杉妻小学校日誌

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自主学習ノート 4年生

先日、6年生の自主学習ノートを紹介しましたが、今日は4年生です。

4年生児童が常に目にする場所に、自主学習ノートの取組が紹介されていました。

国語、算数、社会、その他・・・児童なりに工夫した学習の参考例がコピーされ、そこに担任からコメントも寄せられていました。

模範例をもとに、自主学習ノートによる家庭学習が習慣化することを期待しているものです。

今回の新型コロナウィルス感染症対策による臨時休業は、学校での学習と家庭での学習を見直す契機となりました。

いつまた何が起きるとも限らない状況下でも、自ら学び続けられる児童を育てることが非常に大切です。

今後も指導を続けていきます。

 

 

きょうの はじまりの かお

 アサガオ
        まど みちお

 りょうてのひらで
 ふうわりと
 つつんでみたくなる
 この かわいい はなが
 アサガオです

 たったいま
 この ちきゅうに
 ついたばかりの
 ほやほやの
 あさの かおです

 まだ
 うちゅうの におい
 ぷんぷんの
 きょうの はじまりの
 かおです

「けさは、いくつ咲いたの?」

「8つ咲きました~( ^ω^)」

いま1年生教室の前は、あさがおが真っ盛りです。

 

観察の勉強もしています。

先生がどのように記録するとよいのかていねいに教えています。

ひらがなも上手に書けるようになった児童は、五感をはたらかせて楽し気に記録しています。

 

 

おもしろアィディアボックスをつくろう

先週から4年生が、段ボールを使って作品づくりに取り組んでいます。

「おもしろアイディアボックス」

世界にたった一つだけの箱をつくろうとしています。

児童は、段ボールカッターの使い方を確かめて、慎重に切っていました。

さて、出来上がったらどんな作品が並ぶのか楽しみです。

将棋から 素直さと謙虚さ

クラブ活動で将棋をすることがあります。休み時間も、雨天の時は教室でよく遊んでいます。

昨日、17歳の藤井聡太棋聖が誕生したことが、明るい話題となっています。
とても素晴らしいことだと思います。
才能に加え、これまでの努力がこの結果に結びついたのは誰の目にも明らかです。

昨日の勝利の姿も立派でしたが、思い出したのは、藤井七段が6月の王座戦で大橋六段に負けて、
「負けました」
マスクの奥から声をふりしぼるように告げ、頬に手を当て、しばらくまたうつむき、そして空を見上げた姿です。

将棋の一局は、「負けました」の言葉で終わります。
終盤の詰みによって、負けたと思った方が、相手に負けを伝えます。
つらく、くやしさと反省が混じった言葉と思います。


トップ棋士でも3割ほどは負けるとのことです。
勝負の世界で、負けを認める悔しさは半端がないと思います。

負けを素直に認められる謙虚な心、悔しいながらも「負けました」と言える精神力に魅力を感じます。

「素直さと謙虚さをもてば、負けても次の勝利につながる。」

藤井七段から学ぶことができると思いました。

世界にはばたく「航平ノート」道徳科の学習

北校舎階段の踊り場掲示板に、5年生が道徳科で学習した足跡を掲示していました。

世界にはばたく「航平ノート」

内村航平選手の体操との向き合い方を通して,探究心を育み,努力すること及びやり遂げたときの充実感に気付けるようにした教材です。

「希望と勇気」「努力と強い意志」「より高い目標に向かって」などがキーワード

児童が自分自身をみつめることをねらいとしています。

まだメモはひとクラス分ですが、これから残りの3クラスも掲示するとのことで楽しみです。 


児童のメモを見ていたら、2016年リオデジャネイロオリンピックのある場面も思い出しました。

記者会見で、内村選手に「審判に気に入られているのではないか」という質問に対して、「ムダな質問だ」と制したウクライナのベルニャエフ選手のことです。

わずか0.099点差で銀メダリストになった彼は、

「スコアをつけることの公正さは、みんなが知っている。さっきの質問は全く意味がない」と一蹴しました。そして

「航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の選手と一緒に競い合えていることがうれしい。」

と語ったベルニャエフ選手。

あの場面に、胸を打たれた人は他にもいると思います。

 

自分自身をみつめたその次の「人とのかかわりをみつめる」道徳科の学習で、児童からどんな言葉がでてくるのかも楽しみです。