平野中学校日誌

2020年10月の記事一覧

やはり一番に力を入れるのは学習です

 近づいた梨秋祭の準備にかなりの時間がかけられているとはいえ、そこは平中生、やはり学習が本務、授業には手を抜きません。

 きょうは、2の1で英語の研究授業を行って、生徒の学力を高めるための工夫をしたり、英語の学習に取り組む生徒の様子にふれたりしました。

A:ホームステイにゲストが来る設定です。

B:家でのルールをやりとりをしながらゲストに説明できるようになろうという課題を共有します。

C:まず、家でのルールを生徒一人一人が設定します。

 A B C

D:ペアになり相手のルールを聞いて、次の4つのいずれであるかを判断します。

  「やってほしい」「やらなくてもいい」「やってもいい」「やってはいけない」

  たとえば・・・  You have to clean room.  ・・・「やってほしい」

E:「もう一度言ってほしい」など、やり取りをするための言葉を考えて、2回目のロールプレイをします。

F:わかるまで聞くことを目的に、3回目のコミュニケーション活動を行います。

 D E F

G:最後に、きょうの学習で話したことや、できるようになったことを学習カードに記入します。

 G

 must や mustn’t などを使いながら、即興で一生懸命に伝え合おうとする生徒たちでした。

梨秋祭に向けて

 今週、強い風に耐え切れずに、校門前のマロニエの木が枝折れを起こしていたときがありました。

 その一部の枝の先にふと目をやると、緑の葉と薄紅色の花が確認できました。(下写真)

 折れた枝に季節はずれの色に出会えたことが、何とも複雑な印象ですが、生命力の強さがうかがえました。

   

 今、校内では、ほぼ一週間後にせまった梨秋祭に向けて、開・閉祭式や合唱の練習、そして、各係の準備が進んでいます。

 きょうも、合唱練習に取り組む姿が、校庭や技術室前に見られ、指揮者やパートリーダーを中心にしてよりよい演奏を目指して何度も繰り返して歌っていました。

 ◇ 校庭で練習する3の2のみなさん

   

 ◇ 技術室前で練習する2の1のみなさん

   

 また、教室では、会場係の生徒たちが、飾り付けをするためのたくさんの花を、色紙を使って楽しそうに折っていました。

   

 当日は、新型コロナウイルス感染症の感染予防の観点から、残念ながら、会場となる体育館内での人数や時間に制限を設けさせていただくことになっています。

 保護者の皆様には、お子様を通じて、本日付けで次のご案内を配付しています。

   「 令和2年度「第36回梨秋祭(文化祭)」のご案内.pdf 」

 ご家庭でも、梨秋祭に向けた校内の様子を話題にしていただきますとともに、当日は許す限り会場でお楽しみいただきますよう、よろしくお願いいたします。

任命と表彰披露・・・体育館で

 生徒会役員選挙立会演説会が開かれたのは、9月23日(水)でした。

 その後、後期学級組織を編成して学級委員を決定したり、後期第1回生徒会委員会を開いて各委員会の正副委員長を選出したりしました。

 そうして決定された生徒会役員や生徒会各委員長・副委員長、学級委員長・副委員長に、きょうの全校集会で、校長先生から任命証が授与されました。

 今年度、全校集会を体育館で実施するのは初めてになります。

 生徒同士の距離を取りながら、整列隊形を組んでいます。

 任命をはじめとする、きょうの全校集会の様子をお知らせします。

1 任命

 〇 生徒会本部役員

    任命証を手にした役員が、一人一人所信を表明しました。

    「活気のある学校となるよう生徒会活動をがんばります」「責任をもって仕事をします」

     

 〇 生徒会各委員会の委員長・副委員長

     

 〇 各学級の委員長・副委員長

     

2 大会等の入賞等披露

 〇 「県北吹奏楽コンテスト」優秀賞

    今年度は「吹奏楽コンクール県北支部大会」が開催中止になったことを受けて開催されたコンテストです。

    コンテストは録音審査により行われ、9月の5日(土)と6日(日)に審査会がもたれました。

    本校では、8月21日(金)に演奏を録音しましたが、下の写真はその日の練習の様子です。

    この日を最後に、吹奏楽部の3年生は、部活動から離れることになりました。

    優秀賞は、グランプリと準グランプリに続く上位団体に贈られるものです。

    吹奏楽部の実力の高さがうかがえる結果となりました。

     

     

 〇 その他の表彰披露

     

     

    みなさん、おめでとうございます。

外部講師の方による授業

【 性の出前授業 】

 きのう8日(木)、総合的な学習の時間を利用して、3年で行いました。

 思春期の心身の変化や生命の大切さを学び、新しい命をつくる体の機能を肯定的に受け止め、同性・異性に対する思いやりのある心を育み、将来の生き方について考えるための一助とすることを目的に実施しました。

 講師は、市内クリニックの先生です。

 生き方の視野が広まる、大切な時間になりました。


【 租税教室 】

 きょう9日(金)、社会科の時間に、3年で行いました。

 実際に税の種類や仕組み、その特徴について説明を受けることにより、「税」が私たちの生活にどのように関わっているのかを理解させ、なぜいろいろな税があるのかを考えさせることを目的に実施しました。

 講師は、公益社団法人福島法人会青年部会の方が務めました。

 自分自身に税が深くかかわっていることが理解できる、特別な時間となりました。

梨秋祭テーマソング

 梨秋祭実行委員長から、テーマソングが発表されました。

 SEKAI NO OWARIの曲「RAIN」です。

 歌詞の中に「いつか虹が消えても ずっと僕らは虹を見上げる」とあります。

 梨秋祭は1日で終わってしまいますが、その後もずっと記憶に残っていきます。

 また「虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていくんだ」とあります。

 コロナウイルス感染症に負けずにがんばっている生徒たちの姿があります。

 これから梨秋祭までの期間、係活動を終えた一日の学校生活の最後に、この曲を放送に合わせて練習をしていきます。


 また、きょうは、福島市教育委員会による学力向上対策支援訪問があり、来校していただいた先生に2年生の数学の授業を参観していただきました。

 内容は「1次関数のグラフの利用」についてです。

 まず、日常生活に基づく問題をつかみ、課題を明確にしてから、自力解決に臨みます。(写真A)

 次に、一人一人が考えを持ち寄って、班でその考えを検討していきます。(写真B)

 最後に、班ごとに解決にせまる考えを発表します。(写真C)

 集中を切らさず、せいいっぱいに課題追究に取り組む生徒の姿を感じていただければ幸いです。

A: B: C: