学校日誌

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令和3年度がスタートしました。

 前年度8名の職員が転・退職しましたが、4月1日(木)校長はじめ9名の職員転入、新採用の職員が加わり、令和3年度がスタートしました。

 あらためまして、年度末人事について下記の通りお知らせいたします。今までのご支援に、深く感謝いたしますとともに、今後ともご理解、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

                   記

転退職 校長  渡辺 康弘 退職

    教諭  佐藤奈緒美 退職

    教諭  高野 淑子 退職

    教諭  志賀 裕美 南相馬市立小高中学校へ

    教諭  平  千絵 福島大学附属中学校へ

    講師  菅野 智美 二本松工業高等学校へ

    教諭  平野 麻記 福島市立信陵中学校へ

    主査  大塚  亮 福島市立福島第二中学校へ

 

転入  校長  福地 淳一 福島市立信陵中学校より

    教諭  伊藤 章子 福島市立信夫中学校より

    教諭  鴫原  香 福島市立福島第三中学校より

    教諭  中川  咲 新採用

    教諭  長澤 昭彦 再任用(福島市立福島第四中学校より)

    講師  佐藤みさお 福島市立福島第三小学校より

    講師  家久来拓真 ふくしま支援学校より

    主査  齋藤 年広 再任用(福島市立福島第二中学校より)

    支援員 永山 晃子 新採用

写真は3月29日、清水中の桜です。

 

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令和2年度 福島市立清水中学校 卒業証書授与式 ~校長式辞~

 昭和59年4月に,新生清水中学校として開校以来,第37回目の卒業生となった148名の皆さん,卒業おめでとう。心からお祝い申し上げます。皆さんと私が一緒に過ごしたのは,2年間でしたが,授業や学校行事,部活動に真剣に励む姿は,「自立と共生」を校訓とする本校の歴史に,確かな1ページを刻んでくれました。
 今年度,修学旅行や青柳祭などの校内行事や中体連大会や吹奏楽コンクールなどの対外的な行事において,皆さんのはじける笑顔や歓喜の涙の瞬間の目撃者となることは叶いませんでした。中学3年生は一生に一度ですから「残念」という言葉では足りないかもしれません。ただ,この新型ウイルスに苦しんだ経験は人の気持ちを理解する上でとても重要だったと思います。世の中,思い通りにいかなくても,誰かの批判をするのではなく,誰かのために力を発揮できる強い人でいてください。
    先行きが見通せない状況下において,皆さんは,6月から7月にかけて,部活動を通して1,2年生にかけがえのない財産を残してくれました。県大会の中止が決まり,代替の地区大会の開催も危ぶまれる中,部活動ができる喜びを感じつつ練習に汗を流す姿から,下級生はたくさんのエールを受け取ったはずです。さらに9月から10月にかけては,実行委員を中心に青柳祭の準備活動を通して,生徒会活動の伝統を繋いでくれました。また,音楽堂で開催した3年生の合唱発表会の演奏は,VTRで視聴した1,2年に,自分たちが到達すべき目標を明確に示してくれました。コロナ禍という前代未聞の制約された環境において,最上級生としてのあるべき姿を精一杯表現してくれた卒業生の皆さん。本当にありがとう。
   私には,生涯にわたり持ち続けて欲しい,そして身近な人に伝えて欲しい「三つの心」があります。それは,2学期の終業式で話をした「感謝の心」,3学期の始業式で話をした「思いやりの心」,そしてこれから話をする「素直な心」です。
 パナソニックの創設者である松下幸之助氏は,「素直な心」を次のように定義しています。

   「素直な心」とは,何物にもとらわれることなく,物事の真実を見る心。だから「素直な心」になれば,何が正しいか,何をなすべきかということを,正しく把握  できるようになる。つまり「素直な心」は,人を強く正しく聡明にしてくれるのである。

