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センター事業等

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(10月21日~23日、26日)

 小学校2校、中学校2校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・北信中学校   10月21日(水)
    ・信陵中学校   10月22日(木)
    ・森合小学校   10月23日(金)   
    ・杉妻小学校   10月26日(月)


 研修の様子​

ー 参加者の声 ー

・デジタル教科書のいろいろな機能を知ることができ、参加してよかった。拡大する機能は翌日の授業から使い始めた。指導者用デジタル教科書を使いながら、使いこなしていけるようになりたいと思った。
・今回の研修で、基本的な操作の仕方についての確認ができた。数学の授業でグラフ黒板を使っていた時よりも準備も簡単で、今後も活用していきたい。
・子どもたちの興味を引き付けたり、理解を深めたりする上で、ICT機器・デジタル教科書の活用はとても重要であることを痛感した。道具の一つとして活用できるようになりたいと思った。
・実際に操作しながらの研修だったので、すぐに授業に生かせると感じた。今後の授業に生かしていきたい。
・今回の研修を受けて、デジタル教科書がどのようなものかが分かり、活用するイメージを持つことができた。ICTを活用していなかったが、今後ますますICTの環境が進んでいくと思うので、積極的に活用していきたい。
・英語の授業において、生徒に興味をもたせて取り組ませることができるという点で、かなり有効であると感じた。
・今まで知らなかったデジタル教科書の使用方法がたくさんあることを知り、とても有益であった。 
・めくり紙の機能などすぐ活用できるものもあり、教材提示や映像などを上手に使って、子どもの関心などを高めていきたい。

算数・数学科授業力向上講座 「算数・数学科における主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善と学習評価」

 10月20日に文部科学省初等中等教育局教科調査官の笠井健一氏をお招きし、算数・数学科授業力向上講座を開催しました。笠井先生からは、学習指導要領改訂の趣旨を踏まえた授業の在り方について、実践例を示しながら分かりやすくお話いただきました。また、評価方法や評価の視点についても具体的なお話を伺うことができました。

  参加者の感想

◇授業の進め方について具体的に説明していただき、自分の授業について振り返ることができました。つい、自力解決→ペア・グループ→全体と型にはめがちなので、児童の実態に応じて授業をしていきたいと思います。また、指導と評価の計画をきちんと作成し、AとBの評価の規準を明確にして授業を行っていきたいです。

◇今まで対話的で深い学びを意識して授業してきたつもりでしたが、講演を聞いて、どのような交流が必要だったのか、説明し合うとはどういうことか、どうすれば目標に迫る見方・考え方を高める交流ができるのかを理解することができました。

◇思考力・判断力・表現力をどう評価すればよいのか悩んでいたところだったので、ノート分析の方法を知ることができて大変勉強になりました。「クラス全員が説明できるようにする」ことを大切にして、子どもたちの「学習に関わりたい」という前向きな思いを引き出すことができるような授業をつくっていきたいです。

◇本時のねらいを全員が達成できるようにするために、児童の理解度によって自力解決の時の指導方法を工夫していくことが大切であると感じました。また、必ず押さえたいところは丁寧に指導し、子ども同士で説明し合うことができるようにすることを意識して授業を行いたいと思いました。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(10月2日、5日~8日、12日~14日、16日)

 小学校5校、中学校4校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・笹谷小学校           10月 2日(金)
    ・大鳥中学校   10月 5日(月)
    ・野田中学校   10月 6日(火)   
    ・佐原小学校   10月 7日(水)
    ・野田小学校   10月 8日(木)
    ・福島第三中学校 10月12日(月)
    ・中野小学校   10月13日(火)
    ・吾妻中学校   10月14日(水)
    ・蓬莱小学校   10月16日(金)

 研修の様子​

ー 研修者の声 ー

・ICT機器やデジタル教科書の活用が学習指導において大変効果的であることがわかった。
・デジタル教科書を活用する機会を多くすることが効果的活用に結びついていくと感じた。
・今回の研修でデジタル教科書のさまざまな機能(拡大、音声再生、アニメーション、書き込み、作画・描画など)に触れることができた。これらの機能を有効に利用することにより、子どもたちの学習意欲を高め、より深い学びへとつながると思った。
・デジタル教科書の機能がたくさんあることがわかったので、さらに活用していきたい。
・デジタル教科書の活用は、生徒に興味・関心を持たせたり、考えを共有したりすることにも効果的だと思った。
・低学年の子どもたちにとっても、タブレットPCを効果的に活用できるようにしていきたい。
・デジタル教科書についてはとても興味はあったが、使い方がよくわからなかったので活用したことがなかった。今後は、ぜひ活用してみたいと思った。

 

幼稚園保育実践講座「幼児の発達を促す遊びを通しての総合的な指導 ~幼児期の育ちを小学校につなぐ連携の在り方~」

 10月7日に文部科学省初等中等教育局幼児教育調査官の小久保篤子氏をお招きして、幼稚園保育実践講座を行いました。小久保先生からは、幼児教育と小学校教育の接続に向けた教育課程や指導方法の工夫について、幼稚園教育要領や実践例に基づいた具体的なお話を伺うことができました。幼稚園、小学校、それぞれの教員が「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を意識して教育をつないでいくことの大切さを確認することができました。

 - 参加者の声 -

◇連携だけにとどまらず接続していくためにも、小学校のことを知りたいと思いました。参観や公開等を通して、小学校の先生方と一歩踏み込んだ情報交換ができるような関係を築いていきたいです。
◇資質・能力を育むための様々な経験や体験が「10の姿」につながり、さらには小学校へとつながっていくというお話を伺って、入園したときからの積み重ねが大切であり、そこから小学校への接続は始まっていると意識することができました。
◇幼稚園と小学校の子どもたちが、日常的に交流できる体制をつくることが必要であると感じました。また、日々の保育を振り返り言語化することを積み重ねていくことが、保育の質を高めることにつながると感じました。
◇幼児と児童が交流する姿を小学校の先生方と一緒に参観し、10の姿について意見交換を行う等、共有するための手立てを考えていくことが必要だと思いました。
◇小学校に入学してきた子どもたちを前にすると、どうしても1から教えなければならないと思ってしまうのですが、幼稚園教育の様子を参観する中で「子どもたちは幼稚園でここまで成長しているのだ」という驚きを数多く感じました。円滑な接続をすることで、子どもたちにとってよりよい教育を引き継ぐことができるようにしたいと思います。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(9月9日~9月28日)

 小学校6校、中学校4校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・立子山小学校            9月 9日(水)
    ・飯野中学校     9月10日(木)
    ・西信中学校     9月11日(金)   
    ・福島第一中学校   9月14日(月)
    ・吉井田小学校    9月15日(火)
    ・鳥川小学校     9月16日(水)
    ・渡利中学校     9月17日(木)
    ・御山小学校     9月18日(金)
    ・瀬上小学校     9月23日(水)
    ・飯野小学校     9月28日(月)

 研修の様子

 

 

  - 参加者の声 -
・デジタル教科書の有用性やすばらしさについて改めて知ることができた。
・初めて知る内容ばかりで大変勉強になった。特にMY教科書エディタについては活用次第でいろいろなことができると感じた。自分のクラスでどのように活用していけるか考えていきたい。
・デジタル教科書のペン機能は使っていたが、今回の研修で「MY教科書エディタ」の機能を知ったので、今後使用してみたい。
・授業の中でどのように活用するかを考え、計画的に活用できるようにしたいと思った。国語では、詩や短歌、俳句の単元で特に本文を準備することに時間をとられてしまうため、デジタル教科書があれば、その時間を短縮でき、より見やすく表示できると感じた。
・今回の研修で、今まで知らなかったデジタル教科書の機能について詳しく知ることができた。MY教科書エディタの機能は、まだ使用したことがなかったので、これから挑戦してみたいと思った。
・今後はICTを活用した指導に前向きにチャレンジしていきたい。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(8月25日~9月8日)

 小学校3校、中学校4校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・渡利小学校    8月25日(火)
    ・平野小学校    8月27日(木)
    ・信夫中学校    9月 1日(火)   
    ・岳陽中学校    9月 2日(水)
    ・平野中学校    9月 3日(木)
    ・余目小学校    9月 7日(月)
    ・蓬莱中学校    9月 8日(火)
 

    研修の様子

 - 参加者の声 -  

・デジタル教科書の基本的な使い方を教わることができ、とても勉強になった。自分自身がまず使い方に慣れ、活用していきたい。
・すでに、算数や国語の授業でデジタル教科書を利用していたが、今回の研修でまだまだたくさんの機能があることが分かった。有効に活用していきたい。
・映像や資料を見せると、とても興味を示す生徒が多くみられるので、大変効果的だと思った。
・算数科・理科・社会科では図形や資料を活用しながら授業を進めることができたり、児童の理解を手助けする構成になっていたりとメリットがたくさんあると感じた。大いに活用したい。
・動画資料の提示などを通して生徒の興味・関心を高め、授業づくりに役立てたいと思った。
・デジタル教科書は以前から使用していたが、今回の研修で、新しい使い方を知ることができ、とてもよかった。

教育課題講座②~豊かな心の育成~「いじめ・不登校の未然防止につながる学級・学校づくり」

 8月28日に日本大学文理学部教授 藤平敦氏をお招きして、教育課題講座を行いました。藤平先生からは、子どもの「自己有用感」を育むことがいじめ・不登校の未然防止につながるという切り口で、日々の教育活動に子どもの自己有用感を育む視点を入れることの大切さについて、具体的なお話を伺うことができました。

 -  参加者の声  -

◇日々の授業づくりで大切にしていることは、子どもの自己有用感を高めるためにも大切なことなのだと分かりました。子ども同士のかかわりを積極的に取り入れ、子どもたちがお互いに認め合える雰囲気づくりを大切にしたいと感じました。
◇特に印象に残ったのは、認めてあげられる、声をかけてあげられるような聴く側の子どもたちを育てていくということです。生徒指導の三機能である共感的理解とつながる部分なのかなと思いました。中学校における体育祭の映像、子どもたちの姿に心を打たれました。誰もがもっているはずの肯定的な感情を、素直に表出できる姿がとても素敵でした。
◇いじめ・不登校をなくすために学級・学校づくりをするのではなく、充実した学級・学校づくりをすることで子どもが育ち、いじめや不登校がなくなっていくという話を聞いて納得しました。そして、日々の教育活動の中に自分で工夫できることがたくさんあることに気付くことができました。 
◇誰もが安心できる集団を目指し、子どもたち一人ひとりとしっかり向き合い、かかわっていきたいと思います。

情報教育研修 情報モラル教育講座

 今年度は、医療分野よりネット依存の治療において先駆的立場にある独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター インターネット依存症治療部門 主任心理療法士 三原聡子氏を講師としてお迎えし、情報モラル教育講座を開催しました。「ネット・ゲーム依存の理解と学校教育現場で必要なネット・ゲーム依存予防について」の演題で講話をいただきました。「ネットゲームの仕組み」「依存のメカニズム」「依存時の脳の状態」「発生してくる問題」「ネット依存治療」「予防対策」について、データをもとに詳しく学ぶ機会となり、たいへん充実した講座となりました。

- 参加者の声 -

◇知らなかったことをたくさん知ることができました。データをもとに、どのようなことが今問題になっているのか分かりました。教師として、現実世界でのコミュニティやコミュニケーションを充実させることが大切だと思い、改めて意識していこうと思います。
◇報酬欠乏症等、依存に陥るメカニズムや発症要因に加え、具体的な対応まで細やかに示していただきよく理解できました。今後は、根拠をもった指導ができます。
◇これからは避けてはとおれない問題であると思います。どうしていけば良いのか指針を得たくて参加しましたが、とても多くのことを学び、考えることができました。今後は自校において、早期解決や未然防止に役立てるため、指導することやチェックすること、児童・保護者に伝えることなどを具体化していきたいと思います。
◇ネット(ゲーム)依存の最新の研究について学ぶことができました。具体的なゲーム名だけでなく、なぜ子どもたちが夢中になるかの理由も含め、わかりやすい資料をまじえて豊富な知識と科学的な裏付け、実際の調査結果をうかがうことができたので、今後の学校での指導場面で生かしやすい講座でした。
◇本講座で確認できたことは、「自分の意思で行動を変えていく」援助が治療の基本であるということです。特に印象に残ったことは、母親が本気で向き合ったことが子どもを変えたという事例でした。子どもの様子(顔色)を見ながら言いたいことが言えない親がいます。子どもを救うために周囲の大人たちが協力して支援していくことが必要だと思います。

小・中学校2年次教員フォローアップ研修 企業等体験研修

 8月6日に小・中学校2年次教員フォローアップ研修 企業等体験研修が行われました。湯野共選場における選果作業では、桃農家の方の苦労や地場産業への理解を深めるとともに、消費者においしい桃を届けたいという思いをもちながら、丁寧に作業を進める姿が見られました。

 -  参加者の感想  -

◇桃の選果を通して、食べ物が消費者の手に渡るまでの工程を間近で理解したことで農業への知見が広がりました。今回の研修を単なる自分の体験で終わらせるのではなく、生徒の夢を広げるキャリア教育の一助にしたいと思います。
◇桃を出荷するという目的に向けて、様々な作業があることを改めて知りました。一人一人が行う作業に責任をもち、繋いでいくことでチームとして大きな成果になるのだと感じました。チームとして取り組むからこそ、思いを形にできる、この点は、学校教育も同じであると感じました。
◇共選場で働くお一人お一人が、農家の方々が丹精込めて育てた果物一つ一つを丁寧に扱うとともに、消費者に美味しい果物が届くように、様々な工夫をしながらお仕事をされている姿が印象に残りました。私たち教員も、児童一人一人の性格や発達段階を見極め、どんな支援や指導が必要なのかを考えながら、児童が安心して生活できる学級づくりに努めていきたいと思います。

国語科授業力向上講座 「資質・能力を高める国語の授業-読みの方略の獲得と物語の法則の発見-」

 8月4日に福島大学人間発達文化学類教授の佐藤佐敏氏をお招きして、国語科授業力向上講座を開催しました。先生からは、テクストの内容を子どもたちが正確に受信できるように指導するための実践や、「思考力・判断力・表現力」の育成を意識した、授業前のウォーミングアップ等を紹介していただきました。また、「授業を通して子どもたちに育成する資質・能力とは、実社会に応じた学びでなければならない」「国語科では、根拠のない思い込みを話しても学びは深まらない」というお話もありました。

