センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

センター事業等

初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修

〇 4月27日開催 初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が開催されました。 

 4月27日(水)初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が行われました。本年度市内の小・中・特別支援学校に着任した初任者・新規採用養護教諭39名の研修の始まりです。
 午前中は、教育長講話と教育研修課長講義を行いました。先生方も、緊張気味ではありましたが、自己紹介で「生徒とともに育っていきたい」と教職に対する熱い思いを語る姿がたいへん印象的でした。
午後からは、福島で教育をするものとして「福島ファン」になっていただきたいと考え、初任地である福島市について知り、地域学習に生かせるよう、福島市内施設・観光名所の紹介を行いました。多方面で活躍する7名の皆様に福島の魅力について新任の先生方にご紹介いただきました。

ご協力いただいた皆様
○ 安斎果樹園         安斎忠作 様
○ 土湯温泉観光協会      池田和也 様
  こけし工人        阿部国敏 様
○ 高湯温泉観光協会      永山博昭 様
○ ふくしま花案内人    菅野紀子 様
○ 工房 おりをり     鈴木美佐子 様
○ NPO法人0073   永井康統 様
○ 浄土平ビジターセンター 西村真一 様

 受講者の感想
○養蚕の仕方や絹織物のよさを知識としてだけでなく、実際に真綿に触れることで品質の上質さや丈夫さなどを学ぶことができた。また、福島県の地域循環型の養蚕のあり方についても面白く、当時の福島市が潤沢で先進的な地域であったことは古関裕而の生きた時代背景と重なると感じた。このことから、地域学習や児童の身近な生活の中で農業やもの作り、または、歴史や文化など関連性があり、そこに気づかせることの重要性を感じた。

○福島がこのように恵まれた環境・土地であるこということを子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。また、土湯や高湯などの観光地、花見山や浄土平などの自然、こけしや繭などの伝統的なものと、多くの素晴らしいものが福島市にはあるということを忘れてはならないと強く感じました。話を聞く中で、「歴史を大切にするところには未来があり、未来があるところには歴史がある。」という言葉がありました。どんなものにも必ずある歴史を、教員として子どもたちに伝えて行くことで未来に残していくことができると考えます。福島の魅力を私自身がもっと知り、自分の言葉で教えてあげたいです。

特別支援教育実践講座

 

 特別支援教育実践講座「子どもの問題行動への対応」長澤正樹先生の講演会を行いました。 

 5月26日(木)こむこむ館わいわいホールにおいて、新潟大学教職大学院教授・長澤正樹先生をお招きし、特別支援教育実践講座を実施しました。

 今年度は、「子どもの問題行動への対応」という演題で講演いただきました。ユニバーサルプログラムによる学級経営や、子どもが教師と一緒に話し合って決めた約束を子ども自らがチェックするセルフモニタリング、応用行動分析による問題行動への介入など様々な方法を紹介いただくとともに、問題行動分析ツールを活用しての個別の行動支援計画の作成の仕方など参加者体験型で教えていただきました。参加者からは、「自分自身の指導・支援について振り返ると共に、教えていただいたことを今後取り組んでみようと思った研修だった。」など、自分の実践に参考にしたいとの感想が聞かれました。

 講演後の質疑応答では、保護者との連携についてもお話しいただきました。

 長澤先生の実践的な講演は、参加者の課題解決に向けての方向性につながったようです。

 

 

道徳科授業力向上講座

道徳科授業力向上講座「『深い学び』のある道徳科の授業づくり」 

   5月27日に秋田公立美術大学 副学長の毛内嘉威氏をお招きして、道徳科授業力向上講座を行いました。講演では、たくさんの教材に触れながら、中心発問について考える演習も取り入れていただきました。演習を通して「教師が指導の明確な意図をもつこと」が子どもの深い学びにつながることを再確認することができました。演習でお互いの考えを交流したり、毛内先生に多くの発問例を紹介していただいたりしたことで、参加された先生方の授業づくりに対する意欲が高まりました。