    ここでいう「素直な心」とは単に従順であるという意味ではありません。自分自身のいたらなさを認め,謙虚な姿勢をもち,本来の正しさを見極められる心です。そして,周りの人に対しても,自分自身にも素直になることです。
 皆さんには,これから多くの素晴らしい出会いが待っています。人との出会い,本との出会い,そして夢との出会いなどです。人生を左右する出会いもあるでしょう。出会いのチャンスを逃さず,正しい判断をするためには,本来の正しさを見極められる「素直な心」をもつことが重要です。そのためにも,様々なことに挑戦し,多くの経験を積み,深く学び続けることが大切です。そして,多くの経験を積んだり,深く学んだりすることにより,夢は自ずと見つかります。夢を見つけたら,それを夢のままで終わらせないために,自分の現実に照らして一段高い具体的な目標を掲げ,着実に努力をし続けてください。努力は必ず成果をもたらします。成果のあるところに感動があります。その感動の先に次の夢が生まれます。人生は夢と感動の連続です。「素直な心」をもち笑顔で溢れる人生を歩んでほしいと思います。
   「感謝の心」,「思いやりの心」,そして「素直な心」。この「三つの心」は,皆さんの夢を実現するための,幸福な人生をおくるためのパスポートになると私は信じています。
    保護者の皆様,3年前の入学の日を思い浮かべますと,心身ともに,たくましく成長した我が子の姿に,喜びもひとしおかと存じます。お子様の成長にあわせて,まさに,一喜一憂した3年間だったのではないでしょうか。今,確かなことは,お子様が,自分が求める夢に向かって,自分の足で歩き出そうとしていることです。義務教育からの卒業を,心よりお祝い申し上げます。
    卒業生の皆さん。さあ,志高く夢を持ち,新しい世界に向かって,胸を張って飛び立ってください。皆さんの前途に幸多かれと祈り,式辞といたします。
 

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いわきの自然や文化を学びました ~第1学年 見学学習~

    21日(水),天気に恵まれ,1学年はいわき方面への見学学習に,元気に出発しました。今回訪れた場所は,「アクアマリンふくしま」と「石炭化石館ほるる」の2か所です。1・4組,2・3・7・8組と二手に分かれてコースを回りました。
 アクアマリンふくしまでは,たくさんの動植物を見学しました。自然光が降り注ぐ館内には潮目を再現した水槽がありました。その中で力強く泳ぐ魚を目にした生徒たちは,驚きの声を上げていました。また,トドやアザラシなどの大型哺乳類の水槽の前が人気で,多くの生徒が足を止めていました。他にも,展示されていた「生きた化石シーラカンス」からは,生命の進化と絶滅の歴史について学ぶことができました。最後には,お土産を真剣に選ぶ姿も多く見られました。
 昼食は三崎公園でいただきました。自然に囲まれて,友人と過ごすひとときを楽しみながら,午後の活動に備えました。
 その後は,それぞれのコースを入れ替えての見学を行いました。
 石炭化石館ほるるは,ダイナミックな展示が多くあり,臨場感あふれる空間の中で過ごすことができました。学習・標本展示室は,化石や地層について学べる場となっていて,熱心にメモを取っている姿が印象的でした。発掘された化石の見学や,いわき市の炭鉱の歴史を知ることによって,太古の世界や地球の歴史に思いを馳せている様子が見られました。
 最後まで元気に過ごし,予定どおりの時間に無事に帰校することができました。
 今回の見学学習では,限られた時間の中でいわきの自然・文化・産業に触れ,学びを得ることができました。解散式の講評にあった「リーダーやフォローワーの望ましい関係の構築と連帯感」を意識して今後の生活を送ってほしいと思います。(平野麻記)

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音楽堂に美しいハーモニーを響かせました ~第3学年合唱発表会~

 校内合唱コンクールの代替行事となる,3年生による合唱発表会を,21日(水)に福島市音楽堂で開催しました。
  コロナウイルス感染防止のため,室内での合唱練習が人数やスペースの関係で制約を受ける中,3年生はこの日のために学級のメンバーが団結し練習に励んできました。コンクールであれば最優秀賞を受賞した学級のみが立つことができる音楽堂の舞台ですが,今年は全ての学級が合唱を披露する場となりました。
  音楽堂には,平日にもかかわらず多くの保護者が来場され,3年生が奏でるハーモニーに耳を傾けていました。私も,3年生にとって中学生活の思い出の1ページに刻まれることを願いながら,客席で合唱を鑑賞しました。演奏を終えた生徒たちの多くが,達成感のある表情を見せていたのが印象的でした。

