杉妻小学校日誌

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学校の再開!! 

 地震の影響により2日に渡り臨時休業となりましたが、今日、学校を再開することができました。

 子どもがいてこその学校です。下記にある『学校だより「繋ぐ」』のとおり、何とか児童を学校に迎え入れようと、教職員全員で力と心を合わせ復旧作業に取り組みました。そして、たくさんの皆様に支援をいただき本日を迎えることがきました。久しぶりに校舎に響き渡る児童の声は、教職員の喜びです。

【学校だより「繋ぐ」】

R3.02.17 3.11から10年目の年に.pdf

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 クリックしてお読みください

 

 お昼休みの時間、ある子に「せんせー、なんだか学校がきれいになってるぅー」と言葉をかけられた先生がいます。とてもうれしくなって、そのときの様子を職員室にいた職員に語って聞かせていました。昨日まで復旧にかけた苦労が、この言葉だけで吹き飛んだようです( ^ω^)・・・

 下の写真は、3時限目の様子です

1年生は体育館でダンス

特別支援学級では国語科の学習

2年生は、しばらくぶりに鍵盤ハーモニカを使っての音楽科

3年生は学級活動で安全についての学習

4年生は国語科の学習

5年生は外国語科でタブレットを使っての学習

6年生は、家庭科の学習

 まもなく大震災から10年を迎えようとするこのとき、地震の怖さと忘れてはいけない日常の幸せを改めて考えることができました。

 来週、6年生では講師をお迎えして「震災に関する特別授業」を予定しています。

 

学校再開のお知らせ

臨時休業を解除し、明日より学校を再開いたします。

下記についてよろしくお願いします。

1 17日(水)の予定で通常時刻の登下校です。下校時刻は予定表を確認してください。

2 学習内容は17日の予定のとおりです。

3 今週末まで給食はありません。お弁当の準備をお願いします。

4 今週は、一日分の飲み水を入れて水筒を持たせてください。

5 通学路の危険箇所には近付かないように注意の言葉をかけてください。

6 水漏れのあった教室は移動しています。

  特別支援学級は全員すぎのめ2組教室です。

  2年3組は、すぎのめ1組教室です。

  6年4組は、1階会議室です。

7 6年生の卒業アルバム写真撮影は、22日(月)に延期です。

 

 連絡がおそくなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。

読み聞かせ ごちそう感が2倍?

    今日のもぐもぐタイムの読み聞かせは、グリム童話の「きんのがちょう」です。

 グリム兄弟は、ドイツの周辺の各地方から伝承を集めて本にしたとのこと。グリム童話の本当の名前は『子どもと家庭のメルヒェン集』そして、もともとグリム童話のオリジナルには挿絵が無かったそうです。ストーリーも語り継がれてきたたものなので、語り手や聞き手がイメージを好き勝手に思い浮かべやすく、読み聞かせには、とても適したお話なのかもしれません。

    調べてみると、印刷技術が発展し童話の価値が再発見されていく時代の流れとともに、グリム童話にもたくさんの挿絵が施されてきたとのこと。挿絵画家のイメージが時代の流行を取り入れて、美化されたり誇張されたりして、たくさんの絵本になったのでしょう。現代の私たちにとっては、ディズニーの描く『白雪姫』や『ラプンツェル』がおなじみかもしれませんが、もともとはグリム童話です。

 また、今日の読み聞かせから児童の図書の世界が深まることを期待しています。

おいしい給食(今日のメインは「カレーうどん」)を食べながらの読み聞かせは、ごちそうが倍になったようです( ^ω^)・・・

 

メタちゃん リリちゃん 登場!!

杉妻小学校のシンボル キャラクターが決定!!

児童会の企画運営員会が、全校児童にシンボルキャラクターとデザインの募集をしました。

そして、先日そのキャラクターが決まりました。

メタセコイア の メタちゃん 

ひまわり の リリちゃん

これからこのふたり?には、学校でのいろいろな場面で活躍していただきます。

こうご期待!!

