8:10から、令和2年度の修了式が行われました。校長先生から次のようなお話がありました。
「今年度は、、学校休業日等もあり出席日数が少なかった。しかし、各行事も工夫しながら、限られた時間の中で行い実施することができた。3年生が卒業していない今、みんなが中心となって、この岳陽中を作り上げている。伝統はみんなでつくるもの。この春休みを利用して、自分をもう一度見直し、もう一段高い自分になれるように取り組んでほしい。最後に詩をひとつ。
行為の意味 宮沢 章二
あなたの心はどんな形ですかと、人に聞かれても答えようがない
自分にも、他人にも心は見えない。
けれど、ほんとうに見えないのであろうか。
確かに心はだれにも見えないけれど、心遣いは見えるのだ
それは、人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の思いは見えないけれど、思いやりは見えるだ。
それは、人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が、あたたかい行為になり
やさしい重いが優しい行為になり
『心』も『思い』も、初めて美しく生きる
それは、人が人として生きることだ」
1日(月)に全校生徒で卒業式予行を行いました。今年の卒業証書授与式本番も新型コロナ感染症拡大防止策として、3年生徒とその保護者を中心に、来賓の方もPTA会長のみ、在校生は吹奏楽部と生徒会代表1名の参加としました。卒業式本番を見ることができない在校生徒にとって、卒業式予行は憧れの3年生先輩の晴れの姿を見る最後の機会となりました。在校生にとっては、感謝の思いを伝える最後のチャンスであり、3年生にとっては岳陽中の伝統を引き継いでいってほしい思いを伝える最後のチャンスとなりました。予行とはいえ、緊張感のある、心に響く時間となりました。