本校では学力向上のため、授業を1番大切にしています。13日は4学年の学級活動の授業研究が行われました。話し合いのテーマは、「一緒に行うお楽しみ会と誕生会の内容を話し合いで決めよう。」でした。これまで、計画委員を中心に事前の準備や周知をしてきました。多数決ではなく話し合いで意思決定をしようというめあてを確認し、話し合いがスタートしました。
はじめにお楽しみ会の内容について話し合いを進めました。「係の仕事でお笑いなどやる。」「室内での遊び」「椅子取りゲーム」「震源地」「宝探し」などの意見が出されました。それぞれ自分の意見の根拠を述べたり、全員が楽しむという視点からの意見があったり、全員のことを考えた話し合いが進められました。友だちの意見を認め、それに対する意見を近くの友だちと交わしているのが印象的でした。話し合いが進むにつれて、合意形成がはかられていきました。
続いて、誕生会の内容について話し合いました。「プレゼントを渡す。」「係で楽しめることをする。」「お誕生日になった人がやりたいことを決める。」「伝言ゲーム」などの意見が出されました。「伝言ゲーム」には、「ジェスチャーで伝えてはどうか。」や「間違った人を責めないルールを作ろう。」などの意見が付け足され、子どもたちはウエルビーイングの考えに基づいて話し合いをしていることを感じました。
話し合いが終わり、決まったことをみんなで確認し、最後に振り返りをしました。子どもたちは一生懸命考え、意見を述べ、他の意見をしっかり聞き、みんなが楽しめる会になるよう合意形成を図ろうとしていました。その姿に成長を感じます。
14日は高学年の水泳記録会が行われました。一人一人が自分のめあてをもち、自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライなどの種目にチャレンジしました。特に6年生は最後の水泳記録会でしたが、力強い泳ぎを見せてくれました。
これで今年度の水泳記録会が全学年終わりましたが、水に慣れることや泳ぎのスキルを身につけるだけでなく、めあてをもってそれにチャレンジする体験はどの学年の子どもにとっても大切な経験だったと思います。本当によく頑張りました。
13日は中学年の水泳記録会が行われました。開会式で代表の子どものめあての発表がありました。その後、それぞれの種目に(泳法は自由形・平泳ぎ・バタフライ・メドレー・ビート板 距離は25・50・100m)に取り組みました。青空の下、自分のめあてに向かって一生懸命にチャレンジする姿は立派でした。
今日は低学年の水泳記録会が行われました。開会式の後、子どもたちは水中石ひろい 10mビート板自由形 10m自由形 25mビート板自由形 25m自由形 などの競技にチャレンジしました。これまでの体育の授業でつけてきた力を発揮できた子、恐怖心に打ち勝ちながらより高い目標にチャレンジした子、本当に頑張りました。ゴール目指して必死に泳ぐ友だちを応援する姿も立派でした。中には緊張のあまり、これまでつけた力を十分に発揮できなかった子もいたかもしれません。しかし、これまでの練習できっと力はついているはずです。この後もチャレンジし続けてほしいと思います。みんな、とてもよく頑張りました。
本校では、多様性を生かした授業実践を通して、自ら学び心豊かにたくましく生きる子供の育成に取り組んでいます。そのために授業の改善についてめています。今日は3年生で外国語活動「I like blue.すきなものをつたえよう」の授業がありました。学習の最終ゴールは、一人一人が自分の好きなものについて自己紹介のプレゼンをすることです。それに向かって学習を進めてきました。
はじめにウォーミングアップの活動がありました。テンポよく様々な英語での活動に取り組み、英語の話す聞くの技能を高めます。子どもたちは、楽しく英語の世界に入っていきました。
次に映像を見ながら、登場人物の好きなものを予想し、Do you like~? Yes ~ No~の表現に慣れていきます。タブレットの中のワークシートを使って学習を進めますが、機器をしっかりと使いこなすことができていました。映像で答えを確かめると予想が当たった子はとても嬉しそうでした。
次は学んだ表現を使って、いよいよ友だちと好みをたずね合います。たずねることをはっきりさせるため、再び予想のワークシートを使いました。子どもたちはペアになったことコミュニケーションを取り、相手の好みを確かめることができました。
1回目の活動の後、素晴らしいコミュニケーションがとれていたペアの対話をみんなで見てよさについて話し合いました。すると、①スムーズである。②クリアーボイス(声が大きい)。 ③速さがゆっくりである。④(表情が)スマイル。⑤アイコンタクトなど がコミュニケーションで大切なことに子どもたちは気づきました。大切なことをみんなで確かめた後、2回目の活動を行いました。すると、どのペアもしっかりアイコンタクトをとり、クリアーボイスで1回目よりスムーズなコミュニケーションがとれるようになっていました。
最後の振り返りでは、「笑顔で話せた。友だちの意外なところを見つけられた。外国に行ったときに、話してみたい。」「うまくできた。これからも英語でインタビューしてみたい。」「友だちのことを知っていたと思ったが、そうではなかった。」などの発表がありました。英語によるコミュニケーションでお互いのことをより深く知ることができたようです。
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