学校日誌

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中学校への入学を楽しみに ~清水小学校での出前授業~

 2月6日(木),小中連接事業の一環として,清水小学校において,中学校教師による出前授業を実施しました。6年生は,3つのグループに分かれ,理科,英語,数学の授業を受けました。
【理科の授業】
  理科は,加藤義昭が担当しました。
 空気の圧力や重さについての実験では,子どもたちの疑問を巧みに引き出しながら進めました。身を乗り出して,自分の考えを発表しようとする子どもたちの前向きな姿が印象的でした。
 次に,月の満ち欠けや蟻の足の付き方を思い起こす問いが投げかけられました。何気ない日常における,観察力の大切さに気づくことができました。

【英語科の授業】
   英語科は,渡邊かおりが担当しました。
 最初に,英語で名前と好きなものを入れて一人ずつ自己紹介しました。自己紹介した人が,次の人を指名する形式で,全員が自己紹介をスムーズに終えることができました。
 次に,「パプリカ」を英語の歌詞プリントを読みながら,DVDの手本の歌と一緒に歌いました。最初はなかなか歌詞を追えませんでしたが,サビの場所を繰り返し練習したことで,慣れてきた様子が見られました。「知っている単語やフレーズのはじめや終わりだけでも歌うことができるといいですよ。」というアドバイスを参考に,全員が頑張って取り組んでいました。
 次に,英語の絵本の読み聞かせが行われました。絵本が小さいため,椅子を前に集めてよく見えるようにして始められました。「お風呂に入るため脱衣しようとしていた子どもがいた。脱ごうとした上着が頭の近くで止まってしまいおかしな格好になった。その姿でいろいろな行動をする。」という楽しい内容をであったため,どの児童も絵本にじっと見入っていたり,絵本の子どもと同じ格好をしようとしたりと,集中して聞くことができました。

【数学科の授業】
   数学科は,村田利公が担当しました。
   授業は「ポリドロン」という図形を組み合わせることができる教材を使って,立体を作りました。
   同じ図形だけしか使わずに自由に立体を作りましたが,子どもたちは思い思いに組み合わせて様々な立体を作ることができました。友達が作った立体を見合い,同じ図形から違った立体が出来上がっていることに驚き,楽しく図形の学習をすることができました。

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「あなたのためのおべんとう」コンクール全国大会

   第20回全国中学生創造ものづくり教育フェア「あなたのためのおべんとう」コンクール全国大会が,25日(土),26日(日)の両日,東京都で開催され,福島県代表として県予選を勝ち抜いた浦部実麗(1-2)さん,鈴木杏珠さん(1-3),宍戸 慧(1-5)さんの3名が参加しました。
 このコンクールは,家庭科で学習した内容を生かしたおべんとうづくりを行い,知識や技能の向上を図り,よりよい食生活を目指そうとする意欲を育てることなどを目的に開催されているものです。今年は,北は福島から南は宮崎まで,全国から集まった20チームが料理の腕を競い合いました。
 1日目の25日(土)は,駒込にある女子栄養大学を会場として競技が行われました。
20チームが10チームずつ2つの調理室に分かれ,制限時間90分で選手全員のお弁当と審査用を作り,後片付けまで完了させます。本校の3名は「小学生の弟のために作るお弁当」を目標に「秋鮭のゆず味噌漬け」を主菜としたお弁当を作りました。調理が終了するとすぐに1分間のプレゼンテーションが行われ,絵や写真を用いて,弟の健康に対する思いやふるさと福島が誇る食材である鮭やりんご,ゆず,おいしいお米を活用した料理について紹介しました。この大会のために,家庭や学校で練習を繰り返して本番に臨みましたので,審査員の視線を感じながらも落ち着いた態度で調理をすることができたようです。女子栄養大学の調理台は,学校の調理台とは異なりガスの火力やオーブンの使用方法への心配がありましたが,すぐに慣れ調理を進めることができました。3名は「緊張のため今までにないトラブルもあったけれど,楽しく調理することができた」と感想を述べていました。調理終了後には,調理したお弁当を味わい,互いに料理への感想を述べ合うと共にやり遂げることができた達成感を味わっていました。その後,他のチームが調理したお弁当を見せていただく時間が設けられました。どのお弁当も各県の郷土の味を生かしながらも創造性にあふれ,対象者への気持ちがこもったものとなっていました。
 2日目の26日(日)は,千住の東京芸術センターで成績発表と表彰式が行われました。
全力で調理した自信作でしたので,入賞できることを期待していましたが,残念ながら大きな賞に入賞することはできませんでした。しかし生徒たちは,全国大会に出場できたことで,他校のお弁当の献立や彩り,調理方法の工夫について知ることができました。さらには,他のグループの声を掛け合い支え合いながら作業する姿にたいへん刺激を受けたようです。表彰式終了後には早速「来年は福島のどんな食材を使ったお弁当にしようか」と相談する姿が見られました。そして,他校のレシピをじっくりと眺め,構想を練っているようでした。
 これからも福島のおいしい食材を使った献立作成と調理技能を磨き,食事をする「あなた」への愛情あふれる料理を作ることにつながる貴重な体験をすることができました。

