福島第四中学校日誌

2017年7月の記事一覧

深い学びとは

今日は福島市教育委員会の指導主事の先生をお招きして、数学の授業を見ていただきました。
数学の学力を高めるためにはどのような手立てが必要か、本校でも一生懸命考えています。
連立方程式の授業でしたが、2年生は最後まで集中力を切らさず、しっかりとがんばっていました。
自主的で、深い学びが、対話的に行われること。本校で目指している授業スタイルです。
話を五十分聞いているだけでは学力を高まりません。やはり、自主・自立の精神がここでも生かされてくるのだと思います。

今年の2年生は、一人ひとりが深く学んでいる様子がうかがえ、頼もしい限りです。

樹齢五十数年でした

プールの上に立っていた枯れ木。皆さんも見たことがあると思います。
この木は、現在の地に校舎が建てられた昭和三十年に、まっすぐに、天まで届くほど大きく成長してほしいという願いをこめて植えられたヒマラヤスギでした。風雪に耐え、堂々とした巨木に成長していましたが、何らかの理由で数年前に枯れてしまい、さみしげに立っていたのでした。
今日、ついに、伐採されてしまいました。このまま風化が進むと、倒れる危険性があったためです。朝から周囲の安全を確認しながら、森林組合の方と樹木栽培の専門家の方とが協力して作業を進めました。

作業にあたられた方によると、樹齢は五十数年だそうです。昭和三十年に植えられたのだから六十二年のはずですが、枯れてから数年たっていることを考えると、ほぼ年数が合うようです。

たくさんの卒業生を見守り、見上げられてきたヒマラヤスギ。
これからは、切り株となって、四中生を支えてくれると思います。
今まで、ありがとうございました。

先生たちも勉強するのです

昨日は午後から福島市教育委員会の指導主事の先生をお招きして、先生方の勉強会を開きました。一人の先生が道徳の授業を行って全員で参観し、そのあとで全員で研究協議を持ちました。
今年度から本校では二年間、福島市教育委員会の委託を受けて、道徳教育の研究に取り組んでいます。この研究が単なる研究にならないように、生徒の皆さんの生活を豊かなものにするものであるように、昨日は全員で思いを新たにしました。
9月には大学の先生をお二人お招きしての研究会を開きます。そして、来年は福島市全体に研究成果を発表することになっています。
時々、自分の担任の先生以外の先生が道徳の授業をするために教室に行くことがあるかもしれません。そのときは担任の先生同様にがんばってほしいと思います。


先生たちも、こうやって勉強会を開いているのです。

高気温の対応について

今日の予想最高気温は36度なのですが、すでに福島四中の温度計は37度を超えているところがあります。窓を閉めきったほうが涼しいなんて、砂漠のような状況になるときすらあります。
昔はこれで、エアコンもなくて、夏場の授業をしていたのですから、我慢強かったのですね。
しかし、今日の暑さは健康を害する危険性があるとのことで、5校時終了後、14時40分でほとんどの生徒を下校させることにしました。
① 部活動があるのは、吹奏楽部、特設合唱部、特設水泳部だけです。
② 部活動は午後5時45分終了、午後6時完全下校とします。
③ 活動のない生徒は午後2時40分で下校とします。
④ 運動着での下校を認めました。
⑤ 寄り道などはしないですぐに帰宅するように話しました。
ご家庭でも、不要不急の外出を避け、水分補給をしっかりとして、熱中症にならないようにお気をつけください。

体育館を暗くして何をしているの?

11時現在、気温は29.7度。
今日はとても暑くなる予報です。熱中症にはご注意を!
さて、そんな暑い日に、体育館のカーテンを閉め切って、三年生がなにやら活動していました。


保健体育の時間に水泳ではなく、ダンスを選択した皆さんが、一心不乱に映像を見ながら踊っています。その踊りとは……。かしのは祭でご覧ください。
それにしても、こんな暑いときに、プールに入ればいいのになぁと思うのは私だけでしょうか?