学校日誌

2021年12月の記事一覧

教室訪問(2年 4年 6年)

 今日も寒かったですが、子どもたちの明るいあいさつが響く気持ちのよい朝でした。1校時の様子です。

 2年生教室では国語「お手紙」の学習をしていました。お話の学習を終え、関連図書の「ふたりはいっしょ」を先生に読んでいただいていました。ガマくんとかえるくんの様々なお話を目を輝かせて聴いていました。きっと、友だちとの信頼関係のあたたかさやぬくもりを感じていたのだと思います。

 4年生教室では算数「分数」の学習をしていました。真分数・仮分数・帯分数の学習のまとめとして、数直線上の量をいろいろな分数で表したり、分数の相互関係の問題を解いたりしていました。問題が終わると自分で答えを確かめ、お互いに教えあったり、先生に聞いたりして確かな力をつけようと頑張っています。

 6年生は体育館で体育「ボール運動ゴール型(サッカー)」に取り組んでいました。今日はゲームです。3分間ですが、男子も女子も激しく動き、チームの勝利目指して頑張っていました。勝ち負け以外にもベスト〇〇プレイヤーを応援している人が選ぶで、プレイヤーも応援者もみんな本気です。1試合目は引き分けでしたが、思わず「ナイスゲーム」と声をかけたくなるような試合ぶりでした。

教室訪問(1年 3年 5年)

 1年生は体育館で跳び箱に取り組んでいました。最初は跳び箱の手前に手をついて跳び箱にまたがります。だんだん恐怖心がなくなるにつれ、奥に手をつくことができるようになってきました。もうすぐ開脚跳びができそうです。

 3年生は理科で磁石や豆電球で学習したことを生かして、おもちゃ作りに取り組んでいました。磁石や電流の性質を使い、子どもらしい工夫を加えた楽しい作品になりそうです。完成後、みんなで遊ぶのが楽しみです。

 5年生は理科室でみょうばんの結晶づくりに取り組んでいました。ミョウバンの水溶液をつくり、ろ過し、種を入れてゆっくりと静かに冷やします。大きくてきれいな形の結晶ができるといいですね。

小春日和の朝です(登校 休み時間)

 吹雪の昨日とはうってかわって、今日は小春日和の暖かな日となりました。昇る日の光を浴びて吾妻山が美しく輝いていました。登校する子どもたちの顔も昨日とは違い、にこやかです。

 休み時間には、久しぶりに外で遊ぶことができました。授業では、2学期のまとめを頑張っているところです。

 

外で遊べない日には

 朝方の雨も子どもたちの登校時には雪へとかわり、まな板山の山頂部分も白くなりました。いよいよ冬本番です。業間時にジャンパーを着て外に出ようとしていた子もいましたが、戻ってきました。なわとびをすることもできません。

 こんな日、子どもたちは図書室にいました。これまで借りていた本を返したり、自分の興味のある本を探したり、気に入った本を借りたりしていました。

 先月は全市で行った「読書ハードル」を通して、子どもたちの読書への関心を高めました。ワークシートで読書に関する様々な課題に挑戦しハードル(ビンゴ)を獲得するのですが、20ハードル以上獲得した子どももいました。その取り組みを通して、11月は読書数もいつもの月より多かったようです。これからは外で遊べない日も多くなります。たくさんの本に触れあい視野を広げたり、考え方を深めたり、心を豊かにしたりしてほしいと願っています。

古関裕而と大笹生の関係(6年 古関裕而記念館見学)

 今日は6年生がこむこむ館と古関裕而記念館の見学に出かけました。古関裕而記念館では、係の人から古関の生い立ちから学生時代、音楽家としての活躍するまでの出来事を詳しく教えていただきました。その中で、古関が指導を受けた山田耕筰の母親の実家は元板倉藩士で大笹生にあったということを知りました。間接的ではありますが、不思議な繋がりの縁を感じました。その他にも、古関が作曲するのに使っていた部屋(再現)には楽器はなくピアノなどを使わず作曲していたこと、作曲数が5000曲にもおよぶ古関は「栄冠は君に輝く」を久しぶりに聴いた時に自分の曲だと思わなかったことなども教えていただきました。その後、古関が使っていたハモンドオルガンを見せていただきました。最後にドラマ「エール」のセットを再現した「バンブー」の中で、館長さんが蓄音機で古関の曲のレコードを聞かせてくださいました。電気を使わずゼンマイで回転し、針で拾った音がそのまま響きます。とても柔らかで温かみのある音でした。見学を通して、子どもたちが福島や大笹生に誇りが持てることがまた一つ増えました。