参加者の感想

◇教材とじっくり向き合い、子ども達が生き生きと考えを伝え合い、深めることができるような中心発問を設定し、授業構想を工夫したいと思います。毛内先生の話をうかがって、授業に対して前向きな気持ちになりました。

◇何を理解させ、何を考えさせるのかを明確にすることの大切さを改めて考えることができ、とても充実した時間となりました。同じ教材であっても、ねらいとする内容項目を何にするかで、考えさせることが全く別のことになるので、教師が指導の明確な意図をもつことが大切だと思いました。

◇演習を通して、ねらいを明確にもって教材研究や授業をすることの大切さを実感することができました。教材文に引っ張られてしまうのではなく、まずはねらいを明確にして、子どもが45分間、そしてその後も考え続けることができる発問を練りたいです。あっという間の充実した2時間でした。

 

 

教育課題講座①

教育課題講座①「確かな学力の育成」澤井陽介先生講演会を行いました。

 5月20日(金)本年度最初の教育課題講座は、大妻女子大学教授(前・文部科学省視学官)澤井 陽介先生をお招きし、こむこむ館わいわいホールにて実施しました。

各地でご講演をされている澤井先生ならではの、今まさに多くの現場の先生方が直面している迷いや悩みに具体的な方向性を示してくださるご講話をいただき、参加者からは、「学習指導要領完全実施も2年目を迎え、授業を変えなくては、と日々悩んでいる私たちの中に光が射してくるようなお話だった。」「子どもたちが、課題意識・目的意識をもって、自分の問いとして解決していく授業を考えていくことが重要だとわかった。」「ICTを活用することで、子どもの考えが見える化でき、協働的な学びにつながることがわかった。」などの感想が聞かれました。

 講演後の質疑でも、多くの受講者が挙手して発言する場面が見られ、それぞれにアドバイスをいただきました。澤井先生のテンポのよい話に引き込まれ、あっという間の2時間となりました。

令和4年度 第1回タブレット活用訪問研修

 令和4年度タブレット活用訪問(第1回)が、タブレット端末及び授業支援アプリ、指導者用デジタル教科書を授業でよりよく活用し、教育効果を高めるために、福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して始まりました。                     

5月2日(月) 清水小  湯野小    5月9日(月) 蓬莱中

5月13日(金) 信夫中  西根中    5月16日(月) 清明小  平石小

5月17日(火) ふくしま支援学校    5月18日(水) 御山小  松川小

5月19日(木) 福島二小        5月20日(金) 杉妻小  北信中

5月23日(月) 水原小         5月24日(火) 佐倉小  福島四中

5月25日(水) 福島三小 福島一中   5月26日(木) 余目小

5月27日(金) 蓬莱小          5月30日(月) 渡利小

5月31日(火) 松陵中

※5月は以上の24校(小14校、中9校、特別支援学校1校)で実施しました。

 

 

【研修の様子】 

         
         

 【研修者の感想等】

・教えていただいたことを、忘れずに(忘れる前に)使いたい。

・生徒たちに興味・関心を引けそうな要素がたくさんあるので、がんばります。

・とても温かい雰囲気の中で実施していただきありがたかったです。

・実際に授業形式で練習できるともう少し上達すると思います。

・基本操作についての紙のマニュアルがあると昭和生まれの私にはとってもありがたいです。

・また、タブレットの活用訪問をお願い致します。

・ノート作りに生かしていけるように便利な機能を身につけていきたいと思います。次の研修 が楽しみです。

・まだまだ分からないことがたくさんあるので、もっといろいろな機能を知って、使いこなしたいと思いました。

・いろおいろな質問に答えていただきありがとうございました。                                                                          

 

 

令和4年度第1回ICT推進員研修会

 児童生徒に一人一台端末環境の下,ICT機器活用のスキルアップや有効な活用方法等の共有を図るため,令和4年度第1回ICT推進員研修会を4月28日(木)に,ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)で実施しました。
 研修会では,ICT推進員の役割を確認し,情報モラル教育の推進,端末機の管理・運用、ICTを活用した授業改善などについて研修を深めるとともに,「タブレット端末の活用における校内課題に向けて」の協議を行いました。