 - 参加者の感想 -

◇国語科の授業で大切にしなければならないこと(根拠を明らかにした読み、テクストを正確に読む力を養うこと)を、実践事例で分かりやすく教えていただきとても勉強になりました。早速実践したい気持ちになりました。
◇佐藤先生の講座を受講して、改めて読みの面白さ、深さを感じました。自分の考えと友達の考えを比較したり、新しい発見をしたり、新たな自分の思考の高まりに喜びを見出せるような授業を行ってみたいと思いました。
◇毎年講座を楽しみにして受講しています。受講する度に刺激を受け、授業について振り返り、受講した内容をどう取り入れようかと考える機会になっています。「読み」で終わるのではなく、実生活に結び付けていくことの大切さを感じました。
◇佐藤先生は「 」にまでこだわっておられ、まず何より先生がじっくり教材と向き合っていることを感じました。改めて、教材をしっかり言葉にこだわって読まなければならないと感じましたし、国語科の楽しさ、面白さに気付かせていただいたように思います。

特別活動実践講座「よりよい学級・学校生活をつくる特別活動」

 8月3日に文部科学省初等中等教育局教科調査官の安部恭子氏をお招きして、特別活動実践講座を行いました。キャリアパスポートや学級活動(1)、(3)の進め方、評価について、学習指導要領に基づいた具体的なお話を伺うことができました。また、特別活動の基盤であり、学級経営の基盤でもある学級活動(1)を大切にしたいというお話がありました。

   - 参加者の感想 -

◇「キャリアパスポート」は、まだまだ手探りでいるところはあるが、子どもたちの成長の振り返りを一つ一つ大切にしながら、記録を残していきたいと思いました。学級大好き、学校大好き、学活大好き、という子を育てていきたいです。
◇話合い活動では、具体的な実践例をもとに説明していただいたので、とても参考になりました。早速実践するために、2学期に向けて準備していきたいと思いました。
◇自分たちのよりよい生活のために、なりたい自分に向けて「何のために話し合うのか」「何のための活動なのか」を明確にして、子ども達が主体的に活動し、それが今後に活きるためのものにしていきたいと思いました。
◇新学習指導要領の下、特別活動の果たす役割がますます大きくなっていることを、具体的事例で学ぶことができたことは、とても有意義でした。教師自身が学級経営のビジョンをもち、子どもとともに「よりよい学級をつくる」ということを大事にしていきたいです。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(7月15日~16日)

 小学校1校、中学校1校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・松陵中学校    7月15日(水)
   ・飯坂小学校    7月16日(木)

 研修の様子

 - 参加者の声 -

・デジタル教科書を実際に使用してみて、そのすばらしさの一端がわかった。ぜひ活用していきたい。
・研修を通して、タブレットの操作やデジタル教科書の活用について、興味・関心をもちながら理解を深めることができ、有意義な時間となった。
・今回の研修を受講し、デジタル教科書を使用してみたいと思った。
・デジタル教科書を使用することで、知識や技能を習得したり、子どもたちの考えを共有したりして授業を進めることができると感じた。
・これからの授業で、子どもたちの理解・習熟のための手段として有効にICT機器を活用できるようにしたいと思った。

小学校外国語教育授業力向上講座「小学校外国語活動・外国語科の実施に向けて」

 7月14日に文部科学省初等中等教育局視学官の直山木綿子氏をお招きして、小学校外国語教育授業力向上講座を行いました。小学校における「外国語活動・外国語科」の実施に伴い、評価の捉え方や方法、評価するための授業構想等について、学習指導要領に基づいたより具体的なお話を伺うことができました。

 - 参加者の感想 -
◇「来て良かった」と思いました。学習指導要領やハンドブックの読み方が変わりました。表面だけでなく、具体的な姿、活動として捉えられそうです。「外国語は楽しい」「教師自身が学び続けなければならない」ということを感じました。
◇直山先生の話し方、ペースに引き込まれ、あっという間の時間でした。子ども達が、目的に応じて言語材料を選んで表現できるようにするためには、教師が目的を本物に近付けることが大切だと学びました。
◇「指導者にとって指導改善につながるもの」「学習者にとって学習改善につながるもの」が「学習評価」であることを思い出しました。直山先生の引き付け方、考えさせ方、やる気を出させる指導の仕方等、良い授業を受けた気持ちになりました。
◇具体的な場面や例等を取り上げながら説明していただけたので、とても分かり易かったです。知識・技能と思考・判断・表現を行きつ戻りつしながら主体的に学習に取り組む態度を育てることが大切だと学びました。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(7月6日~10日)

 小学校4校、中学校1校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・湯野小学校    7月 6日(月)
   ・大森小学校    7月 7日(火)
   ・福島第一小学校  7月 8日(水)
   ・松川小学校    7月 9日(木)
   ・福島第二中学校  7月10日(金)

 研修の様子

 - 参加者の声 -

・ICT活用は、児童の興味・関心を高め、学習内容の理解・定着に有効な手段だと感じた。
・今回の研修で、今まで知らなかった機能が分かった。ぜひ授業で使ってみたい。
・授業の必要な場面でICT機器を有効に活用できるようになりたいと思った。
・国語や社会のデジタル教科書の活用の仕方も知ることができた。早速活用してみたい。
・研修を受け、早速算数の授業で使ってみた。電子黒板を使うなどすればより楽しく活用できそうである。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(7月1日~3日)

 小学校3校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・庭坂小学校    7月1日(水)
   ・大笹生小学校   7月2日(木)
   ・蓬莱東小学校   7月3日(金)

 研修の様子

 
   

 - 参加者の声 -

・学年の学習活動に応じて、短時間かつ多様に表示できるので、デジタル教科書の活用は大変効果があると感じた。
・今回の研修で、デジタル教科書の使い方について新しいことがわかったので、さらに使っていきたい。
・タブレット端末を実際に操作しながら説明・演習が進んだので、わかりやすかった。
・ICT機器を使うことの意義を再確認し、効果的に指導に活用していきたい。
・タブレット端末を使ってデジタル教科書を操作し、電子黒板等の環境も利用しながら、有効活用していきたい。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(6月22日、24日~26日)

 

 小学校2校、中学校2校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

   ・岡山小学校    6月22日(月)
   ・立子山中学校   6月24日(水)
   ・庭塚小学校    6月25日(木)
   ・西根中学校    6月26日(金)

 研修の様子

     
 

 - 参加者の声 -
・デジタル教科書の活用によって学習効果が高くなることが期待される。積極的に活用していきたい。
・教科書を拡大コピーして使用している教科では、デジタル教科書を有効に活用できると思った。
・生徒への習熟度や理解力を伸ばすには、私自身が使いこなせるように努力しなければならないと感じた。
・タブレット端末を使い、デジタル教科書を活用して学習を進めることで、児童の興味・関心を高めることができると思った。
・デジタル教科書の具体的な使い方が分かったので、授業で活用できると感じた。
・デジタル教科書を使った授業について、活用の仕方を学んでいきたい。

グループ 学級経営ブラッシュアップ講座「Q-Uを生かした学級づくり」

 6月18日に学級経営ブラッシュアップ講座が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3密を避け、入替え制で実施しました。講師の福島県教育センター遠藤寛之指導主事からは、Q-Uの分析の仕方や分析結果を生かした学級づくり、構成的グループエンカウンターによる人間関係づくりについて、より具体的なお話を伺うことができました。

  - 参加者の声 -  

◇明日から学級で取り組もうと感じる具体例を教えて頂き勉強になった。互いに助け合う、許し合う、認め合う方法、そこに向かう仕組みづくりが必要なのだと改めて感じた。

◇分析後の具体的な取り組みや、生徒の傾向について理解が深まりました。具体例も提示していただき、今後どのような場面で、どのように生徒や学級と関わっていけばよいかが明確になりました。

◇これまでQ-Uの結果が出た際は、学級全体がどんな傾向なのかを中心に見ていたところがありますが、個人を理解することに時間をかけて分析していきたいと感じました。今どんなことに困り感を抱えているのかを知り、教育相談や生徒指導につなげていくことができればと思います。安心できる集団で学校生活が送れるような学級経営の一つの手段としてQ-Uを生かしていきます。

ピース 小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修

 6月19日に小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修が行われました。講義では、学校教育課の車田敦子指導主事と遠藤義武指導主事から、国語科と算数科の「本質に迫る授業づくり」について、分かり易くお話していただきました。小グループに分かれての模擬授業による演習では、より良い授業にするための協議が活発に行われました。

   

 - 研修者の感想 -

◇教材文を教えるのではなく,教材文を通して言葉の力をつけるということを念頭におき、「ねらい」をはっきりともって授業を展開していきたいと思いました。1時間の授業だけでなく、単元を通して身に付けさせたい力が付くようにしていきたいです。

◇数学的な見方を表す「~に着目し」や、数学的な活動は過程が大切であることを確認することができました。授業づくりで単元をつくることについて詳しく学んだので、今年度は単元づくりに力を入れたいです。

◇自分一人では気が付かなかった問題点や、ねらいを達成するための様々なアイディアが出てきたことから、授業を見てもらうことの大切さを実感することができた。今後は、学校の先輩方にも積極的に授業を見ていただけるようにしたい。

◇自分の日々の授業が、子どもに「的の中心を射抜かせる」授業になっているかと考えると、そうではないことがほとんどであると感じる。その上、自分でも的の中心がどこにあるのか、分かっていないこともある。これから授業を考えるときは、学習指導要領解説をよく読み、的の中心を見据えて構想できるようにしたい。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(6月15日~17日)

 小学校3校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

 
           ・北沢又小学校    6月15日(月)
   ・福島第三小学校           6月16日(火)
   ・南向台小学校    6月17日(水)

 

 研修の様子

  
   

 - 参加者の声 -

・デジタル教科書には、とても便利な機能があることが分かったので、授業で活用したい。
・デジタル教科書を利用すれば、これまでのように拡大コピーなどを用意する必要がなく、便利だと思った。ICT活用は、効果的である。
・大きい画面でデジタル教科書を見せたり、動画を見せたりすることができるので便利であると思った。
・デジタル教科書にある豊富な資料をぜひ利用したい。
・デジタル教科書にある資料をMY教科書エディタで編集することができることが分かったので、今後の資料作成に役立てていきたい。
・とても便利なツールだということがわかった。ツールとして活用するためには、使い慣れることが必要だと思った。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(6月8日~10日、12日)

 タブレットPC導入校研修会の開催がスタートしての第2週目は、小学校4校において「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」について研修会を実施しました。


   6月 8日(月) 清水小学校
   6月 9日(火) 福島第四小学校
   6月10日(水) 佐倉小学校
   6月12日(金) 月輪小学校

 

 研修の様子

   
   


 - 参加者の声 -
・デジタル教科書の活用方法やいろいろな機能を知ることができたので、授業で活用できるように理解を深め、実践していきたい。
・ICT機器の活用は、学習意欲の向上や内容の理解、定着のためにとても有効であると思われた。
・デジタル教科書をただ見せるのではなく、何のために使用するのか、目的をしっかりもった上で、効果的に活用していきたい。
・デジタル教科書を活用することで、児童の興味・関心を高めたり、理解を深めたりできることを実感できた。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会がスタート

 6月1日から、タブレットPC導入校研修会を開催しています。
 この研修会は、ICT指導員3名と指導主事が各学校を訪問し、「デジタル教科書」の有効な活用法について、市内全ての先生方に習得していただくことを目的としています。
 一人でも多くの先生方が、ICTを活用した授業に取り組めるよう、授業の実際を想定した実践に役立つ研修を行っています。
 短時間でしたが、下川崎小学校と矢野目小学校,青木小学校では、指導主事によるリモート講義を実施しました。
 

 6月1日(月) 福島第二小学校
 6月2日(火) 下川崎小学校
 6月3日(水) 平田小学校
 6月4日(木) 矢野目小学校
 6月5日(金) 青木小学校

 

研修の様子

     
     
     

 

- 参加者の声 -

・デジタル教科書について研修し、今まで使用していなかったツールの使用方法が分かり、とても参考になった。
・教科や内容によって、工夫してデジタル教科書を活用することで、児童の興味関心を高めることができると感じた。
・教科書の写真資料を拡大コピーして見せたり、教科書をデジタルカメラで撮影してテレビにつなぎ提示したりすることがあったが、デジタル教科書を使用すると便利になると思った。ぜひ利用したい。
・MY教科書エディタをうまく使用することができれば、教材作成の時間が大幅に削減できると思った。
・子どもたちが興味をもって学習に臨み、「できた」「わかった」と実感できるように、ICT機器が活用できるよう今後も研修していきたい。

鉛筆 学び続ける教師【令和2年度教職員研修事業案内】

 令和2年度実施予定の「教職員研修事業」をご案内します。


令和2年度 教職員研修事業案内 リーフレット.pdf ←クリックしてください。

※令和2年度も県内外から素晴らしい講師をお迎えします。奮ってご参加ください。(福島市教育振興基本計画において、市内小・中・特別支援学校の教職員が、専門研修「希望講座」に、年間、一人1回以上参加することを目標として掲げています。)

鉛筆 学び続ける教師【リーディングスキルテスト体験】

 令和2年3月11日(水)、RST体験最終日でした。

〔体験者の声〕 

◇あっという間に時間が経っていました。自分自身、頭を働かせて「読むこと」を一日にどのくらいしているだろうと考えさせられました。今まで捉えていた読解力はそれでよかったのか、この体験をどのように活かしていけば良いのか、例えば評価の低かった問題のタイプについて、その評価を高めるためにどんな手立てを講じていけば良いのか等、ご指導いただき学校でも有効に活用していきたいと思います。

◇個人のペースでテストを受験できる点が良い。またパソコンで問題を解いていくのはある意味ゲーム感覚で取り組めると思われるので、受験のハードルはそれほど高くないと感じた。評価とアドバイスが直ちに表示され、結果がすぐにわかると言う点も魅力である。ただ、この結果をどのように指導に生かすかは、なかなかイメージできなかった。5月の講座でこのもやもやとした気持ちが晴れると良いと思う。目の前の子供たちに、これからの時代に求められるリーディングスキルをどのように育んでいけば良いか、さらに研修に励みたい。

