学校日誌

2021年11月の記事一覧

教室訪問(理科 6年生)

 6年生(理科室)を訪問すると理科「水溶液の性質」の授業でした。この単元は9・10月に学習したのですが、科学的な見方・考え方をしっかり定着させることと活用力をつけるために、再度授業を行いました。今日のめあては

「A~Eの5つの水溶液の正体をつきとめる。」です。5つの水溶液は「うすいアンモニア水 うすい塩酸 食塩水 炭酸水 重曹水」のいずれかです。子どもたちは前の時間にフローチャートのワークシートを使い、つきとめるための計画を立てていました。計画作成の時にはこれまでの学習したことを使って、見た目(泡の有無) 匂い(刺激臭) リトマス紙(酸・アルカリ) 蒸発(溶けているものが個体・気体)などの方法で調べます。今回は短時間にたくさんの検証方法を行いますが、理科サポートティーチャーの先生が来てくださっているので、準備や安全面からも安心して実験を進めることができました。活動が進むにつれて「あ、アンモニア水だ。」「蒸発させると凄いにおい。塩酸だ。」「最後に残ったから・・・。」など、正体不明の水溶液がなんであるか明らかになってきました。先生から「自信のないところはしっかり確かめてね。」のアドバイスもあり、各班がくだした検証後の判断は一致し、見事、水溶液の正体をつきとめることができました。これまで学習したことを生かして追究するわくわく感とこれまで学習したことが生かされる充実感を味わいながら、学んだことを1つにつなぐことができた時間でした。

書きぞめ練習(4年)

 4年生(集会室)を訪問すると、書きぞめの練習に取り組んでいました。先生とともに課題のポイントを確かめてから練習に入りました。年の瀬を感じる授業でした。

世界で1つだけのリンゴ(見学学習 3・4年)

 今日は3・4年生が地域のリンゴ農園に見学学習に出かけました。前回はまだ青かったふじリンゴに、自分で作ったシールを貼ってきました。今日はリンゴの収穫です。自分のリンゴがどうなっているか楽しみに出発しました。

 農園に着くと、赤く色づいた大きなリンゴがたわわに実っていました。自分のリンゴを見つけ、そっとシールを剥がしてみると、自分がデザインした文字などがしっかりと緑色に出てきました。世界に1つだけの自分のリンゴに子どもたちは大喜びでした。その後、リンゴの収穫を体験させていただき、『リンゴ甘さクイズ』に挑戦しました。クイズを通して甘いリンゴの秘密(①リンゴの下が甘い ②幹よりも先端(上)に実ったリンゴが甘い ③蜜部分(黄透明)よりも皮付近の果肉部分が甘い ④葉がたくさん茂っている木のリンゴが甘い ⑤1年目の枝より2年目の枝に実ったリンゴが甘い)がわかりました。

 春の花粉交配から収穫まで、大変貴重な体験をさせていただきました。リンゴ農園の方々に心から感謝申し上げます。

見事 吾妻の雪景色

 今朝はとても寒い朝でした。大笹生も車の外気温計でー2℃。辺りは霜で白くなっていました。その寒さに負けず子どもたちは元気に登校してきました。今週も「学校に来てよかった。」「学校に来てこれができた。」と思って子どもたちが学校生活を送れるよう教職員チームで頑張っていきたいと思います。吾妻の雪景色がとてもきれいでした。

楽しい土曜授業(ふれあい体験活動)

 本日は地域のボランティアの方10名においでいただき、地域や伝統をテーマに様々なことを教えていただく「ふれあい体験活動」を行いました。1年生は「折り紙」で素敵なクリスマスリースを作りました。2年生は「絵手紙」で野菜やくだものをよく見て素敵な色の作品を仕上げました。3年生「切り絵」で集中してイルカやペンギン等の作品を作りました。4年生は「手品」で自分でも驚くような技を教えていただきました。5年生は「将棋」で一生懸命考え、友だちと楽しみました。6年生は「ユニカール」というカーリングに似たニュースポーツに和気あいあいに取り組みました。どの学年も地域の方に教えていただき、日ごろは学べない体験を楽しみながらすることができました。ボランティアの方、本当にありがとうございました。

 

楽しかったよ 児童集会(全校)

 今日は児童会主催の児童集会が開かれました。実行委員長のあいさつの後、縦割り班ごとに2つのゲームを行いました。一つ目は「みんなでまわろう!!校内探検」です。校内各所にクイズが準備されていて、そのクイズの正答数を競います。班で協力し、クイズの場所にいる先生方と触れ合い、クイズを解いていきました。優勝は6班と9班でした。二つ目のゲームは「リーダーはだれだ」でした。面白い動きをするリーダーの動きをみんなでまね、そのリーダーを当てるゲームはとても楽しめました。最後に「まっかな秋」をみんなで合唱しました。

 感想発表では「とても楽しめました。」「仲良く活動できてよかったです。」「とてもいい思い出になりました。」などが発表されました。素晴らしい集会を企画・運営してくれた代表委員会に皆さんに感謝です。

 

道の駅ふくしま見学(全学年) 

 本日は大笹生インターチェンジ付近に建設している道の駅ふくしまの見学に行ってまいりました。前回の見学は建設途中でしたが、今回は建物がほぼ完成している状態で見学させていただきました。中に入ると、広々とした空間と木の香りにとても心地よさを感じました。遠く吾妻山を望めるレストランは、ピカピカの厨房まで見せていただきました。広いエリアはパネルにより自在にパーティションを区切ることができます。インフォメーションセンターには、運転の疲れを癒す様々な工夫がされていました。トイレもまるでホテルのトイレのようにきれいで数も十分にあります。小児用トイレやシャワーまで備えてありました。前回の見学の後、建材に子どもたちの寄せ書きを書いたのですが、それを2階部分に収めてくださいました。子どもたちが何年後かに集まった時に見ることができるでしょう。子どもたちも誇りに思える素晴らしい施設でした。4月のオープンが楽しみです。

交流学習(5年)

 今朝は冷え込み、西の山も山麓のあたりまで白くなっていました。

 本日は5年生が福島県大笹生支援学校にお邪魔して、今年2回目の交流学習を行いました。体育館での開会式の後、5年生が企画した交流活動を行いました。はじめは緊張した様子でしたが、ともに活動することによりだんだん心も打ち解けて楽しい時間を過ごすことができたようです。人とのかかわりを通して学ぶことがたくさんあった交流学習でした。支援学校の皆さん、ありがとうございました。

授業研究(5年 保健体育)

 本日は5年生教室で保健体育の授業研究が行われました。「今までの生活経験から日常生活のいろいろなけがを考え、実際に適切な手当の方法を実習しながら手当のポイントをとらえることによって、けがの手当ての方法を理解すること」をテーマとした授業でした。

 子どもたちのアンケート結果から「けがをしてもそのままにしている」という人がいるという実態から「けがをしたときにどのように手当てをしたらよいのだろう。」という課題に取り組みました。まず、様々なけがをした場合にどのように対処していたかをワークシートに書きました。友だちの発表を聞き、「洗う」「すぐに」「冷やす」など、新しい方法に気づいた子もいました。その後、養護教諭が正しい手当の仕方について説明し、実習を行いました。それを通して、「止血は傷口を心臓より上に」「出血多の場合は洗わない」「冷やすのには氷嚢使用」「絆創膏は痛みをやわらげる」など手当の新しいポイントにも気づきました。今日の授業は「子どもたちが考え活動し、理解を深める授業」であったと思います。今日学んだことは使う機会がないほうがいいのですが、いざという時には生かしてほしいと思います。