学校日誌

2022年6月の記事一覧

食育の授業(1年)

 今日は北部給食センターから栄養教諭の先生がおいでになり、1年生に給食の秘密を教えてくださいました。子どもたちは毎日おいしく給食をいただいていますが、どのように作ってくださっているかはわかりません。クイズ形式で ①1日の食数 ②作っておられる方の人数 ③1食で使う材料の量 ④作っている時の服装などについて教えていただき、給食の秘密がだいぶわかってきました。これからは、より一層感謝の気持ちで給食をいただくことと思います。

教室訪問(2年 算数)

 27日、1年生の教室を訪問しました。4月に入学した1年生ですが、勉強の仕方を身つけ集中してめあての解決にとりくんでいました。算数のひき算の単元の学習です。はじめにカードで3-2などの簡単なひき算の復習を行いました。その後、算数博士の依頼『折り紙でチューリップ(黄色折り紙1+緑折り紙1)を作ってほしい』との先生からの投げかけの後、「黄色折り紙は8枚」「緑の折り紙は5枚」という条件を付けくわえると、子どもたちは問題を想像し始め、「合わせてだと13枚かな?」「チューリップは何個つくれるでしょうかな?」などつぶやいていました。

 先生から「黄色い折り紙は緑の折り紙より何枚多いでしょう?」と問題が明らかにされると、「たぶん8ひく5。」「3まいかな。」などとつぶやいています。その後、みんなで式は 8-5 になることを確認しました。「では、8-5をブロックを使って表してみましょう。」との先生の指示で、子どもたちはブロックを取り出し操作を始めました。迷っている子に対し、先生は前の時間に学習した3-2の動かし方を思い出すように働きかけました。みんな集中してブロックを操作しています。そして、自分が考えたことを隣りの友だちと伝え合いました。

 「では、ブロックをどのように動かしたのかな。」と先生が話すと、子どもたちは手を上げ、話し合いが始まりました。

 まずは、ブロックの並べ方です。はじめは横1列に並べました。先生が、「1列の方がわかりやすいかな?」と投げかけると「チューリップを作るから上と下がいいよ。」確かに比べるためには上と下の2列がわかりやすいですね。

 次にブロックのどれを動かすか話し合いました。子どもたちは少し困った顔をしています。そこで先生が「重ねてみよう。」と下の5個のブロック(緑折り紙)を上のブロックに載せました。そうすると、「ああ、わかった。」と子どもたちの顔が一瞬かがや

きました。「さっきは3を動かしていたけれど。」「それは8-3になるんだね。」「だから5をうごかさないとね。」

 最後に大事なのは、動かす方向です。「前の勉強では右に動かしたよ。」「だけど、今日は左に動かすのだね。」

「わかった。」「5を動かして残ったのは3だ。8-5=3。」「自分でももう一回やってみよう。」

 その後、別な問題でも式を立て、ブロックを操作し、答えを求めました。

 今日は文章に書かれていることや立てた式をブロックの動きで表す活動にこだわった授業が行われました。とても大切なことです。そのこだわりがRS(リーディングスキル)や式と事象の一致という算数の本質にかかわる資質・能力をを育てるのだと思います。

 

 

 

 

 

大笹生支援学校との交流(5年)

 今日は5年生が大笹生支援学校の3~6年生の交流学習を行いました。はじめの会の後、グループに分かれての活動です。自己紹介をしたり、リレーゲームをしたりすることで徐々にうちとけてきました。終わりの会では、みんなで『ツバメ』のダンスをしました。大笹生支援学校の皆様、ありがとうございました。

今年もよろしくお願いします(EAA) 環境月間(読み聞かせ)

 今年も外国語の学習にEAAの先生が来てくださいます。今日が今年初めての来校日でした。5年生の教室では、EAAの先生にさまざまなことを英語で質問していました。これから外国語の学習、よろしくお願いします。

 6月は環境月間にあたり、環境保全に対する関心を高め啓発活動を図る月だそうです。それにちなんで学校司書の先生が読み聞かせを昼の放送で行ってくださいました。読んでくださったのはアースホームをテーマに創作に取り組んでいるシム・シメールの絵本「地球の子どもたちへ」です。全ての生命は地球のものというメッセージに子どもたちはどう感じたでしょうか。

学校評議員会(教室訪問)

 今日は学校評議員会が行われました。まず、5名の評議員の方々に、学校経営の方針や1学期の児童の様子を説明させていただきました。その後、各教室の授業を参観いただきました。どの学年も温かな雰囲気の中で、子どもたちが明るく元気に授業に取り組んでいました。最後に評議員の方々に学校経営に貴重なご意見をいただきました。教職員の業務改善・子どもたちの様子・現在と以前の学び方の違い・児童の安全などについて、今後の我々の励みとなるご意見をいただき、今後の学校経営に反映させていただきます。