみこんだことでしょう。加藤さん、本当にありがとうございました。

70周年記念に!

全校生徒からアイディアを募集し、選ばれたマークを美術部員がレイアウトを整えて、70周年記念ロゴとしてプリントした、クリアファイルとTシャツが完成しました。
クリアファイルは美術部のレイアウトと彩色したものを採用しました。明日、全校生徒に一枚ずつ、ご来賓の皆様方にも、一枚ずつ配付します。
Tシャツは現在希望者に販売中。明日も希望書を受付に用意して販売します。こちらのマークは、原案にかなり近いシンプルなものです。
どちらもきれいに出来上がりました。素敵なアイディアとレイアウトをありがとうございました。

私がします!

もうひとつ、すばらしい生徒の話を。
今日の清掃の時間、教頭先生が被服室からマネキンを二つ、ふらふらしながら職員玄関まで運んでいました。そこに後ろから走りよった二年生の女子生徒が、「お手伝いします!」と言ってくれました。いかに教頭先生が力持ちとはいえ、不安定なマネキンを片手に一つずつ持つのは大変でしたから、「とてもありがたかった。少し感動の涙が出た。」と言っていました。彼女は職員玄関まで運び終わると、教頭先生から感謝の言葉をかけられましたが、当然のことをしたまで、ととても謙虚な態度であったといいます。
これが、四中の誇るべき生徒です。先に紹介した男子生徒のことと合わせて、人が困っているときにさっと手を差し伸べられる生徒がいることを、大変誇りに思います。
明日は、かしのは教育講演会並びに創立70周年記念式典。70年の重みは、こんなすばらしい生徒に受け継がれ、さらに発展していくことでしょう。

すばらしい賞をいただきました

税に関する作文に応募したところ、本校3年生男子生徒が「東北納税貯蓄組合会長賞」という、とてもすばらしい賞を頂戴し、本日校長室にて賞状の伝達式が行われました。おめでとうございます。
作文で入賞したこともすばらしいのですが、彼は伝達式直前に、教頭先生が落とした雑巾を拾ってくれました。これもすばらしいことです。
四中の伝統は文武両道。しっかり実践できている彼に、大きな拍手を送ります。