学校日誌

2023年7月の記事一覧

がんばったよ 校内水泳記録会(1・2年)

 今日は低学年の水泳記録会が行われました。開会式の後、子どもたちは水中石ひろい 10mビート板自由形 10m自由形 25mビート板自由形 25m自由形 などの競技にチャレンジしました。これまでの体育の授業でつけてきた力を発揮できた子、恐怖心に打ち勝ちながらより高い目標にチャレンジした子、本当に頑張りました。ゴール目指して必死に泳ぐ友だちを応援する姿も立派でした。中には緊張のあまり、これまでつけた力を十分に発揮できなかった子もいたかもしれません。しかし、これまでの練習できっと力はついているはずです。この後もチャレンジし続けてほしいと思います。みんな、とてもよく頑張りました。

学力向上のために③(3年生)

 本校では、多様性を生かした授業実践を通して、自ら学び心豊かにたくましく生きる子供の育成に取り組んでいます。そのために授業の改善についてめています。今日は3年生で外国語活動「I like blue.すきなものをつたえよう」の授業がありました。学習の最終ゴールは、一人一人が自分の好きなものについて自己紹介のプレゼンをすることです。それに向かって学習を進めてきました。

 はじめにウォーミングアップの活動がありました。テンポよく様々な英語での活動に取り組み、英語の話す聞くの技能を高めます。子どもたちは、楽しく英語の世界に入っていきました。

 次に映像を見ながら、登場人物の好きなものを予想し、Do you like~? Yes ~ No~の表現に慣れていきます。タブレットの中のワークシートを使って学習を進めますが、機器をしっかりと使いこなすことができていました。映像で答えを確かめると予想が当たった子はとても嬉しそうでした。

 次は学んだ表現を使って、いよいよ友だちと好みをたずね合います。たずねることをはっきりさせるため、再び予想のワークシートを使いました。子どもたちはペアになったことコミュニケーションを取り、相手の好みを確かめることができました。

 1回目の活動の後、素晴らしいコミュニケーションがとれていたペアの対話をみんなで見てよさについて話し合いました。すると、①スムーズである。②クリアーボイス(声が大きい)。 ③速さがゆっくりである。④(表情が)スマイル。⑤アイコンタクトなど がコミュニケーションで大切なことに子どもたちは気づきました。大切なことをみんなで確かめた後、2回目の活動を行いました。すると、どのペアもしっかりアイコンタクトをとり、クリアーボイスで1回目よりスムーズなコミュニケーションがとれるようになっていました。

 最後の振り返りでは、「笑顔で話せた。友だちの意外なところを見つけられた。外国に行ったときに、話してみたい。」「うまくできた。これからも英語でインタビューしてみたい。」「友だちのことを知っていたと思ったが、そうではなかった。」などの発表がありました。英語によるコミュニケーションでお互いのことをより深く知ることができたようです。

 

悲しいお別れ

 昨日は悲しいお別れの日でした。本校に5年間来てくださったALTの先生の最後の勤務日でした。6年生が1年生の時に初めて本校においでになり、雨の日も風の日も雪の日も自転車で通ってくださいました。英語の活動を分かりやすく楽しく教えていただいただけでなく、イギリスのことやほかの国のことも教えてくださいました。子どもたちと一緒に遊んだり掃除をしたりしてくださいました。本当に子どもたちはALTの先生が大好きでした。

 ALTの先生、ありがとうございました。新しいステージでの活躍をお祈りしています。

 今朝の様子です。まさに夏の朝。子どもたちは汗をかきながら登校してきました。学校周辺の植物もどんどん成長しています。1年生が育てている朝顔、色とりどりの花を咲かせていました。3年生が育てているヒマワリ、青空に向かって大きな花を咲かせていました。梅雨が明ければ夏本番です。

ありがとうの実

 本校の昇降口にはありがとうの木があります。そこにはありがとうの実がたくさんなっています。ありがとうの実を一つ一つ見てみると、「いつも元気よくあいさつしてくれてありがとう。」「委員会の仕事で機械のそうさとか教えてくれてありがとう。」など友だちへの感謝の気持ちが、「いつもみんながけがをした時に、ばんそうこうなどをはってくれてありがとうございます。」「いつもおぼんを洗ってくれてありがとうございます。」など教職員への感謝の言葉が書かれていました。たくさんのありがとうの実を見ると心が温かくなります。もっともっと実が増えるといいですね。すてきな木や実を企画してくれた放送委員会のみなさん、ありがとう。

 