◇子供たちがリーディングスキルテストを解く際、知識がなくても「よく読めばわかる」と言うことが理解できるだろうか、疑問に思った。いくら、よく読めばわかると言われても、何度も繰り返し読む根気強さや、一つ一つの情報を整理していく力があるだろうかと思った。また、子供たちがリーディングスキルを身に付け、高めていくためには国語科を中心に学校の教育活動全てにおいて指導・支援を行っていく必要を感じた。読書や新聞などで活字に慣れ、対応させながら読んだり論理的に判断したりすることを日常的に行っていくことができればと思った。

◇リーディングスキルテストの結果としては、その時の体調や覚醒の状態によっても差が出てくるだろうとは思うが、スピードが求められているわけでは無いとの事なので、被験者が慌てず取り組むことが重要なのだと思う。リーディングスキルテストは、ややこしい何かをどれだけ正確に捉えられるテストとすれば、ややこしいものを適切に処理する能力を高めるとともに、ややこしいことから逃げ出さないことや、放り出さずにチャレンジする気持ちや意欲の部分も重要であると感じた。リーディングスキルテストは一つの指標であるから、それを具体的な材料にしながら読解力を含めた生きる力全体の底上げを図っていくことが大切だと感じた。

鉛筆 AIに負けない子供を育てる【リーディングスキルテスト体験】

 令和2年3月10日(火)、RST体験(4日目)を行いました。

〔体験者の声〕

◇率直に「なるほど!」と感じた。自分の能力が明らかにされるのは年齢的に厳しいものがあるが、素直に何がどう間違ったのかを知りたい欲求にかられている。ある種、クイズを解く感覚、ゲームをしている感覚と似ているかもしれない。

◇話題になっているリーディングスキルをどのようにしてテストするのか、とても関心があったので体験できてよかった。実際にやってみると、自分は、文章を読み取る力に偏りがあることがわかった。では、この苦手を克服するのにはどうしたらいいのか。このテストを生かして読解力を向上させようとした時、うまい手立てが思い浮かばない。傾向はわかっても、どう生かすかが難しいテストだと感じた。

◇大切な事はPDCAのCとA、つまり結果をどのように伝え、どのように生かし、どのように指導を再構築できるかであろう。そのような意味において、今後の教員研修が必要だと感じた。今回、この体験に参加できて本当に良かったと感じている。

◇本市の課題である「読解力」について、客観的なデータをもとに指導できるツールであると感じた。読解力はすべての教科に必要な力であり、我々教員が学級や学年の集団としての傾向や個人の能力をしっかりと捉えて授業を行うことで、それぞれの教科が目指す育てたい力の育成につながっていくのだと思う。5月の講座でどのように活用していけばいいのか、本市の子供たちの学力向上につながるようによく研修したい。

◇本気になって文章を読んでみるとかなりのエネルギーが必要でした。読解力の高い人だとそんなに苦労せずに読めるのでしょうか。テストを受けてみて普段あまり本気で文章を読んでおらず、読み飛ばしていることを反省しました。今後、自分の診断結果を参考に、生活や仕事に役立てていきたいと思いました。さらに、子供たちにこのような力をつけさせるにはどうしたら良いのかということを考えるきっかけになりました。授業改善が必要だと痛感しています。

鉛筆 読解力とは【リーディングスキルテスト体験】

 令和2年3月9日(月)、RST(リーディングスキルテスト)体験を再開しました。

〔体験者の声〕

◇このテストで、どのようなことがわかるのかが気になります。「テストを受けて終わりになってしまわないか」と思いました。大人の自分でさえ、結果を開示されても、ではどうすればいいのか…となってしまいました。

◇正確さが大切だとわかっていても、つい急いで答えを出してしまう自分がいました。性格的なことも結果に現れるのかなと思いました。日頃、仕事以外であまり活字を読まないので、読書などの機会を増やしたいと思いました。

◇県学力テストや全国学力学習状況調査のように、情報を関連付けたり整理したりしながら答えを導き出すテストのように感じた。そのような課題に対応する力を身に付けさせるのは「授業である」と、分かってはいる。では、どのようにしたらよいのか、考えていかなければならないと改めて思った。4月から本格実施される新学習指導要領のねらいを、なんとなく味わうことができた。

◇時間が経つにつれて集中力が欠けていくのがわかり、いかに集中力を保てるのかが大切だと思いました。受検して、クイズを解いている感じがあったので面白さも感じました。自分自身の得意・苦手分野が分かり、日常生活の会話や対話の中で、しっかり最後まで言うこと・聞くことが大切になると感じました。

鉛筆 PDCAサイクルを生かして【福島市総合教育センター運営委員会】

 令和2年2月25日(火)、運営委員の皆様(9名)にお集りいただき、令和元年度第2回福島市総合教育センター運営委員会を開催しました。千葉養伍委員長(福島大学教授)の進行により、令和元年度事業実施概要及び令和2年度の事業計画(案)について熱心な協議がなされました。

※当Webサイトへのアクセス数が100,000件を超えました。今後も教育研修課の《支援》と《研修》に関する情報を発信してまいります。どうぞよろしくお願いします。

鉛筆 体験に勝るものなし【学校経営講座】

 令和2年度の学校経営講座に向けてRST(リーディングスキルテスト)の体験が始まりました。市内全ての小・中・特別支援学校の管理職もしくは研修主任等の先生(各校1名)が受検します。AI時代に求められるリーディングスキルとは…、本市児童生徒の読解力・活用力を向上させるには…、福島市の教職員が一丸となって学んでいきます。

 〔体験者の声〕

◇設問内容をしっかりと捉えることや落ち着いて考えることが大事だと感じた。こういった問題を解くにあたり、時間制限が加わると、さらにプレッシャーがかかるように思った。久々に受験生の気持ちを味わった。結果を見ると、自分の傾向がよく表れていて感心した。良い機会だった。

◇読解力について子供の課題として示されることが多いが、実は大人も「理解したつもりになっていないか」振り返る機会となった。文章をさらっと眺めただけで、勘違いしていることが多いのかもしれない。特に指示語について、思い込みで捉えてしまい、情報を誤って理解しがちだと気付いた。

◇子供の読む力を “なんとなく” で捉えてしまうと、子供はわからないままに時間を過ごしてしまう。熱心に学習に取り組んでいるようで、実は力が付かない授業で終わってしまうことのないように、授業をどう改善していけばよいのかを考えていきたい。

◇自分の能力の傾向を理解することで、それを補う方法がわかる。このテストの利点を学校の教育にどう活かすか、そこが今後の課題であると思う。このような機会が多くの教員にあれば、と感じた。

◇結果がわかっただけでは、今の自分の実力のなさを実感するだけだと思います。この結果を基にどうすれば良いかが大切なのだと思いました。AI時代に求められるリーディングスキルって本当にこういうことなのか、というギャップを感じました。今後どう対応したらよいか、考えていきたいです。

鉛筆 鉄は熱いうちに打て【ふくしま教師塾修了式】

 令和2年2月18日(火)、ふくしま教師塾8期生3名の修了式があり、課長から “教師として熱い鉄であり続けること、その鉄を打ち続けること” との激励がありました。また、9期生3名を含めた6名の塾生が、社会科 渡辺康弘師範、国語科 鈴木義男師範、算数・数学科 佐藤浩昭塾長のご指導のもと、1年間学んできた成果を報告しました。さらに、「努力して結果が出ると自信になる。努力せず結果が出ると傲りになる。努力せず結果も出ないと後悔が残る。努力して結果が出ないとしても経験が残る。」との塾長講話があり、塾生たちは、ふくしま教師塾という機会(CANCE)に、共に挑戦(CHALLENGE)し、変わった(CHANGE)ことを互いに認め合い、今後も謙虚に学び続けることを誓い合いました。

 ※令和元年度ふくしま教師塾研修報告書PDFデータは、デジタル職員室>授業>資料室>01教育研修課(福島市総合教育センター)にあります。ご活用ください。(福島市立小・中・特別支援学校教職員のみ閲覧可能)

  

鉛筆 みんなで育てよう!未来のたから ふくしまっ子【調査研究報告会】

 令和2年2月14日(金)、「令和元年度研究報告会」を開催しました。83名の参加者は、研究協力校(福島市立北信中学校)の不登校支援教室「ふれあい学習室」の取組、全国学力・学習状況調査に関する調査研究~解答類型から見える福島市の傾向と課題~、児童生徒の生活状況に関する調査研究~子どものインターネットをめぐる現状と課題~に関する報告を熱心に聞き、グループ協議において活発な意見交換を行いました。

〔参加者の声〕

◇北信中学校の発表の中で「居場所づくり」「関わり続ける」「できることを見つける」と言う3つのキーワードが心に残りました。少しでも多くの子供が、『学校』という場所で自分を高めることができる環境をつくっていく必要があることを再認識しました。

◇教科ごとの分析ではあるものの、問題内容を改めて確認すると、他教科・他領域との関わりがあるのだと思いました。学校としての取組にも生かしていこうと思います。

◇「問題を読む力」と「使える力」がないと、課題は解けないと言うことがよくわかりました。また、子供の中には活用型の問題に対し、初めから戦意喪失してしまう子供もいます。“よく考えれば解ける” という自信と誇りを持たせたいと思いました。

◇今日お話いただいた福島市の現状を保護者に伝えたいと思いました。また、グループ協議で中学校の現状を知ることができ、とても参考になりました。メディアの使い方を自分でコントロールできるように指導していくことを見据えて、対策を講じていかなければならないと感じました。

◇多忙な中、子供たちの生活状況についての調査研究をありがとうございました。世間一般に話題となっている現状が、福島市の子供たちにおいても同様だと感じました。今後ますますネット依存は増加することが考えられ、保護者も巻き込んだ対策が必要だと感じました。

◇研究協力員の先生方が調査研究のためにご尽力してくださった背景を考えると、報告書の価値もぐんと上がると思いました。大変ありがたいです。今回伺ったことについて、自校に生かせるよう情報を発信しなければならないと思いました。様々な考えを持つ先生方も「子供を良くしたい」と思う根っこの部分は同じだと思います。自分も含め、そのアプローチはその子供に合っているのか、その発問は考えを深めるものになっているのか、いつでも問い直していかなければならないと思いました。柔軟性を持って指導力を向上させていきたいです。

◇各教科における本市の課題を焦点化し、その解決に向けた指導のあり方について全国学力・学習状況調査の実際や、教科書での位置づけを示しながらお話しいただけたことで、すぐに教職員に伝達できる内容でありがたかったです。

◇子供のインターネットをめぐる状況は、日々深刻化していることを肌で感じていましたが、数値的な裏付けにより、より危機感を持ちました。まず、子供に自らの状況を客観的に把握させ、改善への具体策について家庭と連携して考えていかなければならないと強く感じました。ネット依存実態把握のための調査を本校でも行ってみたいです。

◇報告会の持ち方(参加型、グループ協議など)に工夫があったり、報告の仕方(PowerPointの有効活用など)が工夫されたりしてよく伝わってきました。何より、報告の内容の濃さが際立っていました。素晴らしい報告会であったと思います。調査研究に携わった皆様、ありがとうございました。

◇多忙化解消、働き方改革と言われる時代に、本当に我々がやらなければならないことを再認識した気がします。子供たちが「学校で学びたい」「学校が楽しい」と思える学校づくりのヒントがたくさんありました。何事も前向きに考え取り組んでいきたいと思いました。ありがとうございました。

情報処理・パソコン 第10回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 令和2年2月4日(火)に第10回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。

 〔研修者の声〕
◇電子黒板やデジタル教科書の具体的な使い方を知ることができ、実際に活用してみたいという意欲がわいてきた。ぜひ、使ってみたい。
◇電子黒板の使い方が分かったので、活用したい。
◇実際に操作しながらの演習を行ったので、デジタル教科書の便利さがよく分かった。子どもたちは興味をもって取り組めると思った。
◇デジタル教科書はこれまでも活用していたが、知らなかった機能もあった。今回の研修を受講して、デジタル教科書のいろいろな機能を知ることができたので、今後使っていきたい。
◇授業に生かせる有意義な研修だった。タブレットPCを活用したい。

情報処理・パソコン 第9回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 

 令和2年1月21日(火)に第9回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。

〔研修者の声〕
◇タブレットPCやデジタル教科書は、「意外と簡単、分かりやすい」ということが研修を受講して分かった。授業で活用していきたい。
◇電子黒板やデジタル教科書など、自分でも授業で使えると思った。授業での活用や教材作成に取り組みたい。
◇電子黒板を使用することで、子どもたちの学習意欲がより高まるのではないかと思った。これからの授業の中で使っていきたい。
◇デジタル教科書は活用していたが、さらに、My教科書エディタの機能について分かったので、今後使ってみたい。
◇デジタル教科書やMy教科書エディタを使うと、授業の資料準備がしやすくなると感じた。

鉛筆 特別支援学級担任スキルアップ研修会【土曜自主セミナー】

 令和2年1月18日(土)福島市総合教育センターに於いて、教育研修課相談員の塚野薫氏を講師に、土曜自主セミナー「特別支援学級担任スキルアップ研修会」を開催しました。市内の小中学校で特別支援学級の担任をする先生方が、学習指導要領改訂の趣旨を生かした教育課程の編成や「学びの履歴」シートの活用等について学びを深めました。

〔研修者の声〕

◇教育課程編成にあたって「学びの履歴」シートで個々の実態を把握した上で、カリキュラム・マネジメントしていく必要があることを学びました。学年差や実態差が大きくても、一人一人の良さを生かしていくという指導例などが参考になりました。生活単元の中でも教科の目標を狙っていくというところも必要だということがわかりました。ありがとうございました。

◇実態に応じた教育課程の編成をする上で、子供たちを担当する前までに「どの程度の内容を習得しているのか」を把握しておくことが大切であると学びました。そのために学校全体で考えられるようフットワークを軽くして、いろいろな立場の先生の視点も取り入れることが大切なのだと思いました。3回の自主研修会に参加させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

鉛筆 子曰、以不教民戦、是謂棄之。【ふくしま教師塾】

 令和元年12月26日(木)、ふくしま教師塾第3回全体研修会を開催しました。塾生は、鈴木師範・佐藤塾長の講話を伺ったり、2学期検証授業の成果について協議を行ったりして、自己課題解決の糸口を明確にしたようです。令和2年2月18日(火)に全体研修会(修了式)を予定しています。

 