令和3年度 ふくしま教師塾修了式・研修報告会

 2月10日(木),令和3年度ふくしま教師塾修了式・研修報告会がオンラインで行われました。修了式に引き続き行われた報告会では,塾生一人一人が実施した授業実践を基にしながら,一年間の研修の成果と課題を発表するとともに,各師範から指導助言や励ましの言葉等をいただき,各々にとって一年間の研修を振り返る充実した時間となりました。

 3月中旬には,一年間の研修の成果をまとめた「ふくしま教師塾研修報告書」を各学校にお届けします。手に取ってお読みいただければ幸いです。 

 

研修報告会の様子

タブレット活用訪問研修

 福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問し、タブレット活用研修を実施しています。今年度の各学校への訪問は、3回目となります。今回は、各学校の研修ニーズに応じた内容でICT研修を行っています。

     11月15日   平石小
     11月18日   岳陽中
     11月22日   中野小,松川小
     11月29日   福島四中
     11月30日   渡利小
     12月  1日   福島一小,福島四小
     12月  3日   鳥川小
     12月  7日   岡山小
     12月  8日   ふくしま支援学校(2回目)
     12月  9日   北信中
     12月10日   松陵中,西根中
     12月14日   大鳥中
     12月15日   大笹生小,清明小
     12月16日   大森小,野田小,金谷川小
     12月20日   余目小,平田小,鎌田小
     12月21日   福島三小,立子山小
     12月22日   ふくしま支援学校(3回目)

   小学校18校、中学校6校、特別支援学校1校で実施しました。

 研修の様子​

 参加者の感想 

・児童の実態や学習のねらいに適したICT機器の活用について経験を重ねたい。
・タブレットや授業支援アプリを積極的に使っていくことが大切だと思った。
・今回の研修で学んだことを生かし、効果的なICT活用ができるよう実践していきたい。
・使い方を覚えて授業に活かしていきたいと思った。
・今回の研修では、授業支援アプリを効率よく操作する方法などを知ることができた。ワークシート作成方法についても、さらに研修を深めたい。
・ICT教育の有効なツールとして、授業支援アプリを使いこなせるようにしていきたい。
・研修に参加し、分からないことを丁寧に教えていただいたので、授業支援アプリを使うことに対するハードルがずいぶん下がった。授業で有効に活用できるように努力したい。

第3回ICT推進員研修会

 今年度3回目のICT推進員研修会を12月17日(金)にオンラインで開催しました。
 研修会では,岡山小学校と西信中学校のICTを活用した実践事例から,授業改善のポイントや,ICTに係る校内研修の進め方を学びました。
 また,「学校教育の情報化」についての伝達講習や,事前に各学校から提出された成果と課題を確認することを通して,今後のICTを活用した教育の推進に向けて共通理解を図りました。 

 オンライン研修

教育課題講座①「心を育て、つなぐ特別活動 ー幸せな未来を拓くー」

 12月13日に、國學院大學人間開発学部教授の杉田洋氏をお招きして、教育課題講座を行いました。講演では、学校行事や学級の活動に生き生きと真剣に取り組む子どもたちの姿がスクリーンに映し出され、杉田先生から「特活の力は子供力である。子どもは、失敗から多くのことを学び、失敗を乗り越えた分だけ成長する。教師には、子どもに失敗させる勇気が必要である。」というお話がありました。特別活動の力と教育の本質について考えることができた充実した2時間でした。

 研修の様子​

 
 
 
 

 参加者の感想

◇ 自分たちで考え、仲間と支え合える、そんな学級集団になるよう、子どもたちと共に頑張りたいと思いました。子どもたちの「したい」をたくさん引き出すことができる学級をつくりたいと思います。 

◇ 子どもたちに、もっと失敗させて、もっと乗り越えさせて、もっと磨き合わせて、子どもたちの輝く未来をつくるという教員の仕事に誇りをもって、明日からまた頑張ろうという気持ちになりました。