 

 

 

やさしい鬼もいますよ・・・本をよみたいこどもに

水曜日の「もくもくタイム」は読み聞かせ・・・今回の本は、以前、国語の教科書にもあった名作『おにたのぼうし』。あまんきみこさんの作品です。

 どの家からも豆まきの声が聞こえてくる、節分の夜。行き場をなくした鬼の子のおにたは、角隠しの麦わら帽子をかぶり、雪の中を歩いていきます。豆まきをしていない家を見つけて中に入ると、そこには病気のお母さんと、看病をする女の子が住んでいました。

 おにたは女の子を喜ばせようとします。でも、そのままハッピーエンドとはいかないのが、この作品の切なさです。おにたは、この女の子となら友だちになれると思ったのかもしれません。一方の女の子は、お母さんの病気を悪化させないためにも、邪気払いの豆まきがしたかっただけ。けっして悪気はないのですが、ふと女の子が発した言葉で・・・・・思いのすれ違いを考えさせられる物語です。

 最近は、強く退治したい鬼に注目が集まっていますが、この作品のようにやさしい鬼のお話も聞くと、子どもたちの心は、もっと豊かになるかもしれませんね。

 あまんさんのほかにも、浜田廣介さんの「泣いた赤鬼」の作品にも、やさしい青鬼が出てきましたね・・・(´;ω;`)ウッ…泣きたいときは、こちらの鬼のお話がいいかもしれません。

読み聞かせから、児童の本の世界への興味と関心が広がることを心から期待しています。

( ,,`・ω・´)ンンン?

読み聞かせ以外にも、本校の図書館は、楽しいことがありそうですョ

 

 

今日の「もくもくタイム」

・・・りっちゃんはお母さんが病気になってしまったので、なにかいいことをしてあげたいと考えます。そこで、美味しいサラダを作ることにしました。きゅうり、きゃべつ、とまと、をお皿に乗せたところで、ねこ、いぬ、すずめ、あり、うまが次々とやってきて、サラダ作りのアドバイス。北極からは白熊の電報が届き、最後にはぞうが飛行機に乗って登場します。みんなが手伝ってくれたおかげで、美味しいサラダの出来上がり。りっちゃんのお母さんはそのサラダを食べてたちまち元気になりました。(福音館書店「サラダでげんき」から)

今日の「もくもくタイム」は、りっちゃんサラダ、サツマイモカレー、ミニトマト、牛乳

多くの児童がとても楽しみにしていたメニューでした。

児童の食べている様子を見ていると

とっても美味しそうにたくさんほおばっていたり、周囲より早く食べ終わってもっと食べたそうにしたりと、今日のメニューに対する思いが伝わってきました。

そういえば・・・今日は金曜日、カレーの日でもありましたね。

サツマイモの入ったカレーは辛さと甘さがまじって、とてもおいしかったです。

 

 

 

児童も教師も目と耳を傾けて・・・

水曜日の給食の時間は、読み聞かせです。
「もくもく(黙々)タイム」に、児童は黒板の上にあるスピーカーから流れてくるお話に耳を傾けています。
今日のお話には、鬼が出できました・・・そういえば来週は節分( ,,`・ω・´)ンンン?

さて、職員室でも先生たちがPC画面に向かって何やらしています・・・


実は、例年は会場に集まって、優れた研究実践を見たり聞いたりする研修会があるのですが、今年度はオンライン開催です。Web上で発表する先生の説明に、先生たちもメモを取りながら聞いています。
他校の先生方の優れた手法を取り入れ、それぞれ自分の指導技術の向上につなげることを目指しています。

学び続けようとする教師の姿が、学ぼうとする子供の心にも映るといいなぁ( ^ω^)・・・と思いました。

 

心の栄養もつく給食

「読み聞かせ」とは、絵本や物語を声に出して読んであげることです。

本の世界の楽しさを伝え、児童と本を結びつける、最もシンプルで効果的な方法が「読み聞かせ」ですね。

 昨日のことになりますが、図書ボランティアが、給食の時間に全校放送による、読み聞かせをしてくださいました。干支の動物にまつわるお話です。ここずっと給食は感染予防のため「黙々(もくもく)タイム」

そんな中で、放送から聞こえてくるお話は、児童の心にもよく届いたようです。

 来週の水曜日も予定されています。心の栄養もつく給食の時間になるなぁ( ^ω^)・・・と思いました。

 