※子曰、以不教民戦、是謂棄之。(教えざる民を以て戦う、是これを棄つと謂う。)…孔子がおっしゃいました、「教育を施していない民衆を戦場に送ることは、民衆を見捨てるのと同じことだ」と。(鈴木師範の講話から)

鉛筆 プロ教師への道【ふくしま教師塾】

令和元年12月9日(月)、ふくしま教師塾塾生6名の「第3回授業研究会」が全て終了しました。

〔教えるということ・大村はま先生の言葉から〕

◇「忙しい」と言うことは子どもへは禁句でありまして、私は大人に向かってもどんなことがあっても「忙しいから」と言わないほうがいい、そう心得ています。「忙しい」ということは、とにかくひとが聞いたら寂しいことなのです。なんかしょんぼりしますね。どうぞ皆さん、忙しさに負けないで…。『大村はま講演集 上』より

◇「話は一度で聞くこと」をモットーにしているとき、絶対に言ってはいけないことばは、「さっき言ったじゃないか」、そして、忘れてならないことは、自分が一度でわからない話をすることがあるにちがいないということだと思います。『大村はまの国語教室 2』より

◇「わかりましたか」と聞くときの教師自身が、子どもにほんとうの真剣な答えを期待していないという自分への甘さがあるのではないかと思います。「何もわかりません」と言われたら、どういう顔をするつもりでしょう。さぞびっくりするでしょう。それくらい自分はあまったるいのだということを考えるわけです。ですから私は「わかりましたか」ということばを口から出すまいと思って、指をしばっていたことがあります。…そうすれば少しは言わなくなると思って、鍛えていた日々もあります。『教えるということ』より

◇(試験と学力について)はかることと、ふやすことと、それはたいへん違うことなのに、同じことかと思っている人があるようです。今ここに、それではお砂糖があることにしましょうか、それをはかります。はかっていると、どんどんふえてくる…そんなばかなことはありませんね。『教室をいきいきと 1』より

鉛筆 プロ教師への道【初任者研修 市内研修 授業研修②】

 令和元年11月6日(水)、福島市立松川小学校を会場に小・中学校教諭初任者研修授業研修②を開催しました。5年生の算数科の授業を参観させていただき、協議・講義をもとに研修を深めました。

〔研修者の声〕

◇「授業には生徒指導の機能も含まれ、わかる・できる授業は学校の根幹である。向上的変容の継続こそ学習である。」という校長先生のお話が、深く心に残った。生徒のよさや可能性を引き出すため、自らが学び続ける姿勢をもち、確かな指導力を身に付けられるよう努めていきたい。

◇私の理想の教員像は、黒澤先生のような「上手い授業を行うことができる教員」であると再確認することができた。そのためには、「子どもの姿から目を背けない」ことが大切だと感じている。教師には、学習指導に対する大きな「責任」がある。今後も、日々の実践と振り返りを意識し、理想の教員像の実現に向けて努めていきたい。

◇黒澤教諭の授業を参観させていただき、児童が意欲的に学ぶために教師はどのように働きかけたらよいかについて学ぶことができた。児童に「三角形の内角の和は本当に180度になるのか。」という問いをもたせるために、様々な図形を敷き詰める操作活動を多く取り入れたり、児童が迷いなく活動に取り組めるように画像やテレビモニターで活動の手順を示したりしており、本時のねらいを達成するために様々な手立てを講じていることが分かった。

◇教師の精選された発問やそれぞれの子どもに合った働きかけはもちろん、導入で「やりたい」と思わせる教具や教材の提示の仕方が大切だと感じた。効果的な働きかけをするためには、教師が本時に何を身に付けさせたいのかを明確にする必要があるとご指導いただき、さらに教材研究をしていかなければならないと思った。

◇参観させていただいた授業から、「問いをもたせる導入」と「課題解決に向けた教師の働きかけ」の重要さを学んだ。また、どの児童も安心感をもち、活躍できる場が設定されていたため、自己効力感をもつことができていた。「何を身に付けさせるのか」を明確にし、児童一人一人の実態を捉えて、みんなが活躍できる授業をつくっていきたい。

◇三角形の内角の和は180度であることを帰納的に学習させる場面で、子どもが主体的に課題解決を行おうとする姿が印象的だった。教師が「教える」のではなく、子どもが「気付く」授業の様子を参観させていただき、とても勉強になった。「授業」というのは45分という短い時間の中で、教師と子どもが関わり合ってつくり上げられる作品のように思えた。よい授業をつくるために、日々の学級経営や、子どもにこうなってほしいという教師の思いが大切であることを学んだ。

◇一番の学びとなったのは、意欲を高める教材の準備や、先生の言葉かけです。たくさんの三角形の中から内角が180度にならないものを見つけようと必死になって取り組んでいる姿を見て、実態を把握して、教材を準備する大切さを改めて実感しました。また、子どもの考えに対して揺さぶりをかけることで考えを深めさせていて、そのような追究を促す言葉かけを実践していきたいと感じました。

◇今回の研修をとおして、私は教師としての「観」を養うことが大事であると考えました。これまで作成した指導案において、本時の学習過程が大切だと思っていましたが、児童観、指導観、教材観があって本時の学習過程があるのだと考えました。「観を養う」ことも、目標の一つとして加えたいと思いました。モチベーションが高まりました。

◇子ども全員が問いをもって授業に参加するには「導入」が鍵になるということを学び、とても勉強になりました。また、子どものやる気を引き出すのと同時に、学習につまずいてしまう子どもを見つけるための言葉かけが工夫されていました。私も、今まで以上に一言一言を大切にしていきたいと思いました。

◇授業参観では、自分が授業に引き込まれていた。授業者の話し方、動き方、子どもの反応の捉え方、教材提示の仕方などを今後の授業で意識していきたい。生徒のよさや可能性を引き出すことができるようにするために、自ら学ぶ姿勢を自分自身がもち続けたいと思った。

◇児童が授業の内容について積極的に考え、活動していたのが印象的であった。丁寧な振り返りで段階を追って課題を課したり、児童の意欲を駆り立てる言葉かけがあったりと、児童の学ぶ意欲を引き出す黒澤先生による手立てが素晴らしかった。生徒が意欲的に学び、達成感や充実感を得ることができる授業を目指して、授業改善に努めていきたい。

◇黒澤先生の授業は、どの子も満足できる充実した1時間でした。教師の発問一つで、子どもたちの意欲を引き出すことができることを目の当たりにし、どのような発問が効果的かをさらに考えていきたいと思いました。

鉛筆 教員として大きく育って欲しい皆さんへ【初任者研修 特別支援学校参観研修】

 令和元年11月18日(月)、福島市立福島養護学校を会場に、令和元年度 小・中学校教諭初任者研修市内研修特別支援学校参観研修を行いました。研修者は、講義・講話、授業参観を通して「ともに歩み ともに育つ」という福島養護学校の教育理念に触れ、情熱をもって一人一人を大切にするプロ教師になりたいと、決意を新たにしました。

鉛筆 「チーム学校」による子どもの援助【教育相談実践講座】

 令和元年11月15日(金)、東京成徳大学教授・筑波大学名誉教授(日本学校心理学会理事長)の石隈利紀氏をお迎えして、教育相談実践講座を開催しました。「チーム学校」による子どもの援助について、学校心理学の視点から丁寧にご講話いただき、理解を深めました。

〔研修者の声〕

◇発達障がいの疑いがある児童が高学年になり、学級や学習についていけなくなり、授業に参加できなくなってきました。生徒指導委員会やケース会を開いて、学校全体でどう指導し援助をしていくかを決め、スタートしたところです。本講演は、まさにその基盤となり活用できるものでした。情報収集のシートがとても役立ちました。ありがとうございます。

◇学校現場では子どもを一つの人格をもつ人間として、個人差のある児童として尊重することを忘れがちなのかもしれません。一人一人が違うことを認識し、子どもの自助資源の活用と成長を目指していきたいと思います。また、講義の中で子どもとの関わり方で大変参考になるお話をいただきました。職員室でも共有し、新たな不登校生徒が出ないように、また、不登校生徒の生活リズムの安定・学校復帰に向け、チームとして取り組んでいきます。本講座は、大変参考になりました。ありがとうございました。

◇「チーム学校」とはよく聞く言葉だが、具体的にどんなことをすればチームとなるのか今ひとつ分からなかったが、図で構造的に説明していただき、よく分かった。また、「苦戦する子」という言葉に共感した。苦しんでいるんだな、大変なんだな、という思いをもって子どもに関わるだけでも違ってくると思う。参考にしたい。

◇不登校生徒に対して、学校でできること、できないことを見極めて地域と連携していくことや、不登校の要因を学校で抱え込まないこと、「在宅児童」という言葉に共感しました。不登校の生徒にとって学校に行くことが最終目的ではなく、社会に出たとき諸課題とどう向き合っていくか、他者との関係をいかに築くかを学ぶことが重要であると考えます。不登校生徒の保護者の中には、学校に行くことができない子をもつ親として、自分を責めてしまう方もいます。そういった中で、「チーム」として、不登校の期間も本人にとっては大切な時間であること、学校に行くことだけが選択肢ではないということを伝えながら、サポートしていく必要性を感じました。特に、現代の子は先生がおっしゃっていたように痛みへの対処能力が低いように思います。養護教諭という立場で、子どもの社会性や資質を育てていくためにはどのような手段があるかを理解し、専門性を生かしたアセスメントができるようにしたいと考えます。ありがとうございました。

鉛筆 新地町ICT活用発表会【ふくしま教師塾研修視察】

 令和元年11月13日(水)、令和元年度新地町ICT活用発表会(新地町立駒ヶ嶺小学校・新地町立尚英中学校における公開授業に参加)において、全国に先駆けて実施されている「一人1台のタブレット端末の導入」「クラウド環境の整備」「家庭へのタブレットの持ち帰り学習」等について見識を深めてきました。塾生は、児童生徒がタブレットPCを巧みに操り学習活動を進める姿に触れ、授業における効果的なICT活用について熱心に意見交換を行いました。

情報処理・パソコン 第8回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 令和元年11月12日(火)に第8回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。

〔研修者の声〕
◇デジタル教科書やスカイメニュー、電子黒板の操作に慣れ、授業の中で効果的に活用していきたい。
◇電子黒板ユニットやデジタル教科書、スカイメニューのいろいろな機能や使い方など、実際に操作しながら学ぶことができた。特別支援学級の子どもたちにも有効に活用できると思った。
◇デジタル教科書の使い方が分かったので、理科の授業で役立てていきたい。
◇タブレットPCのカメラ機能を利用し、授業で有効に活用できるようにしたい。
◇デジタル教科書を活用すれば、学習への意欲を高めたり、理解を深めたりすることができると思った。
◇スカイメニューの「追っかけ再生」は便利な機能であることが分かったので、体育等の授業で活用したい。

鉛筆 ミドルリーダーが創るこれからの学校【経験者研修Ⅱ】

 令和元年11月5日(火)、経験者研修Ⅱ生徒指導研修を実施しました。研修者は、講義「本市生徒指導の現状と課題」「教員自身の現状とメンタルヘルス」「情報モラル教育」やグループの研究協議を通して、生徒指導上の課題解決に向けた具体的な方策及び指導支援の在り方について学びを深めました。

 

情報処理・パソコン 第3回プログラミング教育実践講座【ICT研修推進事業】

 令和元年10月30日(水)に、第3回プログラミング教育実践講座を開催しました。プログラミング教育についての講義と、ビジュアル型プログラミング言語である「スクラッチ」や「ビスケット」を利用した演習を行いました。正多角形の性質を生かしプログラミングを通して正多角形を作図する活動や、プログラミングスイッチ教材を使用して電気の働きを制御する活動などに取り組み、研修を深めました。

〔研修者の声〕

◇プログラミング教育の具体的な内容を理解することができた。演習を通して、より理解を深めることができた。
◇以前、自分で「スクラッチ」や「ビスケット」を操作した時に分からなかった基本的な操作方法について、今回の研修を受講してよく分かったので、実際に授業で活用したい。
◇プログラミングの体験を通して、どのように授業に活用するかイメージすることができ、大変良かった。
◇プログラミング学習の楽しさを子どもたちにも味わわせたいと感じた。
◇プログラミングと聞いてとても難しいと思っていたが、これからの子どもたちには、とても必要だと感じた。子どもたちが興味・関心をもって学べるので、学習に役立つと思った。

鉛筆 小学校に入るまでにできてほしいこと【幼稚園保育実践講座】

 令和元年10月23日(水)、福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センター医学部小児科講座教授 横山浩之氏を講師にお迎えして、発達を考慮した幼児教育のあり方についてご指導いただきました。研修者は、メディアの問題(愛着形成の問題)を抱えた子どもたち、個別支援を考慮した集団指導の実際等について理解を深め、明日からの支援・保育に生かしていきたいと目を輝かせていました。

〔研修者の声〕
◇私はまだ3年目の若手なので、保護者に対して、子供への接し方等のアドバイスがうまくできず悩んでいました。横山先生のお話はとてもわかりやすく、参考にさせていただきながら保護者との連携もより深めていきたいと思います。貴重なご講演をありがとうございました。

◇「小学校に入るまでにできてほしいこと」は、生きる上で基本的な生活習慣だと思いました。シンプルで誰にでも理解しやすい、どんなに時代が変わろうとこの生活習慣は大事なんだと確信しました。また、幼児期に正しい保育がなされていれば、不登校や学力不振を防げると言うお話を伺い、改めて幼稚園教諭としての責任を感じました。

◇言葉は十分な身体発達と心のやりとりの上に成り立つと教えていただき、日々の園生活が、子供たちの言葉を育てる上で重要な役割を果たしていることがわかりました。言葉の前に心あり、子供に安心感や信頼感を育てることが何よりの土台となるのだと学びました。 

◇日々の保育の中で、どうしても目につく児童への声かけが優先的になってしまっていたと反省しました。増やしたい行動をしている時の幼児の姿を認め、良い姿が増えていくような関わりを心がけていきたいと思います。また、ペアレント・トレーニングはとても共感できる内容で、保護者にどのようにアプローチしていけば良いのか園で相談しながら実践していきたいと思いました。

鉛筆 カウンセリングの技法【初任者研修 市内研修 カウンセリング研修②】

 令和元年10月16日(水)、令和元年度小・中学校初任者研修市内研修カウンセリング研修②を開催しました。研修者は、事例研究や構成的グループエンカウンターの演習を通して、カウンセリングの基本概念、児童生徒理解の方法について学びを深めました。