◇ 改めて「自分はなぜ教員になったのか」を考えさせられました。目の前にいる子どもたちを本気になって育てようとしているのか、という問いに対して、もっと向き合っていかなければならないと強く感じました。子どもの力を信じ、本気になってぶつかって、心を育てる教育をしていきたいと思います。

◇ 終始涙が止まりませんでした。教師という「人の心を育てる」仕事の責任の大きさを痛感しました。今までの自分を振り返り、指導の不十分さを感じて、学級の子どもたちに申し訳ない気持ちになりました。子どもたちに、心と心がつながることを実感させられるように、教師としての自分を見直していきたいと思います。

初任者研修・新規採用養護教諭研修 特別支援学校参観研修

 11月19日(金)、初任者・新規採用養護を対象に特別支援学校参観研修を行いました。
 研修者は、ふくしま支援学校の小学部から高等部の授業を参観するとともに、講義やグループ協議を通して、特別な支援を要する児童生徒への指導の在り方について知見を深めることができました。また、合理的配慮の必要性やユニバーサルデザインの考え方、就労に向けた支援の在り方についても学ぶことができました。

 研修の様子

 参加者の感想

◇ 子どもの困り感を共有し、その子に合った手立てを考えることを大切にしたいと思いました。また、様々な不安を抱えている保護者の思いを大切にして、子どもにも保護者にも寄り添った支援ができるようになりたいと思いました。

◇ どの学部でも、子どもがやる気を見せた瞬間を見逃さないよう、常に子どもの表情や変化に気を配ることを大切にしているとのでした。このことは、通常学級にも通じることであると思います。私も適切なタイミングで適切な指導ができるよう、子どもの様子に気を配りたいと思います。

◇ 子どもへの声のかけ方や分かりやすい指示の出し方などについて学ぶことができました。私の指導にも取り入れていきたいです。全ての子どもにとって分かりやすい指導、安心できる環境の大切さを感じました。

◇ 子どもの目線に立った教室環境、ユニバーサルデザインについても学ぶことができました。「ともに歩み、ともに学び、ともに育つ」という、ふくしま支援学校の教育理念 と、「教員は子どもから学ぶことが多くある。」という校長先生の言葉を心に留めて、自分の学級、学校の子どもと向き合っていきたいと思います。

携帯端末 タブレットPC研修会(初級編)

 11月24日(水)、25日(木)、26日(金)の3日間、タブレットPC研修会(初級編)を開催しました。66名が参加し、タブレット端末及び授業支援アプリの基本操作、指導者用デジタル教科書の活用法についての研修を行いました。本研修会は、タブレット端末と授業支援アプリ、指導者用デジタル教科書を活用した授業の充実を図る目的で、初級者を対象に実施しました。​

    参加者の感想

・タブレット端末には便利で学習に効果的な機能がたくさんあり、これからの授業実践に活用していきたい。
・よく分からなかった操作の仕方が分かったので、活用していきたいと思った。子どもたちが楽しみながら学習の充実を図れる内容も知りたい。
・操作や機能面だけでなく、それを使ってどのような学習活動ができるのかを知ることができたのでとてもよかった。
・タブレット活用の基礎基本を学ぶことができた。活用がまだ不十分であると感じているので、授業に活用していきたい。
・授業支援アプリの利用に少し不安があり、授業で活用するのを避けていたところがあった。今回の研修でいろいろな操作の仕方が分かったので、ICTやタブレットを活用した授業に取り組んでいきたい。
・同じような研修を何度か受講しているが、それでも新しく知る便利な使い方があり、とてもよかった。

小学校教諭初任者研修 授業研修② 

 11月5日(金)、金谷川小学校において小学校、小学部の初任者を対象に、授業研修②を行いました。研修者は、鈴木直子教諭の算数科の授業を通して、子ども達にとって必要感のある課題設定の仕方、ねらいに迫るためのコーディネートの仕方等について学ぶことができました。

 参加者の感想

◇ 鈴木先生の授業から、一人一人を大切にする授業づくりが子どもの主体性を育むということを学びました。鈴木先生のお話にもあったように、「わかる・できる」授業は学級経営につながるということを感じました。