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清水中の伝統を繋ぎました ~青柳祭開催~

 10月19日(月),本年度の青柳祭を開催しました。
 新型コロナウイルス感染防止対策のため,「校内合唱コンクールの中止」,「全校生が体育館に集まってのイベント中止」,「保護者・来賓の参観禁止」という制約の中,下記のようなローテーションによる学年を単位とした三部構成(各1時間)での開催となりました。

 

 

 

 

 

 

 

  来年度以降の青柳祭へ思いをはせ,私から以下の話をしました。

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県北新人大会の結果

 10月3日(土)から10月18日(日)にかけて,週休日を利用して実施された協会主催の県北新人大会の結果をお知らせします。
 チーム戦では軟式野球が優勝,ソフトテニス男子団体が第3位となり,ともに県大会への出場権を獲得しました。個人戦ではソフトテニス男子の3ペアが県大会へ出場します。

 県大会は,野球が10月25日(日)に県営あづま球場(第1試合9:30開始)で,ソフトテニスの個人戦が10月31日(土),団体戦が11月7日(土)に,福島市庭球場で開催されます。また,オープン参加となるハンドボールの県大会は,11月7日(土),8日(日)に川俣町体育館で開催されます。

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支部中体連新人総合大会の結果

 9月30日(火)から10月1日(木)にかけて実施された支部中体連新人総合大会の結果をお知らせします。
 チーム戦では軟式野球とソフトテニス男子団体が見事優勝を果たしました。個人戦でもソフトテニス男子で,ベスト4を独占するなど,立派な成績を残しました。
  今後,協会主催の県北大会が,種目ごとに週休日を利用して開催されます。各部とも県大会への出場権獲得を目指して頑張ってほしいと思います。

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インターネット依存防止について意見交換 ~学校保健委員会~

   17日(木)午後,今年度の学校保健委員会を開催しました。
   学校保健委員会は,学校における健康に係る諸問題を協議し,学校と家庭,地域社会が連携して,生徒の「健康づくり」を推進する組織として位置付けられています。本委員会の開催は,生徒が充実した学校生活を送るための基盤となる「心身の健康」にとってとても重要であり,その成果は楽しい学校生活の基盤づくりや,学力向上につながると考えております。
   本年度は「インターネット依存防止」をテーマに設定しました。まず最初に,本校生徒のインターネット使用に関するアンケートの結果について担当から説明をしました。その後,学校医の鴫原先生から「中高生のネット依存やトラブル」と題して,お話をいただきました。最後に,参加者を3つのグループに分け,学校におけるネット依存を防ぐための働きかけ,家庭におけるネット利用の現状等について意見交換をしました。学校からは,長時間のネット利用が原因と思われる生徒の現状をお伝えするとともに,家庭における保護者のジレンマや苦悩についても知ることができました。
  協議の後,ご多用中のところ参加いただいた3名の先生方から貴重なお話を頂戴しました。学校医の鴫原先生からは「ネット利用のルール作り」について,学校歯科医の桑名先生からは「ブラッシングの生活習慣の確立」について,学校薬剤師の荒井先生からは「薬に依存しない生活とアルコール消毒」についてご教授いただきました。
   それぞれの立場から,テーマに関する現状や課題が示され,実行可能な対応策等を共有化できたことは,参加した教職員やPTA役員の方々にとって,貴重な研修の機会となりました。

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さまざまな職業の模擬体験をしました ~2年出前講座~

 9日(水)午後,2年生は「ときめき仕事体験出前講座」を受講しました。この講座は,一般法人福島県専修学校各種学校連合会の主催によるもので,県内にある専修学校で指導にあたられている先生方を講師としてお招きし,実習を含めた90分間の講義をしていただきました。
 2年生は,本来であれば一学期に中学生ドリームアップ事業の職場体験を行う予定でしたが,新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりました。それに代わるものとして計画したのがこの「ときめき仕事体験出前講座」です。    上記の5つの講座に分かれて受講した生徒たちは,実習を含め90分間という長時間にもかかわらず,集中して取り組んでいました。働くことの喜びと同時に,職責の重さも感じることができた貴重な体験となりました。

 

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