日誌

2020年6月の記事一覧

鉛筆 整える。〔剪定作業〕

 6月25日(木)、宍戸さんを中心とした東部方部の技能主事さんたちが力を合わせて、校舎東側の樹木の剪定を行ってくださいました。枝を切ることで樹木の形を整えることはもちろん、風通しを良くしたり、生長を促進したり、病害虫の繁殖を予防することにもつながります。

とてもきれいに整い、気持ちもいいです。ありがとうございます。

 

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鉛筆 はきものをそろえる。〔心もそろう〕

毎朝、下駄箱の靴がぴしっと、そろっています。とても気持ちのいい朝です。

 はきものをそろえると 心もそろう。
 心がそろうと はきものもそろう。
 ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない。
 だれかが みだしておいたら だまってそろえて おいてあげよう。
 そうすればきっと 世界中の人の心も そろうでしょう。

 この詩は永平寺の開祖道元の言葉をもとにしたもので、長野県円福寺の住職の詩です。「自分の履き物をきちんと揃えて並べ、下駄箱に入れる。」という行動は、“一つ一つのことを丁寧に大切にする心”  の表れ。逆に、靴を脱ぎっぱなしにし、乱れたままの様子からは、乱雑な心の有り様が伝わってきます。履き物を揃えて置くことは、昔からの 《心を育てる》 教えであるようです。

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鉛筆 職業調べ。〔2学年 HFT〕

 2学年のHFT(総合的な学習の時間)は、関心のある職業についてタブレット等(各クラス5台×8クラス)を活用し、調べ学習を行いました。Wi-Fi環境が整ったため、パソコン室のプリンターとつないで調べたことを印刷することもでき、とても便利です。

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鉛筆 チームビルディング。〔3学年レク〕

本日午後、3学年レクリエーション「学級対抗長縄跳び・ドッチボール」が行われ、心地よい汗をながしました。

※チームビルディングとは、「仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり」のことです。学級の一員として、主体的に自分らしさや多様性を発揮しつつ、相互に関わりながら一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジする、そのような学級づくりを期待しています。

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鉛筆 世界は一冊の本。〔図書室オリエンテーション〕

 本日は、学校司書の小林陽子さんが、図書室オリエンテーションを行ってくださいました。1年生は、図書室の分類表示や書架のレイアウトについて説明を聞いたり、福島市出身の詩人・長田弘さんの詩『世界は一冊の本』をみんなで読んだりして、本に親しみました。

『世界は一冊の本』  長田 弘(おさだ ひろし)
 本を読もう。
 もっと本を読もう。
 もっともっと本を読もう。

 書かれた文字だけが本ではない。
 日の光、星の瞬き、鳥の声、
 川の音だって、本なのだ。

 ブナの林の静けさも
 ハナミズキの白い花々も、
 おおきな孤独なケヤキの木も、本だ。

 本でないものはない。
 世界というのは開かれた本で、
 その本は見えない言葉で書かれている。

 ウルムチ、メッシナ、トンプクトゥ、
 地図のうえの一点でしかない
 遙かな国々の遙かな街々も、本だ。

 そこに住む人びとの本が、街だ。
 自由な雑踏が、本だ。
 夜の窓の明かりの一つ一つが、本だ。

 シカゴの先物市場の数字も、本だ。
 ネフド砂漠の砂あらしも、本だ。
 マヤの雨の神の閉じた二つの眼も、本だ。

 人生という本を、人は胸に抱いている。
 一個の人間は一冊の本なのだ。
 記憶をなくした老人の表情も、本だ。

 草原、雲、そして風。
 黙って死んでゆくガゼルもヌーも、本だ。
 権威をもたない尊厳が、すべてだ。

 2000億光年のなかの小さな星。
 どんなことでもない。生きるとは、
 考えることができると言うことだ。

 本を読もう。
 もっと本を読もう。
 もっともっと本を読もう。

 

 

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