今週も,養護教諭と担任が連携して,新型コロナウイルス感染症に関する指導を行っています。
中・高学年では,感染症による偏見・差別をなくすことをテーマに学習を行っています。
6年生では,文部科学省の啓発動画を使って,子どもたちが感染症に対する不安から陥りやすい差別や偏見などについて考える学習を行いました。
「ウイルス」・「不安」・「差別」の3つのつながりを考えることを通じて,その連鎖を断つこと,その3つに感染しないことの大切さを学びました。
そして,感染症に関わる人に対する接し方について考えました。
読み物資料も使って一人一人が考えます。
まとめに,差別や偏見についての自分の考えを表しました。
「正しくおそれることが大事。」
「感染したのがもし自分だとしたら・・・。」
「『人にやさしく ウイルスに厳しく』なんだよね」
今後も,子どもたちと考えることを通して,その気付きや考えをよりよい行動につなげていきたいと思います。
今日から第3学期がスタートしました。
小雪の降るなか,子どもたちが元気に登校してきました。
安全指導のため,保護者の方が同行してくださった通学班もあり,誠にありがとうございました。
1校時目,放送による始業式を行い,3学期の初日がスタートしました。
また,今日から発育測定も順次始まり,時間の後半には,感染症予防の指導を行っています。
「マスクをしないでくしゃみをしたら,飛まつがどこまで届くと思う?」
養護教諭が担任とともに,飛まつや感染のおそれについて分かりやすく子どもたちに伝えています。
「えーっ,ここまで飛まつがとぶんだ。」
「マスクをしないでお話をしても『飛まつ』は飛びますよ。」
「これくらいは飛んでしまいます。」
そして咳エチケットについても改めて指導しています。
「マスクがとっても大切です。鼻をおおってピタッとしましょうね。」
「マスクが大事なんだけれど,マスクをとる時ってないかな?」
「給食のとき!」「水を飲むとき!」「体育の時間も」
そんな時,もし,咳やくしゃみが出ちゃいそうになったら・・・
「口を腕でかくして,人のいない方に向かってするんでしたね。」
「余裕があれば,ハンカチやティッシュペーパーで口を覆ってくださいね。」
ハンカチ,ちり紙を身につけることの大切さを子どもたちと再確認しました。
今後も,保護者の皆さまのご理解・ご協力のもと感染症予防に取り組み,子どもたちの健康安全を最優先に教育活動を進めてまいります。
第3学期もどうぞよろしくお願いいたします。