校長室前には水道場があり、床には誰かが落とした墨が点々と付いていました。それを見つけた子どもたち。雑巾をサッと持ってきて黙々と墨を拭き始めました。それを見た他の子も次々と雑巾を持ってきて拭き始めます。あっという間にきれいになり気持ちもスッキリです。気づき考え実行する松川の子どもたちでした。
松川小学校では週に一度、給食の時間に栄養教諭・栄養技師の先生方が食育指導に来てくださいます。今日は3年生・4年生・5年生の教室を回って食育に関わるお話をしてくださいました。骨や歯を丈夫にする食材について、小魚などカルシウムの多く入っている食材のほか、カルシウムの吸収を助けるキノコ類も一緒に摂ると骨や歯を丈夫にするのに効果があることを学びました。
午後は「あらかわクリーンセンター見学」です。燃えるごみは、収集車でつぶされて小さくまとめられます。それらは、ごみクレーンでパラパラと混ぜられ、職員の方々は監視カメラで確認しながら効率的に燃やしています。ごみを出してごみ収集車が集めに来ることはわかっていましたが、集めたごみを混ぜて燃えやすいようにしているとは、子どもたちも驚いていました。空き缶などの資源になるごみも分別され、形を整えて次の製品の原料になります。ごみは燃やせばゴミですが、集めれば資源になるのですね。子どもたちは、クリーンセンター見学で自分たちが出したごみがどのように処理されているか実感しながら学習した一日でした。
2年生は生活科の学習で野菜を育てています。一人一人が「キュウリ・オクラ・ミニトマト・エダマメ・ナス」などから自分の育てたい野菜を選び、苗を植えて毎日世話をしているところです。月曜日に観察すると土日でまた大きく育ったことに気付きました。「雨が降ったから伸びたのかな」「晴れた日もあったから伸びたのかも」と言いながら観察を続けます。「葉っぱがふわふわしているよ」と触った感想も「見つけたよカード」に記録していました。
きょう4年生は、摺上川ダムとあらかわクリーンセンターの見学に出かけました。摺上川ダムでは、インフォメーションセンターで摺上川ダムの水が福島市全域の水道水になっていることやどのようにしてダムの水を運んでいるのか、飲める水にしているのかなど、学習しました。ダムの大きさ・高さを実感した後は、お楽しみの昼食です。摺上川ダムの雄大な景色をみながらのお弁当は格別ですね。