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縄文時代に思いを馳せ

 東湯野の自慢の一つに、上岡遺跡から出土した「しゃがむ土偶」(国の重要文化財)があります。

学習発表会でも「ふるさと自慢」として紹介した「しゃがむ土偶」ですが、それについてもっと知るために、福島市文化振興課からレプリカをお借りして、学習ボランティアの阿蘇力さんからいろいろと教えていただきました。

一人ずつ「しゃがむ土偶」のレプリカを触って、正面からだけでなく、後ろから、下から、上からと、様々な方向から観察しました。

「あ、おへそがある!」「こんなところにも模様があるね。」「足長いなあ。」

など、触ってみて、間近に見たからこその気づきがたくさんありました。

「何をしているところなのかな?本当のことは作った人しかわからないね。だから、自分が見て感じたことが答えだよ。」

と、阿蘇さんから問いかけがあり、

「しゃがんでストレッチ?」「赤ちゃんを産んでいるところ?」「誰かとしゃべっているみたい」 「なにか考えているみたい」といろいろな考えが出ました。

2500年以上前の縄文時代に思いをはせ、ふるさとの自慢を改めて感じた時間でした。