◇ 授業を参観して、様々な驚きや学びがありました。鈴木先生の精選された発問や、既習事項を生かした導入によって、先生が必要以上に話さなくても、子ども達は進んで学習に取り組むことができていたのだと思いました。子ども達の学習に向かう姿勢も印象的でした。鈴木先生のお話から、学習規律を指導するだけでなく、指導を徹底することが大切であることを学びました。

◇ 自分の授業で大事にしたい部分が曖昧になっていたのですが、今回の研修は、そのことを見直すきっかけとなりました。緻密な教材研究をして本時のねらいを明確にもつことの大切さについて、改めて考えることができました。時間がないと言い訳をせず、子ども達のために自分の授業を磨いていきたいです。

中学校教諭初任者研修 授業研修② 

 11月4日(木)、北信中学校において中学校、中学部の初任者を対象に、授業研修②を行いました。研修者は、村上美紀教諭の数学科の授業を通して、生徒の学びを深めるための誤答の取り上げ方や、目的を明確にした学習形態の工夫等について学ぶことができました。

 参加者の感想

◇ 授業を提供してくださった村上先生から、本時の授業の細案を見せていただきました。ねらいに迫るために、どのタイミングでどのように発問するのかを入念に考え、授業の準備をされていることが分かりました。そのような準備があるからこそ、生徒が「分かった」「できた」と実感できる授業になるのだと考えました。準備の時間を惜しまず、よりよい授業を目指したいと強く感じました。

◇ 教材研究をしていたつもりになっていましたが、村上先生の授業を参観して、授業の準備や教材への向き合い方など、改めて真摯に向き合わなくてはならないと感じました。また、授業における生徒同士の関わりが、生徒指導や学級経営にもつながることを強く意識して指導しなければならないと思いました。

◇ 授業参観を通して、午前中の講義で学んだ内容についての理解を深めることができました。目的のあるペアやグループ活動の設定、ICTの効果的な活用等、自分の授業にどう生かせるのかを具体的にイメージすることができました。教科指導の基本技術について学ぶことで、自分の授業を振り返るとともに、よりよい指導方法について考える貴重な機会となりました。

携帯端末 タブレット活用訪問研修

 タブレット端末や授業支援アプリ(MetaMoJi ClassRoom)、指導者用デジタル教科書をよりよく活用していくために、福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して研修を実施しています。今回は主に授業支援アプリを利用した教材作成の仕方などについて研修を行いました。

                  10月 4 日   東湯野小,飯坂小
     10月 7 日   野田小
     10月 8 日   御山小
     10月11日   福島四中
     10月12日   信陵中
     10月15日   矢野目小,瀬上小
     10月18日   大森小
     10月22日   杉妻小
     10月25日   蓬莱中,森合小
     10月26日   笹谷小
     10月27日   三河台小
     10月28日   南向台小
     11月10日   大鳥中
     11月11日   野田中,ふくしま支援学校

 小学校12校、中学校5校、特別支援学校1校で実施しました。

 研修の様子​

 参加者の感想

・MetaMoJi ClassRoomやデジタル教科書を活用した効果的な方法について考えていきたい。
・実際にタブレットを操作しながら研修を受けることができるので、活用するためのスキルアップにつながると思った。
・以前よりMetaMoJi ClassRoomの操作にも慣れ、授業で活用する場面も増えてきた。より効果的な活用の仕方を考えていきたい。
・教師・児童ともにタブレットの活用に慣れてきて有効に活用することができるようになってきた。MetaMoJi ClassRoomは、普段発表しない児童も進んで発表するなど、有効活用が図れると思った。
・積極的に授業の中で活用していくことで、指導力向上につなげていきたい。
・ オンライン授業が実施されたこともあり、MetaMoJi ClassRoomを使った授業が増えてきた。デジタル教科書とMetaMoJi ClassRoomのそれぞれのよさを生かして、効果的に活用していきたい。

