日誌

カテゴリ:今日の出来事

鉛筆 世界は一冊の本。〔図書室オリエンテーション〕

 本日は、学校司書の小林陽子さんが、図書室オリエンテーションを行ってくださいました。1年生は、図書室の分類表示や書架のレイアウトについて説明を聞いたり、福島市出身の詩人・長田弘さんの詩『世界は一冊の本』をみんなで読んだりして、本に親しみました。

『世界は一冊の本』  長田 弘(おさだ ひろし)
 本を読もう。
 もっと本を読もう。
 もっともっと本を読もう。

 書かれた文字だけが本ではない。
 日の光、星の瞬き、鳥の声、
 川の音だって、本なのだ。

 ブナの林の静けさも
 ハナミズキの白い花々も、
 おおきな孤独なケヤキの木も、本だ。

 本でないものはない。
 世界というのは開かれた本で、
 その本は見えない言葉で書かれている。

 ウルムチ、メッシナ、トンプクトゥ、
 地図のうえの一点でしかない
 遙かな国々の遙かな街々も、本だ。

 そこに住む人びとの本が、街だ。
 自由な雑踏が、本だ。
 夜の窓の明かりの一つ一つが、本だ。

 シカゴの先物市場の数字も、本だ。
 ネフド砂漠の砂あらしも、本だ。
 マヤの雨の神の閉じた二つの眼も、本だ。

 人生という本を、人は胸に抱いている。
 一個の人間は一冊の本なのだ。
 記憶をなくした老人の表情も、本だ。

 草原、雲、そして風。
 黙って死んでゆくガゼルもヌーも、本だ。
 権威をもたない尊厳が、すべてだ。

 2000億光年のなかの小さな星。
 どんなことでもない。生きるとは、
 考えることができると言うことだ。

 本を読もう。
 もっと本を読もう。
 もっともっと本を読もう。

 

 

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鉛筆 本との出逢い。〔朝の読書〕

 シャッター音さえ教室中に響いてしまうほど、皆が集中して本の世界に没入している学級の様子に触れ、「リーディング・ゾーン」という言葉を思い出しました。本との出逢いによって、人生が変わることもある… 生徒の皆さんの世界がどんどん広がっていくことが楽しみです。

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鉛筆 伝える。〔新聞てきぱきプレゼン〕

 毎週、月・金曜日の朝は、全クラス「新聞てきぱきプレゼン」の活動に取り組みます。金曜日に持ち帰った新聞記事から気になる記事を切り抜いてワークシートに貼り、今朝は、この記事を選んだ理由、要約、感想等をグループごとに発表しました。

 

※令和2年6月20日(土)福島民報新聞にて、「新聞てきぱきプレゼン」の取組が紹介されました。

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鉛筆 平和への祈り。〔国際平和ポスターコンテスト〕

 ライオンズクラブ主催の「第32回国際平和ポスターコンテスト」において、本校の遠藤さんの作品が地区ガバナー賞(最優秀賞)を受賞し、応募作品1800点の頂点となり本日表彰を受けました。

※ライオンズクラブ主催の「平和ポスター・コンテスト」は、世界中の子どもたちに、自らの平和へのビジョンを表現し、芸術と独創性によって世界を感動させる機会を与えてくれています。

 

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鉛筆 新聞で学ぼう。〔新聞てきぱきプレゼン〕

 6月19日(金)、朝自習の時間に「新聞てきぱきプレゼンテーション(NTP)」がスタートしました。福島民報社、福島信陵ライオンズクラブ様等のご協力をいただき、朝自習の時間を利用した「新しい学び」の習慣づくりに挑戦します。新聞を読むことを通して、世界の出来事や政治・経済に関心をもったり、新しい自分に気付いたりできる有意義な時間となるはずです。積極的な態度で参加し、将来の自分の可能性を広げてほしいと思っています。

※本日、取材でいらっしゃった福島民報社地域交流部長渡部様から、新聞記事の逆三角形と呼ばれる文体の特徴など「新聞のキホン」についてお話していただきました。

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