平野中学校日誌

カテゴリ:今日の出来事

屋内運動場耐震補強等工事乗り込み

 平成28年に体育館の耐震診断の現場調査が行われ、平成30年からの耐震設計業務を経て、いよいよ本日より耐震補強等工事の作業が始まりました。

 本Blogでも、今月16日(火)に工事の概要にふれています。

 

 〈仮囲い〉           〈柔道場出入口変更〉     〈畳を移動し柔道場に用具の置き場所を確保〉

 本日は、給食時の放送で、生徒に工事作業の始まりを通知するとともに、体育館の安心・安全を高めるための作業に当たる方々を目にして何かを感じ取ってもらえれば…と伝えています。

 また、保護者の皆様宛に、次の文書を配付しましたので、よろしくお願いいたします。

屋内運動場耐震補強等工事について(お知らせ).pdf

 ところで、この工事に合わせた形で、中庭のテニスコートの近くに立つトチノキの剪定作業が行われました。

 飯坂方部小・中学校の福島市職員の皆様にお手伝いをいただいての作業でした。

 かなり風通しがよくなりましたが、今回はそのほかにも病害虫の予防としての意味合いも剪定の大きな理由です。

 作業に当たられた皆さん、本当にありがとうございました。

 おつかれさまでした。

 

「Sクラブ」助成

 本校生徒会と国際ソロプチミスト福島の皆様とは、平成20(2008)年1月18日(金)に、平野中学校Sクラブ認証式が執り行われて以来の関係です。

 「Sクラブ」とは、ソロプチミストが母体となる中学生や高校生の奉仕団体で、助成金などの活動支援を受けます。

 これまで、福島ソロプチミスト福島の皆様からは、本校生徒会で行っているエコキャップ回収や本校PTAで企画・運営しているバザーに、多くのご協力をいただいています。

 また、本校の文化祭にもご出席を賜るなど、直接生徒とふれあう機会も設けていただいています。

 本日は「Sクラブ」助成金交付式が行われました。

 生徒会を代表して出席した生徒会長が「(助成金は)生徒会の活動に役立てさせていただきます」「ありがとうございました」とお礼の言葉を述べてきました。

 国際ソロプチミスト福島の皆様には、重ねて御礼を申し上げます。

 

 〈会長様のごあいさつ〉     〈助成金交付〉        〈記念撮影〉

「想定外」への備え

 きょうは避難訓練…「地震により火災が発生した」という想定で行いました。

 避難訓練は、はじめは先週19日(金)に実施を予定していましたが、雨天のため、きのう22日(月)に延期し、さらに、きょうに順延してようやく実施に至りました。

 生徒は、あらかじめ分かっていた避難でしたが、危機意識をもって取り組む姿を示し、3分をやや超える時間で全員が避難を完了することができました。

 

 (避難場所へ)         (避難場所で)        (全体指導で)

 避難訓練は、生徒だけが対象ではありません。

 教職員も、地震によって生じた火災発生の確認やその報告、初期消火等の分担をして、実際にそのタイミングをはかりながら動いたり、避難直後の異常や取り残された生徒がいないかなどの現場確認をしたりしました。

 全体指導では、校長先生が講評を述べました。

   〇 命を守るためにはしなければならない行事であること

   〇 新型コロナウイルス感染症の件があったから、ほかの災害が起こらないわけではないこと

   〇 どのような場所にいても避難できるようにシミュレートしておくこと

 思い起こされるのが、2011年、東北地方太平洋沖地震の発生です。

 地震の規模を示すマグニチュードが9.0、岩手県を襲った津波の高さは15m級で、沿岸部では海面との差が30mを超える高さの内陸奥深くまで海水が浸入し、その影響は北から南まで広範囲に及びました。

 さらに、福島県の原子力発電所が大きく損傷したことは皆さんが知ってのとおりです。

 これらのことについて、報道がなされた際によく耳にしたのが「想定外」という言葉です。

 今年の新型コロナウイルス感染症により多大な影響が出ていることなども、この「想定外」に当たることだと言えるかもしれません。

 こうした避難訓練を機に考えたいこと、それは「想定に制限を設けないこと、普段からそれを心得ておくこと」があげられます。

 そう心得ておくことで、避難が必要な事態が実際に発生した際に、想定に基づく行動を基本としながらも、その想定だけにとらわれない判断で自分の身を守ることにつながると考えられるからです。

 校長先生の講評に通じます。

 想定の枠にとらわれず、災害に備える意味からも、火災発生を想定してこうした避難訓練を行っておくことの重要性が改めて認識していただけるのではないでしょうか。

 さて、あなたの危機意識はいかがですか……

学校の通常化に向けた歩み~校庭への山砂搬入~

 次は、雨上がりの校庭の状況です。

 

          (校庭西側)          (校庭中央)          (校庭東側)

 この広範囲の水たまりが、校庭の凹凸の状況をよく示しています。

 当然、体育の授業や野球部、ソフトボール部の活動に影響が生じてきます。

 こうした状況を受けて、福島市教育委員会に要望したところ、本日、山砂の搬入となりました。

 

          (校庭西側)       (校庭東側1回目)       (校庭東側2回目)

 今月下旬からは、体育館の耐震補強等工事に入るため、体育館がしばらく使用できなくなり、校庭の使用頻度が増えることが考えられます。

 また、学校施設開放事業において、自粛が解除されることから、地域の方々の使用も再開します。

 山砂が搬入されたことで、校庭の整備が進み、授業、昼休み、部活動等における生徒の活動や、早朝、夜間の地域の方々の活動について、安全が増してより活動がしやすくなることと期待しています。


 お知らせです。

 現在、福島市立図書館内の福島教科書センターにおいて、教科書展示会が開かれています。

 今年度使用している教科書や次年度見本等その他の教科書が展示されていて、教職員や一般の方々についても教科書に対する理解を深めていただく機会とするために、この展示会が設けられています。

 今後の予定は、次のようになっていますので、ぜひこの機会に教科書にふれてみてはいかがかとお知らせします。

   1 閲覧日   6月20日(土)・21日(日)・22日(月)・24日(水)・25日(木)

   2 閲覧時間  9時30分~19時00分(ただし、日曜日は17時30分まで)

   3 対象方部  6月22日(月)は、信陵・飯坂方部が指定されています。

           それ以外の日は、自由に閲覧ができます。

 なお、お出かけの際は、マスクの着用など、感染症対策にご協力ください。

生徒総会に向けて

  きょうは、福島市上空にもさわやかな青空が広がりました。

 午後からは、学級活動の時間を設けて、今月27日(土)の生徒総会に向けて議案書審議を行いました。

  こちらが、生徒総会要項です。

 それぞれの学級で、机を適度に離して班をつくり、お互いの意見を交換していました。

  こちらは、3年3組の審議の様子です。

 学級の中で、質問を出し合いながら、審議が進められていました。

  こちらのように、一人一人が、要項を開いて内容に細かく目を通しています。

 今回の生徒総会は、放送により実施する予定です。

 提案者が、そして質問者が、どんな態度を、あるいはどんな表情を示すのか、全校生が直接ふれることはできませんが、これまではそうした代表者の毅然とした姿に学ぶことも多かったものです。

 今回の一連の新たな生徒会行事の取組から、生徒それぞれに刺激し合い、成長の糧を得ていくものと期待しています。