初任者研修 小規模校参観研修

 10月8日(金)に初任者研修 小規模校参観研修を行いました。
 立子山小学校に協力いただき、国語科、算数科、外国語科における複式の授業をオンラインで参観するとともに、講義や研究協議を通して、複式で行う授業の特色や個に応じた指導の在り方について理解を深めることができました。研究協議では、授業を提供してくださった先生方に、複式の授業の在り方や個を生かす指導の工夫についてお話いただいたことで、研修者は、自分の授業を振り返り、子ども一人一人を生かし伸ばす指導の在り方について再考することができました。

 参観授業(オンライン配信)

 参加者の感想

◇立子山小学校の先生方が、子どもたちに育成すべき資質・能力を身に付けるために、様々な工夫をされて授業を行っていたことや、子ども一人一人に温かく寄り添い、一緒に学んでいる姿が印象的でした。これからも、たくさんの授業スタイルを学び、吸収して、個に応じた指導を行えるようにしたいと思いました。今回、改めて小規模校の良さを感じることができました。

◇直接指導と間接指導をうまく組み合わせ、児童の主体的な学習を促すだけでなく、自主性を養う自力解決の場も工夫されていました。自力解決の場では、児童だけでも学習を進められるように、活動内容を掲示したり、解決の見通しをもたせる工夫がなされていたりと、それぞれの先生方が深く教材研究されていることがうかがえました。今回学んだことを、自身の授業にも取り入れていきたいです。

◇今回の研修では「わたり」と「ずらし」がどのようなものなのかを学ぶことができました。間接指導の場面における発達段階に応じたワークシートやiPadの使い方、一人しかいない学年で、架空の友達を使って考えを深める指導等、とても勉強になりました。どの学年も直接指導と間接指導の時間やタイミングが完璧で、児童一人一人が確かな学力を育んでいると感じました。校長先生のご講話から、小規模校に勤務できる機会を大切にし、自分で何でもできることをプラスに捉え、チャレンジしていこうと思うことができました。自分の仕事に責任をもって、何事にも全力で取り組んでいきたいです。多くのことを学ぶことができた実りある研修となりました。

携帯端末 タブレット活用 オンライン研修

 まん延防止等重点措置をうけ、8月31日から9月24日までの期間にタブレット活用訪問研修を予定していた19校は、オンラインでの研修を実施しました。授業支援アプリ(MetaMoJi ClassRoom)の基本操作についての研修を行いました。


     8月31日   吾妻中
     9月  1日   北信中,蓬莱小
     9月  2日   吉井田小
     9月  6日   庭坂小,水原小
     9月  8日   渡利中,松川小,西根中
     9月  9日   月輪小
     9月10日   平野中,湯野小
     9月13日   水保小
     9月15日   飯野中,鳥川小
     9月16日   清水中
     9月21日   松陵中
     9月24日   福島二小,立子山小


 小学校11校、中学校8校で実施しました。

  
  オンライン研修配信​

 参加者の感想

・オンライン研修だったが、画面を見ながら分かりやすく説明を聞くことができた。対面での研修であれば、その場で質問ができたり、学校に応じた研修内容で受講できたりすると思った。
・オンライン研修に参加したことで、オンライン授業を受ける立場での雰囲気を体験できた。
・オンラインでの研修でも十分な成果が得られると感じたが、個別に質問したい時などは集合型研修がよい。
・すぐに質問ができる集合型研修が望ましいと感じたが、オンライン研修なら研修の回数を増やしやすいと思った。
・オンライン研修を受講して、分からないところを参加者同士で確認し合えたのがよかった。

 

小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修(企業等体験研修)

 本市の特色ある地場産業を理解するとともに、学校とは異なる業務の体験を通して幅広い知見を得るため、小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修(企業等体験研修)を8月5日(木)・6日(金)に実施しました。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から各日午前中のみに短縮しての実施となりました。
 8月5日は「新ふくしまファーム」での農作業体験実習を、6日は「湯野共選場」と「野田共選場」に分かれ、桃の選果作業等の体験実習を行いました。いずれも、ふくしま未来農業協同組合様にご指導をいただきながら研修を行いました。
 ふくしま未来農業協同組合様の経営理念「~未来への 心をつなぐ パートナー<農をはぐくみ 地域をつなぐ>」にふれ、私たちの教育活動にも通じるものを感じる貴重な体験となりました。