情報処理・パソコン 第7回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

    令和元年10月10日(木)に第7回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。

   
   
   
   

〔研修者の声〕

◇電子黒板ユニットやデジタル教科書の基本操作を基礎から学ぶことができた。My教科書エディタやスカイメニュークラスなど、教材作りや授業での振り返りに活用できると思った。追っかけ再生機能なども使ってみたい。
◇デジタル教科書やスカイメニューは、大変便利で魅力的であると思った。有効に活用するためには、操作に慣れる必要があると感じた。
◇デジタル教科書の使い方について詳しく知ることができて良かった。
◇子どもの興味や関心、意欲などを高める効果が十分にあり、教師がスムーズに授業の準備ができるところに魅力を感じた。

鉛筆 道徳授業のPDCA【道徳科授業力向上講座】

 令和元年10月11日(金)、秋田公立美術大学副学長の毛内嘉威氏を講師にお迎えして、演習も交えながら道徳科の指導と評価について熱心にご指導いただきました。研修者は、道徳教育の要となる道徳科の授業を充実させ、子どもたち自らの「いかに生きるべきかを考え続ける姿勢や道徳的実践」につなげていきたいと決意を新たにしました。

〔研修者の声〕

◇模擬授業を通して、子どもが道徳的価値について理解し、これに基づいて自己を振り返るということを体感することができました。また、評価についても大変勉強なりました。

◇毛内先生の巧みな話術に引き込まれ、とても楽しく研修させていただきました。周りの方の考えや根拠等をたくさん伺うことで、自分の考えの輪郭をはっきりさせることができました。それは子どもにとっても同じことなのだなと感じました。今日の研修を生かして、子どもが「自分事として考える授業」を構築していきたいと思います。

◇模擬授業では心が揺さぶられ、本当に考えさせられる授業で、このような授業をぜひ自分もやってみたいと思いました。学習指導要領のポイントを踏まえ、生徒の実態に合わせて授業を行い、生徒の良いところを見取っていくことが大事であることを感じました。

◇今まで自分が行ってきた授業は、価値を押し付けるようなものであったと改めて実感した。もっと多面的に捉えた教材研究を行い、授業を行っていきたい。問題解決型の模擬授業はとてもわかりやすく、自分も授業の中で使いたいスキルにあふれていた。

鉛筆 放射線ってなんだろう…平田小学校【放射線教育推進校授業研究会】

 令和元年10月9日(水)、平田小学校を会場に令和元年度防災・放射線教育推進事業 放射線教育推進校授業研究会を開催しました。1年学級活動「すききらいしないで なんでもたべよう」、2年学級活動「ほうしゃせんから みをまもろう」、3・4年総合的な学習の時間「放射線ってなんだろう」、5年総合的な学習の時間「平田の米づくりと風評」、6年総合的な学習の時間「平田の今を伝えよう」の授業を公開しました。分科会において、立子山小学校教頭 柳澤香里氏、渡利小学校長 伏見珠美氏、福島第四小学校教諭 山倉直紀氏、佐原小学校長 坂本眞理氏、鳥取大学助教 北実氏から指導助言をいただき、参加者(168名)は、福島で生まれ福島で学ぶ子どもたちにとって、放射線に対する正しい知識・理解のもと主体的に判断し情報発信する力は不可欠であることを確認し、自校においても指導の充実を図っていくことを誓い合っていました。

〔参観者の声〕

◇大変落ち着いた雰囲気の中で、子供たちが調べたり教えたりしたことをもとに「風評被害をなくすためにどうするか」ということについて、真剣に考えていることが伝わってきました。大勢の参観者の中で堂々と発表する子供たちの姿がすばらしいと思いました。「地域と共にある学校」という素晴らしさを感じました。

◇児童が自ら考えて活動する時間、話し合う時間、発表する時間が十分に確保されていて、子どもが主役となった素晴らしい授業でした。子どもたちも自分の意見を積極的に表現していました。これまで子どもたちがこのような活動を数多く経験している様子が感じられました。今日の授業を参考に、自分も放射線教育に取り組んでいきたいと思います。

◇ポスターセッションにおいて、質問されたことに堂々と答えたり、写真を利用して説明したり、難しい言葉は解説したり、とても工夫されていました。自分事として放射線について考えていくことの大切さを学びました。

◇平田地区について理解を深め郷土愛を育む学習は継続しつつ、震災後はその影響や状況を踏まえて、たくましく生きるための学習が加わったのだと理解しました。放射線教育についての今後の取組の参考になりました。ありがとうございました。

鉛筆 平田オリザ~コミュニケーション教育を語る。【学校経営講座】

令和元年10月8日(火)、劇作家・演出家の平田オリザ氏を講師にお迎えして学校経営講座を開催しました。

 

〔研修者の声〕 

◇演じることを楽しむ、しなやかでたくましい子供を育てる、平田先生のお話に感銘を受けました。コミュニケーション能力が低下しているのではなく、求められる水準や環境が変化しているとの話にも勇気づけられました。これからの時代を見据え、小学校でできることを考え、日々実践していこうと思いました。素晴らしい内容でした。やはり一流の方のお話は良いですね。ありがとうございました。

◇教師として、人として、自分自身を振り返ることができました。自分には何ができるのか… たくさんのことはできませんが、残りの教員人生を頑張りたいと思いました。今回は大変勉強になりました。ありがとうございました。

◇これまでの教育観を180度転換するくらい衝撃的な内容でした。アクティブ・ラーニングが大切であることがわかっていても、知識を入れるばかりの授業をしていたことを反省しました。自分の授業を大きく変えていきたいと思います。

◇今の子供たちに何が必要か、深い話であり感動の一言です。私ももっと学び、私なりに想いや考えを伝えることができる人間になりたいと思いました。身体的文化資本を、学校現場でも子育てでも大切にしたいです。学力は「学ぶ力」、このことを私も心して先生方へ子供たちへ語りかけ、教育にあたりたいと思いました。大きな力を得ました。ありがとうございました。

◇本物に触れることが子供を育てるためにとても大切なことを改めて実感しました。小学校だからこそ「非認知スキル」を育てることを大切にしたいと感じました。興味深い話題に次々と惹きつけられ、「なるほど」と胸がスッキリとする時間でした。今日のお話を生かして主体的な子供を育てる学校づくりを模索していきたいと思います。

◇今後の教育のあり方についてグローバルな視点から日本の課題等についても考える機会となりました。幼稚園でもコミュニケーション能力を高める保育が課題となっています。子供たちが伝えたいと思える体験活動、また、本物に触れる機会をつくることが大切だと思いました。

◇時間を忘れる位興味深く講話をお聞きすることができました。これからの子供たちに求められる力、そして今後の学校教育に求められることなどエピソードを踏まえながら教えていただき、とても勉強になりました。「学ぶ力」を身に付けさせるためにさらに、多様な他者とよりよく関わることができる子供を育てるために、本校職員と心を一つに取り組んでいきたいと思います。

◇人と折り合いをつけるということをより深く考えるきっかけをいただきました。すべて手を貸すのではなく、発想を変えて自らの偏見にこだわらず柔軟に人と関わる力を子供たちに育てていきたいと思いました。貴重なお話有り難うございました。大変充実した時間でした。本日は受講させていただきよかったです。

◇これからの社会を生きる子供を育成するために、教師自身も多様な見方・考え方で社会を見つめていかなければならないと感じました。 

鉛筆 「みんな」の学級経営【特別活動実践講座】

 令和元年10月7日(月)、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官の安部恭子氏を講師に、特別活動実践講座を開催しました。研修者は、「学級経営に役立つ・学力向上につながる・キャリア教育の要・生徒指導上の問題を未然防止する・道徳的実践に結びつく」特別活動について丁寧にご指導いただき、特別活動の充実に努め、よりよい学級・学校生活をつくっていきたいと決意新たにしました。

鉛筆 中野小学校・四十二の瞳【初任者研修小規模校参観研修】

 令和元年9月30日(月)、福島市立中野小学校を会場に初任者研修小規模校参観研修を行いました。研修者28名は、講義及び1・2年算数科、3・4年国語科、5・6年算数科の授業参観から「複式学級における学習指導方法」を理解し、講話「小規模校の特色及び学校教育上の諸問題」等から “個に応じた指導” について学びを深めました。

情報処理・パソコン 第5回・第6回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 令和元年9月10日(火)に第5回タブレットPC研修、9月12日(木)に第6回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、スカイメニューの操作について、研修を行いました。

 〈第5回タブレットPC研修〉

 

 〈第6回タブレットPC研修〉

 

〔研修者の声〕
〈第5回タブレット研修会〉
◇具体的な活用方法や操作の仕方が分かった。タブレットを使うことで、児童の興味・関心・意欲を高めることができると感じた。
◇電子黒板の使い方を覚えることができた。デジタル教科書を授業で有効に使いたいと思った。
◇デジタル教科書やスカイメニュークラスの使い方がとてもよく分かった。授業で役立てていきたい。
◇デジタル教科書の便利さがよく分かり、ぜひ活用してみたいと思った。児童にも分かりやすく、楽しく学べると思った。


〈第6回タブレットPC研修〉
◇MY教科書エディタやマッピングなど、普段使わない使い方を知ることができた。
◇初めてタブレットに触れた。少し分かったのでタブレットに慣れていきたい。
◇デジタル教科書の使い方や長所を知ることができた。タブレットを使用することで学習が広がると思った。
◇スカイメニューやデジタル教科書について、よく理解できた。今後、タブレットが導入されたら、早速使用してみたい。
◇理科を担当しており、現在は実物投影機で教科書を見せているが、デジタル教科書はより使いやすいと感じた。

鉛筆 学び合うアクティブ・ラーナーとしての教員へ【小・中学校教諭初任者研修】

 令和元年9月17日(火)、小・中学校教諭初任者研修校外研修②を開催しました。講義・演習「通常学級で特別な支援を要する児童生徒への関わり方」「福島市における効果的なICTの活用のために」やグループ協議「これまでの取組から」から、研修者は “教師として幅を広げるための大切な視点” を獲得し、本日の学びを自校における自身の教育活動に生かしていきたいと目を輝かせていました。

 

鉛筆 授業を創るということ【ふくしま教師塾】

令和元年度ふくしま教師塾「第2回授業研究会」が行われています。

 ◇いっしょに暮らしている教師ですから、さまざまあることに驚かない目で子どもたちをじっと見ていますと、ほんとうにひとりひとり、個人個人別の人であることがいまさらのように思われます。能力の育つ機会のとらえ方なども詳しくわかってきます。そういうふうに子どもをこまかく観察するというのでしょうか、こまかい気持ちの動きをよく捉えるということが、平凡ですけれどもまず第一です。授業といえば教えることに夢中になるのは当然ですけれども、自分の教えていることの反応といいますか、そういうことを細かくとらえることを授業と並んで仕事にしないと、なかなかとらえられないと思います。( 「大村はまの国語教室2」から)

◇教室には、非常に引き締まった気分を作る工夫をしないといけないと思っています。引き締まっているということ、固いのでも怖いのでもないのですけれども、きりっと引き締まっている、そういう気分をつくりたいと思いました。(大村はま著「教室を生き生きと1」から)

鉛筆 放射線と私たち…福島第三中学校【防災・放射線教育推進事業】

 令和元年度9月11日(水)福島市立福島第三中学校を会場に「放射線教育推進校授業研究会」を開催しました。1学年学級活動「放射線と私たち」、2学年学級活動「食品による内部被ばく」、3学年理科「放射線の性質と利用」の授業をもとにした分科会があり、100名を超える参加者による熱心な協議が行われました。さらに、環境再生プラザアドバイザー 安藤宏氏、元香川大学教務職員 須田博文氏、福島市立西信中学校長 阿部孝寿氏から指導助言をいただき、充実した研修会となりました。

鉛筆 一歩前進【ふくしま教師塾】

令和元年度 ふくしま教師塾「第2回授業研究会」が始まりました。

 

◇研究する、研修するということには、私たちがそうした力をみがくということだけでなく、もう一つ、たいせつな意味があります。それは、私たちが子どもたちと同じ天地にいるためのくふうの一つでもあります。研修はつらいし、やってもやっても急には効果が上がらないし、わかったような、わからないような、・・・さまざまな苦労があります。そしてまた、少しの喜びのあるものです。・・・自分を見つめたり、自分の至らないところを伸ばそうとしたり、それから高いものに憧れたり、一歩でも前進しようとしたりするということ、それはそのまま少年という育ち盛りの人たちのもった自然の姿なのです。子どもというのは、身のほども忘れて、伸びようとしたり、伸びたいと思っている人間です。・・・その子どもたちと同じ気持ちになることが、まず大事でしょう。(大村はま『教えるということ』から抜粋)

鉛筆 母子分離の難しさと支援【子どもハートサポート事業】

 令和元年8月30日(金)、令和元年度子どもハートサポート事業 第2回相談員研修会を開催しました。「母子分離不安型」の特徴・状態、その対応等を切り口に、教育相談の現状について相馬智子スクールカウンセラーからご講話いただきました。また、2学期のハートサポート相談員による相談活動がより充実したものとなるよう、協議・情報交換を行いました。

鉛筆 チームで育てる教師力【初任者研修 指導教員等研修会】

 令和元年8月29日(木)、小・中学校教諭初任者研修拠点校指導教員、校内指導教員、研修コーディネーター、研修リーダーの方々にお集まりいただき研修会を開催しました。初任者研修実施上の課題や2学期以降の研修内容等について協議し、新任教員の実践的指導力を養うため、初任者の実態に応じて研修の充実を図っていくことを確認しました。

鉛筆 学習障害(LD)とは【通級指導教室担当研修会】

 令和元年8月27日(火)、第2回通級指導教室担当研修会を開催しました。福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター・災害こころの医学講座 特命准教授 後藤紗織氏から、LD(学習障害)児の理解・アセスメント・個別指導等について丁寧にご指導いただき、理解を深めました。

◇学習障害(Learning Disabilities):読字障害は、文字が読めないのではなく文章を読むのが極端に遅く、読み間違えることがよくあります。書字障害は文字を書いたり文章を綴ったりするのが難しく、読字障害があると書字障害も伴いやすいです。算数障害は計算や推論することが難しいです。学習障害は、本格的な学習に入る小学生頃まで判断が難しい障害であり特定の分野でできないことを除けば発達の遅れは見られないため、「がんばればできる」「努力が足りない」「勉強不足」と見過ごされることが多いです。支援の必要性が認知されにくく、結果的に子どもの自信の低下につながりやすいので注意が必要です。