教育活動の思索・・・

『危機の時代、先の見えない時代において、ほんとうに必要とされ、ほんとうに信じられる知性・教養とはなにか?それは、視界の悪い濃霧の中でも道を見失われずにいる「方向感覚」のこと。複雑性の増大に耐える知力体力をもち、迷ってもそこに根を下ろしなおすことのできる言葉と出会う・・・』

せんだいメディアパーク館長で、哲学者の鷲田清一氏の著書からの引用です。

唐突に冒頭に書くことではないかな・・・とは、思いましたが、我々教員も含めた今の大人がほんとうに求められていることは、これかもしれないと考えて載せました。

現在、新型コロナウィルス感染拡大が止まらず、学校でも感染リスクを限りなく少なくするということから、児童が近距離で活動したり、接触を伴ったりする学習は停止しています。

我々教員は、保護者の皆様から大切な児童をあずかっています。それを常に意識して、学びを止めないこと。そして、できる限りの教育活動をどのように取り組むか思索が続いています。

視界の悪い濃霧の中でも方向を見失わずに進めていきたいと思います。

 

再び動き出しました

火曜日から学校が再開しました。
マスク姿ですが、元気な声で「おはようございます」と校舎に入ってくる児童の姿で
やはり「学校は子供が主役」という思いが強く戻ってきます。

児童が、教室に入ると、真っ先に目にする担任の先生からの黒板メッセージ。


すでに時間が過ぎて、消えてしまいましたが、担任の先生方から児童に向けての期待や喜び、励ましと勇気を奮い起こすメッセージが記されていました。
そして、言葉の脇には挿絵のある教室もありました。
オリジナルの芸術性のある絵
かわいらしく親しみのある絵
漫画の主人公をモチーフにした絵

それぞれ、担任の個性を発揮していると感じました。
言葉に加えて挿絵があると、より児童の意欲を高めたり、リラックス効果をもたらしたりするようです。

 校舎北面4Fには、校長先生の絵も( ^ω^)・・・

上の写真は、第3学期、2日目の教室です・・・

これからも、担任の思いのごとく、児童一人一人の学校生活が充実してほしいと願っています。

 

新年の第3学期も強く励まします!!

令和2年も最後の日になりました。

児童のいない校舎は、ひっそりと静かに新たな年を迎えようとしています。

校舎4階の窓に掲げられた「2ndチャレンジ」

校長先生が、第2学期の始まりに杉妻小児童に『自ら動き出す子どもへなってほしい』と期待したメッセージでした。

両脇には、日本中を席巻している「鬼滅の刃」のキャラクターもあります。(校長先生自ら夏休み中に描きましたニヒヒ)

この「鬼滅の刃」映画主題歌も、令和2年のレコード大賞になりましたね。

なぜこんなにも、広く人の心をひき付けるのか?

魅力を感じるところは人それぞれ違うのでしょうが、作中のセリフにも強く心を打つ言葉があると思いました。

 

柱の煉獄杏寿郎が、主人公である竈門炭治郎たちに向けた最後の言葉です。

 

『胸を張って生きろ』

『己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと』

『心を燃やせ歯を喰いしばって前を向け』

『君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない』

『共に寄り添って悲しんではくれない』

・・・

『・・・少年 もっともっと成長しろ』

・・・

『俺は信じる 君たちを信じる』

・・・

心を奮い立たせる勇気を願うとても強い励ましの言葉です。

 

コロナ禍にある現状だからか、広く人の心に迫るのかもしれませんね。

さて、大晦日、真っ白に映えている「杉妻小学校」です。

 「2ndチャレンジ」から、新年の第3学期は、どんな「3nd〇〇〇〇〇」になるのでしょう?

 

さらなる子どもたちの成長を願い、新年もまた強く励ましていきます( ^ω^)・・・ 

第2学期終業式

「ぼくが2学期にがんばったことは、3つあります。一つ目は、うんていです。さいしょは、ぜんぜん前にすすめなかったけど、毎日、休み時間に一生けんめいれんしゅうして、やっとできるようになりました。二つ目は・・・」

「2学期に裏磐梯や荒川に見学学習に出かけ、メモを取る機会がたくさんありました。・・・メモの取り方どんどん早くなって、ノートにぎっちり記すことができるようになりました。自分でメモを見返してみると、成長したなぁと思います。・・・」

