平野中学校日誌

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学校の通常化に向けた歩み~学校施設開放の再開~

 本日の給食メニュー、主はゆかりごはん、手巻きのりを自由に使っていただきます。

  その手巻きのりのパッケージがこちらです。

 教室で、生徒が一方向を向き、会話をせず給食をいただいていますが、そういう状況にあって、このイラストはほっとできるようなプレゼントになったのではないでしょうか。

 特に、1年では、3か月前を思い起こした生徒もいたことでしょう。


 さて、学校施設開放事業に関して、令和2年3月2日(月)の福島市教育委員会からの通知をいただいて以来、登録団体の皆様には学校施設使用の自粛をお願いし、協力をいただいてきた次第ですが、今週、自粛解除の通知が届き、次週6月22日(月)から学校施設使用を再開することにいたしました。

 本日、管理運営委員会委員長と本校校長の連名で、登録団体の代表者の皆様宛に、そのお知らせとお願いの文書を発送いたしました。

 今後も、感染リスクに備え、感染症防止対策を講じていく必要があり、そうした対応をしていただくことがさらに学校の通常化へとつながるものととらえています。

 登録団体の皆様には、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

     学校施設開放事業における施設開放の再開について.pdf

     【別添資料】 学校施設開放事業における使用自粛解除について(通知).pdf

            学校施設開放事業における感染防止策チェックリスト(利用者向け).pdf

【緊急対応】登下校時の安全確保への対応について

 このことについて、保護者の皆様宛に、下記のとおり一斉メールを配信しました。

 休日を控えていることでもあり、ご家庭におかれましても、十分にご留意いただきますよう、よろしくお願いいたします。

保護者様

今週17日(水)、福島市内において、小学校の女子児童が不審な男から声を掛けられ連れ去られそうになる事案が発生しました。
さらに、本日、福島市内において、同様な事案が登校時に発生しました。
警察のパトロールも強化されているところです。
つきましては、本校におきましても、昨日と本日、下記の点について全体指導するとともに、本校職員が地域の各箇所で下校時の指導にあたり、安全確保に万全を期したいと思いますので、ご家庭でも留意されるようお願いします。
1 できるだけ複数で登下校すること
2 下校後は戸外に一人でいること、一人で出歩くことを控えるようにすること
3 不審者に遭遇した場合、大声で近くの大人に助けを求める、「子ども110番の家」などに駆け込むこと
4 異常があった場合は、110番通報し、学校へ連絡すること
以上、よろしくお願いします。

   平野中学校長

生徒総会に向けて

  きょうは、福島市上空にもさわやかな青空が広がりました。

 午後からは、学級活動の時間を設けて、今月27日(土)の生徒総会に向けて議案書審議を行いました。

  こちらが、生徒総会要項です。

 それぞれの学級で、机を適度に離して班をつくり、お互いの意見を交換していました。

  こちらは、3年3組の審議の様子です。

 学級の中で、質問を出し合いながら、審議が進められていました。

  こちらのように、一人一人が、要項を開いて内容に細かく目を通しています。

 今回の生徒総会は、放送により実施する予定です。

 提案者が、そして質問者が、どんな態度を、あるいはどんな表情を示すのか、全校生が直接ふれることはできませんが、これまではそうした代表者の毅然とした姿に学ぶことも多かったものです。

 今回の一連の新たな生徒会行事の取組から、生徒それぞれに刺激し合い、成長の糧を得ていくものと期待しています。

屋内運動場耐震補強等工事、大枠決まる

 今週は「感染防止期間」です。

 昨日から、部活動は18時20分活動終了、18時30分完全下校へと、この時期の通常の活動時間に切り替わりました。

 このパターンは、8月いっぱいまで続きます。

 さて、今年度、本校では「屋内運動場耐震補強等工事」が実施されます。

 今月上旬に工事を担当する業者が決まり、きょうは、その業者と市側の担当者、そして、本校側との三者による打合せを行いました。

 すでに、6月5日(金)から準備期間に入っていて、次週6月25日(金)が乗り込み(作業初日)となります。

 ここから、令和3年2月26日(金)の竣工を目指して工事が進みます。

 工程表によると、体育館内部の作業が7月6日(月)から9月15日(火)まで行われ、この期間が「体育館が使用できない期間」となります。

 学校施設開放事業に登録している地域の団体の皆さんも、この期間は体育館での活動はできませんのでご注意願います。

 現在の体育館が、耐震補強等工事を経て、さらに地震に強く、安心・安全が大幅にアップした体育館へと変わります。

 昨年、令和元年10月12日(土)に台風19号の接近に伴い、本校体育館に地域の方々の避難所が開設されたことがありました。

 こうした場合にも、いっそう心強い避難所となることは間違いありません。

 しばらくの間、体育の授業や部活動では、取組に工夫をして対応していきます。

 まずは、工事そのものが安全に進められるように願っています。


 一つ、ご案内です。

 先週から、本校に配置されているスクールカウンセラーによる教育相談が始まっています。

 臨時休業の延長により、スクールカウンセラーの来校日が当初の計画から変わりました。

 本日、生徒を通して、下記の保護者の皆様宛の文書を配付しましたので、内容をご確認いただきご対応くださるようお願いいたします。

スクールカウンセラーによる教育相談実施のお知らせ.pdf

学校の通常化に向けた歩み~家庭と共に~

 今月、文部科学省から日本PTA全国協議会等に対して「新しい生活様式」を踏まえた家庭での取組について、協力のお願いが出されました。

 そこには、学校と家庭の連携が学校内での感染拡大防止のため必要であるとの考えが示されています。

 これまでも、ご家庭におかれましては、毎日、登校前にお子様の健康観察(発熱等のかぜ症状の有無の確認)をしていただいたり、咳エチケットを励行していただいたりしてきました。

 新型コロナウイルス感染症から子どもたちを守り、安全・安心な生活を送ることができるように、ご家庭で取り組んでいただける実践例をまとめたリーフレットが発出されていますので、下に2つを紹介します。

 これらは、きょう、生徒にも配付しています。

 ご家庭での取組と共に、学校の通常化に向けた歩みを加速させていきます。

 どうぞ、ご協力、よろしくお願いいたします。

保護者の皆様へ「新型コロナウイルス感染症対策 ~「新しい生活様式」を踏まえた家庭での取組~」(文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課作成).pdf

「「新しい生活様式」の実践例」(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月4日)より抜粋).pdf


 さて、きょうは、第1回の全校集会を、放送を通して行いました。

 その中で、生徒会各委員会の委員長と副委員長および学級役員を任命しました。

 各学級では、呼名を受けた生徒が返事をして起立します。(写真A)

 代議委員長と3年1組学級委員長(写真B)が、代表として校長先生から任命書を受け取りました。(写真C)

 B C

 こうした機会があることで、その役職についた者としての自覚の高まりにつながっていくのではないでしょうか。

 その後、校長先生が「リーダーの役割」について次の3点を話しました。

1 方向性を示す   2 実行するために役割を分担する   3 他の生徒の模範になる

 校長先生は、今年度はこれまで行ってきたことがその通りに行えず、創造が必要であることにもふれられました。

 無限の可能性をもつ生徒の皆さんの力を結集して、(いい意味で)思わぬ取組が展開されることを期待します。