※通級による指導は、小・中学校の通常の学級に在籍している障がいのある子どもが、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、障がいの状態等に応じた特別の指導を特別な場(通級指導教室)で受ける指導形態です。福島市の場合、通級の対象は、言語障がい、自閉症・情緒障がい、学習障がい(LD)、注意欠陥多動性障がい(ADHD)などです。

鉛筆 読みの方略の獲得と物語の法則の発見【国語科授業力向上講座】

 令和元年8月6日(火)、福島大学人間発達分科学類教授 佐藤佐敏氏をお迎えして、国語科授業力向上講座(81名参加)を行いました。昨年度の本市学力・学習状況調査における課題をもとに、具体的な教材を通して、資質・能力を高める国語の授業のあり方について熱心にご指導いただきました。

〔研修者の声〕

◇新聞投書の比較から、自分自身でも脳がバグっていたことに気付きました。子供たちに正確な読みをさせるために、自分自身が注意深く、そして真摯に文章と向き合っていきたいと思います。国語の授業を行う際には、「証拠はどこ?」「どこから分かるの?」と積極的に聞き、読みを深めていきたいと思います。

◇社会生活や日常の子供の疑問から、国語科が身に付けなければならない課題と授業をどのようにつなげるのかを分かりやすく説明してくださるので、いつもおもしろく聞かせていただいている。国語に限らずテキスト、文章を正確に読むことは大切だと思う。その当たり前のことを再認識するよい機会となった。

◇国語科の授業をするときに大切にしなければいけないことを、具体的な例を挙げながらたくさんお聞きすることができ、大変よかったです。「証拠はどこ?」といった問い返しの言葉や教材研究の視点など、自身の授業改善に生かしていきたいと思いました。

◇「ニャーゴ」や「名前を見てちょうだい」など、これまで自分の指導した教材を様々な角度から深く読む実践を紹介していただき、驚きや新たな発見の連続でした。一つ一つの作品についての教材分析や研究の面白さを感じることができました。豊かな文学体験としてオマージュという言語活動も教えていただき、指導に生かしていきたいと思いました。

鉛筆 心のキャッチボール【初任者研修 社会奉仕体験活動研修】

 令和元年8月20・21日に社会福祉法人陽光会特別養護老人ホーム陽光園様のご協力をいただき、令和元年度福島市立小・中学校初任者研修 市内研修 社会奉仕体験活動研修を行いました。29名の初任者は、陽光園介護支援センター・障害者支援施設 清心荘・大萱荘・地域密着型介護事業所 森の風の各事業所において、積極的に利用者の皆様と関わり、介護体験等を通して幅広い知見を得るとともに、教員としての資質の向上につながる得がたい体験をすることができました。

鉛筆 笑顔があふれる学級づくり【学級経営ブラッシュアップ講座②】

 令和元年7月31日(水)、温かな人間関係を育む学級経営の充実に向けて、福島県教育センター教育相談チーム遠藤寛之指導主事を講師にお迎えして、ソーシャルスキルトレーニングや構成的グループエンカウンター等について実践的に学びました。不登校やいじめ防止対応としても学級経営に取り入れていくことができる内容であり、笑顔があふれる研修会となりました。

 〔研修者の声〕

◇実技を交えた研修で、とても分かりやすかった。実際に体験したので、留意点・指示の仕方・効果などがよく分かり、自分の指導に取り入れることができると感じた。時と場に応じて、どのように言っていいのか分からない子どもが増えている。アサーショントレーニングは、これからの子どもに必要だと思った。

◇学級経営におけるルールとリレーションの確立を目指すために、効果的な手法を実践的に教えていただいてよかった。2学期の学級開きや学活、朝の活動の時間などに取り入れてみたい。特に、よい言動について、シールやカードではなく、目に見える物で取り組んでみたいと思った。

◇子供たちが対人関係のトラブルで困っているのは社会性を育むことが難しい環境にあること、それを学校で意図的に教える必要があるということに、日ごろの子供たちを見ていて納得しました。ソーシャルスキルトレーニング、アサーショントレーニングを通して、相手の気持ちを考えて行動することを学び、学級での満足感を高められるよう指導していきたいと思います。

◇この講座に参加して話を聞いているうちに安心感を覚えました。遠藤先生の優しい語りかけるような話し方が良かったのだと感じています。私も授業を行うにあたり、大切にしなければならないことだと感じることができました。

鉛筆 カウンセリングの技法【初任者研修 市内研修 カウンセリング研修①】

 令和元年8月9日(金)、小・中学校新任教職員に対象に、カウンセリングの基本概念・技術等に関する研修を行いました。29名の研修者は、講義・演習「教育相談の基礎」(講師:岩下聡清明小学校長)、「相談面接の基礎」(講師:相馬智子SC)から、児童生徒の内的変化を促進するカウンセリングのプロセスについて学びを深めました。

 

◇スクールカウンセリングは、開発的カウンセリング・予防的カウンセリング・問題解決的カウンセリングの援助段階に分けて考えることができます。(文部科学省HPより)
1) 開発的カウンセリング
 将来、児童生徒が自立して豊かな社会生活が送られるように、児童生徒の心身の発達を促進し、社会生活で必要なライフスキルを育てるなどの人間教育活動を行う。全ての児童生徒を対象とし、教科学習や特別活動、総合的な学習など、学級、学校全体の教育活動を通して、児童生徒の成長を促進する。
2 )予防的カウンセリング
 児童生徒一人ひとりについて、性格、現在の状況、ストレス、悩み、問題などを把握し、問題が発生しそうな児童生徒に予防的に働きかけ、本人が主体的に自らの力で解決できるよう支援する活動を行う。
3 )問題解決的カウンセリング
 問題の発生は、開発的、予防的カウンセリングを行うことで低減されることになるが、人生を生きていく上では、様々な問題に直面する。このような問題については、カウンセリング的アプローチにより問題の解決や不適応状態からの回復を援助する。 

鉛筆 アクティブ・ラーナーに【中学校2年次教員フォローアップ研修】

 令和元年8月8日(木)、中学校教員2年次フォローアップ研修教科等指導研修を行いました。4人の研修者は、国語科・社会科・数学科・英語科の本質について、学校教育課指導主事・教育研修課指導主事からマンツーマンの指導を受け、学びを深めました。

 

 

鉛筆 子どもたちの安心・安全を守る【防災教育に関する研修】

 令和元年8月7日(水)、令和元年度防災・放射線教育研修会「防災教育に関する研修」を行いました。73名の研修者は、福島市で想定される災害について福島市総務部危機管理室 吾妻義尚氏からお話を伺い、自校における防災教育の成果と課題に関する協議を通して、想定される災害をもとに防災教育の見直しをはかり、子どもたちの安心・安全を守っていきたいと決意新たにしました。

鉛筆 福島を生きる【放射線教育に関する研修】

 令和元年8月7日(水)、放射線リスクコミュニケーション相談員支援センター、環境再生プラザのご支援のもと令和元年度防災・放射線教育研修会「放射線教育に関する研修」を開催しました。長崎大学准教授 吉田浩二氏による講義「放射線の基礎知識と健康影響等について」、教室でできる放射線実習(紙芝居・霧箱観察・モニタリングポスト・風評払拭)、福島市立森合小学校(平成30年度放射線教育推進校)の実践例紹介、福島大学特任教授 佐藤和彦氏による講演「震災体験が切り拓く教育の実践」等を行いました。特に東日本大震災時の教育現場を体験していない若手教員は、正しい知識・理解のもと、主体的に判断し行動したり情報発信したりすることができる児童生徒を育成したいと、思いを新たにしました。

 

鉛筆 実・湧・満・彩 福島市【小・中学校2年次教員フォローアップ研修】

“ 体力があって熱と誠があれば必ず成功する ”(五島慶太)…福島市立小・中学校で働く2年目の先生方が、「健康」「情熱」「誠実」をもって研修に臨みました。

※令和元年8月2日(金)、小・中学校2年次教員フォローアップ研修企業等体験研修(20名)2日目は、湯野共選場様にご協力いただき、福島産桃の選果作業を行いました。

鉛筆 新学習指導要領とカリキュラム・マネジメント【教育課題講座②】

 令和元年8月5日(月)、横浜国立大学名誉教授髙木展郎氏をお招きして、教育課題講座②~確かな学力の育成~を開催しました。「今なぜカリキュラム・マネジメントなのか」「カリキュラム・マネジメントの考え方」「指導と評価の一体化を図るカリキュラム作成のポイント」などについて丁寧にご講話いただき、97名の研修者は “子どもたちのよりよい未来をつくるために、授業を変えていかなければならない” と心新たにしました。

〔研修者の声〕

◇高木先生のお話を伺い、子供一人一人のことを本気で考え、子供たちが自らの力で成長を実感することができるような授業を作っていきたいと思いました。改めて自分のこれまでの授業、子供たちとの関わりを振り返ることができた大切な時間となりました。

◇最先端でしかも目から鱗の内容ばかりで圧倒されるとともに、一つ一つ納得の連続でした。カリキュラム・マネジメントとは何か、グランドデザインの必要性、主体的・対話的で深い学びの本質がとてもよくわかりました。学校は、教師は、子供のために何ができるかを考えるためにあると改めて実感しました。

◇これからの子供たちを育てていくために、自校としてのグランドデザインを作るということの大切さを感じました。「学びのプラン」によるカリキュラム・マネジメントの考え方も非常に勉強になりました。また、教師として一人一人の子供たちを大事にした接し方を意識していきたいです。とても良い講座でした。

◇学習指導要領が新しくなり、授業についての考え方や評価のあり方など不安な部分がたくさんありましたが、今日、髙木先生のお話を聞いてヒントをたくさんいただきました。新学習指導要領をよく読んで、子供たちに育むべき資質・能力をきちんと把握したいです。粘り強く取り組んでいくとことが大切だと感じました。

情報処理・パソコン 第2回プログラミング教育実践講座【ICT研修推進事業】


 令和元年8月2日(金)に、令和元年度ICT研修推進事業第2回プログラミング教育実践講座を開催しました。プログラミング教育についての講義と、ビジュアルプログラミング言語を利用した演習を行いました。研修者は、正多角形の性質を生かし正多角形を作図する活動、プログラミングスイッチ教材を使用して電気の働きを制御する活動などに熱心に取り組みました。ビジュアルプログラミング言語である「スクラッチ」や「ビスケット」のプログラミング言語を利用し、研修を深めました。

〔研修者の声〕
◇プログラミング的思考とは何か、どのような指導を計画していけばよいかが分かりました。
◇プログラミング教育は難しいと思っていたが、実際に演習を行ってみて、とにかく操作して慣れることが大切だと実感した。
◇各学年、各単元でどのようにプログラミング学習を生かすことができるのか、校内でよく検討しなければならないと思った。
◇「スクラッチ」という言葉は聞いたことがあっても実際に使ったことはなかったが、演習では子どもと同じ立場で体験することができた。プログラムを繰り返し試すことで、論理的思考が身に付くのではないかと思った。
◇来年度から始まるプログラミング教育について、どのような学習でどのように取り上げていけばよいかが分かった。低学年でも活用してみたいと思った。
◇プログラミング教育を実際にどのように進めていけばよいか不安に思っていたが、今回の研修ではプログラミング教育の位置付けからプログラミング演習まで広く学ぶことができた。「スクラッチ」を上手に使うことで、子どもたちが楽しみながら思考を高めることができると感じた。

鉛筆 情報モラル教育講座【情報教育研修】

 令和元年8月1日(木)に、情報モラル教育講座を開催しました。LINE株式会社オフィシャルインストラクターの方を講師にお招きし、青少年のネット利用状況と情報モラル教育の実践について、講話・演習を行いました。カード使ったワークやグループでの話し合いを通して、109名の参加者が情報モラルについて研修を深めました。

  〔研修者の声〕

◇情報モラルについての現状を知ることができ、SNSノートを活用して子どもたちに情報モラルについて学ばせるのは効果的だと思った。指導に生かしていきたい。
◇日常モラルの大切さを強く感じた。きまりを守ろうとする心や他者の気持ちを考える心を育てたいと感じた。カードワーク・グループワークでは、他者との感じ方や価値観に違いがあり、多様な考え方があるということがわかった。
◇具体的なデータにより、今の子どもたちのインターネットに対する考えや受け止め方を知ることができた。
◇グループワークでは、実際に指導するための具体的な方法を示していただき、大変参考になった。同僚の先生方にも伝え、子どもたちのために活用していきたい。
◇カードを使ったワークがとてもよかった。一人一人の感じ方、考え方が違うことをあらためて理解することができた。年代の違いはもちろんのこと、これが子ども同士だったらと思うといろいろと考えさせられた。
◇情報モラル教育は、日常モラル教育が基礎となっていると強く感じた。感じ方は人それぞれ違うことをよく認識することが大切だと思った。
◇SNSノートのような教材があることを知り、情報モラル教育にすぐに役立てることができると感じた。朝の活動時間など短い時間でもできる内容であることを知ることができよかった。

鉛筆 働くということ【2年次教員フォローアップ研修企業等体験研修】

 令和元年8月1日(木)、小・中学校2年次教員フォローアップ研修企業等体験研修(20名)をJAふくしま未来様のご協力により開催しました。JAふくしま未来様の取組についてご講話、矢野目モニタリングセンターの見学の後、午後は(株)新ふくしまファームにおいて、苗の植え付けや除草作業等に汗を流しました。

鉛筆 授業の深さ【ふくしま教師塾】

 令和元年7月30日(火)、ふくしま教師塾第2回全体会を開催しました。佐藤浩昭塾長(大森小学校長)、渡辺康弘師範(清水中学校長)の講話の後、今年度の研究内容について、第1回授業研究会を振り返りながら発表・協議を行いました。