「・・・私たち6年生は、3学期が小学校で過ごす最後の学期です。残り3か月、くいのないように毎日生活していきたいです。」

1日早くなりましたが、全校放送による第2学期の終業式です。

2.4.6年生の代表児童が今学期の反省と3学期の目標を発表しました。冒頭の言葉は、その一部を抜粋したものです。

校長先生からも

「・・・皆さんが成長できた2学期、たくさん失敗もあったと思いますが、その失敗から次にチャレンジできたこと、それまでとは違う自分に変わることができたことを誇りに思ってください。・・・」

といったお話がありました。教室を回ると、どの教室でもそのお話に真剣に耳を傾けて聴いていました。

85日間の2学期は、新型コロナウィルス感染予防に努めながら、運動会、校外学習、宿泊学習、修学旅行なども実施できました。朝のあいさつ運動、落ち葉履きボランティアなども頑張ることができました。

 黒板に児童一人一人、2学期の思いが記されている学級もありました。

 

校長室前の「あすつなドア」にも、輝く児童の姿が増えています。

年末年始の休みは、コロナ感染対策を家族と一緒に考えて行動し、3学期を気持ちよくスタートできることを心から願っています。

 

雪とけて 〇いっぱいの 子どもかな

「雪とけて」この言葉は、春の季語ですが

昼休みの校庭の様子は、まさしく一茶の句のように見えました。

渋滞に遭ったり、雪かきに疲れたりと大人には、少し恨めしい大雪になりましたが

児童にとっては、楽しく遊べる雪となっていました。

「あさあけ」「黄落」「あそぶ」・・・

日本語で夜明けを意味することばはいくつかあります。
シンプルなのはそのまま「よあけ」
ほかに「あけぼの」これは「夜がほのぼのと明ける時」を意味するそうです。
でも、下のような今朝の風景は、「あさあけ」という言葉があいそうですね。

12月も中旬に入りました。
学校のイチョウの木は、すっかり葉がなくなっています。

「黄落(こうらく)」という言葉は、イチョウの葉が落ちることにぴったりですね。

次第に寒さは厳しくなっていますが、昼休みになるとたくさんの児童が校庭で遊びまわっています。


元気に動き回る子どもの姿は、大人に元気をもたらしてくれます。

子どもにあう言葉は、やはり「あそぶ」かなぁ( ^ω^)・・・

 

我に支点を与えよ。されば地球も動かさん。

「我に支点を与えよ。されば地球も動かさん」
てこの原理を発見したアルキメデスの名言です。
十分に丈夫で長い棒と支点があったら,地球のような重いものでも動かすことができる・・・
ということでしょうか。

できるの? ( ,,`・ω・´)ンンン?

さて、今日は6年生が理科の学習で「てこ」に関する実験をしていました。

どうなるのかな?
予想して,実験でそれを確かめるよう。
予想と合っていたかな? 違っていたかな?
それはどうしてかな?

予想して実験で確かめてまた考える。
この繰り返しが科学的な思考を養いますね。

「・・・おおおっ 10Kgが指1本で持ち上がったぞ!!( ^ω^)・・・」

読解力をどのように鍛えるか

 先週の11月22日(日)郡山のビッグパレットふくしまで「リーディングスキルフォーラムふくしま2020」が開催されるなど、「読解力をどのように鍛えるか」という指導方法が着目されています。本校でも先日、福島大学の先生による国語科の授業があり、本日、それを追試する授業に取り組みました。

 児童は、同じ事象でも言葉の違いにより書き手の意図が違うことを深く考えていました。

 日本語のルールに従って「正しく教科書を読む」「正しく文章を理解する」「書き手の意図を理解する」など、読解力を鍛えることは、学び続けるために非常に重要な基礎です。

 読解力を高める具体的な指導方法について、我々教師も日々学んでいます。

Unit 6 Let's think about our food.

6年生が英語で、食事、食材、果物、野菜などに関する語句や表現を学習していました。

大文字・小文字も使って文を書いています。

英語が教科になり、5.6年生では「読むこと」「書くこと」にも焦点を当てています。

児童は誰のためにどんなカレーをつくりたいか、考えながら英文を書いています。

「カレー」のスペルは・・・

ジャガイモを入れようかな・・・

お母さんのためのカレーにしようかな・・・

こだわりの食材の産地は・・・

例文を参考に、正しい英単語に気を付けて、基本的な表現を学んでいました。