 

研修の様子​

令和3年度中学校プログラミング教育実践講座

 プログラミング教育の現状や授業の進め方,評価等について学ぶために中学校プログラミング教育実践講座を7月2日(金)に実施しました。
 「プログラミング教育の手引き」の作成にも関わった,神奈川県相模原市教育委員会指導主事 渡邊 茂一 氏の基調講演に続き,特定非営利活動法人みんなのコード 千石 一朗 氏を講師に迎え,講義・演習を行いました。
 学習指導要領における技術・家庭科(技術分野)の評価についてポイントを確認するとともに,micro:bitを用いた計測・制御の基本的な指導について演習を通して研修を深めました。

 

研修の様子

参加者の感想

◇評価についての話は,気づいていない点を教えていただきありがたかった。
◇評価に関する講演では新学習指導要領により新たに考えていかなければならない内容等について確認することができ,これからに生かしていきたいと思った。
◇千石先生の話はとてもわかりやすい話であった。このような学習ができる中学生がうらやましいと思った。
◇プログラミング学習について,具体的な事例をもとに実習しながら学ぶことができたので,とてもわかりやすく感じました。
◇二学期以降にセンターのマイクロビットをお借りして,マイクロビットを使った制御の学習を考えていたため,たいへん勉強になった。
◇制御・計測の教材を秋から何にしようか悩んでいたので,1つの考えとして方向性が見えてきたような気がした。
◇今年から免外で技術をもつようになり,免外研修もなくなってしまい,少しでも指導の役にたてるようにと思い参加しました。
◇技術教員は多くても各校に1人しかいない学校が多く,免外でやっている先生も多いので,教科の専門研修は良かったです。

令和3年度情報モラル教育講座

 情報化社会で避けては通れない情報モラル教育の実践に向けて,学校現場で必要なネット依存予防や家庭に対する対応等について学ぶため,独立法人国立病院機構 久里浜医療センター 主任心理療法士 三原 聡子 氏を講師に迎え,情報モラル教育講座を7月1日(木)に実施しました。
 研修会では「ネットゲームの仕組み」や「依存のメカニズム」等についての説明をもとに「ネット依存の治療」や「予防対応策」について具体的な事例を通して研修を深めました。

 

研修の様子

参加者の感想

◇予防策・対応策が具体的に示され,分かりやすい内容になっておりました。校種,学校規模に関係なく,ネットゲーム依存は深刻な問題になっています。学校教育の中で児童生徒に指導していくことはもちろんのこと保護者に対しても適切に,時期や実態を捉えて伝えていかなければならないと思います。
◇担任としてできることは,依存の抑制要因である現実の生活での達成感・充実感を満たせる環境を作ることだと思う。互いを認め合う場,トラブルが生じた時の折り合いのつけ方など,学級経営において大切なことを改めて重視する必要があると感じた。
◇ネット依存から抜け出すためには,人とのつながりをもつこと,やるべきことを見つけること,ストレス解消をするといった方法があることがわかった。また,依存になってしまうと本人や親,医療機関それぞれ単独では治療できないことも理解できた。
◇依存に陥るメカニズムや弊害をよく理解することができ,指導する上で説得力がある説明ができると思いました。いったん依存状態になってしまうと,回復までに相当なエネルギーと時間がかかることは明白です。学校という場は,早期発見が最もしやすい場であると思うので,学校保健委員会等でもトピックとして取り入れ,ネット依存予防の教育に力を入れていきたいと思いました。
◇最新の流行のゲーム,子どもたちの身体に何が起こっているのか,病院を受診する・しないの判断が非常に難しいが,日常生活や周囲とのコミュニケーションに障害が感じる時に保護者に相談にのってもらえるような情報を整理して理解していきたい。
◇今回得た情報や自分の想いを学校の先生方と共有し,子供たちや保護者の方にも発信していきたいと思います。