◇教材研究

 教材研究ということについて一言しておきます。教材研究には二つの段階があります。第一は、自分自身のための教材研究で、第二に実際の授業の中でどうしたらこれを子どものなかに入れることができるかを工夫する作業があります。第一次の教材研究が充分なされていて、はじめて教材の本質に即した問題のもちこみ方ができるのです。従来の教材研究というのは、主としてこの第二の段階における教材研究です。
 授業の深さをつくり出すもの、あるいは重みのある授業を可能にするものは、根本的にはやはり、与えられた教材を徹底的に自分自身のものにしてしまう第一次教材研究の深さです。それは外にあるものを、自分の内なるものに転化する作業です。それができないと、授業ははじまらない。授業というものは自分から出なければ駄目なんです。 『学校に教育をとりもどすために』 林 竹二著から抜粋

鉛筆 居心地のよいクラス【学級経営ブラッシュアップ講座①】

 令和元年7月4日(木)、福島県教育センター阿部光指導主事を講師にお招きして、学級経営ブラッシュアップ講座①を開催しました。自校の結果をもとに、Q-Uを生かした学級づくりの考え方や具体的な対応策について学びを深めました。また、今年度、当教育研修課の研究協力校である北信中学校の先進事例についての中間報告もありました。

〔研修者の声〕
◇北信中学校の事例、取組が大変参考になった。不登校を改善するためには「学校に来られるようにしたい」という熱意をもって具体的な行動をとることが大切であると感じた。「居場所づくり」とは曖昧な意味でなく、物理的な場所をつくり安心して登校できる空間を設置することからはじまると感じた。

◇北信中学校ふれあい学習教室の取組(同じ先生が同じ場所でいつでも同じ対応をすることが、子どもの安心感や信頼関係につながるということ)に納得した。子どもの様子や関わった記録を職員で共有し、正しい対応の仕方を共通理解し、学校全体として不登校の子どもと向き合う体制をつくることが大切だと思った。

◇Q-U結果分析の仕方を聞き、とても勉強になった。一人一人にとって居心地のよいクラスにするためのヒントがたくさんあることが分かったので、もう少し丁寧に、そして気軽に結果を活用していこうと思った。学んだことを学校で伝達したい。

◇Q-Uの結果がちょうど届いた時期で、自分の学級のことと照らし合わせて聞くことができました。学級全体だけでなく、個々の結果にも注目して対応していかなければと感じました。2回目の時には、満足群が増えるよう計画的に指導していきたいと思いました。

◇これまでQ-Uの結果を見て、その場での確認・理解に留まってしまい、その後の活用までつなげられていなかったということに気付きました。今回、実際の資料で、見方の確認やその活用の仕方についての説明があり、学級での子どもの様子とリンクさせながら考えることができました。具体的にどの生徒とどのような関わりをしたらよいかや、学級のルールづくりや環境について振り返り、自身の学級経営について客観的に省みることができました。明日からの学級経営の中で実践していきます。ありがとうございました。

鉛筆 切れ目なく!【特別支援教育コーディネーター研修会】

 令和元年度7月5日(金)、福島市特別支援教育コーディネーター研修会を開催しました。研修者は、福島県教育庁県北教育事務所学校教育課 小林直輝 指導主事による講話「切れ目ない支援体制を目指して」の後、中学校区における引継ぎ体制及び個別の教育支援計画の検討等を行いました。また、児童生徒の気になる行動を「早見表」から見つけ、基本的な対応策について協議を行い、「子どものよさや可能性を最大限に引き出すためにできること」について学びを深めました。

※ 特別支援教育コーディネーターは、学校内の関係者や教育、医療、保健、福祉、労働等の関係機関との連絡調整、保護者との関係づくりを推進します。

鉛筆 できる!Small Talk【小学校外国語教育授業力向上講座】

 令和元年7月8日(月)、文部科学省初等中等教育局視学官の直山木綿子氏をお招きして、小学校外国語教育授業力向上講座を開催しました。2020年の外国語活動・外国語科全面実施に向けて、直山視学官は、具体的な言語活動の場面などについて様々な指導方法を示しながら熱気に満ちたお話をなさってくださいました。研修者は、外国語活動・外国語科における言語活動充実の意味を深く実感し、「もっと学びたい」と心に灯をともしました。

〔研修者の〕

◇児童の立場でテストを実践することにより、今後どのような力が必要不可欠なのか実感することができました。「即興で、まとめて、活用して、表現力を高める」ということがとても大切であると感じました。目の前の児童の実態に応じて臨機応変に対応していく力を、自分も日々の授業を通して高めていかなければならないと感じました。明日からまた頑張ってみようと言う意欲が持てました。ありがとうございました。

◇新学習指導要領における外国語活動・外国語科の目標と捉え方、系統性が整理され、明確になった。児童が楽しく言語活動しながら習得していく授業の進め方をイメージすることができた。実践へつなげていきたい。教師がねらいを持って楽しく指導していくことが、児童の英語力を伸ばす近道であると感じた。

◇学校を卒業しても学び続ける人を育てるために、子どものうちから「学びに向かう姿勢」を身につけさせることの重要性に改めて気づきました。全面実施までの8ヶ月、外国語教育についてもっと学び、来年度清々しくスタートを切れるようにしたいと思いました。

◇評価を意識して思考・判断・表現させる授業の具体的なイメージを持つことができ大変有意義でした。言語活動を通して指導することの大切さも実感しました。直山先生のお話を伺うと、いつも「明日からまた頑張ろう」と言う気持ちになります。移行期の間に思考力を働かせる授業ができるよう頑張りたいです。

◇いつもながら、京都弁で爽やかに説得力のあるお話に感銘いたしました。現場はなかなか先生のお話のレベルに近づける事は大変な難しさがありますが、一歩でも二歩でも近づくことができるようにすることが私たちの使命だと思っています。「チャレンジあるのみ」と改めて肝に銘じました。

鉛筆 道徳科の特質を生かして【教育課題講座①~豊かな心の育成】

 令和元年6月25日(火)、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官の浅見哲也氏を講師にお迎えして、第1回教育課題講座を開催しました。今、求められる道徳科の授業と評価について、教材や所見例をもとに具体的なご指導をいただきました。研修者は、「多面的・多角的に考える」「自分のこととして自分との関わりで考える」道徳科の特質を生かした授業づくりについて学びを深めました。

〔研修者の声〕

◇道徳科の授業において、教材を活用して何を考えさせ、どのようなことに気づかせたいのかを教師が明確に持つことの大切さを改めて考えさせられました。教材には様々な道徳的価値が含まれており、ブレずに授業実践していくための発問の大切さも再認識しました。評価について悩んでいたこともあり、道徳科の評価の仕方や文章記述等が分かりました。ありがとうございました。

◇道徳科と教科の指導、授業の作り方、全て同じなのだと思いました。主体的・対話的で深い学びの実現のためには、「教師の明確な意図」が要であるということ、何をどのように学び、どこに到達させるのか、そのために発問や学習活動を工夫していくのだと納得しました。

◇多面的・多角的、自分事として考えるための具体的な手立てや発問の考え方が大変参考になりました。また、評価についても評価するポイントがとても参考になりました。ぜひ実践したいと思います。大変貴重な時間となりました。次回も浅見先生の講演会を受講したいです。

◇道徳科の授業の仕組み、評価の方法と本質についてわかりやすくお話していただき、とてもやる気が出ました。道徳科に取り組む姿勢が自分でも変わる感じがしました。また、がんばります。道徳科は、授業者も広い視野をもって臨むべきだと思いました。

鉛筆 考えることの愉しさ【算数・数学科授業力向上講座】

 令和元年6月24日(月)、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官・学力調査官・文部科学省初等中等教育局 教科調査官の笠井健一氏を講師にお迎えして、算数・数学科授業力向上講座を開催しました。研修者は、演題「主体的・対話的で深い学びの視点を生かした授業づくり」のもと、算数・数学の本質に触れさせながら子どもたちに “考えることの愉しさ” を味わわせることができる授業のヒントを得て、授業改善に努力したいと決意を新たにしました。

〔研修者の声〕

◇形にだけとらわれ、最も大切な「ねらい」と「全ての子に学びが成立したか」を見失っていた。個々の子供の事実をしっかり捉え、瞬時に判断できる授業者になるために、日々の授業改善に取り組みたいと思う。まず、つまずいている子に目を向けたい。

◇明日の授業から挑戦、実践したくなるような具体的な実践例をたくさん教えていただいた。特に、一人の子のつまずきをコーディネートして、全員が解けるようになるという授業づくりの視点は、自分にはなかった部分だったのでとても感銘を受けた。また、授業の中に、子供の思考力・表現力を生かしたり伸ばしたりできる場面がこんなにたくさんあるのだ、と今回の講座で気づくことができた。明日からの授業を少しでも改善していきたいと思う。

◇学習指導要領を読んだだけでは“モヤモヤ”していた「主体的・対話的で深い学び」の考えをすっきりと捉えることができ、とても満足している。そういうことだったのか!と目から鱗が落ちたような感覚だ。特に、解けなかった子が解けるようになったかという「子供の姿」で授業を振り返ること、そのためにできない子を見つけ出し、できない子の気持ちになって問い返すこと、と言うお話に深く納得するとともに、新しい学習指導要領の考え方は、“思いやり”にあふれていることを感じた。明日からの授業につなげたいと思う。

◇「わかりましたか」と言う言葉が、本当にわからない子供の声をつぶしていることを改めて感じた。声にならない声をいかに拾えるか、日々の授業でがんばっていきたいと思う。

鉛筆 教科の本質に迫る【2年次教員フォローアップ研修】

 令和元年6月21日(金)、昨年度初任者研修を修了した16名の小学校教諭を対象に、一人一人の授業力の向上をねらい、小学校2年次教員フォローアップ研修 校外研修 教科別研修を行いました。研修者は、国語科と算数科に分れて全員が模擬授業を行い、学校教育課指導主事及び教育研修課指導主事の指導助言を受けました。

〔研修者の声〕

◇2年目になり校務分掌も増え大変なことも多いが、「また、がんばってみよう」と思うことができた。一人一人の子どもにしっかり向き合い、子どもが「分かる・楽しい授業」ができるよう努力し成長していきたい。

◇同じ2年目の先生の授業を見ることができ、とてもいい刺激を受けた。参考になった部分も多く、明日からの授業づくりがとても楽しみになった。

◇自分の模擬授業では、見通しのもたせ方と課題提示の仕方について考えさせられた。教師の「教えたいこと」が子どもにとって「学びたいこと」に変わるよう、もう一度『授業5』にもしっかり目を通して授業に活かしていきたい。

鉛筆 授業のイロハ【初任者研修】

 令和元年6月19日(水)、令和元年度 小・中学校初任者研修 市内研修 授業研修① を開催し、29名(小学校22名・中学校7名)が参加しました。学校教育課主任指導主事による講義「日々の授業の充実を核とした確かな学力の確立」、教育研修課指導主事による講義・演習「道徳教育の要点と指導の実際」「特別活動の要点と指導の実際」、福島県書写書道教育研究会研究局顧問の本間貞二氏を講師にお招きした講義・演習「筆記用具の正しい持ち方と効果的な板書のあり方」を行いました。研修係長から “一人一人を丁寧に見取り授業に責任をもつこと”、教育研修課長から “真剣に子どもに向き合い、誠実に保護者や先輩と関わり合い、日々の授業に本気で取り組むこと” 等の全体指導があり、初任者は、「目の前の子どもたちのために、今の自分にできる最善を尽くしたい」と決意新たにしました。

情報処理・パソコン 第1回プログラミング教育実践講座 【ICT研修推進事業】

  令和元年6月18日(火)に、第1回プログラミング教育実践講座を開催しました。プログラミング教育についての講義と「スクラッチ」(ビジュアル型プログラミング言語)を利用した演習を行いました。研修者は、正多角形の性質を生かし正多角形を作図する活動、プログラミングスイッチ教材を使用して電気の働きを制御する活動などに熱心に取り組みました。

〔研修者の声〕

◇プログラミング教育を各教科等の中で実践できることを知り、子どもたちと一緒に授業をしたいと思った。今回の研修で学んだことを他の先生方と共有するために、積極的に校内研修を実施していきたい。

◇「スクラッチ」を利用するプログラミング教育の実践について聞いてはいたが、実際に操作することがなかったので、とてもよい研修ができた。プログラミング教育を通して、子どもたちは主体的に学べると感じた。

◇研修の中に実際の演習があり、内容がたいへん分かりやすかった。プログラミング教育を教育課程の中に効果的に取り入れていきたい。

◇「スクラッチ」や「プログラミングスイッチ教材」を実際に操作する演習があり、授業に活用できる内容について研修することができた。

鉛筆 授業が成立するための必要要件とは【ふくしま教師塾】

令和元年度ふくしま教師塾、第1回授業研究会が始まりました。

◇『学校に教育をとりもどすために』筑摩書房(1980年 林 竹二著)から抜粋

 その事柄が先生の心の中から出てくるのでなければ,それが子どもの中に入ってコミュニケーションが成り立つということはないわけです。(中略)教師のふかいところから出たものだけが,生徒のふかいところまで届くのではないかと思います。また声が,話が届くか届かないかは,声の大小で決まることでなく,また発声法の問題でもないようです。語られたことが子どものふかいところまで届くということ,これが子どもの中に一つの事件をおこす,授業が成立するための必要要件です。私には一定のことを教え込むことが,授業の一番大事な仕事だとは思えないのです。授業というものは,一つの教材を使って,何かもっと大事な仕事をすることなんです。教材は手段であり,道具なのです。それが目的になっては困るのです。道具を使って,どの子どもでも,どこか深いところにしまい込んでいる,その子のかけがえのない宝を探しまわり掘り起こす仕事をするために,教師は子どもの中にできるだけ深く入りこむ必要があります。教師たちは何かというと,コミュニケーションと非常に簡単にいいますけれども,いくら口でしゃべって,向こうから答えが出てきても,そんなのは,コミュニケーションではない。コミュニケーションというのは,一つの出会いが成立しなければ,成立していないのです。授業というものはやはり,人が人とが出会う,その一つの場になることなんだという気がいたします。

情報処理・パソコン 第4回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 令和元年6月12日(水)に、第4回タブレットPC研修会を開催しました。

〔研修者の声〕

◇タブレットPC導入前に実機を操作する研修を受け、今後の活用に向けて見通しが持てた。研修した内容を校内で伝えることができるようにしたい。

◇タブレットPCを使ったことがなかったが、今回の研修を受けて、これからは使用したいと思った。

◇タブレットPCの使い方が分かり、パソコンとは違った便利さがあり、授業で使ってみたい。

◇デジタル教科書、電子黒板を使った視覚的な活用は、とても役立つと感じた。授業での活用を今後考えていきたい。

情報処理・パソコン 第3回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 令和元年6月11日(火)に、第3回タブレットPC研修会を行いました。今回から、一人一台、25台のタブレットPCを使用した研修となりました。

