下川崎小学校日誌

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クラブ活動発表会!

   1年間のクラブ活動の成果を発表する機会と,来年度初めてクラブ活動に参加する3年生に,クラブ活動の目的をとらえ,どんなクラブ活動に入りたいかを考えることができるように,発表会を実施しています。各クラブとも,事前に放送でクラブの良さをアピールしたり,たくさんの人に楽しんでもらうために趣向を凝らしたりと,力を入れて準備をしていました。
 当日は,3年生のたくさんの笑顔と,自分たちのクラブ活動の成果を堂々と発表する4~6年生の姿が見られました。
 もうすぐ6年生は卒業します。後輩に伝統を引き継ぐ会でもありました。

子どもたちが主役の1年!

    12月がやってきました。もうすぐ今年が終わります。ちまたでは,今年も1年を表す漢字一文字は何だろうと話題になっています。本校の昨年度,思い浮かんだ漢字一文字は「歩」でした。ご家庭の皆様や地域の皆様のご協力を得ながら,震災前の教育活動に戻ろうと,一歩一歩,新たな歩みを始めた子どもたちの姿が思い浮かんだからです。
 さて今年はというと,「進」という漢字が思い浮かびました。 学習発表会(全校合唱)
運動会や鼓笛パレード,学習発表会などの行事や,児童会活動に縦割りの活動など,様々な場面で,子どもたちが主役となって進んで活動する姿が思い浮かんだからです。
 特に,ふれあい活動では,お世話になった皆さんを招待し,自分たちの力でもてなそうとしました。手作りの招待状を始め,豚汁作り,会の進行など,進んで心を込め活動する子どもたちの姿は,とても印象に残りました。                      
 また,11月には,浪江小・津島小の児童を本校に招き,楽しい活動を通して,交流することができました。すべてがうまくいくというわけではありませんが,「どうしたら相手が喜んでくれるかなぁ。」「ここを変えればうまくいくぞ。」などと,目的を明確にして活動に取り組む姿もうれしいことでした。
 進んで目標やめあてに向かって活動する子どもたち。それらを考えたとき,思い浮かんだ漢字一文字は「進」でした。ご家庭の皆様や地域の皆様のご協力を得ながら,自分たちの力で進み始めた子どもたち,そして下川崎小学校。このことは子どもたちの心や体を成長させることにつながっていると信じています。
 さて,今年1年,皆さんのご家庭ではどんな漢字一文字が当てはまりそうですか。ぜひ,ご家庭でも考えてみてはいかがでしょうか。団らんのよいきっかけになると思います。

学習発表会等,ご来校ありがとうございました

  福島県では,11月の第一週を「学校へ行こう週間」と位置づけて,保護者の皆様はもちろん,地域の皆様にも学校の様子を見ていただく機会を設けています。さらに,その一環で第一週だけではなく,その期間を中心として,学校に来ていただける機会を設定しております。
 本校でもその趣旨を受けて,皆様に学校に来ていただけるよう,学習発表会やフリー参観などのご案内をしていたところでした。
 今年の学習発表会は,10月31日(土)に実施しました。1年生の開会の言葉に始まり,各学年,今までの学習の成果を生かした発表内容を見ていただくことがねらいであり,国語科や体育科,音楽科などで学んだことを総合的に構成して発表しています。
 当日,子どもたちは大勢の皆様の前で,今までの練習してきた成果を堂々と発表することができました。皆様からの大きな拍手は子どもたちの自信にもつながったことと思います。本校では,このような機会を通して,子どもたちが自信をもって自分の思いを伝えられる力を育てています。また,地域の皆様にもお越しいただけましたこと,とてもありがたく,紙上を借りて御礼申し上げます。
 11月4日(水)~6日(金)は,フリー参観日として,自由に授業を参観していただく機会を設けました。また,6年生は,4日にはアイルランドのシャロンさんと,下川崎の阿部さんをお招きして,外国の文化を学ぶ国際理解学習を行いました。5日には特別非常勤講師である安齋定治さんから,戦争体験についての話をお聞きしました。子どもたちの学びを広げる意味で,多くの皆様にお世話になっています。これからも,様々な方々に教えていただく機会をもてたらと思っています。

異学年の活動を通して思いやりの心を!

 10月9日(金),天候にも恵まれ,今年度の目的地である本宮市白沢のスマイルキッズパークで,「全校遠足」を実施しました。
 秋の季節を感じながら,自然を感じ取ったり,のびのびと体を動かしたりするとともに,公衆道徳やルールを守ったり,集団の中で互いに協力したり助け合ったりすることなどを,楽しい活動を通して学ぶことができるようにと考えて遠足を実施しました。
 活動にあたっては,異学年のグループの縦割り班である「わかたけグループ」で実施しました。事前に,6年生の班長を中心にグループごとに話し合う場を設け,みんなで楽しく遊べるためにはどうすればよいかを相談し,計画を立てて行いました。
 遠足当日,それぞれの班は計画にしたがい,いろんな遊具の場所に行って,互いが協力して楽しみました。班の中のある子がゆれるつり橋で「ああ,こわいよう。」と言っているときに,上級生が「大丈夫だよ。」と言いながら手伝ってくれたり,下級生が迷子にならないように上級生が「こっちだよ。」と教えてくれたりしました。
 ある低学年児童の子は,棒につかまりながら降りてくるところで,「こわいなあ,だいじょうぶかな。」ととまどっていると,上級生が「こうするんだよ。」と教えてくれたり,
別の上級生が下から「おしりもってあげるから。」と言ってあげたりしていました。
 またある子は,最初は不安で一歩を踏み出せないでいましたが,みんなのことを見て,「ぼくやってみる。」と,自分からチャレンジして,できた達成感を味わっていました。
 それぞれが楽しい活動をしながら,互いに楽しさを共有していました。
 全体的に班活動を見てみると,計画どおりに遊んだ班。予定を変更して,臨機応変に遊んだ班。はたまた,別の遊具に遊びに行った子がいて班のみんなを困らせた班等々。様々な活動の様子が見られました。
 担当の教師はその様子を見守り,よかった点を賞賛したり,失敗した点を自分たちで話し合わせたりして,「為すことによって学ぶ」ことの大切さを実感させました。
  こういった経験の積み重ねが,子どもたちの思いやりの心を育てたり,困ったときどうすればよいかをみんなで考えたりする力を育てていくのだと思います。

浪江小・津島小との交流!

 昨年度から始めた浪江小・津島小との交流。今年の一回目は,9月29日,5・6年生が「観劇」のご招待を受けました。
 本校の子どもたちは,浪江小・津島小の子どもたちと一緒に,朝鮮の民話を題材とした劇にふれ,楽しいひとときを過ごすことができました。
 次回は本校が招待する計画を立てています。浪江小・津島小は各学年の児童数が少なく,大勢で活動する楽しさを味わえないことがあります。学年毎や2学年単位で,浪江小・津島小と本校が合同で,合唱をしたり,体育をしたり,あるいは児童集会を行うことなどを考えています。子どもたちの意見を取り入れながら,心が通った交流をしていきたいと思っています。