学校日誌

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薬物乱用防止教室を開催しました

  1年生を対象とした本年度の薬物乱用防止教室を,2日午後,体育館で開催しました。講師は本校薬剤師の荒井亮人先生にお務めいただきました。
  最初に「芸能関係者が薬物使用で逮捕されるというニュースを耳にします。薬物使用者は,悩んでいる時や落ち込んでいる時に,甘い言葉に惑わされて薬物に手を出す場合が多いのです。薬物は人間の心の隙間に忍び込んでくる怖い存在なのです。」という説明を受けました。そして,合法ハーブや合法アロマ,バスソルトなど,ネットで身近に手に入れることのできる危険薬物の存在や,乱用により運動,記憶,性格をコントロールする脳のシステムが犯され,幻覚や妄想といった具体的な危険性について話題が進みました。
  先生が,最後に強調されたのは「自分の体を守るのも,自分の体に薬物を入れるのも自分自身である。将来,薬物使用の誘惑を受けた自分を守るのは『“誘いを断る勇気”と“うそを見抜く力”』である。」という言葉でした。

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通信アプリの長時間使用で学習内容が消えてなくなる!!

   29日の学校保健委員会において,内科医の鴫原先生による「ネット依存」に関する講話の中で,LINE等の通信アプリの長時間使用による弊害について,気になるデータを紹介いただきましたのでお知らせします。

  上のグラフは,仙台市標準学力検査の中学生の数学の平均点と平日一日あたりの通信アプリの使用時間との関係について示したものです。「平日に30分未満しか勉強しない(◆の折れ線)」生徒の状況を見てください。通信アプリを使わない(スマホや携帯を持っていない)生徒の数学の平均点は,約61点でした。しかし,3時間以上使う生徒の数学の平均点は50点以下に急激に低下しています。この群(◆の折れ線)の生徒は,家庭ではほとんど勉強をしていません。つまり,「通信アプリの使用時間が長くなるほど生徒たちの中から,学校で習得した学習内容が消えて無くなった」ことを意味していると考えられます。また,右下がりのグラフから「スマホを長時間利用するといくら勉強しても成績が下がる」ということも分かります。下の図に示したように,平日一日あたりの通信アプリの使用時間の長さは,勉強時間や睡眠時間を介した影響力よりも圧倒的に強く,直接的に成績を下げる方向に作用している恐れがあることが分かりました。これは分析を行った研究チームとしても,非常に衝撃的な結果でした。なぜなら,「通信アプリの使用によって勉強時間や睡眠時間が少なくなるから成績が落ちる」わけではなさそうだからです。

  このような,科学的な調査結果などに基づいて,家庭における子どものスマホの使い方を見直し,子どもと一緒にルールを考えていき,適切な使い方を身に付けさせる取組が求められます。

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学校保健委員会を開催しました

   29日,今年度の学校保健委員会を開催しました。          
   学校保健委員会は,昭和33年に学校保健法の施行にともなって,学校保健計画に規定すべき事項として,学校における健康に係る諸問題を協議し,学校と家庭,地域社会が連携して,生徒の『健康づくり』を推進する組織として位置付けられたものです。たいへん長い歴史を有しており,本校においても重要な委員会の一つです。本委員会を充実させることは,楽しい学校生活の基盤づくりや,学力向上につながると考えております。
   委員会ではまず最初に,本校の健康診断の結果と生活習慣チェックの結果について,担当から説明をしました。その後,ご多用のところご参加くださった学校医の先生方から貴重なお話を頂戴しました。内科医の鴫原先生からは「ネット依存」について,歯科医の桑名先生からは「予防歯科」について,薬剤師の荒井先生からは「アンチドーピング」について,ご準備いただいた資料をもとにご教授いただきました。
 タイムリーなテーマに関する講話や意見交換は,参加した教職員やPTA役員の方々にとって,貴重な研修の機会となりました。

 

 

 

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校庭に防塵処理剤を散布しました

   夏休み中の8月上旬,校庭のほぼ全面に防塵処理剤を散布する工事が行われました。長年,強風が吹くと校庭の砂や塵が舞い上がり,近隣の住宅にご迷惑をおかけしてきました。そこで,校庭の表土を飛散しにくい防塵処理剤で覆うことにより粉塵を抑える工事が行われました。
   やや緑がかった防塵処理剤に覆われ,校庭の風景が一変しました。今後は,現状を維持し,処理剤の効果を低下させないよう,日々のメンテナンスを継続していきます。

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