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震災を風化させない会

 

 本日、全校生で『震災を風化させない会』を行いました。

 はじめに、校長先生より、福島県知事のメッセージを交えながら、今こうして生きていることに感謝しながら、自分の命を大切にすることについてお話がありました。

 

 震災当日にまだ生まれていなかった児童や、とても小さくて震災の記憶がない児童も

いましたが、とても真剣に話を聞いていました。

 

 次に、4・5年生が、東日本大震災について自分たちで調べて準備したことを、映像をまじえて発表しました。

 当たり前にあると思っていた日常が一瞬で崩壊してしまう怖さや、原発による影響の深刻さなど、

震災の被害の大きさをあらためて感じました。

 

 続いて、1年担任の先生が、子どもたちに震災の時の体験談を話しました。

 震災当時勤務していた学校で、教室のテレビが窓ガラスを突き破って外に投げ出されるほどにものすごい揺れだったこと、

 プレハブで肩を寄せ合って寒さに耐えたこと、新幹線の乗客が一斉に体育館に押し寄せてきたこと・・・

 体験談を聞いて、目が潤んでいる児童もいました。

  今まで体験したことのないとても大きな地震でしたが、日頃の避難訓練のおかげで、ケガ等なく無事に校庭に避難することができたそうです。

 

 最後の子どもたちの感想発表からは、

 ・ 避難訓練をきちんと行いたい

 ・ 自分の命を大切にしたい

 ・ 地震などが起こったら、指示を聞いて動きたい

など、自分の命を守るために行動したいという気持ちがうかがえました。 

 

 この集会を通して、子どもたちの命を大切にしようとする気持ちや防災の意識を高

めることができました。