授業参観・懇談会・PTA教養講座

 昨日は本校で授業参観・懇談会・PTA教養講座が行われました。

 授業参観では、1学期成長した子どもたちの姿を見ていただけたのではないかと思います。

 懇談会では、1学期の子どもたちの成長やがんばり、今後の課題や夏休みの過ごし方について話し合われました。

 PTA教養講座では、講師の先生をお招きし、リボンポニーフックの制作に取り組みました。材料を丁寧に準備してくださり、分かりやすく説明していただき、参加した方はみんな作品を完成させることができました。作品制作に取り組みながら楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

長生きしてね(3・4年) ふくしまっ子未来トーク(6年)

 昨晩は満月を過ぎた月が赤い光を放ちながら南を空を登ってきました。美しい月夜の晩でした。

 さて、七夕が近づいてきました。月が明るいので天の川を見ることは難しいかもしれませんが、月の出までの時間、天気がよければ、織姫星 彦星 天の川を見ることができるでしょう。

 本校でも4学年担任が近所の方から笹竹をいただいてきて、朝の時間に3・4年生が七夕飾りを作っていました。3年生の願い事に「長生きしてね。」と書いてあったのを見つけ、「先生のこと?」と聞きますと「違います。生愛会の人にです。」と答えが返ってきました。子どもたちは地域のグループホームに入所されてる皆さんに贈るために、心をこめて七夕飾りをつくっていたのでした。3年生教室でも七夕飾りをつくっていました。「みんなの願いが叶いますように。」と書かれた短冊を見つけました。子どもたちの優しい心に触れ、心が温かくなった朝でした。

 また本日は、ふくしまっ子未来トークがオンラインで行われています。市内の6年生が参加し、福島の未来について市長さんに質問をします。はじめに教育長さんと市長さんからあいさつがありました。その後、代表の6年生の質問が始まりました。最初の質問は福島の人口減少に関連し、多くの人に福島に来てもらうためにどのように魅力を発信するのかという内容でした。市長さんは丁寧に分かりやすく答えてくださり、子どもたちは真剣に画面を見つめていました。

学力向上のため②(1年生)

 学校では子どもたちの学力向上のため、よりよい授業を目指して授業改善に努めています。本日は1年生の国語の授業の様子をお伝えします。「どうやってみをまもるのかな」の学習です。きょうはスカンクが身を守る方法を文章から読み取ることが目標でした。段落ごとに色のシールを貼っていきます。それを手がかりにスカンクのおしりを確かめました。

       

 次におしりからだすくさいしるについて、話し合いました。「しるって何?どんなもの?」の先生の問いに「水みたいなもの」「お味噌汁」「透明なもの」「水筒の中の水」「しょうゆ」「なにかにつけるもの」と生活に結び付け、しるのイメージを広げていきます。そこで先生は「水ではないけどみずっぽいものだよね。味噌汁って?」と返すと「味噌が入っている。」と子どもたち。さらに先生は「そう、味がついていたりするようね。」「色やにおいも・・。」としるのイメージを深めていきます。「しる」という言葉にこだわり、そのイメージを広げ深めた場面でした。

 その後、話し合いは「スカンクはくさいしるをつかってどうやって身を守るの?」に移りました。黄色のシールを目印に読み取り、「しるをとばしてさかだちする」「くさいしるをとばして」「さかだちしてにげなかったらくさいしるをとばす」などそれぞれが読み取ったことを話しました。「さかだちをやめて・・・」という意見が出たとき、「新しいことが出てきたね。」と先生が驚いた表情で返しました。それをきっかけに子どもたちは時系列で事の経過を「さかだちをし」「おどかし」「にげなかったら」「さかだちをやめ」「くさいしるをとばす」と整理していきました。そして、動作化をしてどのようにスカンクが身を守るかを確かにイメージすることができました。

 入学して3か月の1年生。自分の読み取りや考えをしっかり持ち、表現し、話し合いで読みを確かなものにしていく姿にすばらしさを感じました。

連接異校種研修

 30日は連接異校種研修で、信陵中学校の先生が本校においでになり、授業を参観したり、授業にT2として入ったりしてくださいました。本事業は、幼稚園・保育園から小学校、小学校から中学校へ進む子どもたちのハードルをなるべく低くするために行われています。6年生も中学校の社会の先生から福島の遺跡の話を聴き、中学校を少し身近に感じられたのではないかと思います。この後も笹谷幼稚園の先生との研修が予定されています。9年間+1~3年間、つながった教育ができるように異校種間で連携を深めてまいります。