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2チームともに金賞受賞!~第47回福島県アンサンブルコンテスト大会~

   吹奏楽の第47回福島県アンサンブルコンテスト中学校の部が,19日(土),いわき市のアリオスで開催されました。
 県北地区の代表として参加した本校の吹奏楽部員2チーム9名は,情感たっぷりにクラリネット五重奏「波影」とサクソフォーン四重奏「グリムの古城」を演奏し,いずれも見事金賞を受賞しました。下の写真は,演奏後の記念撮影です。目標の場所で演奏を披露することができた部員達の達成感に満ちた表情が印象的でした。この経験は,来年度の演奏への大きな自信になったことと思います。

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優秀選手,優秀指導者として表彰されました!~福島支部中体連表彰祝賀会~

 本年度の福島支部中学校体育連盟表彰祝賀会が,17日(金),ホテルグリーンパレスで開催されました。席上,本年度の優秀選手(17名)と優秀指導者(16名)の表彰が行われました。本校からは,県大会で優勝し全国大会出場を果たした男子剣道部が団体として,同じく剣道個人戦で優勝,準優勝となり全国大会出場を果たした留場啓伍くん(3-4)と尾形優くん(3-2)が個人として優秀選手賞を受賞しました。
 さらに,剣道部顧問である横田昌英先生と渡部雄太郎先生が,優秀指導者として表彰されました。(下写真)おめでとうございます。

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強い志は人を変える力がある ~第三学期始業式~

  新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
  本日の始業式で,以下の話をしました。

                                            強い志は人を変える力がある

 今日は,ドラえもんの話をします。皆さんは,ドラえもんの最終回の話を知っていますか。未来に帰ることになったドラえもんとの最後の夜,のび太はジャイアンに出会い喧嘩になります。のび太は自分がしっかりしないとドラえもんが安心して未来へ帰ることができないと必死でつかみかかり,ボロボロになりながらもついに最後にはジャイアンに「おれの負けだ」と言わせます。知っている人も多い有名なシーンです。
  ところで,「ドラえもん」には大学生のファンが作ったもうひとつの最終回があります。少し長くなりますが,すてきなストーリーなので,私から紹介します。

  小学6年生ののび太がドラミちゃんに「ドラミちゃん,ありがとう。ドラえもんはこのままでいいよ。」と言った時,どんな気持ちだったのでしょうか…。強い志は人を変えることができます。
    夢をもつことがなぜ大切かと言えば,夢をもった瞬間に,人の潜在意識はそこに向けられていき,その目標が実現するように,無意識的にも,意識的にも努力し始めるからです。そして,夢が実現していくからです。ドラえもんを直したい一心で努力を続けたのび太くんのように。

 最後に私が好きなクラーク博士の言葉を紹介します。
 「 Boys,be ambitious.(少年よ大志を抱け) 」

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