〔研修者の声〕

◇操作方法や実際の授業での活用方法など、例を見ながら分かりやすく研修を受けることができた。

◇電子黒板・デジタル教科書・スカイメニュー、学習にとても役に立つと思った。特に、デジタル教科書はすぐにでも使いたい。

◇タブレットPCを使うと、とても指導しやすく、子どもたちも学習内容をより深く学べると思った。

◇タブレットPCということで、はじめは抵抗があったが、最後まで研修についていくことができた。学校で実践したい。

情報処理・パソコン 第2回 タブレットPC研修会 【ICT研修推進事業】

 令和元年5月29日(水)、ICT研修推進事業第2回タブレットPC研修会を開催しました。電子ペンを使用する電子黒板ユニット操作やデジタル教科書の共通ツールの利用、SKYMENUの機能を活用するための基本操作など、ICTを活用して学習活動を充実するための研修を行いました。
 なお、研修用タブレットPCが25台となり、一人一台使用できる充実した研修環境となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔研修者の声〕

◇操作について初心者にもわかりやすい内容だった。操作する時間がたくさんあったのがよかった。
◇電子黒板の使い方について具体的に分かった。デジタル教科書は機能がたくさんあるので授業で使いたい。
◇じっくりとタブレットPCを操作して学ぶ時間がなかったので、今回の研修で基本的な操作を学ぶことができた。他の先生方にも活用していただけるように学んだことを発信していきたい。
◇タブレットPCの可能性を学ぶことができた。どのように活用するか、教師の工夫次第である。

鉛筆 脱・いじめ【生徒指導主事研修会】

 令和元年5月27日(月)、神田外語大学客員教授 嶋崎政男氏をお招きして生徒指導主事研修会を開催しました。「いじめを生まない学級・学校づくり」に向けて、危機管理の3段階(リスク・マネジメント、クライシス・マネジメント、ナレッジ・マネジメント)にそって、教師が取り組むべきいじめ対策について演習を交えながらご講話いただきました。68名の研修者は、子どもたちに「いじめは絶対にしてはいけない」という規範意識を育てるべく “訊く力” を高めていきたい、危機意識をもって安全・安心な学級・学校づくりの実現に向けて努力したいと、決意を新たにしました。

〔研修者の声〕

◇嶋﨑先生のお話は大変わかりやすく、演習で実際の指導の場面をイメージしながら適切な対応の仕方について考えることができた。ポイントをしっかりと絞っていただき、大変わかりやすかった。

◇心理的事実は受容し、理不尽な訴え・要求や許し難い言動には共感しないということ、具体的にどうすれば良いかということが分かった。法令、基本方針、通知等を十分に理解しておくことも大切であると改めて実感した。

◇具体的な事例を交えながら、現在我々教員に求められていることをわかりやすくご講話していただき、とても勉強になった。世の中で起きていることを他人事のように見ていたので、これからは同じような事例が起きたときにどのような対応がベストなのか、また周りで起きた事件における最良の対応策等を吸収したり考えたりしながら生活していきたい。それにしてもあまりに自分自身が無知であることを実感し、反省した研修会となった。もっと学んでいきたい。

◇いじめ問題における危機管理について、大変勉強になった。特にナレッジ・マネジメント(再発防止)を知ることができ、これからの学校での取組の参考になった。二人組でのロールプレイは、カウンセリングのポイントを学ぶことができた。

鉛筆 頑張る先生を応援します【自主研修支援】

 令和元年5月21日(火)、福島市立清水中学校の現職教育研究推進協議会に当課指導主事が招かれ、講義「道徳科の特質を生かした授業づくり〔発問構成の工夫〕」を行いました。清水中学校は、福島市教育委員会研究委託校として、研究テーマ『自己の生き方を問い続け、よりよく生きようとする生徒』を掲げ、2年間の継続研究に取り組んでいます。

鉛筆 福島市総合教育センター運営委員会

 令和元年5月14日(火)、福島市総合教育センター運営委員会を開催しました。千葉養伍福島大学人間発達文化学類教授(委員長)を議長に選出し、令和元年度の教育研修課事務分掌及び事業計画について協議を行いました。中核市移行に伴う教育研修課2年目の業務をさらに充実すべく、教育研修課一丸となって邁進してまいります。

〔福島市総合教育センター運営委員〕

◇学識経験者 千葉養伍・福島大学教授、宗形潤子・福島大学教授、渡辺惣吾・福島県教育センター所長

◇学校教育関係代表 粠田祐子・福島第一小校長、佐藤和子・鳥川小校長、土田宏・福島第二中校長、遠藤嘉人・吉井田小校長、島貫条司・岳陽中校長、佐藤成紀・福島養護学校長

鉛筆 本市教育課題の解決に向けて【調査研究事業】

 令和元年5月13日(月)、令和元年度調査研究部会 研究協力員任命状交付式及び第1回調査研究部会を開催しました。新任の委員(10名)の皆様に、教育研修課長から任命状を交付しました。また、全国学力・学習状況調査に関する調査研究部会と児童生徒の生活状況に関する調査研究部会に分かれて、研究内容・研究日程等について協議を行いました。

◇全国学力・学習状況調査に関する調査研究部会(阿部貴史・松川小校長、久家優子・大森小教諭、瀬尾純子・野田中教諭、梅津奈保美・月輪小教諭、高野博幸・岳陽中教諭、菊地和加子・福島四中教諭)

◇児童生徒の生活状況に関する調査研究部会(岩下聡・清明小校長、安田雄生・蓬莱中教頭、富田宏幸・福島一中主幹教諭、丸島祐子・南向台小教諭、相沢聡子・金谷川小教諭、川村貴子・三河台小養護教諭)

鉛筆 進化・深化を目指して【小・中学校教諭経験者研修Ⅱ共通研修】

 令和元年5月10日(金)、小・中学校教諭経験者研修Ⅱ共通研修を行いました。教育長講話「10年経験の教職員に望むこと」、教育研修課長講義「教職10年経験教職員としての心構え」、学校教育課管理主幹講義「教育公務員としての服務・勤務」から、17名の研修者は「10年経験教職員」としてあるべき姿を確認しました。また、グループ協議において、自校の現状と経験者研修Ⅱ教員としての課題を明らかにし、積極的に1年間の研修に取り組むことを決意しました。

鉛筆 授業が命【ふくしま教師塾】

 令和元年5月8日(水)、ふくしま教師塾第9期生(3名)の入塾式及び第1回全体研修会を行いました。佐藤浩昭塾長(大森小学校長)、教育研修課長の講話の後、自己変革をはかるための分析・「自己課題」の設定について協議を行いました。第8期生(3名)を含め6名の塾生は、よき仲間・よき好敵手として “切磋琢磨” し、教師力・授業力を伸ばしていくことを誓いました。

鉛筆 子ども理解のために【特別支援教育協力員・支援員研修会】

 令和元年5月7日(火)、福島市特別支援教育協力員・支援員研修会を開催しました。研修者132名は、福島養護学校長 佐藤成紀氏による講話「共に歩み、共に学び、共に育つ」から、児童生徒一人一人の特性等に応じた必要な指導や支援について学びを深めました。

鉛筆 第1回 タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 平成31年4月25日(木)、平成31年度ICT研修推進事業 第1回タブレットPC研修会を開催しました。「電子黒板ユニットの操作」や「デジタル教科書の活用」、「授業支援システムSKYMENUの操作」について研修しました。

① 電子黒板ユニットの操作では、スクリーンボードに投映したコンピュータ画面に電子ペンでの書き込みや選択した部分を拡大する操作などを研修しました。活用に向けては、「ポイントはっきり」「考え方をみんなで共有」「準備を短縮、説明はじっくり」がキーワードです。
② デジタル教科書の活用では、全教科共通ツールを利用した基本操作方法について研修をしました。「大きく見せる」「書く、かくす、動かす」「オリジナルの教材をつくる」がポイントです。
③ 授業支援システムSKYMENUの操作では、活用例を通して、提示・共有・支援・配付と回収などの基本操作について研修をしました。画像・動画の比較、タブレットPCのカメラの活用、追っかけ再生機能、発表ノートの利用について演習を行いました。

〔研修者の声〕

◇PC・タブレットなどは、活用の仕方によっては子どもたちに有効な手立てになると感じた。授業が変わるかもしれないので、苦手だからやらないのではなく、少し取り入れ、チャレンジしてみたい。
◇ デジタル教科書が学校に届いたところで、活用法も中身もまだよく確認できていないことが研修でよく分かってよかった。
◇電子黒板がスムーズに使えるようになったら、教えること、準備など、簡単になると感じた。
◇PC室等の限られたところでなく、教室で日常的に使用できるようになれば、もっと活用できるようになると思う。

鉛筆 育てよう 未来のたから ふくしまっ子【校長・教頭実務講座】

 平成31年4月24日(水)、福島市に初めて校長・教頭として勤務する先生方を対象にした「校長実務講座」「教頭実務講座」を開催しました。福島市の概要と学校教育の課題、福島市としての学校管理の実務等について、学校教育課長、管理主幹、教育研修課長から講話がありました。研修者の皆様は、福島市が目指す学校教育の実現に向けて職責を果たし、精一杯「未来のたから ふくしまっ子」を育てていきたいと決意を新たにしました。

鉛筆 頑張る先生を応援します【自主研修支援】

 教育研修課(福島市総合教育センター)では、福島市の教職員の皆さんの研修が充実するように「校内・自主研修支援」を行っています。4月20日(土)も、自主研修会を開催なさっている先生方が第1研修室をご利用くださいました。なお、教育研修課の指導主事や指導員2名が勤務しております。授業や学級経営についての相談なども受け付けておりますので、お気軽にご活用ください。

【い つ】 平日、第1・3・5土曜日 9:00~17:00
【ど こ】 研修室、資料室、コンピュータ室
【何 を】 コンピュータ研修(実技・関連機器利用)、教材研究や授業研究、図書閲覧や貸出

 例1 校内の会議や研修会を、総合教育センターに会場を移して行う。
 例2 有志のサークル研究会に、総合教育センターの研修室を使用する。
 例3 個人で研究や仕事をするのに、総合教育センターのコンピュータ室や資料室の教育関連図書を使用する。 等

【手続き】 事前に教育研修課に電話連絡(予約) 、記録簿記入(当日) 

※ 長期休業中の土曜日、国民の祝日に関する法律に規定する日、12月29日~1月3日は休館となります。

鉛筆 初心【小・中学校教諭初任者研修】

 平成31年4月17日(水)、平成31年度小・中学校教諭初任者研修一般研修①において、教育長講話「教師としての心構え」、教育研修課長講義「初任者の皆さんに伝えたいこと」を行いました。初任者は、“子どものために” という情熱と強い意志をもって粘り強く理想を求め、プロ教師としての土台を築いていきたいと “初心” を深く心に刻んだようです。午後は、初任地〔福島市〕の教育施設(福島市民家園・じょーもぴあ宮畑)を見学し、福島市についての理解を深めました。

※スノーフレークの花言葉「純粋」 

鉛筆 子どもハートサポート事業【教育研修課】

 平成31年4月12日(金)、「平成31年度子どもハートサポート事業 第1回相談員研修会」を開催し、事業概要説明等を行いました。また、相談員の塚野薫氏(前福島養護学校長)による講話「気になる子への支援と連携のあり方」から、子どもの心を丁寧にケアする具体的な方法や効果的な相談の進め方等について理解を深めていただきました。今年度は、市内の小学校27校に8名の相談員を配置し、不登校やいじめ、問題行動等の未然防止や早期発見及び即時対応を図ります。

※福島市立全中学校と一部の福島市立小学校には、スクールカウンセラーがいます。スクールカウンセラーが配置されていない福島市立小学校には、ハートサポート相談員がいます。また、教育研修課には福島市立の小学生・中学生や保護者、担任等を対象としたスクールカウンセラーがいます。

鉛筆 大量採用時代の到来【小・中学校教諭初任者研修 校長等連絡協議会】

 平成31年4月5日(金)、初任者研修を円滑かつ効果的に実施するため、初任者が配属された学校の校長先生及び拠点校指導教員、研修コーディネーター、研修リーダー、校内指導教員対象の研修会を開催しました。初任者研修制度の概要説明の後、初任者の資質能力の向上につながる「校内研修の進め方」について熱心な研究協議が行われました。なお、今年度から、メンター(スキルや経験が豊富な先輩)とメンティ(後輩=初任者)がチームとなり、ベテラン・中堅・若手教員が縦断的・横断的にかかわりあって学びを深める「メンター方式」による研修制度も一部導入されます。

 

 ※今年度は、小学校25校・中学校7校に初任者が配属されています。

鉛筆 専門研修のご案内【教育研修課】

 教育研修課(福島市総合教育センター)は、今年度も児童生徒・保護者の皆様・学校・教職員の皆様のニーズに応えるべく、専門的な教育支援及び研修を行ってまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 なお、添付リーフレットのとおり文部科学省教科調査官をはじめ素晴らしい講師の皆様を招聘し、専門研修を開催します。詳細につきましては「平成31年度教職員研修事業ご案内」(デジタル職員室>資料室>01教育研修課>研修係)をご覧ください。参加申込み締切りは4月25日(木)となっております。奮ってご応募ください。福島の未来を担うたくましい子どもたちを育てるために、ともに学びましょう。 ※H31専門研修リーフレット.pdf

 

※福島市教育振興計画〔平成28~32年度〕では、教職員の資質向上と指導力の充実を図る研修を推進し、「悉皆研修を除く希望講座に1年間に一人1回以上の参加 100%」を目標にしています。

鉛筆 研修と支援の拠点となるべく【運営委員会】

 平成31年2月26日(火)、第2回福島市総合教育センター運営委員会を開催しました。運営委員の皆様から、今年度の教育研修課(福島市総合教育センター)実施事業の成果と課題について貴重なご意見をいただきました。平成31年度も、本市の教育課題解決のため、教育研修課(福島市総合教育センター)が果たす役割はますます重要であると考え、全職員をあげて、教職員研修並びに教育支援・教育相談の各事業に積極的に取り組んでまいります。

◇福島市総合教育センター条例施行規則 第6条(運営委員会)